転職のことは誰に相談すればいい?転職活動の悩み相談できる場所6つ
[最終更新日]2024/07/30
これから初めての転職活動を始めようと思っている人で、以下のような疑問を持っている人はいませんか?
「そもそも何から始めたらいいんだろう?」
「今が本当に転職すべきタイミングなのかな?」
「自分に向いてる仕事が分からない…」
転職を始めるきっかけやタイミング、転職にあたって抱える悩みは人それぞれです。ネットで調べたり、ノウハウ本を読んだりしても、自分にとって本当に必要な情報が得られるとは限りません。
この記事を読んでわかること
目次
1)そもそも、転職相談をすることにどんなメリットがある?
転職を考え始めていること、転職活動を始めようとしていることについて、誰かに打ち明けるのは少々勇気が要ることかもしれません。
本心では「転職したい」という気持ちを抱えながら、一人で悩んでしまう人も多いでしょう。
では、転職について思い切って人に相談したとして、どのようなメリットを得られるのでしょうか。
一人で悩んでいる場合と比べて、人に相談することで得られる可能性の高いメリットについて見ていきましょう。
相談相手から「安心」と「客観性」を得られると、迷いのない判断がしやすくなる
人は、誰かに話を聞いてもらったりちょっとした励まし・アドバイスをもらえるだけで、気持ちが楽になるものです。転職活動においても、相談相手がいることで迷いのない判断ができる可能性が高まります。
転職活動は、総じてストレスがかかりやすいものです。
楽しいはずの場所にいても、ふと「これからどうやって働いていこうか」や「転職するのは間違った判断かもしれない」などといった考えが浮かんできてしまい、心からその場を楽しめない人もいるかもしれません。
また、転職活動が長引くほど「つらい時間を少しでも早く終わらせたい」ことを目的に、内定をもらった企業へとりあえず入社してしまう、といった事態にも繋がりかねません。
「自分にとって、よい仕事・よい環境」を求めて転職活動を始めたのに、結果として入社後にミスマッチを感じてしまうのでは本末転倒です。
こうした事態を避けるには、一人で抱え込むのではなく、誰かに相談し励ましやアドバイスをもらうことが大切です。
「安心感」と「客観的な意見」の、どちらを相談相手から求めるか
ここでさらに意識しておきたいのは、相談相手として「安心感」を与えてくれる存在と、「客観性」を与えてくれる存在のそれぞれを確保しておくことです。
「安心感」を与えてくれる相談相手としては、たとえば家族やパートナー、親しい友人・知人などが挙げられるでしょう。
つらい時に「あなたは大丈夫だよ」と優しい言葉をかけてくれる存在がいることで、転職活動のストレスは軽減されるはずです。
また、友人・知人が意外にも転職を経験していたり、自分と同じように転職を検討していたりといった場合、「悩んでいるのは自分だけじゃない」と気持ちが楽になることもあるでしょう。
しかし、このように「優しい意見」だけをもらうのは注意も必要です。
転職における考え方や企業選びのポイントなどについて、自分では気づかなかったような「客観的な示唆」を与えてくれる存在も転職を成功させるうえでは重要だからです。
「客観性」を与えてくれる存在相手としては、転職市場に詳しい「転職エージェント」などが挙げられます。
このように「安心感」と「客観性」の両方を得られる相談相手を持つことで、後悔のない転職につながる可能性は高まります。
転職相談することで「ポジティブな転職」が実現しやすくなる
転職成功のための重要なポイントの1つとして「ポジティブな動機で転職する」ことが挙げられます。
たとえば、あなたの転職動機が「現職は残業時間が多いから」「職場の人間関係に疲れてしまったから」などのネガティブなものであったとします。
このように「現状の不満点を解決する」ことを動機にしてしまうと、結果的に「その場しのぎの転職」にしかならない可能性があります。
また、求人企業としても転職者に求めるのは「これからどんな活躍をしてくれるのか」といった、「その後」の姿について期待できるかが重要なはずです。
「今後の理想とする働き方」へ目を向けられるかどうかが重要
とはいえ、転職を検討している人で「ネガティブな動機」がきっかけである人は少なくないでしょう。
ここで伝えたいのは「ネガティブな動機を無理やりポジティブに変換する」ということではありません。
ネガティブな動機であったとしても、そこにプラスして「今後の理想とする働き方」へ目を向けられるかどうかが重要なのです。
人に相談する大きなメリットの1つがここにあります。
自分一人で考えていると、「単に自分は今の仕事から逃げたいだけなのかもしれない」と気づくのは容易ではありません。
しかし、自分の視野の範囲では見えていなかったことを、異なる立場・視点からアドバイスしてもらうことで、自分の認識を改めるきっかけになります。
人に相談することで、「今の仕事のここが嫌だ」→「だからこそ、転職でそれを解決し、こんな働き方を実現したい」といったポジティブな動機を得られやすくなるのです。
