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30代女性の転職活動に疲れたら。「決まらない・うまくいかない」と悩んだ時の対策4つ

[最終更新日]2024/07/21

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30代女性の「転職が決まらない、うまくいかない…」長引く転職活動に悩んだ時の対処法4つ

30代の女性で、「転職活動が長引いて疲れた」「頑張っているのに、なかなかうまくいかない」と悩む人は多いです。

30代は、20代と比べてライフステージの変化が起きやすく、既婚・未婚に関わらずこれからの生き方・働き方について考えることが多くなるでしょう。
そうした中での転職は、若いころと比べてどうしても苦労や悩みが増えるものです。

目次

1)30代女性の転職で「うまくいかない・疲れた」と悩むときは、どんなとき?

冒頭で「30代女性の転職は、うまく行かず悩む人が多い」とお伝えしましたが、そうした人たちは具体的にどれくらいの割合でいるのでしょうか。

はじめに、これまで転職活動を行った30代女性のうち、「転職先が決まるまで苦労した」という人と「それほど苦労しなかった」という人の割合について見てみましょう。

参考:30代女性の、転職で苦労した/苦労せずに進められた割合

30代女性の、転職で苦労した/苦労せずに進められた割合

みんなの転職「体験談」。に投稿いただいた30代女性転職者の方々のエピソードを元に集計(n=89)


上記のグラフは、みんなの転職「体験談」。に転職体験談を寄せていただいた30代女性89人の「転職で苦労したかどうか」の調査結果です。

全体の約70%、10人のうち7人が「苦労を感じることが多かった」と感じているようです。

一方で、その後の調査で転職中に「苦労した」と答えた人の85%以上はその後無事転職成功し、「今回の転職は成功だった」と答えていることが確認できています(※弊社調査結果より)。

転職の成否は活動中よりもむしろ転職した後に見えてくるものであり、どんなに転職活動で苦労したとしても、その結果望んでいた職場に入社できればそれは「成功」といえるでしょう。

今まさに転職活動をされている30代女性の方は、活動の疲れや大変さを感じていたとしても「今の苦労は一時的なものだ」と捉えるなど、必要以上に悩み過ぎないように意識することも大切です。

30代女性の「転職で苦労すること」の理由TOPは、「選考で落とされ続けるストレス」

30代女性の転職の苦労する理由でいちばん多かったのは、「選考で落とされ続けるストレス」でした。

30代女性の転職で苦労したことの内容内訳

n=89 みんなの転職「体験談」。に投稿いただいた30代女性転職者の方々のエピソードを元に集計

転職苦労の理由で「選考で落とされ続けるストレス」と挙げた30代女性の方は全体の42%と、5人に2人いることが上記グラフから確認されます。

また、「自分に合う会社が見つからない」といった働き方やキャリアプランについての悩みや、「体力的な疲れ/時間を作れない」、「経験不足・スキル不足からの不安」、「孤独感」といった悩みを挙げた人も多かったです。

30代女性の転職で苦労したポイントは?実際のコメント

さっちん
さん

それなりにキャリアもあるし、転職は苦労しないだろうと思っていました。──ですが、結果は事前の書類選考で何十社と落とされ続ける日々。さすがに疲れました。

書類審査が通ったのは2社だけです。

転職エージェントを利用して、他にもハローワークに通ったり、indeedで求人を検索したりなどもしていたのですが、希望の仕事は、私が想像していたよりはるかに求人件数が少なかったように感じました。

しかし、今までの経験を無駄にはしたくなかったので、条件を変えずに粘り強く活動を続けました。

さっちんさん(女性 38歳 福岡県)

はる
さん

なかなか転職先が決まらないことに、家族からも心配されていたのが地味に辛かったです。

私自身もかなり焦っていました。

できれば営業職以外で、デスクワークの仕事を希望していたのですが、大した実績も経歴もない私は、箸にも棒にもかけられずといった有様でした。

はるさん(女性 38歳 鳥取県)

みかんあめ
さん

転職活動でも、相変わらず私はフワフワしてました。

新卒でもなく、若くもなく、どうやって自己アピールをすればいいのか、資格もないしどうしたらいいかわかりませんでした。

ただ、とにかくハローワークに登録して検索をしていました。

何といえばいいのでしょうか。いつも「何がしたいかわからない」状態で、それで何かをとりあえず手に取ってみても、それは「なりたい自分」に繋がるかというと、繋がらないことは明白で──、でもだからと言って「これだ」と思えるものがない。…そんな状態なのです。

