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フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアの違いは?あなたが向いてるのはどっち?

[最終更新日]2024/08/16

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フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアの違いは?あなたが向いてるのはどっち?

これからITエンジニアへの道を歩もうとする方が悩みがちな点の1つに、「フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニア、どちらを選べば良いか」という点が挙げられます。

それぞれの長所と短所をよく把握することであなたの適性と希望にあわせた職種を選べ、将来の活躍につなげることが可能です。

目次

1)フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアの違い

フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアには、多くの相違点があります。

あなたに合ったキャリアを選ぶ上で、それぞれの特徴を理解しておくことは重要です。どのような違いがあるか、詳しく確認していきましょう。

仕事内容の比較

フロントエンドエンジニアの仕事内容→Webサービス開発・運用における「視覚的な部分」■UIデザイン、画面遷移やレイアウトの設計・構築、コーディング…など バックエンドエンジニアの仕事内容→Webサービス開発・運用における「裏側の仕組みや処理の部分」■システムの設計・構築、コーディング、保守…など

まず、フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアでは、仕事内容が大きく異なります。

仕事内容
フロントエンドエンジニア Webサービス開発・運用業務における「視覚的な部分」を担当
  • 画面遷移やレイアウトの設計や構築
  • HTMLやCSSのコーディング
  • UI(ユーザインタフェース)など、見た目に関わる部分の制作・開発
バックエンドエンジニア Webサービス開発・運用における「裏側の仕組みや処理の部分」を担当
以下に挙げるシステムの設計や構築、コーディングや保守をする
  • インフラやミドルウェア
  • 業務で活用するシステム
  • ネットワークを介した通信
  • ユーザー認証に関する部分

大きく分けて、ユーザーの目に見える部分は「フロントエンドエンジニア」サーバーでの処理などシステムの裏側に関する部分は「バックエンドエンジニア」の担当となります。

フロントエンドエンジニアは主にHTMLやCSS、JavaScriptを駆使して、使いやすいWebサイトをつくることが仕事です。

そのなかでも、ユーザーごとに画面の内容が変わる「動的なWebページ」の開発に携わる場合が多いでしょう。このようなページは、JavaScriptを用いて作られるためです。加えて入力値のチェックや、SEOに関する対策も業務に含まれます。

一方で、バックエンドエンジニアはユーザーからの要求を速く、かつ確実に処理するシステムづくりが主な仕事です。
いかに効率的に処理するか、またデータの整合性をどう保つか、工夫を凝らすことになるでしょう。加えて適切な権限のある人だけにシステムを使ってもらえるよう、注意を払うことも欠かせません。

必要なスキル比較

フロントエンドエンジニアの必要なスキル→ユーザーが見やすく、操作しやすい画面を作るスキル■HTML、CSS、JavaScript■デザインやUI・UX の知識■SEO、Webマーケティングの知識■ネットワークやセキュリティの知識 バックエンドエンジニアの必要なスキル→Webサービス開発・運用における「裏側の仕組みや処理の部分」■PHP、Rubyなどの開発言語■サーバーやWebの知識■データベースなどミドルウェアの知識■ネットワークやセキュリティの知識

必要なスキルについても、フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアでは異なります。

必要なスキル
フロントエンドエンジニア
  • HTML、CSS、JavaScript(TypeScript) の言語知識
  • CMSや上記言語に関わるフレームワークの知識
  • デザインやUI・UX に関する理解と知識
  • SEO、Webマーケティングに関する理解と知識
  • ネットワークやセキュリティに関する知識
バックエンドエンジニア
  • 開発言語(PHP、Ruby、Python、Java、C++など)およびそれらに関わるフレームワーク等の知識
  • サーバーやWebへの知識と理解
  • データベースなど、ミドルウェアへの知識と理解
  • ネットワークやセキュリティに関する知識

フロントエンドエンジニアに必要なスキルはたくさんありますが、一言で示すと「ユーザーが見やすく、操作しやすい画面を作るスキル」にまとめられます。

なかでもJavaScriptは、動的なWebサイトを作る上で必須のスキル。加えてWebサイトの訪問者数や滞在時間を増やすため、SEOやWebマーケティング、UIやUXに関するスキルも欠かせません。なお最近ではJavaScriptの上位互換となる、TypeScriptも活用されています。