転職先の業界や企業の実情について、理解を深められる
相談する相手が転職エージェントなどのプロであれば、転職を希望する業界や応募を検討している企業について、一般人では知り得ないような詳しい事情を教えてもらえることがあります。
それもそのはずで、転職エージェントのキャリアアドバイザーは日頃から企業情報を収集し、場合によっては企業の採用担当者と直接話して情報を仕入れているのです。
求人票には書かれていない事柄や、人材募集に至った経緯など、希少性の高い情報を持っていることもあります。
また、転職を検討している業界・職種で勤務している友人や知人がいれば、その業界の内情を入社前に知れる場合もあります。
働く上での環境や人間関係、職場の雰囲気といった社内の実態については入社してみないと分からないことも多いものですが、前もって情報を得ておくことによって入社後のミスマッチを抑える効果も期待できます。
転職相談におすすめの、全国対応の転職エージェント
サービス名 | マイナビエージェント |
JACリクルートメント |
キャリアスタート |
doda |
リクルートエージェント |
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メリット |
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デメリット |
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公開求人数 | 約6.1万件 | 約1.3万件 | 非公開 | 約25万件 | 約42万件 |
得意業界/職種 | ◎全業界 | ◎全業界 | 営業職、管理部門(事務職・総務・人事など)、Webエンジニア、インフラエンジニア、販売・サービス | ◎全業界 | ◎全業界 |
対象年代 | ◎全年代 | ◎全年代 | 20代 | ◎全年代 | ◎全年代 |
対象地域 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 |
おすすめの人 |
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公式サイト |
表内の求人数は2024年7月時点のものです。
2)転職について相談できる6つの場所
「転職について相談するメリットは分かったけれど、実際どこで誰に相談したらいいのだろう?」と感じている人もいるかもしれません。実は転職について相談できる場所は意外にもたくさんあるのです。
ここでは次に挙げる6つの場所を紹介します。
転職について相談できる6つの場所
それぞれ、順を追って見ていきましょう。
身近な知人・友人・家族
まずは、身近な知人・友人・家族など、信頼できる相手に相談するのが最も手軽で確実です。
あなたのことをよく知っている相手なら、今のあなたが転職すべきかどうか、これまでの付き合いや仕事ぶりを踏まえてアドバイスしてくれるでしょう。
また、あなたのことを本当に心配して親身になってくれたり、まるで自分のことのように真剣に考えてくれたりする人もいるかもしれません。
一方で、身近な人だからこそ生じるデメリットもあります。
とくに家族の場合、パートナーの転職は生活環境が変化することを意味します。
勤務時間や勤務地、収入といった条件が変わり、場合によっては現状よりも悪くなるリスクを踏まえて「転職するのは反対」と言われてしまう可能性もあります。
「嫁ブロック」という言葉が登場するなど、パートナーに理解を得られなかったことで転職を断念する人は決して少なくありません。身近な人に相談するのであれば、理解を求める努力も必要になります。
仕事の同僚や上司
同じ職場で働く同僚や上司は、ふだんの仕事の様子を見ていると同時に、仕事に対する悩みや不満を共有しやすい相手と言えます。
とくに今の職場に対する不満が転職の検討理由となっている人は、同じ思いを抱えている同僚などの理解を得やすいでしょう。
転職経験者であれば、今のあなたが転職すべきタイミングなのかどうか具体的なアドバイスをしてくれる可能性もあります。
ただし、本来であれば同じ職場の人に転職についての相談を持ちかけるのは避けるべきです。
「辞めたがっている」という噂が広まるリスクや、「うちの会社を裏切ろうとしている」といった捉え方をされてしまう恐れもあるからです。
口が固いと思っていた人が、転職に対しては保守的な考えの持ち主だった、といったこともあり得ますので、同僚や上司に相談する場合はかなり慎重に相手を選ぶ必要があるでしょう。
ハローワーク(職業安定所)
ハローワークと聞くと、すでに離職した人が相談に行く場所をイメージするかもしれません。
たしかに、ハローワークで求人の紹介を受けるには離職票を受け取っている必要がありますが、転職相談であれば在職中でも利用可能です。
ハローワークを利用する大きなメリットの1つは「無料」である点です。コストをかけることなく、地元の転職事情をよく知る相談員から情報を得られます。
一方で、ハローワークに相談することにはデメリットもあります。
