キャリアアドバイザーを辞めたい人へ。対策やおすすめの転職先は?
[最終更新日]2024/06/26
現在、キャリアアドバイザーとして働いている人の中には「キャリアアドバイザーを辞めたい」と感じている人もいるはずです。
将来的には別の職種に転職したいと考えている人もいれば、できれば早い時期に転職しようと思っている人もいるでしょう。
目次
1)「キャリアアドバイザーを辞めたい…。」によくある理由とは
キャリアアドバイザーを辞めたいと感じる理由には、どのようなものが多いのでしょうか。
辞めたいと感じた原因を明確にしておくことは、今後のキャリアプランを考えていく上で重要なヒントとなります。キャリアアドバイザーの仕事の性質上、よくある退職検討理由について確認しておきましょう。
残業時間/休日出勤が多い
キャリアアドバイザーにとって重要な業務として、求職者との面談が挙げられます。
求職者の大半は在職中に転職活動を進めるため、勤務先の仕事を終えた夕方〜夜間や土日に面談を希望するケースが多いです。
そのため、「月に数回は休日・祝日に出勤する」という人や「夜8時以降から(転職者との面談で)忙しくなる」というキャリアアドバイザーの人も多いと思います。
こうした残業や休日出勤によって、「プライベートの時間をほとんど確保できない」、「オーバーワークで、疲労がたまる」といった点に不満を感じる人は多いでしょう。
ノルマに対するプレッシャーが大きい
人材紹介会社のビジネスモデルは成功報酬型のため、求職者の採用が決定するまで紹介手数料は得られません。そのため、キャリアアドバイザーには「月の成約数〇名」といったノルマが課されることが多いです。
ノルマ未達は許されない雰囲気の職場も少なくないため、ノルマに対するプレッシャーにストレスを感じていたキャリアアドバイザーの人も多いと思います。
毎月のノルマを達成するために、面談のアポイント数や面接の設定件数、内定獲得数といった数値目標が設定されている職場も多いです。
毎日のように数字と向き合い、プレッシャーに耐え続ける中で「この仕事は、本当に自分に合っているのか」と悩む人も少なくないでしょう。
「求職者の理想<自社の利益」によるギャップ
「求職者のために力になりたい」、「満足いく転職にしていけるよう、支援したい」
こうした思いからキャリアアドバイザーを目指す人は多いと思います。
ですが実際において、人材紹介業として会社で働くためには利益を出していくことが求められます。
与えられた売り上げ目標を着実に達成していくには、求職者の理想よりも数字の達成を優先させなくてはならないこともあるでしょう。
「今月中にあと〇名成約する必要がある」となれば、求職者の希望条件とは異なる企業を提案せざるを得ないこともあるはずです。
現場では求職者の理想を叶えるよりも自社の利益を優先しなくてはならない現実に直面し、「自分は一体誰のために働いているのか?」と疑問を抱き始めるキャリアアドバイザーの人もいるでしょう。
このように、キャリアアドバイザーは「やりたいこと」と「やるべきこと」にギャップを感じやすい職種であるともいえます。
2)「キャリアアドバイザーを辞めて転職」を決断する前に
キャリアアドバイザーを辞めたいと感じている人の多くが、「辞めて転職する」ことも想定していることでしょう。
ただし、転職を決断する前に「転職がベストな選択かどうか」を改めてよく考えておくことも大切です。転職した結果、「やはりキャリアアドバイザーを続けたほうが良かった」と感じるのは避けたいですよね。
キャリアアドバイザーを辞めて転職する決断を下す前に、次の2点を検討しておきましょう。
その悩みは転職で解決できるのかを考える
キャリアアドバイザーから転職したい理由が、先に挙げた「残業・休日出勤が多い」、「ノルマに対するプレッシャー」、「理想と利益のギャップ」以外にあるとしたら、注意が必要です。
その転職理由は、辞めて他の職場に就いたとしてもついて回る可能性があるからです。
また、「ノルマに対するプレッシャー」が主な転職理由の場合も、ノルマあるなしに関わらず「プレッシャーのまったくない職場」はまずないでしょう。
仕事をする以上、私たちは何かしらの責任を負わなければなりません。