みかんあめさん(女性 31歳 大阪))

はるっち
さん

退職の意向を告げ、私はすぐに転職活動を始めました。

必ずしもすぐに転職先が見つかるとも限らないですし、退職後すぐにでも働きたかったので働きながら転職先を探しました。

働きながらなので活動時間も限られてきます。
効率的に転職先を見つけるために転職サイトに登録して、スカウト制度なども利用しました。

通勤時間を利用して転職サイトで転職先を探しながら、休日を利用して面接に行きました。

ですが、30を過ぎてからの女性の転職活動はかなり厳しく、書類選考で落とされることも多かったです。
たとえ面接に行けたとしても、なかなか採用はされませんでした。

はるっちさん(女性 35歳 兵庫県)

2)「転職活動への疲れ」の、負のスパイラルが起きやすい3つのパターン

ここからは、30代女性の転職活動がうまく進まなくなったり一層困難になる原因や傾向について、見ていきましょう。特に注意したいのは、以下の3点です。

「転職活動への疲れ」の、負のスパイラルが起きやすい3つのパターン ●「前向きな気持ち」を持てないまま、闇雲に進めている ●「こういう自分でありたい」と言う理想像が強い ●「時間がない・体力がきつい・お金がない」と思いながら活動を続けている

「前向きな気持ち」を持てないまま、闇雲に進めていないか

「前向きな気持ち」を持てないまま、闇雲に進めている

30代女性に関わらず、転職活動は長期化すると当然気疲れもしますし、前向きな気持ちを持ちにくくなり、更には視野も狭まりがちになります。

「とにかく、行動だけでも起こさないと」と、ろくに企業研究をしないまま応募書類を提出して──、といった経験のある方もいるのではないでしょうか。

30代の転職で、企業研究なしで転職成功するのはレアケースです。
また、仮に内定を得られたとしても、入社後に自分の想像していた働き方ができなかったら一層の苦労をすることになるでしょう。

長引く転職活動において、心の落ち着きを持って前向きな気持ちで取り組むためには、「信頼できる相談役」を見つけること、そしてあなた自身の「コンディションを整える」ことが大切です。

「こういう自分でありたい」という理想像が強すぎないか

30代女性の転職者の人たちで、「自分はこれまでこの道で頑張ってきたから」、「私と同じ境遇のあの人はもっと活躍しているから」、「30代だったらこれくらいの仕事ができて、これくらいの収入があって当たり前だから」というような、一種のハードルを掲げて転職活動をしている人は少なくありません。

一方で、そうした「こういう自分でありたい」という理想像が強すぎるゆえに、必要以上に転職にかける難易度を高めてしまっているケースも多く見受けられます。

そうした際は、理想と現在の自分自身とでギャップが大きくなりすぎていないか、その理想が重みになっていないか、いちど振り返ってみると良いでしょう。

30代女性の「こういう自分でありたい」という理想像が強すぎる時のイメージ。現実と理想像のギャップが大きい

スタンフォード大学の教育心理学者 ジョン・D・クランボルツは「個人が経験するキャリアの8割は、予想しない偶発的な出来事によって左右される」といいます※。

つまりキャリアとは、理想通りに行くことよりも、予期しなかったことが起きることの方が圧倒的に多いのです。

理想を掲げることも将来に向けてのプランニングもとても大切なものですが、その気持ちだけが強まってしまって、「現在の、ありのままの自分」がおざなりになってしまっていないかを気にしておくと良いでしょう。

責務感や義務感は大切なものですが、「それだけになってしまっている」と感じるのなら、いちど「これから先、どんなキャリアと人生を歩んでいきたいのか」についてしっかり考えておくことをおすすめします。

参考:「計画された偶発性理論」ジョン・D・クランボルツ

「時間がない・体力がきつい・お金がない」と思いながら活動を続けていないか

転職活動中に、「時間がない・体力がきつい・お金がない」という気持ちが強くなっているようなら、まずはその気持ちの根本の原因を探るべきでしょう。

そもそも、転職活動は相応の期間と労力を要するものです。

転職者の転職活動における平均期間と平均応募数

上記の期間・応募数はおおよその平均数値にはなりますが、転職のかけるべき時間と活動量のイメージを持ちやすくなるのではないでしょうか。

転職活動が「すんなり決まった」という人はどちらかというと少数派ですし、また転職は早く決まれば良いというものではありません。

満足いく転職にしていくためにも、活動に相応の時間・体力をかけられるようにする工夫──たとえば、きちんと疲れをいやす時間を取っているか転職活動以外の他の事柄に時間を割かれていないかを確認するなどを、意識するべきです。

