50代の「次を最後の転職にしたい」を叶えるおすすめ転職サイト・エージェントは?
[最終更新日]2023/11/14

現在転職を検討している50代の方で、「自分に合った転職サイトは見つかるだろうか」と悩んでいませんでしょうか。
転職サイト・エージェントは国内に数多くありますが、その大半は若年層向けです。
そのため、「50代ならではの転職」を実現するためには、50代への支援実績が豊富な転職サイト・エージェントを正しく選ぶことが大切です。
この記事を読んでわかること
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目次
- 50代のおすすめ転職サイト・エージェント10選+α
- ①「なるべく早く転職を進めたい!」50代におすすめの転職エージェント
- ②「今の年収をキープしたい!」年収700万円以上の50代におすすめの転職サイト
- ③「じっくり相談しながら進めたい!」50代におすすめの転職エージェント
- ④専門職・スペシャリストとして転職先を選ぶ人におすすめの転職エージェント
- ⑤「地元で転職先を見つけたい!」人におすすめの転職エージェント
- アドバイス|50代が転職サイト・エージェントを上手に使うためのポイント3つ
- FAQ|50代の転職サイト・エージェントの利用でよくある質問
- まとめ)50代の転職サイト・エージェント選びは、「積極的&柔軟に」
50代のおすすめ転職サイト・エージェント10選+α
まずはあなたに合った転職サイト・エージェントのタイプをチェック
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おすすめのタイプが見つかったら、続いてはそれぞれのサービスの特徴と50代の転職に向けての攻略法を見ていきましょう。
50代の転職は、なるべく多くの網を張っておくこと。転職サイトは複数登録を。
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転職サイトで求人をチェックする際も、エージェントからのサポートを受ける際も、サービスは複数登録しておくことをおすすめします。

転職者の多くは、転職サイト・エージェントを複数登録して活動しています。
リクナビNEXTの調査によると、転職成功者の利用サービス数は平均4.2社であったといいます(参照:リクナビNEXT「転職エージェントを活用するポイント」)。
50代の転職者が転職サイト・エージェントを複数利用するメリットは、以下があります。
- より多くの求人にアプローチしやすくなる
- 自分に合った担当に出会う確率を高められる
- キャリアプランや応募企業の優先度を検討・判断する際にセカンドオピニオンを得られる
多くの50代の転職者の方は、「今回を最後の転職にしたい」と考えているはずです。
その希望を叶えるうえで大切なことは、ミスマッチ転職をなくすこと。単に「とにかく転職先が決まればいい」という考えではなく、「転職後に、『今回の転職は、成功だった』と思えること」をゴールにすることです。
そのうえで、上に挙げたメリットはぜひとも活用しておきたいところです。
この記事で紹介する転職サイト・エージェントにおいても、サービスの選定はひとつのみではなく、「自分に合いそうだ」と思ったサービスを複数ピックアップして、登録を検討してください。
①「なるべく早く転職を進めたい!」50代におすすめの転職エージェント
リクルートエージェント
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非公開求人27万件以上。「他には掲載されていない求人」に多数アクセスすることで、ライバルの少ない状態で選考に臨めます。
50代の転職を失敗に終わらせないためには、支援実績の豊富な転職エージェントを利用するのは有効です。
リクルートエージェントは「求人数」と「転職支援実績」の二つにおいて国内No.1を記録しています。
扱っている業種・職種も幅広く、様々な求人にアクセスできるでしょう。
なお、リクルートエージェントには「非公開求人」も豊富です。非公開求人は通常に比べ「好条件が多い」「応募者が少ない」といった特徴があります。
求人の母数が少なくなりがちな50代の転職活動において、これら二つは大きなアドバンテージとなるでしょう。
リクルートブランドにおける企業からの信頼も獲得しているため、年収交渉においても高い実績を持っています。
年収を落とさず、なるべく転職先の選択肢を多く持ちたい人にリクルートエージェントはおすすめです。
リクルートエージェントの特徴
特徴 |
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サポート対象地域 | 全国 |
特に多い職種 | 営業・販売・カスタマーサービス|企画・マーケティング・経営|管理・事務|物流・購買・貿易・店舗開発|コンサルタント|金融専門職|不動産専門職|クリエイティブ|SE・ITエンジニア|エンジニア(設計・生産技術・品質管理)|建築・土木|医療・医薬・化粧品など |
公開求人数 | 約41万件(2023年11月現在) |
リクルートエージェントの評判・口コミ
※サービスをご利用された方の感想・体験談コメントの一部を掲載しています。
キャリアドバイザーの方は、私の希望に沿った求人を毎回10件ほど、コンスタントに紹介してくれて。「求人を選べる!」のがまず嬉しかったし、対応の速さには助けられました。
50代/男性/飲食業
私が「ここが良さそう…」と思っていた求人が、実は労働環境が過酷なことを教えてくれたり、自分一人では絶対に知りえない情報を詳細に教えてくれたのがありがたかったです。
50代/男性/アパレル
ジョブチェンジを考えていたのですが、担当の方から「ご経験から、もっと上流でのお仕事も見つかると思いますよ。他の業界に移ると、年収がダウンする可能性があります」と教えていただいて、踏みとどまれました。
50代/男性/IT
面談の際に、希望の条件などを伝えると、その業界ならではの傾向も押さえたうえでぴったりの求人を紹介してくれました。 それ以降も、的確なアドバイスで力強くバックアップしてもらえて頼もしかったですね。
50代/男性/製造業
リクルートエージェントから何回も面談の連絡が来る( ; ; ) 以前にも2回面談したけど、お給料を下げるしか無理、希望に合う求人はないとか言われたからなあ( ; ; )
システム系の開発を今後も続けていきたいって面談で言ったのに、筐体設計みたいな畑違いすぎる求人ばっか紹介してくる。もしかして、エンジニアは全員同じと思ってる?