転職を考え始めると、どうしても「隣の芝生は青い」と感じやすい傾向があります。現状抱えている悩みが、本当に転職によって解決できるのかをよく考えてみる必要があるでしょう。
キャリアアドバイザーを続けるメリットについても検討してみる
キャリアアドバイザーで働くメリットとしては、大きく以下が挙げられるでしょう。
- 利用者(求職者)から感謝されることが多い
- (多くの場合)新規開拓営業の必要がない
- 企業の人事担当はじめ、多くの人脈を築きやすい
- 人材領域での最新情報や市場動向をキャッチしやすい
こうしたメリットを享受することで、この先の自分の働き方やキャリアアップにどんな影響を与えるかをいちど考えておくことをおすすめします。
今まさに直面している悩みにとらわれず、この先5年・10年というスパンでキャリアを見通してみたときに、「上記のメリットが大いに役立ちそうだ」と思えるのなら、転職するよりも留まって今の負担やストレスを軽減できる方法がないかを検討する方が有益かもしれません。
キャリアアドバイザーの仕事が嫌でも今の会社自体に愛着がある場合は、キャリアアドバイザーからステップアップし、リーダーやマネージャーとして活躍する道もあります。あるいは、将来的に今の職場で新規事業に携わる可能性もゼロではないでしょう。
このように、今の職場を続けるメリットが本当にないかどうか、よく検討しておくと良いと思います。
3)「キャリアアドバイザーを辞めて転職しよう」と決断したら、意識しておきたい3つのポイント
熟考した結果、やはりキャリアアドバイザーを辞める選択をしたなら、転職に向けて頭を切り替えていきましょう。
キャリアアドバイザーから別の職種に転職するわけですから、キャリアチェンジを目指すことになります。キャリアチェンジを実現するには、いくつか押さえておきたいポイントがあります。
具体的には、次の3つの点を意識しておきましょう。
キャリアアドバイザーの経験を活かせる職種を知っておこう
他職種に転職するといっても、キャリアアドバイザーとしての経験が全く活かせない仕事に就くのは得策ではありません。可能な限り、経験を活かせる親和性の高い職種を選ぶべきでしょう。
キーワードは、「人材」です。キャリアアドバイザーの経験をしてきたからこそ、目指しやすい職種や働き方があります。例えば、次の4職種が挙げられます。
人事職
キャリアアドバイザーの経験が活かしやすい職種として、人事・採用担当者が挙げられます。採用を仲介する立場から採用する企業側の立場へと変わりますが、人材を見極める目を活かせる点では共通しているからです。
人事職の仕事は営業ではないので、ノルマに追われたくないと感じていた人にも適しているでしょう。一方で、企業にとって人材採用は年々重要な経営課題となりつつあります。長期的に見れば、成果を問われる点では共通しているのです。
また、人事のスペシャリストになる以上、法令や社会保険に関する知識は必須となります。法律や社会保険制度はしばしば改定されますので、最新の情報を収集し勉強しておくことが重要です。
他業界の営業職
キャリアアドバイザーの仕事は、いわば「無形商材の営業職」です。職業紹介を通じて成功報酬を得る仕事ですから、B to C営業経験者といえるでしょう。
営業職の中でも、無形商材を扱うIT・Web系、保険などの営業職は親和性が高いと考えられます。いずれもコンサルティング営業の側面がありますので、求職者と向き合ってきた経験が活かせるはずです。
とくに、人材開発に関わるSaaS事業では、キャリアアドバイザーで培った知識・スキルも活かしやすく、この領域に転職するキャリアアドバイザーは多いといいます。
ただし、営業職はどの業界でも成果をシビアに問われるケースが少なくありません。キャリアアドバイザーとしてノルマを達成できていたかが問われるため、営業職への適性についてはよく考えておく必要があります。
営業職求人の多い主な業界・業種
業界・業種 | 説明 |
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人材 |
就職・転職に関わる人材紹介・人材派遣のサービスをする。 企業への求人開拓ほか、求職者への支援といった業務が営業職の主な仕事になる。 参考:人材紹介会社の仕事 |
広告・メディア |
