「ハイクラス」とは?人材の定義と転職時のポイント・企業から求められる働き方
[最終更新日]2024/08/02
近年は転職のあり方が変わり、「どの企業で働くか」よりも「どのポジション(役割)で働くか」という「ポジション思考型」の転職スタイルが浸透しつつあります。
求められる水準はより高いけれども、その分自分の成長が期待できるような、いわゆるハイクラスへの転職を検討している人も多いでしょう。
しかし、「ハイクラス」という概念は曖昧です。
また、ハイクラス人材に対する企業の期待値は大きくなりますので、転職の際にはその曖昧さを取り除いていく作業が欠かせません。
目次
ハイクラス層の転職におすすめの転職サイト・エージェント
サービス名 | doda X | WARCエージェント | JACリクルートメント | ビズリーチ | リクルートダイレクトスカウト | パソナキャリアハイクラス |
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特徴 |
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公開求人数 | 約6.0万件 | 非公開 | 約2.1万件 | 約14万件 | 約40万件 | 約1.4万件 |
得意業界/職種 | ◎全業界 | 経理・財務、人事・労務、法務、総務、情報システム部門など | ◎全業界 | ◎全業界 | ◎全業界 | ◎全業界 |
対象年代 | ◎全年代 | ◎全年代 | ◎全年代 | ◎全年代 | ◎全年代 | ◎全年代 |
おすすめの人 |
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サービス登録サイト |
表内の求人数は2024年11月時点のものです。
1)「ハイクラス」とは。ハイクラスの定義
ハイクラスの定義
「ハイクラス」という言葉には、厳密な定義がありません。
しかし一般的には以下のような人材をハイクラス人材と呼び、このような処遇への転職、もしくはこのような人材の転職をハイクラス転職と呼んでいます。
経営の目線をもって価値を発揮できる人材、または非常に高度なスキルをもった専門職の人材
会社を経営する目線で仕事ができる人を指します。また経営層でなくとも、ある分野において非常に高度なスキルを持ったエンジニアや研究者なども含まれます。
年収800万円以上
上記のような人材は年収800万円以上のレベルであることが多く、転職サービスでは年収800万円以上の求人を「ハイクラス求人」としていることが多いです。
ハイクラス求人とエグゼクティブ求人の違い
ハイクラスと同様に、「エグゼクティブ層」などエグゼクティブという言葉もよく耳にされると思います。エグゼクティブとハイクラスの違いは何なのでしょうか?
実は「エグゼクティブ」という表現にも明確な定義がなく、ハイクラスとはほぼ同義で使用されています。
しいて言うなら、エグゼクティブ(executive)の単語は「(管理・経営などで)実行する・実行力のある」という意味であり、一般的に「エグゼクティブ層」というとCEOやCOO、CTOといった経営幹部層を呼ぶことが多いです。
2つとも曖昧な表現ではありますが、非常に能力の高い人材であることが共通して挙げられます。
これらの表現は転職活動をするときによく目にするように、「エグゼクティブ人材」「ハイクラス転職」といった表現はよく使用されています。
このような転職を狙う場合は、これら2つのキーワードで検索すると良いでしょう。
2)企業がハイクラス層に求める人材
ハイクラス層とは、年収でいうと800万円以上に相当するような優秀な人材を指すことを紹介しました。
現在ハイクラス層に位置し、別のハイクラス人材を求める企業へ転職する人もいる中、現在より好条件を求めてハイクラス層へのキャリアアップ転職を希望する人もいるでしょう。