国内No.1のサービスだけに、求人数・サポート品質ともに満足したユーザーが多くみられました。
その一方で、「連絡のしつこさ」や「希望に合わない求人紹介」という印象を持った人も多かったようです。
一人のエージェントが複数人の転職者をサポートしているケースが多く、こまめな連絡を心がけないと、優先度を下げられてしまう可能性があるので注意しましょう。
doda(デューダ)
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「転職サイト+転職エージェント」の両機能併用で、スピーディかつ希望にマッチした求人が見つけやすい転職サービスです。
50代での転職活動を成功させるカギとしては、「どれだけコンスタントに求人情報にアクセスできるか」があります。
その点、dodaは「転職サイト+転職エージェント」の両機能を備えていることもあり、転職者自身でも求人検索・応募できるのが強みです。
また、登録時のレジュメ(職務経歴)を詳細に記入しておくことで、企業からのスカウトをもらえる可能性も高まります。
全職種の求人を幅広く扱っていますが、なかでも営業職、企画・管理、技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)などの求人が多い傾向にあります。
これらの職種で経験を積んできた人は、dodaで転職成功できる確率は高まるでしょう。
doda(デューダ)の特徴
特徴 |
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サポート対象地域 | 全国 |
特に多い職種 | 営業職|企画・管理|技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)|技術職(組み込みソフトウェア)|技術職(機械・電気)|専門職(コンサルティングファーム・専門事務所・監査法人)|クリエイター・クリエイティブ職|販売・サービス職|公務員・教員・農林水産関連職|事務・アシスタント|医療系専門職|金融系専門職など |
公開求人数 | 約22万件(2023年11月現在) |
dodaの評判・口コミ
※サービスをご利用された方の感想・体験談コメントの一部を掲載しています。
私の転職に対する希望や要望をじっくり聞いてくれたのが良かったです。 その中から、私の条件に合った求人をいくつか提案してくれて。それでこちらも転職実現へのイメージをはっきり持てましたね。
50代/男性 /薬剤師
アドバイザーの方は親身に相談にのってくださり、自分では思いつかなかった業界を提案していただけました。 また、わからない業界だからこその不安を先回りして教えてくれたのも心強かったです。
50代/女性/ウェディングプランナー
dodaは大企業だけでなく中小の優良企業の求人についても、私の条件に合った求人を多く見つけられました。私は建設・建築関連の求人を探していたのですが、そうした業種別の求人も多く、かつ探しやすかったです。
50代/男性/建築・設計
はじめてdodaで求人をチェックしたとき、私の希望する条件の求人はあまり見つからなかったのですが、その後定期的にチェックしていくと新しい求人も出てきたりと、更新ペースが適切に保たれているのを感じました。
50代/女性/不動産営業
doda登録したらメールうざすぎてなんぼか停止しちまった笑
半日して30個の適当に関係のない仕事とか何もかもメールで送って来るのでもうスパムメールに近い
転職者自身でも求人を検索・応募できることから「求人検索がしやすかった」「スムーズに転職できた」といった声が多くみられました。
一方で、「希望に合わないスカウトが多かった」という意見も一部みられました。
dodaはサポート期間を「3か月間」と期限を設けています。サービス利用中は活動にかける時間を確保しておくなどの準備をしておくとよいでしょう。
ワークポート
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IT業界に強い転職エージェント。求人紹介のペース・量が多いと評判で、短期で内定を獲得できる可能性があります。
ワークポートは総合型の転職エージェントですが、なかでもIT・Web業界の求人を多く扱っています。
ワークポートでは「求人紹介のペース・量が多い」という評判があり、なるべく早く転職したい50代におすすめのサービスといえます。
また、エリアごとに特化した転職コンシェルジュ(エージェント)が在籍しているため、都市部のみならず地方転職にもおすすめです。
他の転職エージェントに登録したものの、思うように求人紹介をしてもらえなかった人も、ワークポートを通じて転職成功できる確率は高まるでしょう。
ワークポートの特徴
特徴 |
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サポート対象地域 | 全国 |
特に多い職種 | ソフト開発・システムエンジニア系|クリエイティブ系|通信・インフラエンジニア系|ヘルプデスク・ユーザーサポート|研究・製品開発/品質・評価系|コンサルタント・プリセールス系|ゲーム制作関連|ものづくり系エンジニア|金融・保険・証券系|建設・土木・プラント・設備|不動産専門職|営業系|事務・管理系(総務・経理・財務・人事など)|経営企画・事業開発|マーケティング・プロモーション系など |
公開求人数 | 約8.5万件(2023年11月現在) |
ワークポートの評判・口コミ
※サービスをご利用された方の感想・体験談コメントの一部を掲載しています。
海外との貿易や物流を担う会社の社内SEならば、今までの経験が活かせるということでした。実際、そのコンシェルジュの方の狙い通りに、転職先を決めることが出来たのです。
50代/男性/社内SE
選考進捗はあまり芳しくなく、何度も不採用となってしまったのですが「おそらく実務経験が浅い点を企業が不安視しているのでしょう。ここからの頑張りもアピールしていきましょう」と言ってくれました。
50代/女性/ディレクター
年齢的になかなか求人紹介してもらえないだろう…と思っていましたが、ワークポートは私の今までの経験を活かしての求人紹介を積極的に行ってくれました。求人紹介の頻度は、他の転職エージェントさんよりも多かったです。
50代/女性/事務職
選択肢を広げる点においては良いと思いますが、今までの経歴とは全く関係ない求人もあったため、選考に進めるのか不安に感じたこともありました。
50代/女性/貿易事務
履歴書の書き方について一方的に話されたので、頭が追いつかず理解に時間がかかりました。また、求人を次々と紹介してくれるのはありがたいのですが、1つ1つ感想を聞いてくるのはやめてほしいと思いました。
50代/女性/製造
1つだけデメリットを挙げるとしたら「なんでも早く済ませようとする」こと。紹介された求人に対して、(ここはちょっと違うかな…)と思っていたものを担当さんは応募する前提で話していて、少し違和感を持ちました。
50代/女性/事務職
転職コンシェルジュによる的確なアドバイスやコンスタントな求人紹介に対する高評価が多くみられました。
その一方、「ペースが早く、流れ作業に感じた」という声も一部みられました。
ワークポートは利用者の良い評判、悪い評判が分かれやすい傾向にあります。「担当コンシェルジュとのコミュニケーションがうまくいかない」と感じた場合は、担当の変更の依頼または他のエージェントにも登録しておくことをおすすめします。
②「今の年収をキープしたい!」年収700万円以上の50代におすすめの転職サイト
リクルートダイレクトスカウト
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業界経験10年以上のヘッドハンター1,000名以上が在籍!実績豊富なヘッドハンターから支援を受けたい人はリクルートダイレクトスカウトがおすすめです。
リクルートダイレクトスカウトは、人材事業最大手のリクルート社が運営するハイクラス向け転職サイトです。
同サービスの特徴は、年収600万円~2,000万円までの好条件求人が多いこと、そして利用者に向けてヘッドハンターからスカウトが届くことが挙げられます。