企業の商品・サービスに対して広告・宣伝の提案、運用をする。 営業職のおもな業務は、顧客(広告主)および広告掲載先のメディアの開拓。 参考:広告代理店の仕事 |
IT・Web |
IT・Webサービスの開発、運用をする。 営業職の主な業務は、サービスやネット広告の提案、販売。 参考:IT営業の仕事 |
製造・メーカー |
製造・メーカーとは「ものづくりをして、販売する企業」のこと。 営業職の主な業務は、自社で製造した製品の提案、販売。 参考:製造業(ものづくりエンジニア)の仕事 |
不動産 |
住宅、ビルテナント、土地などの不動産の売買・賃貸または仲介をする。 営業職の主な仕事は、不動産販売、不動産賃貸仲介、不動産販売仲介。 参考:不動産営業の仕事 |
証券 |
株の発行元の会社と投資家、または投資家と投資家の間に立って、株式の売買の取次ぎや引受けなどをする。 営業職の主な仕事は多岐に渡るが、リテール営業(個人顧客に金融サービスの提案をすること)から経験を積むことが多い。 参考:証券会社の仕事 |
保険 |
生命保険、損害保険などの保険商品の運用・販売または代理店業務をする。 営業職の主な業務は、保険商品の販売。 参考:保険営業の仕事 |
医療 |
医療機器や薬品の開発・販売などをする。 営業職の主な仕事は、医療機関への自社商品の提案、販売 参考:医療機器の仕事/MRの仕事 |
インフラ |
電気、水道、ガスそのほか電話や鉄道などの公共サービスの提供をする。 営業職の主な仕事は、関連企業にインフラ設備の提案・販売。訪問先が固定する「ルート営業」であるケースが多い。 |
化学 |
ゴム製品や樹脂など、化学素材の製造・販売をする。 営業職の主な仕事は、自社で製造した製品の提案、販売。訪問先が固定する「ルート営業」であるケースが多い。 |
食品 |
食品の製造・販売をする。 営業職の主な仕事は、自社で製造した製品の提案、販売。販売先は小売店になるが大抵は中間に商社が入るため、食品営業は商社とのやり取りがメインになるケースが多い。 |
コンサルタント(組織人事コンサル)
企業が抱える経営課題を解決へと導くコンサルタントは、キャリアアドバイザーとして培ってきた経験が活かせる仕事の1つです。
B to Bという点がキャリアアドバイザーとは異なるものの、顧客と向き合い、信頼関係を築いていく点では親和性が高いでしょう。
また、企業の経営課題には人材に関する問題が深く関わっているケースも少なくありません。採用戦略に関する知見を活かした提案ができるのは、元キャリアアドバイザーの強みになるはずです。
ただし、コンサルタントは人気職種であり、求められる能力の水準が高い傾向があります。しっかりと選考対策を講じ、準備を整えて転職活動に臨む必要があるでしょう。
その他の職種
多くの人の進路選択に関わる仕事という点では、教育業界への転職も1つの選択肢です。学習塾や予備校では、生徒の学習相談や進路選択に応じる学習カウンセラーが配置されていることがあります。相談相手が社会人から中高生に変わるものの、人生の重要な選択に立ち会う点は同じです。
また、大学などの教育機関では、主に就職活動を控えた学生向けにキャリアセンターが設けられています。就職活動に向けた準備や企業選びなど、キャリアアドバイザーとしての経験が活かせるはずです。
ただし、学生から寄せられる相談は就職だけではありません。進学や留学に関する相談にも応じるため、より幅広い知見と情報収集力が求められるでしょう。
活かせる経験・スキルを棚卸ししておく
異業種の採用担当者にとって、キャリアアドバイザー経験者がどんな知識・スキルを持っているのか分かりづらいことがあります。たとえば、実質的には営業職であることを説明しないと伝わらないことも考えられるのです。
そこで、キャリアアドバイザーとして培ってきた経験・スキルを振り返り、棚卸ししておきましょう。一例として、キャリアアドバイザーがアピール可能な能力・スキルには下記のものが挙げられます。
- ヒアリング力
- コミュニケーション力
- 交渉力
- 進捗管理能力
- 目標達成力
- 幅広い業界に対する知見
これらの能力は、キャリアアドバイザーにとって「言うまでもないこと」かもしれません。しかし、こうした能力・資質を求めている業種・企業も数多くあるのです。