一方のバックエンドエンジニアは、さまざまな開発言語から選べることが特徴です。
あなたが開発したい分野のシステムにあわせて、学ぶ言語を選びましょう。また、バックエンドエンジニアはデータ処理そのものに関わることもあり、サーバーやミドルウェア、Webについての理解も求められます。

なお両者とも開発を効率的に進めるため、言語に対応するフレームワークのスキルも求められます。また、ネットワークやセキュリティに関する知識も必要です。

年収・需要・キャリアパス(将来性)比較

フロントエンドエンジニアの年収・需要・キャリアパス→■平均年収目安は約550万円 ■需要は多いがライバルも多い■キャリアパス: Webデザイナー、Webディレクター、UI・UXエンジニア バックエンドエンジニアの年収・需要・キャリアパス→■平均年収目安は約590万円 ■需要は多くスキルが高い程歓迎される■キャリアパス:セキュリティエンジニア、データベース、エンジニア、ITコンサルタント

エンジニアとして仕事をする上では、以下の点も気になるところです。

  • 年収
  • エンジニアの需要
  • 競合するエンジニアの数
  • キャリアパスや将来性

それぞれどのような違いがあるか、確認していきましょう。

年収イメージ・需要状況
フロントエンドエンジニア 平均年収目安:約550万円 (※グローバル平均 参考:Stack Overflow「Salary by Developer Type」より参照)

求人・開発案件は多い。ただし、バックエンド開発と比べて難易度はやや低いためエンジニアの数(ライバル)も多くなる。また、案件単価はバックエンドと比べて安め。
バックエンドエンジニア 平均年収目安:約590万円 (※グローバル平均 参考:Stack Overflow「Salary by Developer Type」より参照)

求人・開発案件は多い。フロントエンド開発と比べて難易度はやや高くなるため相応の知識・スキルを持つエンジニアは歓迎されやすい。案件単価はフロントエンドと比べて高め。

どちらも求人や開発案件は多いため、スキルがあれば活躍も十分に可能です。
一方で、難易度が高くなるほど競争相手が減り、案件単価も高くなるといった傾向が見受けられます。この点でバックエンドエンジニアのほうが、高い年収を得やすい傾向があります。

とはいえフロントエンドとバックエンドで、年収に大きな開きはありません。
むしろスキルの差による違いが、年収に大きな影響をおよぼします。好きな技術を究めることは、高い年収を得るコツの1つです。

キャリアパスについても触れていきましょう。プロジェクトマネージャーは、どちらからでも目指せる代表的な職種です。そのほかにも、以下の職種が挙げられます。

  • フロントエンドエンジニア → Webデザイナー、Webディレクター、UI・UXエンジニア
  • バックエンドエンジニア → セキュリティエンジニア、データベースエンジニア、ITコンサルタント

近年ではフロントエンドとバックエンド両方を開発できる「フルスタックエンジニア」も、有力なキャリアパスに挙げられます。開発案件の選択肢が広がることは、大きなメリットです。技術を広く究めていきたい人は、フルスタックエンジニアを目指すのもよいでしょう。

2)フロントエンド・バックエンドそれぞれのメリット・デメリット

フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアは、どちらもよいことばかりではありません。それぞれについて、メリットとデメリットがあります。どのような内容か、確認していきましょう。

フロントエンドエンジニアのメリット・デメリット

フロントエンドエンジニアのメリット■成果物が目に見えやすく、モチベーションを高めやすい ■習得すべきスキルの項目が明確■言語の難易度も高くなく、自学自習でも十分に学べる フロントエンドエンジニアのデメリット■競合するエンジニアが多い■高給を得にくい■仕様が曖昧になりやすく、大きな仕様変更のリスクがある
メリット
  • 成果物が目に見えやすく、モチベーションを高めやすい
  • 習得すべきスキルの項目が明確
  • 言語の難易度も高くない。自学自習でも十分に学べる
デメリット
  • 競合するエンジニアが多い
  • 高給を得にくい
  • 仕様があいまいになりやすく、大きな仕様変更に見舞われるリスクがある