ヘッドハンターはそれぞれ企業への推薦枠としての求人を持っていますので、希望条件に合致する場合は通常応募よりもはるかに有利に選考を進められます。
在籍するヘッドハンターは約5,000名。そのうち1,300名は業界経験10年以上のベテランヘッドハンターです(※2023年11月現在)。
かつ、リクルートダイレクトスカウトに登録すれば転職者の方でこれらヘッドハンターのプロフィールを確認して、「この人に相談したい」というところに直接相談もできます。
もちろん通常の転職サイトとして、求人をチェックして応募することも可能です。
リクルートダイレクトスカウトの特徴
特徴 |
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サポート対象地域 | 全国 |
特に多い職種 | 経営ボード|経営企画・事業企画|管理|人事|マーケティング|広告|マスコミ・メディア・出版|クリエイティブ|営業|サービス|コンサルタント|ITコンサルタント|専門職(公認会計士、司法書士など、その他)|IT技術職|Webサービス・制作など |
公開求人数 | 約55万件(2023年11月現在) |
リクルートダイレクトスカウトの評判・口コミ
※サービスをご利用された方の感想・体験談コメントの一部を掲載しています。
スカウトをしてきたヘッドハンターから求人を紹介してもらえるので、転職の手間を省ける印象です。条件交渉などのフォローもいただけました。
50代/女性/薬剤師
急がず将来に向けてきちんと転職を考えようというスタンスの人は、転職エージェントよりもリクルートダイレクトスカウトのようなサービスの方がいいのではと思います。
50代/男性/自動車設計
私の経歴、キャリアに合うヘッドハンターを選んでみたのですが、これが非常にマッチしました。女性の管理職としての働き方について真摯にアドバイスをしてくれて、かつそうした働き方を実現できそうな企業を紹介してもらえました。
50代/女性/法人営業
経歴や実績などの略歴をみてから、ヘッドハンターを指名できるのが良かったです。他の転職エージェントで起きがちな、アドバイザーとの性格的なミスマッチなどのトラブルを避けられました。
50代/男性/ITエンジニア
自分にマッチする求人が少なく(それは自分の経歴不足が大きな要因ですが)やや時間がかかってしまうと思い、最終的に他の転職エージェントに切り替えて、そこで転職先が決まりました。
50代/男性/マーケティング
自分の経歴に見合う仕事内容はあまり見られず、スカウトもあまり届きませんでした。一度ヘッドハンターともコミュニケーションがありましたが、私が気後れしているのを悟ったのか、しばらくして連絡が来なくなりました。
50代/男性/営業職
リクルートダイレクトスカウトを利用した人たちからは、ヘッドハンターのサポートに対する高評価が多く確認できます。
一方で、「自分の経歴に合う求人を見つけられなかった」「スカウトがあまり来なかった」という意見も確認されました。
ヘッドハンターには並行して2人目、3人目に相談することも可能です。スカウトを待つだけでなく、自分からも積極的に求人情報や相性のいいパートナーを見つけに行きましょう。
JACリクルートメント
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ミドル・ハイクラスの転職サービス顧客満足度4年連続No.1!管理職・技術/専門職転職に強いエージェントです。
マネジメント経験を活かした転職や、外資系・グローバル企業への転職を目指す50代の人には、JACリクルートメントがおすすめです。
保有している求人はいずれも「年収600万円以上」です。かつ担当コンサルタントによるサポートにより「企業とのマッチング」において高い評価を得ています。
JACリクルートメントではとくにキャリアコンサルティングに力を入れています。
「転職者の経歴をふまえ、どのようなキャリアが最適なのか」、「強みを目指せる分野は何か」について、人材業界で経験を積んだプロのコンサルタントがアドバイスをしてくれます。
キャリア形成支援のプロフェッショナルにサポートをしてもらいたい人は、JACリクルートメントを活用するとよいでしょう。
JACリクルートメントの特徴
特徴 |
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サポート対象地域 | 全国 |
特に多い職種 | サービス|商社|流通|消費財|マスコミ|建設・不動産|金融|IT・通信|WEB|EMC|コンサルティング・シンクタンク・事務所|メディカル・バイオ|医療・介護・福祉など |
公開求人数 | 約1.2万件(2023年11月現在) |
JACリクルートメントの評判・口コミ
※サービスをご利用された方の感想・体験談コメントの一部を掲載しています。
いわゆる「エグゼクティブ」・「ハイキャリア」向けの案件がとても多く、「これは自分で探していてはなかなか見つけられないだろうな」という求人をたくさん紹介してもらいました。
50代/男性/保険営業
未公開の上場企業や業界最大手企業、外資系企業など、「この会社だったらキャリアアップを目指せそう」というものばかりでした。
50代/男性/サービス業
コンサルタントの方の知識や経験が豊富で、「こういう場合はこう答えた方がより印象がいいと思いますよ」など、ためになるアドバイスをいくつもしていただきました。
50代/男性/事務職
ある程度業界や職種を絞り込んだうえで会社を紹介してくれたところがよかったです。その業界・職種ならば内定獲得率が高いことも知っていましたので、候補を数社に絞ることで、対策が立てやすくなりました。
50代/女性/医療福祉
悪い点はあまりなかったのですが、あえて言うならやや求人数が少ないかな、と感じました。私の経験不足も一因かもしれませんが、紹介された求人が少なかったので、転職までに少し時間がかかりました。
50代/男性/品質管理
じっくりと転職活動を進めようとするところがあると感じました。とにかく早く転職したい、今すぐ転職する必要がある人の場合は、若干もどかしく感じてしまうかもしれません。
50代/女性/事務職
コンサルタントによる専門性に長けた求人紹介・キャリアカウンセリングに対しての高評価が多くみられました。
一方で、カウンセリングにしっかり時間を取っているサポートであるため、「急ぎの転職には不向き」といった意見もみられました。
キャリアカウンセリングに定評のあるサービスですが、求人数はやや少なめです。登録時の希望条件は少し広めにとっておき、リスクヘッジに他のエージェントも並行して登録しておくのがおすすめです。
ビズリーチ
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国内で最も企業からのスカウトが多いと評判の転職サイト。スカウト・オファー狙いで転職活動を進めたい人はマストで登録しておくべき転職エージェントです。
ビズリーチは主に年収600万円以上の転職者を対象とした転職サイトです。
経営企画や管理職、プロジェクトマネージャーなどの上流工程を担うポジションの求人が多く、とくにこれまでリーダー・管理職としての経験を積んだ人はビズリーチでマッチする求人を見つけやすいでしょう。
都市部の求人が多いイメージを持たれがちですが地方求人も非常に豊富で、さらには企業からの直接スカウト・オファーが非常に多いです。
「企業からのスカウト経由で転職活動を考えている」人はもちろんのこと、「自分の経歴が、どんな企業から興味を持たれるか知りたい」「そもそも、今の経歴でどの程度企業からスカウトをもらえるか知りたい」という人にもビズリーチはおすすめです。
ビズリーチの特徴
特徴 |
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サポート対象地域 | 全国 |
特に多い職種 | 経営(経営者・CxO・事業推進など)|管理(経理・財務・税務・IRなど)|マーケティング|営業|コンサルタント|専門職(公認会計士・税理士・弁護士など)|IT技術職(SE・その他ITエンジニア)|ゲーム|電気・電子|半導体|機械|化学|金融|研究・臨床開発・治験|建築・土木など |