自身の経験・スキルを改めて整理しておくことで、アピールポイントを見つけやすくなるでしょう。
支援実績が豊富な転職エージェントを活用する
キャリアアドバイザーが転職エージェントを利用することに、抵抗を感じる人もいるかもしれません。しかし、転職成功に向けて有効な手段といえるのは他職種と同じです。
ご存知の通り、転職エージェントに登録すると非公開求人を紹介してもらえます。各社が独自に非公開求人を保有していますので、複数のサービスを併用すれば自分に合う企業に出会えるチャンスが広がるでしょう。
また、キャリア相談に関しても「自分自身がキャリアアドバイザーなのだから必要ない」と判断するのは危険です。第三者から見て自身のスキルや実績がどう映るのか、客観的な意見を聞いておくことは決して無駄にはなりません。
転職支援実績が豊富なエージェントを活用することで、転職成功率を高めていきましょう。
4)キャリアアドバイザーからの転職に、おすすめ転職エージェント
ここからは、キャリアアドバイザーから異業種へキャリアチェンジを検討している人向けに、おすすめの転職エージェントを紹介します。
エージェントによってサポートの傾向や担当となるアドバイザーのタイプも変わりますので、まずは自分に合うエージェントを見つけていくうえで2~3登録し、「ここがフィットする」というエージェントに利用を絞っていくと良いでしょう。
JACリクルートメント
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ミドルクラス・ハイクラスの転職 満足度で6年連続No.1!(オリコン満足度調査2019-24年)利用者からは「相談の手厚さ」と「適切なマッチング」への評価が高いです。
JACリクルートメントは「年収600万円以上」のミドル・ハイクラス向け転職エージェントです。一定以上の経験や実績のある人材を求める企業の紹介に優れており、ミドル層以上の転職活動におすすめです。
JACリクルートメントでは求人紹介だけでなく、キャリア面談やキャリアの棚卸し、キャリアプラン相談といった総合的なキャリアコンサルティングを行ってくれます。
在籍コンサルタントは人材業界の中でもベテラン勢が多く、これまでの豊富な転職支援実績をもとにキャリアコンサルティングを実施してもらえます。
JACリクルートメントの活用メリットとおすすめポイント
JACリクルートメントを活用するメリットとして筆頭に挙げられるのが「ハイクラス向け求人の充実度」です。とくに年収600万円以上など好条件の求人を多数保有していることから、ハイクラス人材を求める企業と転職者のマッチングを得意としているのです。
高年収帯の求人や、重要なポジションを募集する求人を探している人にとって、登録を検討する有力な理由となるはずです。
JACリクルートメントは両面型サポートのため、コンサルタントが企業の採用担当者が直接コンタクトを取り、企業の情報や就業条件についてヒアリングを実施しています。
つまり、転職者に伝えられる企業情報はコンサルタント自身が収集した一次情報なのです。
このため、企業担当と人材担当の間で情報が分断されてしまう心配がなく、精度が高く確実な情報を得ることが可能です。
JACリクルートメントの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約1.3万件(2024年6月現在) |
とくに多い職種 | サービス|商社|流通|消費財|マスコミ|建設・不動産|金融|IT・通信|WEB|EMC|コンサルティング・シンクタンク・事務所|メディカル・バイオ|医療・介護・福祉など |
サポートの充実がウリのJACリクルートメントですが、求人数は少なめです。登録の際は希望条件をやや広めに&他の転職サービスにも登録しておくのがおすすめです。
リクルートダイレクトスカウト
リクルートダイレクトスカウトは、転職大手「リクルート」が運営するヘッドハンティング型の転職サービスです。
年収600万円以上のミドル・ハイクラス層をメインとしており、優秀なヘッドハンターからのスカウトが多いです。
リクルートダイレクトスカウトの活用メリットとおすすめポイント
リクルートダイレクトスカウトでは「転職者がヘッドハンターを選ぶ」という逆指名制を採用しているのが大きな特徴です。