ハローワークの正式名称が「公共職業安定所」であることからも分かる通り、相談員の仕事は「失業中の人に仕事に就いてもらうこと」です。
相談員は転職相談のプロではないため、「転職しようと思っているが、迷っている」と相談すれば、「今の仕事をどうにかして続けたほうがいい」という答えが返ってくる可能性が高くなります。
ふるさとハローワーク(地域職業相談室)
ふるさとハローワークは「ミニハローワーク」と位置づけられる施設で、ハローワークのない人口5万人以上の市町村に設置されています。
ハローワークの一部の機能が利用できるといったイメージで、求人検索や応募が可能です。
自治体との共同運営のため、職員のうち1人は市町村の職員、他はハローワークの相談員という構成になっています。転職に関する相談を受け付けてもらえるのもハローワークと同様です。
機能としてはハローワークと同様の施設ですので、転職の相談をする場合のデメリットもハローワークとほぼ同様です。
相談員にもよるところもありますが、基本的には積極的に転職を勧めたり、転職のプロとしてキャリアアップに結びつくアドバイスをしてくれたりするようなことは、あまり期待できないでしょう。
「話を聞いてもらうことで、自分の考えを整理したい」「転職活動の実態を知りたい」といった人に適しています。
おしごとアドバイザー(厚労省運営の電話・メール相談窓口)
「おしごとアドバイザー」とは厚生労働省が運営する、若者への就職・転職の悩み・相談に応じる電話・メール窓口です。
おしごとアドバイザー
電話での相談
電話番号:0120-987-754 (フリーダイヤル)
受付時間:
平日|午後5時~午後10時 休日|午前10時~午後5時メールでの相談
メール相談フォーム:https://oshigoto.mhlw.go.jp/mail/#
おしごとアドバイザーでは、例えば「今の会社、辞めるべきかどうか」や、「転職活動って、具体的にどう進めるのが良いのか」といった根本的または抽象度の高い質問についても、相談に乗ってくれます。
匿名で質問することもできますので、「こんな質問、ちょっと恥ずかしくてしにくい…」という内容をおしごとアドバイザーで訊ねてみるのもよいかもしれませんね。
一方、「現在の自分の実績やスキルから、最適な求人企業を見出したい」、「これからのキャリアパスの描き方を相談したい」といったあなた自身の具体的な質問・相談についてはあまり適しません。
本格的に転職活動を進めた際の疑問や不安については、おしごとアドバイザーよりもこの次に説明する「転職エージェント(転職相談所)」のほうが適しているでしょう。
転職エージェント(転職相談所)
転職エージェントとは、いわゆる人材紹介会社のことです。
転職エージェントが紹介した会社に入社が決まった場合、入社した企業から報酬を受け取る仕組みになっています。つまり、転職する人自身は無料で利用できるのです。
転職エージェントの役割は、企業を紹介することだけではありません。
応募書類の書き方や面接で役立つ情報、さらにはキャリアに関する相談にも乗ってもらえます。
転職エージェントの担当者によっては、「あなたはまだ転職するタイミングではありません。今の仕事を続けたほうがいいですよ」と言ってくれる人もいるようです。
転職エージェントは転職のプロですので、日々多くの転職希望者の相談に乗っています。
転職の悩みに対してプロからのアドバイスを求めるには最適な場所と言えるでしょう。
転職しようかどうか迷っている段階の人も、一度転職エージェントに相談してみる価値は十分にあるはずです。
3)転職について相談する時の注意点
転職について誰にどのように相談を持ちかけるかは少し慎重に判断する必要があるでしょう。
ここでは、代表的な3つの注意点を挙げますので、相談する際には事前にチェックしておきましょう。
相談によって「過去-現在-未来」の一貫したストーリーを作ることを目標にしよう
1章でお伝えしたように、転職相談で得られる最大のメリットは「転職に至るポジティブな動機を得られる」ことです。
それに加えて、転職相談によって「過去-現在-未来」の一貫したストーリーを作ることで、転職成功率はさらに高められるでしょう。
たとえば、あなたが「自分には取り立てて強みが無いから、転職ができないかもしれない」という漠然とした不安を抱えていたとします。
その時、以下の3点について、相手への相談・対話の中から深堀りしてみましょう。
- 過去:これまでどんな仕事をしてきたか
- 現在:今の自分は何ができるのか
- 未来:これからどんな仕事をしたいのか
これらに関し、他者への相談によって自分では気づかなかった特性・強みを発見できる可能性が高まります。
ここでは例として、以下のような結果を提示します。
- 過去:営業職として、さまざまな顧客と接してきた
- 現在:顧客とのコミュニケーション、顧客の身になって考えることに自信がある
- 未来:「コミュニケーションスキル」を活かせる○○の職種なら活躍できるかも
「自分には強みが無い」という認識は、いわば自分で自分に制限をかけてしまっている状態でもあります。