公開求人数 | 約10万件(2023年11月現在) |
ビズリーチの評判・口コミ
※サービスをご利用された方の感想・体験談コメントの一部を掲載しています。
登録直後は採用担当者や転職エージェントに新着会員として表示されるのか、スカウトが沢山来ます。多すぎて読み切れないくらいです。
ビズリーチは普通の転職サイトと逆で、求職者にオファーが大量に来る。自分の経歴の何が注目されるかが解るのがいいかな。
ビズリーチ登録してちゃんと真面目に職務経歴書を書いたら沢山のちゃんとした会社の人事から直でメールがきて嬉しい。
前職ですごくお世話になったビズリーチの担当の方と今でも交流がありますが、現職でもサポートしてくれる担当の人も本当に素晴らしい。会社の理解も深堀りしてくれて、採用担当している自分も”気づき”が多いんです。
ビズリーチでプラチナスカウトを貰って、某サイトを調べたら…まあまぁ社長の悪口が書かれていた。直近でも2020年。制作屋の新事業でECポジションの募集というが、そんな社長の下では仕事したくない…
ビズリーチで初めてスカウトらしいスカウトが来た。今まではあからさまなテンプレートのオンパレードだったけど。担当に返信しても、日程調整事務局です。一からご案内しますねって。
ビズリーチの評判・口コミでは「企業からのスカウトが活発」なことに関しての高評価が多いです。
一部、「希望にそぐわないスカウトを受け取った」という人もいました。
ビズリーチで企業からのスカウトを多く得るためには、レジュメ(職歴書)の品質を上げること!どのような自己PRが企業からの目にとまりやすいかをじっくり考えて、取り組んでみましょう。
doda X(デューダ エックス)
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スカウトを待つ以外にも「自ら応募できる」。選択肢を自分で広げていきたい人におすすめの転職サイトです。
2019年にパーソルキャリア株式会社が運営を始めたdoda Xは、ハイクラス人材への支援を行うヘッドハンティング型の転職サイトです。
「スカウトを待つ」スタイルの転職活動は、経歴を見たヘッドハンター・企業からマッチ度の高いオファーが届きやすい反面、「スカウトが届かない限り転職活動が長期化しがち」というデメリットもあります。
doda Xはこの点を解消するために、「転職者自身で求人へ検索・応募」も可能になっています。
比較的新しくできたサービスのため、時代の流れに伴い価値観をアップデートしている企業の求人が多い傾向があります。
なお、ヘッドハンターが紹介する求人は「年収800~2,000万円クラス」の経営戦略や事業戦略に直結する重要ポジションの募集です。
これまでのキャリアで優れた実績を残している人、専門スキルや管理職経験がある50代におすすめです。
doda Xの特徴
特徴 |
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サポート対象地域 | 全国 |
特に多い職種 | 経営・事業統括・管理統括|企画・管理|専門職(コンサルティングファーム・専門事務所・監査法人)|営業職|技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)|医療系専門職|金融系専門職|クリエイター・クリエイティブ職|販売・サービス職|公務員・教員・農林水産関連職など |
公開求人数 | 約4.0万件(2023年11月現在) |
doda Xの評判・口コミ
※サービスをご利用された方の感想・体験談コメントの一部を掲載しています。
doda Xはヘッドハンターの方の対応力が素晴らしかったです。オファーから面接、そして採用前の条件交渉までストレスなく進行できました。細かい要望も的確に対処してもらい、仕事と平行しながら無理なく転職活動ができました。
50代/男性/IT営業
希少性の高い求人を紹介してくれますし、かつその企業での働き方ややりがいについても詳しく教えてもらえました。サービスを利用して、転職を成功しようというモチベーションをさらに上げられました。
50代/男性/営業職
自分の市場価値やそれに見合った年収額を査定頂きました。「あなたならもっと高い年収で活躍できますよ」と言ってくれたのが嬉しかったです。求人も好条件のもので、「doda Xだからこそ紹介できる求人」だと思いました。
50代/男性/社内SE
「求人の質が高い」印象です。他の有名サービスでは「この求人はあまり良くないかな…」と思えるものも少なくなかったのですが、こちらは条件面から業務内容の分かりやすさまでしっかりしている内容でした。
50代/男性/経営企画室
非常に良い求人が揃ってはいましたが、その分競争も激しい印象です。いくつか応募しましたが書類選考で落とされることが多かったです。
50代/男性/営業職
比較的新しいサービスということで、求人数は他の転職サイトと比べると少ない印象です。スカウトはそんなに高頻度で来るわけではないので、「急いで転職したい」と思ってもスカウト待ちのままではそれもままなりません。
50代/男性/プログラマー
ヘッドハンターのサポート品質の高さや、求人内容の質について好意的な意見が多くみられました。
一方で、「求人のレベルが高すぎる」「求人の総数は少なく感じた」などの意見もありました。
自身のキャリアや市場価値について客観的な意見が欲しい人は、doda Xの「キャリアコーチングサービス」の利用もおすすめです。
③「じっくり相談しながら進めたい!」50代におすすめの転職エージェント
パソナキャリア
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一人あたり平均20時間のキャリアサポート。利用者の67.1%が年収アップにも成功しています。
パソナキャリアの求人は約半数が「年収800万円以上」のハイクラス求人です。
全国に拠点があるため、地方の転職活動においても役に立つサービスでしょう。
パソナキャリアは担当エージェントによる「じっくり・丁寧なサポート」に定評があります。
転職者一人につき平均20時間のサポートを行っているため、求人紹介だけでなくこれまでのキャリアの棚卸しや今後のキャリアプランなどについても有益なアドバイスがもらえるでしょう。
担当エージェントはいずれもハイクラス層の採用トレンドに精通しています。
内定獲得に伴っての年収交渉についても高い実績があり、利用者の67.1%が年収アップに成功しています。
パソナキャリアの特徴
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サポート対象地域 | 全国 |
特に多い職種 | 営業職|管理・事務|IT・Webエンジニア|技術職(電気・電子・機械・化学)|クリエイティブ|マーケティング・企画|コンサルタント・士業|販売員・サービススタッフ|研究・開発(メディカル)|専門職(Web・IT・ゲーム|金融|不動産・建設)など |
公開求人数 | 約3.3万件(2023年11月現在) |
パソナキャリアの評判・口コミ
※サービスをご利用された方の感想・体験談コメントの一部を掲載しています。
複数社利用していましたが、頻繁に連絡をくださったのはパソナキャリアだけでした。面談では私の気持ちに寄り添ったヒアリングをしてくださり、ただ求人を紹介するのでなく、心のこもったやり取りに非常に好感を持てました。
50代/女性/物流管理
転職後も電話で連絡をくれて、「不安な点はありませんか」など、アフターフォローもしっかりしている印象でした。パソナキャリアを利用してとても満足です。
50代/男性/医療
年収を600万円以上の会社に転職したいと望んでいたのですが、転職活動を始めて半年後には、希望額を満たす会社に転職できました。
50代/男性/広告
非公開求人の多さは、業界の中でもかなり上位なのではないでしょうか。とにかく好条件の求人が揃っています。
50代/男性/営業職
パソナキャリアも登録してみようとしたんだけど、紹介できる仕事ないって。パソナキャリアは登録もさせてくれないタイプのエージェント(システム的に)なのか!勉強になった。