そこで、企業がハイクラス層に求める条件について紹介します。
マネジメント経験は必ず求められる
経営層の視点はやはりプレイヤーの視点だけでなく、マネジメントの視点も必要となります。そのためマネジメント経験は必須と言えるでしょう。マネジメント経験の中でも、具体的には以下が重視されます。
事業・チームでどんな功績を残したのか
マネジメントの目標とは、事業やチームの社員個々の能力を引き出し掛け合わせることで、大きな功績を残すことです。
個性ある社員をまとめチーム内を良好な人間関係にすることも重要な要素ですが、やはり会社に貢献できるようなどんな結果を残せたのかがより重要です。
どれだけの人数をマネジメントしたのか
人数が多ければ出せる結果も大きいですが、その分マネジメントの難易度は上がることとなります。
少ない人数で結果を出せたことも評価されますが、多くの人数をまとめあげることも重要です。
マネジメント経験がなくとも、専門スキルの高さで企業から歓迎されることも
マネジメント経験がなくても、ハイクラス人材として歓迎される場合があります。それが高度な専門的スキルを有する場合です。
例えば会計士、弁護士、社会保険労務士などの国家資格は、マネジメント経験がなくてもその高度な知見から企業にアドバイスできます。
またエンジニアとして高い技術を持ち、ITなどインダストリー4.0に対応できるような人材も新規事業を展開するにあたり必要とされる場合が多く、ハイクラス人材と言えるでしょう。
こうした専門スキルの高い人材は、マネジメントよりもそのスキルを活かした働きが求められるため、必ずしもマネジメント経験は必須とはされないでしょう。もちろんマネジメントスキルもあれば鬼に金棒であることは間違いないです。
目標設定力・推進力
経営層となると、指示を受けてから行動するのではなく、自分で何が課題なのかを見極め、それに向けての対策を立案し、下部組織にうまく指示を出し進捗管理をすることが求められます。
つまり「目標設定力」と「推進力」の2つが求められます。
目標設定力
自分自身の目標はもちろん、会社として何が課題でその解決のためにはどんな目標が適切かを考え設定できる力のことです。誰かに指示を受けずとも、常に自分で考えることが求められます。
推進力
目標を設定するだけではなく、実際に目標を達成するにはどのような対策をするべきかを立案し、課題解決に向けて行動を推進できる力です。ポイントは自分自身だけでなく、組織全体を動かさねばならないということです。
個々の個性や思いがある中で、いかに1つの目標に向かって動かせるかがマネジメントの醍醐味となる部分です。
調整力と協調性
個人の能力がいかに高くても、やはり集の力には及びません。組織で行動する以上、調整力と協調性が非常に重要です。それぞれについて具体的に説明します。
調整力
社内外の関係者に対して、納得した上で目標に向かって働いてもらうためにうまく調整する力のことです。
組織には多様な人がいますが、うまく調整しながら目標に向かって働くようにうまく調整する力は、マネジメントにおいて重要な力です。
協調性
「周りに合わせる」ような日本独特の悪い文化ではなく、性格・考え方が異なっていたとしても、互いに議論しながら協力する力のことです。
どうしても合わない人も組織に入るかもしれませんが、マネジメントする者として人を選り好みすることは御法度です。
だからといって諦めてしまっては、組織として成り立たなくなってしまいます。ビジネスで成功するためには、積極的に人と協力する「協調性」が必要と言えます。
その企業・業界に関する知識・関心
マネジメントスキルや高度な専門的能力、またその他組織を動かす力があれば、業界が異なっていても転職は可能でしょう。
しかし転職先の企業・業界に関する知識・関心がなければ、そのスキルは活かせないかもしれません。
企業はなぜ、自社で長年勤めた社員ではなく、外部からハイクラス・エグゼクティブ人材を採用しようとするのでしょうか?