バックエンドエンジニアのメリット・デメリット

バックエンドエンジニアのメリット■大規模システムに関わりやすくスキルに応じて高給の可能性が ■言語の種類が多く、希望する分野に合わせて選べる■敷居が高い分、競争相手も少ない バックエンドエンジニアのデメリット■成果物が目に見えにくく仕事内容を説明しにくい■独学からいきなり即戦力にはなりにくい■習得するにあたり、難易度の高い言語もある
メリット
  • 大規模システムに関わりやすい。スキルを上げると、高給が得られる可能性もある
  • 言語の種類が多く、希望する分野に合わせて選べる
  • フロントエンドエンジニアより敷居が高い分、競争相手も少ない
デメリット
  • 成果物が目に見えにくい。エンジニア以外の人に仕事内容を説明しにくい
  • 独学からいきなり即戦力にはなりにくい
  • 習得するにあたり、難易度の高い言語もある

上記に挙げた通り、フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアのメリット・デメリットは、コインの裏表のような関係といえるでしょう。
学びやすさや成長の実感しやすさで見ればフロントエンドエンジニア、専門性の追求や大規模プロジェクトを狙うならバックエンドエンジニアがおすすめです。

但しどの道を選ぶとしても、今の言語や技術でずっと食べていけるわけではないことに留意が必要です。

IT業界の技術は進化し続けており、新しい言語も続々と現れ、主役の座も交代し続けています。
開発の第一線で活躍するためにはお持ちのスキルにこだわることなく、より効率的に開発できる言語を積極的に身につける姿勢が欠かせません。

3)フロントエンドとバックエンド、どっちがおすすめ?タイプ別「向いている人」

ここまで解説した通り、フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアどちらにもメリット・デメリットがあります。そのため、どちらかがより優れているというわけではありません。

一方で、これまでの経験や今後の希望などにより、ご自身にとってどちらが向いているかの観点で考えることは可能です。ここからはあなたにとってどちらが向いているか、3つのタイプを例に取り上げ考えていきましょう。

タイプ①「エンジニアまったく未経験」の人は、まずはフロントエンドを

・エンジニア未経験の方・デザインを学んだ方・自学自習で言語を習得したい方

エンジニア経験がなく、これからシステム開発の企業に入りたい人は、フロントエンドエンジニアから始めることをおすすめします。フロントエンドエンジニアから経験を積むことには、以下のメリットがあります。

  • 一人前のエンジニアになるために学ぶべき言語が決まっているため、迷わずにすむ
  • 新しい言語を学び直す状況が、バックエンドエンジニアほど頻繁ではない
  • 自学自習が容易。画面まわりを製作するため成果物をイメージしやすく、モチベーションを高めやすい
  • プログラミングの成果が目に見える形で現れやすい
  • バックエンドエンジニアに比べて難易度が低く、覚えるべき知識量も少ない

ほかにもデザインを学んだ人は、スキルを活かして見た目にこだわれる点もメリットに挙げられます。ご自身で作ったシステムがすぐ動く喜びを感じられる点は、フロントエンドエンジニアから始めるメリットといえるでしょう。

タイプ②「作る楽しみ」の関心が高い人は、両方やるのがおすすめ

・「ものづくりの楽しさ」を味わいたい方・いろいろな言語やシステム開発にチャレンジする意欲のある方

もしあなたが「ものづくりの楽しさ」を味わいたいならば、まずはフロントエンド・バックエンド問わず、いろいろな言語やシステム開発にチャレンジしてみるとよいでしょう。
言語ごとに、得意な業種や分野は異なります。仕事をしていくなかであなたに合った言語を見つけ、スキルを伸ばせます。

また、フロントエンドとバックエンド両方の開発に携わることで、システムがどのように動作するか、総合的に理解することが可能です。

この点で、フロントエンドとバックエンドの両方をやってみることがおすすめです。
途中でどちらかに絞る結果になっても、納得いく選択ができるでしょう。レベルの高い人は両方のスキルを磨き、フルスタックエンジニアとして活躍することも有力な方法です。