誰かに相談することで、自身のバイアスを解除し、ポジティブな行動に働きかけやすくなるのです。
本音を伝える(自己開示する)
転職相談で重要なポイントの1つは、「相手へ本音を伝える(自己開示する)」ことです。
転職についての相談は企業の採用試験とはちがいます。
本当は仕事が辛くて辞めたいから転職したいのに、「キャリアアップのために転職したいと考えている」などと別の理由をつけて本音を隠す必要はないのです。
むしろ、情報を盛ってしまうと相談を持ちかけられた相手もどこまでが本音なのか判断しづらくなり、的確なアドバイスができない可能性があります。
また、多くの人は「なぜ転職したいと思ったか」という過去-現在の語りで止まってしまいがちです。
転職の成功においては、むしろその先の「これからどんな働き方をしたいのか」こそが重要なのです。
相談相手にもその点を踏まえて本音を伝えることを心がけるとよいでしょう。
「相談」のレベルであれば、フラットな心の状態で本音を伝えたほうが、結果的に有益なアドバイスを得られる確率が高まるのです。
現職の同僚・上司への相談は慎重に
相談相手として、現場の同僚や上司を選ぶのはあまりおすすめできません。
さらに上役の耳に入って評価を下げられてしまう、同僚から「裏切り者」として見られてしまう、といったリスクが伴うからです。
転職を考えている=今の仕事に身が入っていない、といった捉え方をする人も案外多くいます。
基本的に同じ職場の人や取引先の人に対して転職についての相談を持ちかけるのは避けるべきでしょう。
ただ、同じ職場の人だからこそ理解し合える悩みや不満も多いことでしょう。個人的に信頼できる先輩や同僚であれば、こっそり相談してもいいかもしれません。
悩みを聞いてもらった結果、今の職場でもう少し頑張ってみよう、という前向きな気持ちになれるかもしれません。
4)転職の相談先におすすめの転職エージェント
相談相手として、転職エージェントは有力な相談先の1つです。
今回初めて転職しようとしている人にとって、おすすめの転職エージェントを5社ご紹介します。
2箇所以上に登録しておくと、異なる意見が聞けたりアドバイスを比較できたりするメリットを得られます。
マイナビエージェント
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書類作成、面接準備のサポートの手厚さが特徴。とくに「はじめての転職で、不安…」という人におすすめです。
マイナビエージェントは専門知識を持つキャリアアドバイザーが一人ひとりの転職者に対して丁寧に向きあい、きめ細かなサポートをしてくれることで知られる転職エージェントです。
とくに20代〜30代前半の転職サポートを得意としており、志望動機のブラッシュアップや面接指導を的確に行ってくれます。
また、業界ごとに専任のキャリアアドバイザーが在籍しており、専門知識を持つプロからアドバイスしてもらえます。
マイナビエージェントの特徴
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 東京(2か所)、神奈川、北海道、宮城、愛知、大阪、京都、兵庫、福岡 |
公開求人数 | 約6.2万件(2024年7月現在) |
業界・職種ごとの専任サポートチームが「じっくり親身になって」支援してくれるのがマイナビエージェントの強み。サービス入会時に登録する情報で担当が決まりますので、経歴・希望条件は丁寧に記入しておきましょう。
JACリクルートメント
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キャリアアップ転職・年収600万円以上の転職活動を「じっくり相談しながら進めたい」人におすすめのサービスです。
JACリクルートメントは年収600万円以上のミドル・ハイクラス向け転職エージェントです。
同サービスの一番の特徴は、キャリア面談やキャリアの棚卸し、キャリアプラン相談といった総合的なキャリアコンサルティングの充実さです。
実際、JACリクルートメントを利用した人で「じっくりとキャリア相談をしてもらえた」という感想をする人は多いです。
在籍コンサルタントは人材業界の中でもベテラン勢が多く、これまでの豊富な転職支援実績をもとにキャリアコンサルティングを実施してくれます。
JACリクルートメントの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 東京、埼玉、神奈川、愛知、静岡、大阪、京都、兵庫、広島 |
公開求人数 | 約1.3万件(2024年7月現在) |
サポートの充実がウリのJACリクルートメントですが、求人数は少なめです。登録の際は希望条件をやや広めに&他の転職サービスにも登録しておくのがおすすめです。
キャリアスタート
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20代の「一人ひとりのキャリアプランと働き方」を提供する転職エージェント。学歴・職歴問わず、充実の支援を受けられます!