その理由は多岐に渡りますが、1つとして「外部からの新鮮な視点・ノウハウを獲得するため」という理由が挙げられます。
その企業のニーズに応えるには、「その企業が今何を把握していて、何を知りたい(求めている)のか」「その業界はどんな課題を抱えているのか」について把握しておくことが重要です。
いくら力があっても自分のおかれたフィールドに対する理解が浅ければ、活躍することは難しいでしょう。自分のスキルに慢心せず、丹念な企業・業界研究は必須です。
3)ハイクラス層への転職活動で意識しておきたい3つのポイント
企業がハイクラス層に求める条件を紹介しました。
しかし、ハイクラス求人は希少であるため、いくら条件がそろっていたとしても、転職活動の方法によっては求める求人と巡り合えないこともあります。
そこで、ハイクラス層への転職活動で意識しておきたいポイントを3つ、紹介します。
企業研究を入念に行い、自分なりの「期待の応え方」を見出す
ハイクラスであれ一般的な転職であれ、基本となるのは自己分析と企業研究です。ハイクラスとなるとより高いレベルでの思考が求められ、その分自己分析と企業研究を徹底することが重要です。
自己分析は、「自分が現在できることは何か」「自分が今後なりたいのはどんな姿か」ということを探求します。
これまでの経歴と将来実現したい未来像を繋げ、ストーリーで語れるようにするのがベストです。
そして企業研究は、「その会社の強みは何か」「企業が転職者に何を求めているのか」などについてじっくり調べていきます。
企業研究をする際に、優先して見るべきポイント
流れ | 確認する対象 | チェックポイント |
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① 企業の基本情報をチェック | 求人票、企業HP |
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② 企業の特色をチェック | 企業HP、業界ニュース、口コミサイト、競合他社のHP |
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③ 募集条件をチェック | 求人票 |
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④ 調査からの所感・考察 | ── |
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また事業内容や今ハイクラス人材を募集している状況、業界の状況などを加味して、何が会社の課題なのかを自分なりに分析しましょう。
こうして「自分のできること」×「転職者に求めること」がマッチする部分を導き出していくのです。
そこから自身の働き、今後のキャリアによって、企業の課題解決にもつながることをアピールできるように考えておくとよいでしょう。
ハイクラスになるほど、転職時の「軸」が重要
ハイクラス転職においては、「オールマイティ」よりも「この分野なら絶対活躍できる、自身の尖った強み」を見出しておくことが大切です。併せて、その強みを発揮できる企業を探していくのです。
言葉を変えると、それがあなたの「転職の軸」になるのです。
転職の軸についてイメージを持つことに難しさを感じる人は、以下の流れに沿って考えをまとめていくと良いでしょう。
- ①目指したい業界・企業・ポジション(働き方)を、ざっくりとイメージする
- ②その分野で、自分が出来ること、得意なことをイメージする
- ③その分野で求められること(知識やスキル)が何かをイメージする
- ④改めて、その分野であなたがやりたいこと、そして情熱を持ち続けられることをイメージする
- ⑤イメージの重なりの部分を、自身の転職の「軸」とする
それぞれのイメージは、上記図のように「MUST(求められること)」「CAN(できること)」「WILL(やりたいこと)」と表すことができます。
そして、これらのイメージの重なる部分が、その人が長く活躍できる領域になるのです。
「転職の軸」の例①経営コンサルタント
MUST (求められること) | 高度な分析能力、クライアント対応力、リーダーシップ |
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CAN (できること) |
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WILL (やりたいこと) | クライアントの課題解決を通じて、多様な業界の成長に貢献し続けたい |
転職の軸 | 外資系コンサルティングファームのシニアアナリストとして、財務分析と経営戦略立案の強みを活かし、クライアントの成長を支援したい。 |
「転職の軸」の例②マーケティングディレクター
MUST (求められること) | 市場分析、マーケティング戦略立案、プロジェクト管理能力 |
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CAN (できること) |
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WILL (やりたいこと) | 市場のニーズを捉えた新しいマーケティング戦略を立案し、企業の成長に貢献することに情熱を持って取り組みたい |
転職の軸 | 大手消費財企業でマーケティングディレクターとして、これまで培った市場分析とブランド戦略構築の経験を活かし、市場ニーズを「創る」マーケティング戦略をしたい。 |
これまで培った人脈は、フルに活用する!