自分が希望する業種・職種に関する知識が豊富か、優れた転職支援実績があるか、といった点を見極めるために、ヘッドハンターのプロフィールを閲覧できます。
優秀なヘッドハンターを見つけたら、転職者のほうからヘッドハンターを選んで求人紹介を依頼できるのです。
また、ヘッドハンターは複数名を同時に指名することも可能です。
リクルートダイレクトスカウトの特徴
特徴 |
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サポート対象地域 | 全国 |
特に多い職種 | 経営ボード|経営企画・事業企画|管理|人事|マーケティング|広告|マスコミ・メディア・出版|クリエイティブ|営業|サービス|コンサルタント|ITコンサルタント|専門職(公認会計士、司法書士など、その他)|IT技術職|Webサービス・制作など |
公開求人数 | 約31万件(2024年6月現在) |
キャリアアドバイザーagent
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キャリアアドバイザーへの転職に特化した転職エージェントです。未経験からの転職も積極的に受け付けてますので、まずはキャリア相談してみるのもよいでしょう。
「今の会社は辞めたいけれど、キャリアアドバイザーの仕事自体は続けたい」という人は、キャリアアドバイザーへの転職支援に特化した転職エージェントのキャリアアドバイザーagentはに相談してみるとよいでしょう。
同サービスは、国内(主に都市部)のキャリアアドバイザー求人から、以下のように詳細条件を確認しつつの求人提案が可能です。
- 得意領域
- 営業のスタイル(片手型/両手型/法人新規開拓のありなし)
- インセンティブ設計の詳細
- 新規求職者面談の数や保有求職者の数
- 目標売上や目標成約数
- リモート環境
- 会社の雰囲気やカルチャー
- 数値重視かホスピタリティ重視か
- これまで入社した方がその企業を選んだ理由
- 選考難易度
- 過去に入社したからヒアリングした定性的なコメント
さきにお伝えしたとおり、キャリアアドバイザーの働き方は企業によって大きく変わります。あなた自身が本当に求めているCAの働き方が、キャリアアドバイザーagentで見つけられるかもしれません。
そして、サービス利用者の内定獲得率は72%。確度の高いサポートを期待する人にもおすすめのサービスです。
キャリアアドバイザーagentの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 東京・大阪 |
人材紹介・エージェントの公開求人数 | 非公開 |
一人ひとりの利用者に時間をかけてじっくりコミュニケーション取るのが同サービスの強みです。利用の際は活動にかけられる時間をしっかり取っておくのがよいでしょう。
マイナビエージェント
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書類作成、面接準備のサポートの手厚さが特徴。とくに「はじめての転職で、不安…」という人におすすめです。
マイナビエージェントは専門知識を持つキャリアアドバイザーが一人ひとりの転職者に対して丁寧に向きあい、きめ細かなサポートをしてくれることで知られる転職エージェントです。
とくに20代〜30代前半の転職サポートを得意としており、志望動機のブラッシュアップや面接指導を的確に行ってくれます。
サポート対応地域は全国で、地域ごとに専門のアドバイザーが対応しています。
マイナビエージェントの活用メリットとおすすめポイント
業界ごとに専任のキャリアアドバイザーが在籍しており、専門知識を持つプロからアドバイスしてもらえるのが特徴です。業界・職種に特有の転職事情を熟知したキャリアアドバイザーに相談したい人に適しています。
引用元:マイナビエージェント公式サイト
また、大企業だけでなく中小企業の求人も豊富に保有しているため、企業規模に関わらず自分の希望に合った会社を探している人に向いています。
一般的に、大手転職エージェントのサポートは「3ヵ月間」などの期限が設けられています。