書類が通った場合、どんな理由があろうとも一次面接は必ず受けなければいけないと言われました。他社が最終面接まで進んでいれば、志望度が低い企業の面接を辞退することもあるのでは?と思いました。
50代/女性/営業職
担当エージェントによる丁寧なサポート、希望年収を叶えられたことに対する高評価が多くみられました。
一方、登録時の経歴・スキルによっては「紹介できる求人がありません」と利用を断られてしまった人もいたようです。
転職するにあたって「これだけは譲れない」という希望条件を整理しておくと、担当エージェントも求人紹介がしやすくなります。
LHH転職エージェント
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グローバル企業のアデコグループが運営。各領域に特化したコンサルタントが、あなたの適性に合った企業を紹介してくれます。
LHH転職エージェントは「企業とのマッチング」に力を入れています。
担当コンサルタントが企業へのヒアリングと転職者のサポートの両方を兼ねているため、精度の高い情報共有を可能にしています。
また、各業界・職種に特化したコンサルタントがサポートを行ってくれるため、転職市場の状況や必要な経験・スキルについてもアドバイスしてくれるのです。
LHH転職エージェントの運営母体は、グローバルに事業展開を行うアデコグループです。
そのため、外資系・グローバル企業におけるサポート実績も豊富です。
希望業界・職種に詳しいコンサルタントのサポートがほしい人、外資系・グローバル企業を視野に入れている人は特にマッチしやすいサービスでしょう。
LHH転職エージェントの特徴
特徴 |
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サポート対象地域 | 全国 |
特に多い職種 | 営業系|販売・サービス系|ファッション系|マーケティング系|クリエイティブ系|IT系|エンジニア(電気・電子・機械・化学・素材・食品・化粧品・プラント・インフラ・エネルギー)系|メディカル系|人事・労務系|総務・広報|法務・知財|経理・財務系|経営/事業企画系|コンサルタント系|内部統制・監督系|購買・物流・貿易系|金融系|建築・不動産系|事務系など |
公開求人数 | 約3.0万件(2023年11月現在) |
LHH転職エージェントの評判・口コミ
※サービスをご利用された方の感想・体験談コメントの一部を掲載しています。
こちらの希望と、紹介してくださる求人のマッチング度がとても高いのです。また、コンサルタントの方の、求人企業に対する知識の深さも、大変力になりました。
50代/男性/営業
コンサルタントが、求人企業の情報について、すごくよく知っているところがよかったです。こちらが疑問に思っていたことに対して、すべて納得のいく説明をしてくれたので、とても信用できる転職エージェントだと思いました。
50代/男性/営業
Spring転職の強みは、なんといってもコンサルタントのサポート力ですね。履歴書の添削から面接対策など、採用のポイントを色々とアドバイスしてくれました。
50代/女性/事務職
コンサルタントの方との電話での面談を重ね、私の思いを汲み取ったうえで、いくつか求人を紹介していただき、見事、今の職種のまま年収アップできました。
50代/女性/技術職
基本的にメールよりも電話による連絡だったため、日中などは連絡を受けられないことが度々あり、その都度折り返しすることのわずらわしさなどは残念な点でした。
50代/男性/営業
入社した後に事前に聞いていた仕事内容と実際の仕事内容にやや大きな乖離(かいり)があって。。給料が上がったのは良かったですが、実務でやったことがない仕事をするのはかなりプレッシャーでしたね。
50代/男性/プログラマー
担当コンサルタントの求人企業への理解度が高く、質の高い情報提供をしてもらえる点に関し満足しているユーザーが多くみられました。
一方で、電話によるサポートがメインのため、「忙しい時間帯に連絡が行き違いになってしまった」という声もありました。
現職が忙しく、なかなか転職活動のための時間が捻出できない人は、事前に「連絡が取りやすい時間帯・連絡頻度」について担当エージェントに共有しておくとよいでしょう。
ヒューレックス
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地方へのU・Iターンに特化した転職エージェント。地域に根ざした企業で経験を活かしたい50代におすすめです。
定年退職後の人生も見据え、「地方の企業に転職したい」という50代の人も多いのではないでしょうか。
ヒューレックスは地方銀行と業務提携していることから、その地域に根ざした企業求人を多く保有しています。
担当コンサルタントは地域情報や地元企業の動向を熟知した人材です。
幅広い年齢層を対象にサポートを行っているため、「他の転職エージェントは若手優先の印象が強かったが、ヒューレックスでは丁寧に対応してもらえた」というユーザーも多くいます。
さらにヒューレックスでは内定獲得後も職場見学や社員との座談会をセッティングすることで、就業後のミスマッチがないように取り組んでいます。
今後のライフプランも踏まえ、じっくり検討しながら転職活動を進めていきたい人にヒューレックスはおすすめです。
ヒューレックスの特徴
特徴 |
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サポート対象地域 | 全国 |
特に多い職種 | 営業|経理・財務|法務・人事・総務・広報|一般事務|経営・管理職・企画・マーケティング|技術職(電気・電子・機械・医療・化学・食品・建築・土木)|ITエンジニア(システム開発・インフラ・SE)|Web関連職・メディア・ゲーム・デザイン|専門職(士業・金融・不動産・コンサルタント)|サービス・外食・販売|教育・保育・物流・購買など |
公開求人数 | 約2.2万件(2023年11月現在) |
ヒューレックスの評判・口コミ
※サービスをご利用された方の感想・体験談コメントの一部を掲載しています。
50歳の自分の保険販売と営業所長の経験をアピールできる企業があると想像も出来ずにいました。ところが、「実家に近い金融機関が、保険の推進役を求めてますよ。」と言われ受けてみたら、拍子抜けするぐらい順調に決まりました。
「国内の中小企業で技術が、売り先がわからない」企業をサポートしたいと考えていた所、ヒューレックスからの紹介を受けました。経営に関わる深堀った内容を質問しましたが一つ一つ丁寧に回答いただき、不安を解消する事が出来ました。
同じ会社で内定を獲得した方々の面接体験談やコツを惜しみなく、飾らず忠実に教えて頂けたため、対策もそこまで悩まずに立てられました。入社後は想定外に充実して過ごせております。ありがとうございました。
地元求人が多く、直接話出来てその場で求人探してくれるからメールやら電話のワンクッション省略できて楽でした。応募する企業の雰囲気だとか些細な内情とかも聞けたりするからおすすめです。
不安要素が沢山あり迷っていても、言葉巧みに「この年齢(私の年齢)でこれだけ貰えるところは無いですよ」と言われました。
ヒューレックスっていう転職エージェント使ってみたけど、面接日程調整中が1か月かかるのは普通なのだろうか?後から応募した企業の選考が先に終わりそうな勢い。
良かった意見としては「真摯にサポート・相談に乗ってもらえた」「企業に対して詳しく教えてくれた」という意見が多くみられました。
一方で、「強引に転職を勧められた」「レスポンスが遅い」などの意見もみられました。
ヒューレックスはとくにU・Iターン転職に強いエージェント。地元の不動産会社とも提携しているため、移住先の生活環境についても情報提供してもらえます。
④専門職・スペシャリストとして転職先を選ぶ人におすすめの転職エージェント

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エンジニアや経理、管理職などこれまでの専門スキルの活かし方を知る「専門特化型」のエージェントがおすすめです。先に紹介した「総合型エージェント」と併用すると、より効果的ですよ!