また、「お金のゆとりのなさ」を感じている方は、家族に相談できる方は相談しつつ、必要に応じて失業保険求職者支援等の国のセーフティネットの活用を検討しておくと良いでしょう。

3)30代女性の「なかなか決まらない転職」を解決する、3つの方法

ここからは、30代女性の方々の転職活動をより安定して進めていき、満足いく転職にしていくための3つの方法についてお伝えします。

どの方法も、特別な準備がいるものではなく、誰でも実践できるものです。
今の転職に辛さや苦しさを感じている人は、ぜひ試してみてください。

・「あなたにとって一番」の、相談相手を見つける・「こうするべき」よりも「将来は、こんな自分でいたい」で考える・「効率」と「コンディション作り」を大切にする・相手(企業)を知る

「あなたにとって一番」の、相談相手を見つける

これまでの30代女性の方の転職エピソードを見ていく中で、「転職をそれほど悩まずに、進めることができた」と答えた人に多く共通して見られたのが、「相談する相手」の存在です。

転職をスムーズに進められた30代女性の「相談相手」で多かったもの

  • 家族・パートナー
  • 友人・知人
  • 会社の同僚、上司
  • 転職エージェントのキャリアアドバイザー
  • ハローワークの相談員

逆に、転職活動で苦労する人に多いのが、「一人で活動を進める人」です。

30代女性の方に限らず、転職はその人の人生のターニングポイントにもなる重大な局面です。

転職にかかる直接的なアドバイスを得られなかったとしても、状況を話すことによってあなた自身の活動の振り返りにもなるでしょう。

また、話すことによって「気持ちの整理がついた」「気分転換になった」というポジティブな感情を持てることも多いものです。

30代女性の転職相談に、おすすめの転職エージェント

現在すでに転職活動中の方で、転職エージェントを利用している人も多いかもしれません。
その際、担当のアドバイザーに現在の転職の悩みや辛さについて相談できているかを振り返ってみてください。

もし、「あまり相談できていない」ということでしたら、以下の「転職者に対して、じっくり相談に応じてくれる」と評判の転職エージェントを併用しておくと良いかもしれません。

転職成功者のほとんどは、転職エージェントを3~4社複数利用しています。
あなたに合う担当者を見出すうえでも、転職エージェントの複数登録はとても有効でしょう。

サービス名 特徴

マイナビエージェント
  • 20~30代前半の若手社会人の転職支援に強い
  • 女性向けの転職サイト「マイナビ転職 女性のおしごと」運営
  • 優良企業とのパイプが太く、応募の際に強力プッシュしてくれることが多い
  • サポート対象地域:全国

パソナキャリア
  • 全年齢層への転職サポートに対応
  • 女性の転職支援に強い。第二新卒から次世代リーダーまで幅広く女性のキャリアを支援
  • 「キャリアアドバイザーがじっくり相談を聴いてくれる」ことで評判が高い
  • サポート対象地域:全国

JACリクルートメント
  • 年収600万円以上の求人への転職支援に強い
  • 高パフォーマンスのキャリアアドバイザーが多数在籍し、安心してサポートを受けられる
  • 女性アドバイザー多数。「女性ならでは」の視点で転職支援をしてもらえる
  • サポート対象地域:全国

type女性の転職エージェント
  • 女性の転職支援に特化したアドバイザーが対応してくれる
  • 女性の働き方に理解のある求人企業を見つけやすい
  • じっくり丁寧なサポートで、年収アップ率も高い
  • サポート地域:東京・神奈川・埼玉・千葉