タイプ③「待遇・将来性」を重視する人は、バックエンドを

・収入や将来性を重視する方・新しい言語を学びなおしたり、努力を続けられる方

収入などの待遇や将来性を重視する人は、バックエンドエンジニアを選ぶとよいでしょう。
さきに解説したとおり、バックエンドエンジニアの平均収入はフロントエンドエンジニアよりも高いです。言語別にみても、バックエンドで使われる言語の平均収入は、JavaScriptよりも高いことが実情です。

加えてフロントエンドの案件は、バックエンドほど大規模にはなりにくいもの。参入も容易であるため、競争もより激しくなりがちです。

バックエンドエンジニアは一人前になるまでの努力をより要し、新しい言語を学び直す手間もより多くなります。
そのぶん難度の高いシステム開発に携われるチャンスも、より高くなるでしょう。参入者もフロントエンドよりは少ないため、より良い待遇と将来性が期待できます。

4)転職の際は、Webエンジニアの転職支援に強いエージェントを利用しよう

フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニア、それぞれどちらの経験を積んでいくかイメージがついたら、「次は転職活動だ」という人もいるでしょう。

Webエンジニアの転職の際は、「ITエンジニアの転職支援に強い転職エージェント」を利用することが大切です。
その理由は、ITエンジニア向けの転職エージェントを利用した場合、担当に付くキャリアアドバイザーの方でここまでお伝えしたような内容を把握していることが多く、適切な支援を受けやすいからです。

ITエンジニア向けの転職エージェントの多くは、実務経験者をメインにサポートするサービスと未経験者メインのサービスとで分かれていることが多いです。

以下にそれぞれのおすすめサービスを紹介しますので、自分に合いそうと思ったところから2~3登録してみると良いでしょう。

ITエンジニア向けのおすすめ転職エージェントとサービスの選び方

ITエンジニアの転職で転職エージェントを有効活用するポイント3つ。Point1 それぞれの転職エージェントの特徴を知っておく
Point2 「自分に合いそう」と思える転職エージェント2~3つに登録する。Point3 面談やメール・電話のやり取りから「相性」と「やりやすさ」を確認する
対象エンジニア層 実務経験3年以上 実務経験3年以上 実務経験3年以上 実務経験3年以上 実務経験3年以上 実務経験3年以上 実務経験3年以上 実務未経験~2年 実務未経験~2年 実務未経験~2年 実務未経験~2年
サービス名 レバテックキャリア
マイナビIT AGENT
マイナビITエージェント
リクルートエージェント
ギークリー
社内SE転職ナビ
社内SE転職ナビ
マイビジョン
マイビジョン
テクノブレーン
テクノブレーン
ユニゾンキャリア
ユニゾンキャリア
ワークポート
ワークポート
doda
doda
type転職エージェント
type転職エージェント
メリット
  • 求人のマッチング率が高い
  • 担当は全員エンジニア経験者
  • 書類添削・面接対策が充実
  • 優良企業やレア求人が豊富
  • 国内No1のITエンジニア求人数
  • スピーディな対応。急ぎの転職に◎
  • コンシューマ系開発案件に強い
  • 現役のエンジニアが転職をサポート
  • 幅広いエンジニア職種ほかフリーランス案件の紹介も可能
  • IT業界に精通したコンサルタントが対応
  • 未経験からITコンサルを目指せる
  • 利用者の95%が年収アップ
  • キャリア相談のみの利用もOK
  • 中長期的なキャリア・転職の支援が可能
  • 書類作成・面接対策をじっくり支援
  • 内定・入社後のフォローも実施
  • 担当からの積極的な求人提案
  • 未経験転職への支援に強い
  • 企業からのスカウトが多い
  • 常時3万件以上のエンジニア求人
  • マッチ度の高い求人を紹介してくれる
  • 年収アップ率が高い
デメリット
  • 未経験者向けの求人は少ない
  • 求人は都市部に寄っている
  • 担当者が活動や応募を急かすことも
  • 地方の求人少なめ。拠点は東京のみ
  • 地方の求人は少ない
  • コンサル業界以外の求人は少ない
  • 対応エリアは関東・関西のみ
  • 求人案内メールが多く届く
  • 求人は質よりも量を重視
  • 提案の電話・メールが多い
  • 地方の求人はやや少なめ
ITエンジニア
の公開求人数
2.5万 2.1万 11万 2.2万 4,000 非公開 非公開 1.0万 2.5万 5.7万 5,800
特に多い
エンジニア職種
プログラマー・SE全般、PL・PM アプリケーションエンジニア、インフラエンジニア、社内SE、SE・PG、PM・PL プログラマー・Webエンジニア、社内SE、製品開発・ASP、組込み・制御エンジニア、ITコンサル プログラマー、SE、PL・PM、その他トレンド性の高い分野(エンタメ、ディープテック、SaaSなど) アプリケーション(Web・モバイル)、IT企画・情報システム、サーバー(設計/構築・保守/運用) ITコンサルタント など 機械、電気、半導体関連エンジニア、制御、組み込みエンジニア、フロント/サーバーサイドエンジニア、業務系SE Webエンジニア、インフラエンジニア、社内SE、クラウドエンジニア SE・PG、PL・PM、インフラエンジニア、社内SE Webエンジニア、インフラエンジニア、SE、PM、機械学習・AIエンジニア SE・PG、PL・PM、インフラエンジニア、社内SE
対象地域 全都道府県 全都道府県 全都道府県 全都道府県 全都道府県 全都道府県 関東・関西 関東(東京・神奈川・千葉・埼玉)・関西(大阪府) 全都道府県 全都道府県 東京・神奈川・埼玉・千葉
おすすめの人
  • キャリアアップ・年収アップを目指す人
  • 書類添削・面接対策のサポートをしっかり受けたい人
  • なるべく早く転職したい人
  • エンタメ・BtoCの求人を多くチェックしたい人
  • 社内SEへ転職したいSES/SI企業のITエンジニア
  • ITコンサルを目指す人
  • 機電系・組み込み系エンジニアを目指す人
  • エージェントからじっくり支援を受けたい人
  • 未経験分野にチャレンジしたい人
  • 積極的にエンジニア求人をチェックしたい人
  • 担当にじっくりサポートしてほしい人
公式サイト