一方、マイナビエージェントでは期間の制限はなく、「無期限」でサポートを提供してくれます。「思いのほか活動期間が長引いてしまった…」とった場合も、マイナビエージェントであればサポートを継続してもらえるのです。
期間を定めることなく、かつ転職者の経歴と想いに合った転職先を紹介していくマイナビエージェントのスタイルは、「内定率のアップ」や「納得できる転職の実現」に大きく寄与しています。
実際にマイナビエージェントを利用して転職に成功した人は、入社後にミスマッチを感じることも少ない傾向があります。
マイナビエージェントの特徴
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約6.0万件(2024年6月現在) |
とくに多い職種 | 営業職|マーケティング|広報|人事|経理|クリエイティブ(Web・編集・制作など)|ITコンサルタント|システムエンジニア|金融アナリスト|調査・分析|看護師|薬剤師|保育士|不動産専門職|建築・設計アシスタント|デザイナーなど |
業界・職種ごとの専任サポートチームが「じっくり親身になって」支援してくれるのがマイナビエージェントの強み。サービス入会時に登録する情報で担当が決まりますので、経歴・希望条件は丁寧に記入しておきましょう。
リクルートエージェント
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リクルートエージェントは国内No.1の求人数と転職支援実績を誇る転職エージェントです。
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リクルートエージェントの活用メリットとおすすめポイント
リクルートエージェントでは、志望企業の特徴・評判といった分析から選考のポイントまでをまとめた「エージェントレポート」を用意してくれます。
企業情報はネットで公開されていないものも多いため、レポート情報はあなたの活動に大いに役立つはずです。
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リクルートエージェント登録後に無料で活用できる、職務経歴書を自動で作成できる「職務経歴書エディタ」や無料の「面接力向上セミナー」のサービスもおすすめです。
職務経歴書エディタ |
テンプレートや入力例に沿って、職務経歴書を半自動で作成できるサービス。作成後にWordファイルにダウンロードして利用することも可能。 |
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面接力向上セミナー |
企業が「採用したい」と思える面接の必勝法が学べるセミナー。参加者の99%が「満足」以上の回答。 現在(2024年6月)はLIVE配信(オンライン)で行われている。 |
リクルートエージェントの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約41万件(2024年6月現在) |
とくに多い職種 | 営業・販売・カスタマーサービス|企画・マーケティング・経営|管理・事務|物流・購買・貿易・店舗開発|コンサルタント|金融専門職|不動産専門職|クリエイティブ|SE・ITエンジニア|エンジニア(設計・生産技術・品質管理)|建築・土木|医療・医薬・化粧品など |
リクルートエージェントのサポートは効率的かつスピーディに進みます。日頃の活動にかけられる時間を確保しておくと、より有意義にサービスを受けられるでしょう。
まとめ)キャリアアドバイザーとしての「強み」を活かした転職活動を!
キャリアアドバイザーを辞めたいと感じたときの考え方や具体的な対策について、理解が深まったでしょうか。
今後のキャリアを長い目で見たとき、転職だけが最良の選択とは限らないのは事実です。一方で、転職によって新たなチャンスをつかみ、さらなる成長を遂げていく人も数多くいます。
ぜひ今回の記事を参考に、キャリアアドバイザーとしての「強み」を活かした転職活動を心がけてみてください。数多くの求職者に対応してきたキャリアアドバイザーだからこそ、自身のキャリアを多角的に捉え、ベストな選択ができるでしょう。
他の職種にはないキャリアアドバイザー独自の強みをアピールすることで、きっと道は開けていくはずです。