キャリアスタートは、主に新卒・既卒・第二新卒といった20代への転職支援をする転職エージェントです。
サービス開始からこれまで数万人の求職者の転職支援を行っており、とくに企業とのマッチング分析、面接トレーニングのサポートに強みがあります。
同サービスを利用した求職者の内定率は86%、また入社後の定着率は92%と、サポート品質の高さが数値によく表れています(※2024年7月 公式サイトより)。
サービス登録後は、担当キャリアアドバイザーとのキャリア相談の機会があり、そこで一人ひとりの志向や特性に合わせて、適切なキャリアの方向性のアドバイスが行われます。
20代で自分が目指せる業種・職種がどこか知りたい人は、キャリアスタートのサービスメリットを感じやすいはずです。
キャリアスタートの特徴
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 東京、大阪 |
求人数 | 非公開 |
スキル・経験よりも「転職意欲の高さ」を重視する転職エージェントです。転職への想いを言語化しておくと、あなたの求めるサポートが実現しやすくなります。
doda(デューダ)
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都市部・地方ともに豊富な求人と、担当からの積極的な提案が特徴。企業からのスカウトも多く、たくさんの求人に接していきたい人におすすめの転職エージェントです。
dodaは求人数・実績において国内トップクラスを誇ります。
国内最大級の求人数と実績で培ったノウハウがあり、「積極的に求人紹介をする」タイプのアドバイザーが多いため、「スピーディ」かつ「自分にマッチする求人が見つかりやすい」特徴があります。
dodaのサービスの主な特徴は、「転職サイト・転職エージェント両方の機能を利用できる」、「企業からのスカウトが多く届く」ことです。
アドバイザーにキャリア相談をしながら求人を紹介してもらえるほか、自分でも登録後のマイページから気になった求人をチェックして応募が可能です。
企業からのスカウトについては、実際にdodaを利用した人たちからは「スカウトメールがたくさん届く」「(スカウトメールによって)色んな企業を知れる」といった評判・口コミが多く見られます。
そのほか、「担当アドバイザーが寄り添ってくれる」「相談しやすい」という意見・感想も見られます。
dodaの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 北海道、宮城、東京、神奈川、静岡、愛知、大阪、京都、兵庫、岡山、広島、福岡 |
公開求人数 | 約24万件(2024年7月現在) |
dodaは求人を自分から応募可能ですが、エージェント経由でのみ紹介される非公開求人も多いです。担当エージェントには初回面談時に希望条件をしっかり伝えておくことで、より有意義なサポートを受けられるでしょう。
リクルートエージェント
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「実績豊富なエージェントに相談したい!」という人におすすめです。
リクルートエージェントは求人数・転職支援実績ともに国内No.1の転職エージェントです。
リクルートエージェントの強みは全業種・職種に対して豊富な求人数を持つこと、そして長年の実績で培われたノウハウ・転職支援ツールの充実さにあります。
つまり、「リクルートエージェントに相談する」ということはそれらノウハウ・支援ツールの恩恵を受けられるということですね。
また、リクルートエージェントを利用した人の評判に多いのが「スピーディに対応してくれた」という感想です。
そのため、「なるべく早く転職したい」という人にもフィットしやすいでしょう。
リクルートエージェントの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 北海道、宮城、福島、東京、埼玉、千葉、栃木、群馬、神奈川、新潟、静岡、石川、岐阜、滋賀、愛知、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、加賀、愛媛、福岡、長崎、熊本、鹿児島、沖縄 |
公開求人数 | 約42万件(2024年7月現在) |
リクルートエージェントのサポートは効率的かつスピーディに進みます。日頃の活動にかけられる時間を確保しておくと、より有意義にサービスを受けられるでしょう。
まとめ)転職の際は、一人で悩まず相談して解決していきましょう
新卒の就職と違い、転職を実現するには「今の仕事を辞める」というプロセスが必要になります。そのため、転職を検討すること自体に罪悪感を覚え、悩んでしまいやすい傾向があります。
以前と比べ転職に対して寛容な世の中になりつつありますが、それでも転職が大きな節目であることに変わりはなく、決断するには勇気が要るはずです。
一人で悩みを抱えていると、ついネガティブな方向へと思考が向いてしまうこともあり得ます。
誰かに相談すれば解決に向かうことも大いにあり得ますので、一人で抱え込まないようにしましょう。