ハイクラス人材を募集している求人数はあまり多くはありません。
転職サイトや転職エージェントを介さず、現在の人脈をたどった方がすぐに求人が見つかることも少なくありません。今まで培ってきた人脈をフル活用しましょう。
しかし知人の紹介による入社はメリットもありますが、デメリットもあることを考慮しておきましょう。
知人の紹介による入社のメリット
- 自分のことを会社に把握してもらいやすい
- 具体的な仕事内容を把握しやすい
知人の紹介による入社のデメリット
- 選考途中で辞退しづらい
- 「友人の紹介」という色眼鏡で見られる
- 働きぶりによっては知人との関係が悪化する
知人の紹介で入社する場合、自分のことを転職先に把握してもらいやすく、また転職先の情報を得やすいメリットはありますが、一方、選考途中で辞退しづらかったり、「友人の紹介」という色眼鏡で見られる場合もあったりします。
知人に紹介してもらうパターンであっても、知人が働いている企業を勧めてもらうだけではなく、業界について教えてもらう・客観的な意見をもらえるなど、様々な活用の仕方があります。
人脈を活用して多くの情報を収集しましょう。
ハイクラス層向けの転職サービスを「複数」活用する
そもそもハイクラス求人は「空き枠採用」であることがほとんどです。
常に募集があるわけではなく、また募集が出てもすぐに応募者で埋まってしまうことが多いです。
そのため、ハイクラス層への転職をする際は、「ハイクラス求人の豊富な転職サービス」を複数登録しておくことをおすすめします。
次章では、ハイクラス転職におすすめの具体的な転職サービスを紹介します。
4)ハイクラス向けおすすめ転職サイト・エージェント
doda X(デューダ エックス)
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年収800万円以上の企業からのスカウトが多く届く転職サイト。ヘッドハンターからのサポートも受けられます!
doda X(デューダエックス)は、「キャリアに戦略を。」をキーワードにハイクラス人材に向けた支援をするヘッドハンティング型の転職サービスです。
doda Xに登録すると、ヘッドハンターがあなたの経歴と希望に合わせて厳選スカウト求人を提案してくれます。
紹介される求人の多くは、年収800万円以上の企業経営戦略や事業戦略に直結する重要なポジションのものが殆ど。
今よりさらに活躍できるフィールドで働きたい人にマッチしやすいサービスでしょう。
doda Xに在籍するヘッドハンターは約6,300名(2024年8月時点)。レジュメの効果的な見せ方や面接対策などの転職サポートもしっかりサポートしてくれます。
doda Xの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 東京・埼玉・神奈川・愛知・静岡・大阪・京都・兵庫・広島 |
公開求人数 | 約5.4万件(2024年7月現在) |
とくに多い職種 | 事業企画・経営企画|営業|IT・Webエンジニア|経理・財務・人事・法務|マーケティング・販促・商品開発|技術職(機械・電気)|コンサルタント|金融系専門職|医療専門職|技術職(化学・食品系)|技術・専門職(建設・不動産系)|クリエイター・クリエイティブ職|サービス系(店舗管理・運営管理)|技術職(組み込みソフトウェア)|SCM・物流・購買系など |
dodaXでは登録後に職種別の経歴書のサンプルも入手できます。doda専属のキャリアカウンセラーのサポートを合わせて利用すれば、書類作成の準備は万全でしょう!