表内の求人数は2024年11月時点のものです。

ITエンジニアでの転職で、転職エージェントを活用するポイントは以下の3点です。

  • Point1 主な40代向け向け転職エージェントの、それぞれの特徴を知っておく
  • Point2 はじめに2~3つ「複数」の転職エージェントに登録しておく
  • Point3 何度かのやりとりで「相性」と「やりやすさ」を確認する

特にポイント3つ目の「相性とやりやすさ」は重要です。転職エージェントの担当者とは、転職期間中はずっと付き合いを続けていきますので、「自分に合った担当アドバイザー」を早めに見出していくことが、転職成功のひとつの要となるでしょう。

ITエンジニアの転職で自分に合ったアドバイザーを見分けるポイント。キャリア相談に、親身に乗ってくれるか。求人を紹介する際に、「なぜおすすめなのか」についてきちんと納得できる説明をしてくれるか。求人紹介の量・その後の連絡ペースが、適切と感じられるか

転職エージェントに登録したら、担当者からの連絡があった際に上記の「親身に相談に乗ってくれるか」「紹介する求人について、おすすめの理由をきちんと説明してくれるか」「紹介・連絡のペースは適切か」について確認すると良いでしょう。
そうすると、自然とあなたにマッチする担当(サービス)かの判断がつきやすくなります。

ITエンジニア特化の転職エージェントについて詳しく見る

以下に、フロントエンジニア・バックエンドエンジニアの転職におすすめの転職エージェントを紹介します。
「自分に合いそう」と思ったものから、登録を検討してみてください。

マイナビIT AGENT

マイナビエージェント。ITエンジニアの方へ
POINT!

マイナビ社が運営する、ITエンジニア転職に特化した転職エージェント。好条件求人の紹介、書類作成・面接準備へのサポートの手厚さに強みがあります。

マイナビIT AGENTは、株式会社マイナビが運営する転職エージェントです。
マイナビの転職サービスの特徴として、「丁寧・じっくり型のサポート」、および「企業とのパイプが太い」点が挙げられます。

フロントエンド・バックエンドに関わらず、エンジニアスキルに不安な人、書類添削や面談対策をしっかりサポートしてほしい人にフィットしやすいサービスです。

保有するエンジニア公開求人数も公開・非公開合わせると3万件以上(2024年8月現在)と非常に多く、「他の転職エージェントではあまり多くの求人を紹介されなかった」という人にもマイナビIT AGENTはおすすめです。