専門職・スペシャリストへの転職支援に強い、専門特化型のエージェント
タイプ | ITエンジニア | ITエンジニア | IT・Web系職種 | 管理職・エキスパート | 管理職・エキスパート | 管理職・エキスパート | 会計・経理・税務・財務 | マスコミ・メディア | アパレル・ファッション | 管理部門 | 外資・グローバル | 外資・グローバル | 製造系エンジニア | 介護・福祉 | 介護・福祉 |
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サービス名 | マイナビITエージェント![]() |
レバテックキャリア![]() | ワークポート![]() |
JACリクルートメント![]() |
リクルートダイレクトスカウト![]() |
ビズリーチ![]() |
ジャスネットキャリア![]() |
マスメディアン![]() |
クリーデンス![]() |
MS Agent![]() |
エンワールド![]() |
ロバート・ウォルターズ![]() |
メイテックネクスト![]() |
レバウェル介護![]() |
かいご畑![]() |
メリット |
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デメリット |
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公開求人数 | 約1.7万件 | 約2.1万件 | 約8.6万件 | 約1.2万件 | 約56万件 | 約10万件 | 約3,800件 | 約4,100件 | 約1,400件 | 約9,800件 | 約900件 | 約1,800件 | 約1.5万件 | 約17万件 | 約9,000件 |
得意業界/職種 | IT・Web | IT・Web | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | 会計・経理・税務・財務 | マスコミ・メディア | アパレル・ファッション | 管理部門・士業 | 外資系 | 外資系 | 製造系エンジニア | 介護・福祉 | 介護・福祉 |
対象地域 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | 関東・関西・中部(東海) | 東京・大阪 | 関東・関西・東海 | ◎全都道府県 | 東京・愛知・大阪+海外 | 東京・愛知・大阪+海外 | 東京・名古屋・大阪・福岡 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 |
おすすめの人 |
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公式サイト |
表内の求人数は2023年12月時点のものです。
専門特化型のエージェントは、「実務経験者向け」のものが多いです。また、初回面談前に職務経歴書を丁寧に書いて送っておくと、適切なサポートを受けやすくなります。
⑤「地元で転職先を見つけたい!」人におすすめの転職エージェント

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地方での転職で「よく紹介される転職サイトでは、求人があまり見つけられない」という50代の人は、以下に紹介する各地域に拠点を持つエージェントをチェックしてみてください!
各都道府県の、その地域に拠点を持つ「地域密着型」転職エージェント
都道府県 | 転職エージェント|都道府県内の拠点 |
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北海道 | |
青森県 | |
岩手県 | |
宮城県 | |
秋田県 | |
山形県 | |
福島県 | |
茨城県 | |
栃木県 | |
群馬県 | |
埼玉県 | |
千葉県 | |
東京都 | |
神奈川県 | |
新潟県 | |
富山県 | |
石川県 | |
福井県 | |
山梨県 | |
長野県 | |
岐阜県 | |
静岡県 | |
愛知県 | |
三重県 | |
滋賀県 | |
京都府 | |
大阪府 | |
兵庫県 | |
奈良県 | |
和歌山県 | |
鳥取県 | |
島根県 | |
岡山県 | |
広島県 | |
山口県 | |
徳島県 | |
香川県 | |
愛媛県 | |
高知県 | |
福岡県 | |
佐賀県 | |
長崎県 | |
熊本県 | |
大分県 | |
宮崎県 | |
鹿児島県 | |
沖縄県 |
転職エージェントの多くは公式サイト上で求人を公開しています。登録前に「自分の希望する分野の求人は多くありそうか」をチェックしておくとよいでしょう。
アドバイス|50代が転職サイト・エージェントを上手に使うためのポイント3つ
「不都合な事実」も受け入れる姿勢を持つこと

50代の転職活動において、長期化する人や当初の希望年収から大きく引き下げての条件でようやく転職先が決まる人は少なくありません。
これは、大きく以下の2つの理由があるからです。
- 50代を対象とした求人自体が少ない
- これまで培ったスキル・経験が、新しい職場でフィットしないケースが多い
50代を対象とした求人自体が少ない
「採用するなら、若い人材の方がよい」という志向の強い企業や採用担当は多いです(また、業務内容によりどうしても若年層の人材の採用にならざるを得ないケースもあります)。
そのため、どの業種・職種においても50代向けの求人は20代~40代と比べてかなり少なくなります。
そのため、転職エージェントに登録しても少ししか求人を紹介されない、または「現在紹介できる求人はない」と言われてしまうケースもあります。
ですが、こうした事実があるからといって50代の転職を諦めるべきはありません。
すべての企業がこの通りではなく、現在はとくに地方においてミドル・シニア世代の中途採用者を積極的に取り入れようとする企業が増えています。
大切なことは、そうした「50代でも活躍できる職場」を効率よく見つけることです。
さきに話したように複数の転職サイト・エージェントに登録することはもちろんのこと、自分からもどんどん求人を探していきましょう。
これまで培ったスキル・経験が新しい職場でフィットしないケースが多い
たとえ同じ業種・職種への転職であっても、求められる知識やスキルが異なるケースは多いです。
とくに総合職において、その傾向は顕著でしょう。
企画・管理・営業・マーケティング…、これらの言葉に普遍性はあっても、その働き方は企業によって非常に様々です。
また50代ともなるとその働き方がより専門化(または先鋭化)する傾向にあり、なおさら新しい環境にフィットさせていくのが難しくなりがちなのです。