リクルートダイレクトスカウト
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ハイクラス人材向けの求人数は国内最多!企業・ヘッドハンターからのスカウトが届く転職サイトです。
リクルートダイレクトスカウトは、転職大手「リクルート」が運営するヘッドハンティング型の転職サイトです。
サービスの主な特徴は、年収600万円以上のミドル・ハイクラス層向けの求人が国内トップクラスの豊富さであること、そして企業からのスカウトが多く届くことです。
ハイクラス人材の募集をしている企業も多く見られます。
スカウト経由で転職活動を検討している人は、はじめに登録しておくことをおすすめします。
スカウトはAIによるマッチングも働いており、サービス利用を重ねるごとに「希望に合致するスカウト」が届くようになるといいます。
また、登録時に必要となるレジュメ作成は、経験や能力、希望条件などの選択項目から選ぶだけで完成します。
レジュメが出来上がれば、すぐにスカウトを受け取れます。
リクルートダイレクトスカウトの評判とおすすめ使い方
リクルートダイレクトスカウトの評判・口コミでは、「企業からのスカウトがたくさん届く」「希望にマッチした求人が多い」という意見・感想が多く見られます。
一方で「企業からだけでなくヘッドハンターやエージェントからのスカウトも多い」という声も見られます。
これはどの転職サイトにもいえることですが、登録時のレジュメを適当に済ましてしまうと質の良いスカウトは届きません。
リクルートダイレクトスカウトのサービスメリットを充分活用するうえでも、レジュメの経歴入力は丁寧におこなうことをおすすめします。
リクルートダイレクトスカウトの特徴
特徴 |
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サポート対象地域 | 全国 |
特に多い職種 | 経営ボード|経営企画・事業企画|管理|人事|マーケティング|広告|マスコミ・メディア・出版|クリエイティブ|営業|サービス|コンサルタント|ITコンサルタント|専門職(公認会計士、司法書士など、その他)|IT技術職|Webサービス・制作など |
公開求人数 | 約31万件(2024年7月現在) |
良質なスカウトをゲットする際は、登録時に記入するレジュメを充実させることが重要です。「アピールできる経歴が思いつかない」という人は事前に事前にキャリアの棚卸しをしておきましょう。
JACリクルートメント
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ミドルクラス・ハイクラスの転職 満足度で6年連続No.1!(オリコン満足度調査2019-24年)利用者からは「相談の手厚さ」と「適切なマッチング」への評価が高いです。
JACリクルートメントは「年収600万円以上」のミドル・ハイクラス向け転職エージェントです。一定以上の経験や実績のある人材を求める企業の紹介に優れており、ミドル層以上の転職活動におすすめです。
JACリクルートメントでは求人紹介だけでなく、キャリア面談やキャリアの棚卸し、キャリアプラン相談といった総合的なキャリアコンサルティングを行ってくれます。
在籍コンサルタントは人材業界の中でもベテラン勢が多く、これまでの豊富な転職支援実績をもとにキャリアコンサルティングを実施してもらえます。
JACリクルートメントのハイクラス転職への活用メリット
JACリクルートメントを活用するメリットとしてまず挙げられるのが「ハイクラス向け求人の充実度」です。とくに年収600万円以上など好条件の求人を多数保有しており、またの求人を人材を求める企業と転職者のマッチングを得意としているのです。
●●の分野で高年収帯の求人や、重要なポジションを募集する求人を探している人にとって、登録を検討する有力な理由となるはずです。
JACリクルートメントは両面型サポートのため、コンサルタントが企業の採用担当者が直接コンタクトを取り、企業の情報や就業条件についてヒアリングを実施しています。
つまり、転職者に伝えられる企業情報はコンサルタント自身が収集した一次情報なのです。
このため、企業担当と人材担当の間で情報が分断されてしまう心配がなく、精度が高く確実な情報を得ることが可能です。
JACリクルートメントの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約1.3万件(2024年7月現在) |
とくに多い職種 | サービス|商社|流通|消費財|マスコミ|建設・不動産|金融|IT・通信|WEB|EMC|コンサルティング・シンクタンク・事務所|メディカル・バイオ|医療・介護・福祉など |
サポートの充実がウリのJACリクルートメントですが、求人数は少なめです。登録の際は希望条件をやや広めに&他の転職サービスにも登録しておくのがおすすめです。
ビズリーチ
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転職後の平均年収840万円!企業からのスカウトが非常に多い転職サイトです。
ビズリーチは主にハイキャリア人材を対象とした転職サービスです。