マイナビIT AGENTの特徴

特徴
  • ITエンジニアの求人数は国内トップレベル。システム会社から事業会社まで幅広く網羅
  • 担当者の対応が丁寧。書類添削から面接対策までじっくり取り組んでくれる
  • 企業とのリレーションが強く、独自の非公開求人が多数
サービス対応地域 全国
公開求人数 約1.9万件(2024年8月現在)
とくに多いエンジニア職種 アプリケーションエンジニア、インフラエンジニア、社内SE、SE・PG、PM・PL
ITエンジニア求人トップクラス

マイナビのプロモーションを含みます

リクルートエージェント

リクルートエージェントIT
POINT!

ITエンジニア求人数は国内No.1!豊富な転職ノウハウと支援ツールで、「スピーディな転職」を実現できます。

リクルートエージェントは国内No.1の求人数と転職支援実績を誇る転職エージェントです。

ITエンジニアの転職支援にも強く、2024年8月時点のITエンジニア向け公開求人数は約9.2万件と、他のエージェントから群を抜いての豊富さです。
フロントエンドエンジニア・バックエンドエンジニアともに求人数は充実しています。

これまで培ったノウハウをもとに開発された「サービス体制」と「支援ツール」が非常に高品質であることが、リクルートエージェントの強みです。

リクルートエージェント:豊富な事例と企業との強力なリレーションをもとに力強くサポート

また、担当アドバイザーもこれまでの実績をもとにITエンジニアの転職に関する有益なアドバイスを提供してくれるでしょう。

リクルートエージェントの特徴

特徴
  • ITエンジニアの求人数および転職支援実績 国内No.1。全エンジニア職種において常時豊富な求人を用意
  • 担当者の提案ペースが早く、スピーディな転職を実現しやすい
  • 面接力向上セミナー等のセミナー・イベントも随時開催
サービス対応地域 全国
ITエンジニアの公開求人数 約9.2万件(2024年8月現在)
とくに多いエンジニア職種 プログラマー・Webエンジニア、社内SE、製品開発・ASP、組込み・制御エンジニア、ITコンサル

レバテックキャリア

レバテックキャリア。IT/Web業界のエンジニア・クリエイター専門
POINT!

レバテックキャリアの担当エージェントは全員エンジニア経験者。「希望の企業に転職」96%、「転職後の年収アップ率」80%以上の高い実績を誇ります。

レバテックキャリアは、ITエンジニアの転職支援に特化した転職エージェントです。
同サービスの特徴として、「エージェントの殆どがITエンジニア出身」であることです。

そのため、フロントエンドエンジニア・バックエンドエンジニアとして「今後どのようなスキル・経験を積んでいくと良いか」や「今後のキャリアプランについての相談をしたい」といった一歩踏み込んだ相談がしやすいでしょう。

保有求人の8割以上が年収600万円以上であり、とくにこれまでのエンジニア経験を活かしてのキャリアアップ転職をしたい人におすすめす。

また、NTTデータ・Sky・NEC・SmsrtHR・LINE・アクセンチュア・フューチャーなど、大手からスタートアップまで幅広い企業への転職支援実績があり、企業毎の適切な支援が期待できるでしょう。

年3,000回以上の企業ヒアリングから得た最新情報をもとに企業別に対策をするため、転職希望者のスキルや希望にマッチした求人紹介を得意としています。
ヒアリング後の初回マッチング率(内定率)は90%にものぼるといいます(同社サービス担当より)。

レバテックキャリアの特徴

特徴
  • 担当アドバイザーは全員エンジニア経験者。専門分野において適切なサポート・アドバイスが受けられる
  • 企業情報を熟知した担当のフォローにより、書類通過率・内定決定率が高い
  • 「希望の企業に転職」96%、「転職後の年収アップ率」80%以上の高い実績(※公式サイトより)
サービス対応地域 全国
公開求人数 約2.5万件(2024年8月現在)
とくに多いエンジニア職種 プログラマー・SE全般、PL・PM、ITコンサルタント
利用者の8割が年収アップ

ワークポート

ワークポート。各業界専門の総合転職エージェント。
POINT!