あなたらしさを十分に発揮するための「コンディション作り」を大切にする

転職活動が忙しかったり書類審査や面談で不採用の通知が続いたりすると、気持ちが落ち込みやすくなるだけでなく、自律神経の乱れなどの体調不良にもなりやすくなります。

ですが、心身が不調な状態では転職活動で十分なパフォーマンスを発揮することは一層難しくなってしまうでしょう。

転職活動を万全な体調で行えるよう、日々以下の取り組みを意識してみてください。

・朝起きたら日光を浴びる・散歩やストレッチ、ヨガなどの軽い運動・毎日、36~40度のぬるめのお湯につかる・良質な睡眠(夜の睡眠時間の確保と、休日での15~30分ほどの適度な昼寝)・栄養バランスのとれた食事

朝起きたら日光を浴びる

日光を浴びると、目から光の刺激が入り体内で「セロトニン」が活性化されます。
セロトニンは精神安定や安心感を高め、そのほか頭の回転をよくして直観力を上げるなど、脳を活発に働かせる効果を与えてくれる神経伝達物質です。ストレス耐性に対しても効果があります。

ちなみに、日光を浴びるタイミングは起床直後から30分以内が良いとされています。
また、日光を浴び続ければ無限にセロトニンが増えるというわけではないので、1日の日光を浴びる時間は15~30分ほどで問題ありません。

参考:厚生労働省 「e-ヘルスネット セロトニン」

散歩やストレッチ、ヨガなどの適度な運動

散歩やストレッチなどの適度な運動は、メンタルヘルスや生活の質の改善に効果をもたらすことが認められています。

身体を動かした後に気分が爽快になった経験のある人は多いでしょう。適度な運動も、セロトニンをはじめとする神経伝達物質の活性を促します。

ただし、急にハードな運動をすると逆に心身に負荷を与えてしまうリスクがあるので、普段あまり身体を動かしていないという方は、まずは無理のない運動から始めることをおすすめします。

ちなみに、厚生労働省の「運動施策の推進」では、18歳から64歳の男女に対して、1日8,000歩(1時間ほど)に相当する身体活動を推奨しています。
8,000歩というと大体6kmほどの距離になりますので、「普段からそんなに歩くのは無理」という方もいるかもしれませんが、例えば以下のような行動で運動を代替することもできるでしょう。

  • 歩行と同等の運動:台所での家事、カーペット拭き、フロア掃除、床拭き、自転車に乗る…等
  • 歩行よりやや強度の高い運:階段を昇る、子どもと遊ぶ(歩く/走る)、農作業、雪かき…等

参考:
厚生労働省 「身体活動・運動」
厚生労働省「運動施策の推進」

毎日、37~39度のぬるめのお湯につかる

転職が長引くなどのストレスで心身の不調もあるという方は、なるべく毎日ゆっくりとお風呂に浸かるようにすると良いでしょう。
お風呂に浸かることにより、血管が拡張して血流量が増加し、温められた血液が身体じゅうをめぐって全身が温まり、更には疲労回復にも繋がります。

37~39℃のぬるいお湯に10分以上ゆっくり入ると、副交感神経が刺激されて精神の緊張がほぐれ、心身がリラックスした状態になりやすいです。

参考:
日本医師会 「健康になる!お風呂の効用」
厚生労働省 「e-ヘルスネット 快眠と生活習慣」

良質な睡眠(夜の睡眠時間の確保)

良質な睡眠は、その人の心身の健康状態に大きく関わることは言うまでもないでしょう。
心身の疲れを解消し、自律神経のバランスも整えてくれます。

また、快眠は先に挙げた光浴(日光を浴びる)、運動、入浴にも大きく関わります。現在「あまり快眠できていない」という方は、まずここまで紹介したポイントを意識して取り組んでみてください。

その他、以下の行為も快眠習慣の形成に有効です。

  • 就寝の5~6時間前は、コーヒー・緑茶・チョコレートなどカフェインが含まれる飲食物を控える
  • 就寝前のPC・スマホの作業・閲覧を控える
  • 就寝前のタバコ、アルコールを控える(アルコールは寝つきを良くするが、明け方の睡眠を妨げるケースが多い)

参考:
厚生労働省 「e-ヘルスネット 快眠と生活習慣」」

栄養バランスのとれた食事

コンディション作りに睡眠・運動と並んで大切なのが、「食事」でしょう。
栄養バランスのとれた食事は、一日のエネルギーを養うだけでなく、自律神経を整えていくうえでも有効です。