一般的にハイキャリア転職サービスは求人数が少なくなりがちですが、ビズリーチは近年求人数が増えており、首都圏はもちろんのこと地方での転職においても非常に豊富な求人を確認できます。
「ハイクラス転職サービスにはどんな求人があるのだろう?」「自分の場合、どのような企業からスカウトが届くのか?」といったことを知っておくだけでも、今後のキャリアプランを考える上で十分参考になるはずです。
現在の年収が500万円以上で、ゆくゆく転職を検討する可能性のある人であれば、登録する価値が十分にあるサービスです。
ビズリーチのハイクラス層への転職のおすすめポイント
ビズリーチの登録者に届くスカウトには、企業からの直接スカウトとヘッドハンターによるスカウトの2種類があります。
紹介される求人は経営管理(管理職・役員)やプロジェクト管理、専門職といった事業の上流工程を支える重要なポジションのものが多いです。
カバーしている業種も幅広いため各業界の最前線で活躍するハイクラスポジションへの転職が期待できます。
紹介される会社は大企業だけでなく、中小の優良企業の求人も扱っています。
また、独自に「BizReach創業者ファンド」を創設するなど、スタートアップ企業の支援も積極的に行っていることから、スタートアップ企業やベンチャー企業への転職支援にも強いのが特徴です。
ビズリーチの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約13万件(2024年7月現在) |
とくに多い職種 | 経営(経営者・CxO・事業推進など)|管理(経理・財務・税務・IRなど)|マーケティング|営業|コンサルタント|専門職(公認会計士・税理士・弁護士など)|IT技術職(SE・その他ITエンジニア)|ゲーム|電気・電子|半導体|機械|化学|金融|研究・臨床開発・治験|建築・土木など |
ビズリーチで企業からのスカウトを多く得るためには、レジュメ(職歴書)の品質を上げること!どのような自己PRが企業からの目にとまりやすいかをじっくり考えて、取り組んでみましょう。
WARCエージェント
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ベンチャー・スタートアップ業界でのキャリアアップに興味がある管理部門の人、IPO準備企業をはじめ、成長フェーズの企業で活躍したい人におすすめの転職エージェントです。
WARCエージェントは、ベンチャー・上場企業の管理部門の転職支援に特化した転職エージェントです。
同サービスの強みは、「ハイクラス人材と企業の、高いマッチング力」にあります。
転職後の年収アップ率は平均150万円、また利用者の98%が「WARCエージェントに相談してよかった」と回答しています(※2024年7月時点の同社公式サイトより)。
WARCエージェントのハイクラス層への転職のおすすめポイント
ベンチャー・スタートアップ業界と、経理・財務や人事・労務、情報システム部門(コーポレートIT)などの管理部門に特化した転職エージェントのため、一般的な転職エージェントと比べた際に、専門性の高い支援(業界情報や企業ごとの特性を踏まえたアドバイス・サポート)ができることがWARCエージェントの強みです。
また、一人の求職者に一人のキャリアアドバイザーが専属に就く「専任制」を採用しています。サポートを進めるにつれて相互理解が深まりやすく、より希望に沿ったサポートが実現できます。
上場企業CFO経験者がキャリアアドバイザーをしているので、CFOや管理部長等の専門性の高いキャリアをお考えの方には非常におすすめです。
WARCエージェントの評判とおすすめ使い方
WARCエージェントを利用した人たちの評判・口コミでは、「提案する案件のマッチ度が高い」「こちらの希望・要望を汲み取ってくれる」といった意見・感想が多いです。
サービス登録後は、専門領域の業務経験をもったコンサルタントが担当に就きます。希望する領域に強い担当とマッチングできるように、登録フォームの備考欄に希望条件を詳しく記載することをおすすめします。
WARCエージェントの特徴
特徴 |
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サポート対象地域 | 関東・関西・福岡 |
公開求人数 | 1,000社以上(2024年7月現在) |
「どんなステージや規模感の企業で、どんな業務を、どんな責任範囲で担当したいのか」を、なるべく具体的にイメージしておくことで、より適切なサポートを受けやすくなるでしょう。
まとめ)ハイクラスへの転職は入念な準備と転職エージェント活用を
ハイクラス層の転職で実力はもちろん必須ではありますが、数少ないハイクラス人材の募集にめぐりあうためには実力だけでは難しいのが現状です。
実力に加え綿密な企業・業界研究、そして自己分析から導き出された自己PRを準備することも必要であり、また複数の転職サービスやこれまでに培った人脈をフル活用することが求められます。
ハイクラスへの転職活動を始める前に、自分の経歴やスキル、これから希望するキャリアと、現職ではそれが実現できそうかをまずはよく考えてから始めることをおすすめします。