この問題を解決する有効な取り組みは、以下の4点です。
- ①目指す業界・企業の「求めている働き方・必要スキル」を入念に調査する
- ②自身の不足しているスキルを自覚する
- ③不足スキルおよびポータブルスキルを養う
- ④はじめから「前職と同じ給与条件」を求めすぎない
①・②は必須の取り組みと捉えた方がよいでしょう。引き抜きなどのあなたの経歴・実績が買われての転職でない限り、これらを行わないままで転職先が決まることはほとんどありません。
③については一朝一夕で解決できるものではありませんので、転職活動中および転職後の期間も含めて少しずつでも積み上げていくのがよいでしょう。
また、転職の一番の目的が年収アップではない場合は、④はとくに意識しておくことをおすすめします。
より大切なのは、転職時の給与条件よりも転職後の活躍だからです。
転職エージェント数名の方々にヒアリングしたところ、①~④について理解のある転職者はやはり転職が比較的決まりやすく、サポートもしやすくなるようです。
「信頼できるパートナー・相談役」を見つけること

転職エージェントまたはヘッドハンターとの初回面談の際は、ご自身の経歴や希望条件を説明した後に以下の点を質問してみてください。
- 「現在の私の希望条件と企業が求める人材とで、ギャップはありますでしょうか」
- 「現在の私の経歴からは、どんな企業からニーズがありそうですか?」
- 「私と近い希望条件の方で、例えばどんな転職ケースがありましたか?」
- (応募先企業や志望する分野が明確な際)「職務経歴書や面接で、どういった点をPRすると良いですか」
これらに対して納得度の高い回答をしてくるようでしたら、そのエージェント・ヘッドハンターは「信頼に値する」と見てよいと思います。
注意すべきは、「良いことばかりを言う」、そのほか「抽象的な表現でうやむやにしてしまう」担当者です。
とくに一点目と二点目は、厳しいフィードバックが返ってくることもあるでしょう。ですが考えてみてください。誰だって、相手に厳しいことを言いたくはありません。
その厳しいフィードバックが納得できるものであったときとは、それだけ相手があなたのことを考えているということなのです。
また、性格的な相性の良さも意外に重要です。
数カ月に及ぶ転職活動になるはずですので、担当となるエージェント・ヘッドハンターに対して「話しやすさ・相談しやすさ」を感じられるかは、活動精度にも大きく関わるでしょう。
転職サイト・エージェント1,2社の登録では、こうした「信頼できるパートナー・相談役」たる担当に出会えないこともあるでしょう。
そこで妥協するよりも、もう数社応募してでも、自分にとって「この人と一緒に転職活動を進めたい」という担当を見つけた方が、結果として満足のいく転職になるはずです。
第三段階は、「コンスタントな、継続&積み上げの活動」を目指すこと

様々な理由で「なるべく早く転職しよう」と考えている転職者の人は多いでしょう。
ですが、最終的に転職成功となる人のタイプで多いのは、「急ぎ過ぎず、自分の希望に合う求人が出たときに動く」人です。
急ぎの転職は焦りや妥協に繋がりやすく、転職が決まったとしても「結果としてミスマッチだった」となることも少なくありません。
一方で「自分の希望に合う求人が出たときに動く」人は、その分時間がかかったとしても妥協がない分(また準備期間を相応に持てることもあって)転職成功しやすいのです。
もちろん、ただ待っていればいい求人が見つかって転職成功できる訳ではありませんので、以下の取り組みを意識するとよいでしょう。
これらのアクションを行いながら、あなた自身のキャリアを高めていく意識も大切です。
50代になると若い頃と同じように成長意欲を持てる人は少なくなります。
一方で、50代でも若い頃と変わらず成長意欲があり、かつそのための行動を取れる人は、それだけで企業からも好印象を勝ち取りやすくなります。
また、こうした活動の品質を高めていくうえで、転職サイト・エージェントが役立つことは多いです。
求人紹介や選考通過だけでなく、あなた自身の成長・キャリアアップに向けても、転職サイト・エージェントを有効活用していきましょう。
FAQ|50代の転職サイト・エージェントの利用でよくある質問

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50代の転職サイト・エージェント選びにあたってよくある質問をまとめてみました。
気になる質問があったら、チェックしてみてください。
Q150代向けの求人は、20代~40代と比べて少なくなりますか
業種・職種にもよりますが、全体的に50代向けの求人は20代~40代向けと比べてかなり少なくなる傾向にあります。

とある転職エージェントの話では、「35歳以上になると、求人数は半減。その後、5歳上がるごとにまた半減する」といいます。その計算で行くと、若手社会人(35歳以下)向けの求人が100あった場合、50歳以上向けの求人は6.2程まで少なくなるということです。
一方、近年ではミドル・シニア層の求職者の採用に意向を示す企業も増えてきております。上記の数値をそのまま鵜呑みにすべきではないでしょう。
また求人数の少なさ自体は、転職活動の行動量を増やすことによって解消が見込める問題です。
「50歳向けの求人は、若手社会人と比べて少ない」ことは受けとめたうえで、効率的かつ前向きな行動を目指すことが大切です。
Q2転職活動は在職中から行うべきか、退職してからの方がよいでしょうか
転職活動は、まず「在職中から始める」ことを意識した方がよいでしょう。
在職中から活動を始めれば、無職中の収入が途絶えるリスクを軽減できるからです。
活動にかかる期間をあらかじめ知ることはできません。半年~数年かかってようやく次の転職先が決まった人もいますので、安易に「1~2ヶ月で決まるだろう」と判断しないことをおすすめします。
一方で、「平日は仕事で忙しく、転職活動にかける時間を持てない」人もいると思います。
その場合はまず、「1日5~10分の求人チェック」からはじめ、あわせて土日のサポートも行っている転職エージェントにも登録しておくとよいでしょう。そのほか、一部地域のハローワークでは土日対応しているところもあります。
転職活動に集中したいため、退職してからアクションを起こしたい人も、なるべく在職中にできることを見つけて活動自体は始めておきましょう。
「転職しよう」と決めた時点で、優先すべきは今いる職場よりも新しい職場のはずです。
現職を最後までしっかり勤め上げる姿勢も大切ですが、「これから先の仕事・人生」がおざなりになることのないよう、ご注意ください。
Q350代の転職活動は平均してどのくらいの期間がかかりますか?