その際に意識したいのは、「脳の疲労回復にDHA」「イライラしないためにカルシム」というような特定の情報だけにフォーカスしすぎず、バランスよく食事を取ることです。

例えばカルシウムを適切に身体に吸収していくためには、牛乳や大豆製品のほかに吸収を良くするために魚介類・卵類・キノコ類などで得られるビタミンDも必要となります。

厚生労働省では、「主食」「副菜」「主菜」「牛乳・乳製品」「果物」それぞれをバランスよく摂取することを推奨しています。

厚生労働省「e-ヘルスネット 食事バランスガイド(基本編)」

画像引用元:厚生労働省「e-ヘルスネット 食事バランスガイド(基本編)」

参考:
厚生労働省 「e-ヘルスネット 栄養・食生活」
厚生労働省 「e-ヘルスネット 食事バランスガイド(実践・応用編)」

30代女性の「コンディションづくり」の方法について詳しく見る

「こうするべき」ではなく、あなた自身が思う「こうありたい」で、これからの行動を考える

働き方は、人それぞれです。
そして、そのときどきの判断・選択が30代のその後のキャリアと人生を築いていきます。

今回の転職が後悔のないものにしていけるよう、「こうするべき」「こうでなくてはいけない」という考えよりも、あなた自身の「こうありたい」を優先してキャリアを選択していくことをおすすめします。

例えば、以下について考えてみると良いでしょう。

・どんなときに、仕事のやりがいや働きがいを感じる?・これからの人生をかけて、学んでいきたい分野は?・一緒に働く人は、どんなタイプの人がいい?・これまで「いつかやろう」と思っていて、やってこなかったことは?

人が活き活きとしているときとは、「好きなこと、情熱を持てること」に打ち込んでいるときです。
あなたがこれから先新しい職場でやりがいを持って、かつ幸せと感じられる働き方ができるようになるには、あなた自身の「どうありたいか」に向き合って、辿りついた答えに向かって進むのが一番だと思います。

その未来を勝ち得てこそ、今の転職の苦労も報われるというものでしょう。

相手(企業)を知る

ここまでは、転職活動をする「あなた自身」に関する対策をメインにお伝えしました。

30代女性の転職を成功するための最後のポイントは、「相手(企業)を知る」ことです。

転職とは、転職者自身が持つ「現在出来ることと、これからの可能性」と、企業の「これからやりたいことと、現在求めている人物像」の重なりがあって、はじめて成立するものです。

転職における人と企業のマッチング

応募しようとしている企業がどんな職場なのか、例えば以下の点について調べておくと良いでしょう。

チェック項目 確認ポイント どこで確認するか
事業内容 自分自身の知識領域にあるか、また今後も興味・関心を持ち続けられる内容かを確認する 企業HP
主力商品・サービス その商品・サービスの開発・運用を自身が携わることになる際に、どの範囲まで知っていて、どの範囲を知らないかを確認する 企業HP、業界ニュース、競合他社のHP等
強み・独自性 同業他社をいくつか確認し、「この会社ならではの特色・強み」がどこにあるかを見出す
企業理念 企業理念から、求められる人物像(主にスタンス面)をイメージし、自身との適合性を確認する
社風・雰囲気 歓迎される人物像や業務への取り組み姿勢をイメージする 口コミサイト
求められる知識・スキル 現在の自身の知識・スキルと照らし合わせて、過不足を確認する 求人票

大切な観点は、「あなたが、あなたらしく自然体で、かつ活き活きと働ける職場を見つけること」です。

そのための労力は惜しまず、また転職エージェントを利用される方は担当アドバイザーに企業情報を確認しつつ、自分に本当に合った会社を探してみてください。

まとめ)30代女性の転職は、「相談相手」、「コンディション作り」、「企業研究」の3点を大切に。

30代女性の転職に大切な3点「相談相手」、「コンディション作り」、「企業研究」

転職活動は、長期化すると誰しもストレスや疲れを感じるものです。

30代女性の転職活動では、まず「一緒に考えてくれる」相談相手を確保することが大切でしょう。
特に転職エージェントのキャリアアドバイザーやハローワークの相談員は、あなたの転職活動についてこれまでの事例や支援経験をもとに具体的なアドバイスを提供してくれることが多いです。

そして、転職活動に限らず、人はコンディションの良いときに高いパフォーマンスを発揮できるものです。
毎日の心身の状態を整えていくための配慮と心の余裕を持てるように、そしてあなた自身にフィットする職場を選べるための「企業研究」をしっかり行うことを意識して、取り組んでいってください。

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