「未経験からの転職に強い」と評判の転職エージェント。PG→SE、SE→PLといったエンジニアのキャリアチェンジの際にも積極的な支援が期待できます。

ワークポートは、ITエンジニアへの転職支援に強い転職エージェントです。
転職支援事業を始めて20年(2024年8月現在)の老舗人材紹介サービスであり、転職支援実績豊富に積み上げがあります。

常時、全国に2.5万件以上のITエンジニア求人を抱え、フロントエンド・バックエンド系のWebエンジニア求人も豊富です。

また、「転職者に積極的に求人紹介する」スタンスもあり、実務未経験者の人で「これからWebエンジニアとしてキャリアを積んでいきたい」という人も、多くの求人提案を受けられるでしょう。

拠点も全国に22か所あり、他のITエンジニア系転職エージェントと比較しても多い拠点数です。

ワークポートの特徴

特徴
  • 全国トップレベルの求人数。特にIT・Web業界への転職支援に強い
  • 幅広い業界において、未経験者へのサポート実績が豊富
  • 転職者の希望に合わせて、「チャレンジ転職」にも力強くサポートしてくれる
サービス対応地域 全国
ITエンジニア関連の公開求人数 約2.5万件(2024年8月現在)
とくに多い職種 SE・PG、PL・PM、インフラエンジニア、社内SE
転職エージェント総合ランキング 3年連続顧客満足高評企業

Green

Green。転職をカジュアルに。
POINT!

都市部のIT・Web企業の求人が非常に豊富な転職サイト。企業からのスカウト・オファーも多いため、エンジニア転職の選択肢を広げたい人はぜひ登録しておきたいサービスです。

Greenは、おもにIT・Web業界への転職を検討している人向けの転職サイトです。
約3万件の求人を保有しており、そのうちWebエンジニア(フロントエンド・バックエンドエンジニア含む)の求人は約1.0万件あります(2024年8月現在)。

ここまでITエンジニア向けの転職エージェントを紹介しましたが、ここで転職サイトGreenを紹介した理由は、「企業からのスカウトを多く貰えることが多い」サービスだからです。

転職エージェントは、基本担当エージェントからの紹介をもって求人にアプローチします。一方Greenでは転職サイトですので求職者が直接企業にアプローチし、また企業側からのコンタクトを得られることもふんだんにあるのです。

そのため、ここまで紹介したマイナビIT、レバテックキャリア、ワークポートとあわせてGreenを登録しておくと、エージェントサポートと企業との直接コンタクトの両方を試せるのでおすすめです。

Greenの特徴は、上に挙げた「企業からの直接スカウトの機会が多いこと」、そして「良質なITエンジニア求人を豊富に抱えている」ことです。

まずは一度試しに登録してみて、希望する領域の求人の掲載状況やスカウトの頻度からニーズ確認するだけでも、Greenを利用するメリットはあるでしょう。

Greenの特徴

特徴
  • エンジニア求人は常時1.5万件以上。「未経験者可」の求人も多い
  • 企業からの熱量の高いスカウトが届きやすい。スカウトの欲しいエンジニア転職者にとくにおすすめ
  • カジュアル面談で企業の雰囲気を掴みやすい
サービス対応地域 全国
ITエンジニアの求人数 約2.1万件(2024年8月現在)
採用に積極的なIT企業多数

まとめ)特徴をしっかり把握し、あなたに合った職種を選ぼう

フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアの間で、万人にあてはまる優劣はありません。
あなたに合った職種を選ぶためには、まずそれぞれの特徴やメリット・デメリットをしっかり把握することが大切です。

その上で、希望に沿った職種を選びましょう。後でキャリアチェンジもできますから、とりあえず興味・関心を持てる職種を選び、チャレンジすることもよい方法の1つです。

エンジニアとして活躍するためには、会社選びも重要です。あなたの希望やこれから積みたいキャリアプランも含めて、転職エージェントへの相談をおすすめします。

転職エージェントはあなたに合った会社を紹介し、将来活躍するお手伝いをいたします。書類選考や面接のバックアップ体制も万全。よい未来を勝ち取るためにも、ぜひご活用ください。

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