転職活動にかかる期間はおおよそ3ヶ月と言われており、年代による差異はそこまで大きくありません。

ただし、希望条件やその人の経験・実績、そのほかタイミングなどからの影響も少なくありません。
半年以上かかる人もいれば、「2年ほどかかって、ようやく転職先が決まった」人もいます。
転職はとうぜん早ければよいものではありませんが、もし「急いで転職を決めたい」と思うのなら、まずは「行動量(求人応募の数・ペース)」を上げていくことです。
書類審査の通過率は10~30%、採用面接の通過率は10~20%ほどといわれています(人気の職種・業種においては、通過率はさらに低くなります)。

参考:マイナビ転職「平均応募社数や選考通過・内定の確率はどれくらい?」の内容を元に、弊社にて図作成
応募から内定まで進むのは、おおよその確率として4.5%。
もちろん必ずしも上の確率の通りになるわけではありませんが、計算上では1社の内定を得るのに約22社の応募が必要になります。
上記で挙げた応募数に対して「どれくらいの期間・ペースで対応できるか」を考えると、より具体的な活動期間のイメージが持てると思います。
ただし、第一に考えるべきは「今後のキャリアプラン、ライフプランを見据えた、最適な職場選びを実現できること」です。
上記の期間についてはあくまで目安として持っておき、なるべくゆとりを持ったスケジュールで転職活動に臨むことをおすすめします。
Q4転職エージェントからサポートを断られることはありますか
転職エージェントにサポートを申し込んだものの、サポートを断られてしまった場合には、以下のような原因が考えられます。
年齢と職歴が見合っていなかった
ほとんどの転職エージェントサービスでは、利用する人の年齢層の制限は設けていません。
ですが、転職エージェントの保有求人状況によって、または希望条件に対しての職歴が不足していると見られた場合、「見合った求人がありません」と断られてしまうことがあります。
短期間での転職を繰り返している
転職エージェントサービスでは「短期間での転職を繰り返している」人へのサポートを敬遠しがちです。「再度短期の転職をされると、紹介企業からの信頼を失ってしまう」リスクがあるからです。
エージェント側の都合(繁忙期など)により、優先度を下げられてしまった
繁忙期などで「転職者が多くて、さばききれない」ときに、すぐに転職する予定ではない転職者や、内定獲得まで若干の時間を要することが見込まれる転職者に対して、担当側で優先度を下げてくる可能性もあります。
これらの理由でサポートを断られてしまった場合は、以下の対策を取ることをおすすめします。
- 転職サイトを使って「自分から求人応募する」スタイルの転職活動に切り替える
- 他の転職エージェントサービスに登録する
Q550代で転職成功する人に共通する特徴ややり方のコツはありますか
当サイト「みんなの転職「体験談」。」に体験談を投稿いただいた50代転職者(転職に成功した人)の共通点で多く見られるのは、以下の点です。
- 複数の人からの支援を受けていること
- 失敗を経験に変えて、活動を継続すること
- 入社後にまず「環境に馴染むこと」を優先して取り組んでいること
一点目の「複数の人からの支援を受けていること」については、先にお伝えした「複数の転職サイト・エージェント」に登録することもそうですが、それ以外にもパートナーや友人・知人に頼ってみるのも一つの手です。
一般的に、転職は年代が上がるほど「知人の伝手」をきっかけに次の職場を得るケースが増えていきます。
また、他者からのアドバイスを経て新たな視点を得られることによって、有意義な活動に繋がることもあるでしょう。
二点目の「失敗を経験に変えて、活動を継続すること」は、50代という年代に限らずですが転職活動の一番のリスクは途中で諦めてしまうことです。
一回の失敗もなくストレートで転職成功する人は非常に稀です。
また、書類選考や面接選考は大抵において回数を重ねるごとにその精度を高めていけます。
諦めずに、失敗を糧にしながら転職活動を続けていく。これが、転職成功を叶えるうえでもっとも大切でかつ効果的な取り組みです。
最後の三点目については、とくにミドル・シニア世代の転職者の人ほど転職後の人間関係に悩むケースが多いです。
50代の転職では、「確実にその悩みはやってくる」と思っておいた方がよいかもしれません。
年代別「転職後の人間関係で苦労した人」の割合
参照元:転職した後、職場の人間関係で苦労した?──「YES」が83%|みんなの意見
この問題に対応するためには、さきに挙げた通り「入社後にまず『環境に馴染むこと』を優先して取り組む」ことです。
具体的には、以下の点を意識するとよいでしょう。
- How to live:その組織のルール、規範に自分がどう馴染むか
- How to learn:その組織に馴染んだうえで、どう学ぶか
- How to work:その組織でどう働き、機能するか
- How to influences:その組織で、どう影響力を発揮するか
参照:「いつでも転職できる」を武器にする 市場価値に左右されない「自分軸」の作り方 (松本 利明著 p.172).
転職後の人間関係の問題は、ただ時が過ぎるのを待っていても解決しないことがあります。
一方で、上記の取り組みを意識することで、早いタイミングで解消するケースは多く見られます。
まとめ)50代の転職サイト・エージェント選びは、「積極的&柔軟に」
ここまで50代におすすめの転職サイト・エージェントとその活用法について、お伝えしました。
50代の人が転職活動を進めるうえで大切なことは、積極的に活動し続けること、そしてときに柔軟に軌道修正していくことです。
「この年収条件で転職したい」と思っていても、なかなか該当する求人が見つからないことがあるかもしれません。せっかく登録した転職エージェントなのに、担当との相性が良くなかったということもあるでしょう。
ですが、それらは長い目で見れば単にひとつの出来事にすぎません。
うまくいかないと感じたら、「では、どうやったらうまく行くか」を考えればいいのです。
もしかしたら転職エージェントを変えることによって解決するかもしれませんし、キャリアプランや転職方針を見直すことで道が開けることもあるでしょう。
たゆまず行動をし続けること、そしてときに自分の活動を振り返ってやり方を変える柔軟さを持つこと。
そして、今回紹介した「活用のためのポイント」も参考にしながら、後悔のない転職活動を行ってください。
この記事が皆様のお役に立つことを、心より願っています。