SEを辞めた方が良い?向いていない人の特徴と転職・ジョブチェンジするときのポイント・注意点
[最終更新日]2024/08/16
SEとして働いてきたものの、「もしかしてこの仕事は自分に向いていないのでは?」「SEを辞めて、別の職種を目指したほうが良いかもしれない…」と感じた瞬間はありませんか?
どの職種にも言えることですが、中でもSEは向き・不向きがはっきりと分かれる職種の1つです。
もしSEという仕事そのものが自分に向いていないことがはっきりしているのなら、思い切ってSEを辞め、別のキャリアを検討したほうがいい場合もあるでしょう。
目次
1)SEは向き不向きが顕著に表れる職種
SEという職種は日本特有のものです。
海外ではSEという略称は「ソフトウェア・エンジニア」のことを指します。
海外では日本で言うところのSEとPGはエンジニアがまとめて引き受けているわけです。
反対の見方をすれば、ゼネコン構造とも称される日本のIT業界の仕組みは、世界的に見ても珍しいのです。
このような業界の構造の中でクライアントとPGの板挟み状態になっているSEは、求められる能力や資質も特有のものになります。
ITに興味があり、新しい技術について学び続ける意欲を持ちながらも、SEが自ら手を動かしてコーディングすることは稀です。
それよりも、クライアントに対してプレゼンを行ったり、開発現場に送る仕様書を作成したりすることが主な仕事となるでしょう。
しばしば「SEは文系寄り、PGは理系寄りの仕事」と言われるのは、こうしたことにも起因しています。
SEの仕事内容、IT業界の中での立ち位置を改めて考えてみたとき、SEという職種は決して「多くの人が適性を持つ仕事」ではないとも言えます。
SEはそもそも向き・不向きが顕著に表れやすい職種なのです。
2)SEに向いていない人の特徴
- 論理的思考が苦手・勉強し続けるのが苦痛な人
- コミュニケーションを取ることが苦手な人
論理的思考が苦手・勉強し続けるのが苦痛
SEとして必須の条件として、論理的思考を挙げる人は多いはずです。
クライアントの要望の真意をくみとる場合も、PGへ指示を出す場合も、変に感情に流されてしまうことなくロジックを組み立て、理路整然と説明する能力が求められます。
論理的思考がそもそも苦手ということであれば、SEとして日々働いていくことが苦痛に感じてしまうかもしれません。
また、論理的思考を支える知識のインプットも欠かせません。IT業界は変化のスピードが速く、新しく学んだことは覚えたそばから古くなってしまいます。
常に勉強を続け、技術的な興味を失わないことはSEとして非常に重要な素養です。
たとえば、仕事を離れたプライベートの時間であっても技術的な話にはつい引き寄せられてしまう人や、新しい技術について知るためならわざわざ出かけることも苦でない人であれば、SEとして学び続けることを楽しめるはずです。
反対に「休みの日ぐらいプログラムのことを考えたくない」「正直、技術的な話題にそこまで強い興味を持てない」と感じるようであれば、SEに向いているかどうか疑ってみる必要があるでしょう。
コミュニケーションを取ることが苦手
SEはヒアリング力、顧客対応力、提案力といったいわゆるコミュニケーションスキルも求められます。
技術力が高くても、こうしたコミュニケーションに苦手意識を感じて「自分はSEに向いていない…」と感じている人も多いようです。
例えば、以下のようなケースが挙げられるでしょう。
- ケース1 会話の場面で緊張してしまう
- ケース2 相手の感情や意図をくみ取れない
- ケース3 会話のキャッチボールが苦手
- ケース4 相手に気を遣いすぎてしまう
コミュニケーションスキルは経験とともに高まりやすく、上記ケースにおいも業務を続けるうちに「いつのまにか解消した」ということも多いです。
ですが、現時点において「こうしたシーンにおいて、非常にストレスを感じてしまう」であったり、「なるべくコミュニケションを取らずに業務を遂行したい」という気持ちが強いようですと、自身のSEに対する適性と今後の働き方について再度考えてみたほうが良いかもしれません。
3)SEの経験は、様々なところで役立てられる!ジョブチェンジも視野に
もしかしたら、自分はSEに向いていないかもしれない…と思った人も、落胆する必要はありません。 SEとして働いてきた経験は、今後の様々なところで役立てられるからです。
自分が得意なことや興味があることは何かを振り返りつつ、SEの経験を活かしてステップアップできる道を摸索してみてはどうでしょうか。
ここでは、SEの経験を活かせる3つの分野の職種を紹介しています。
SEの経験を活かしやすい仕事
もちろん、これ以外にもSEのキャリアを活かして働く道はありますので、一例として参考にしてみてください。
「サービスに携わるのが好き」という方は、IT系ディレクター、プランナーを目指すのもアリ
SEとして実務を担当する以外にも、IT系の仕事に関わる方法はあります。
たとえば、サービスの開発そのものは好きな人であれば、IT系ディレクターやプランナーといった全体を統括するポジションを狙うのもひとつの手です。
IT系ディレクターやプランナーで、SEやプログラマといった開発の実務経験のある人は稀でしょう。
現場に指示を出していくにあたって、SEとして働いた経験があれば「どう指示を出したら現場から喜ばれるのか」「何をしたら混乱するのか」といったことも実感を伴って理解できるため、歓迎されやすいのです。
また、ディレクターやプランナーといった立場になると、開発に必要なコストや人員といったマクロな視点で案件を見ていくことが重要になります。
このとき、SEの実務経験があれば「もし自分が仕様書を作るとしたら」「もし自分がプログラマへ指示を出すとしたら」といった実体験をもとに工程を組み立てるため、実態に合った現実的なクリティカルパスを割り出せるのです。
IT系ディレクター・プランナーの仕事内容
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仕事内容 |
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SEの知識・スキルが活かせるポイント |
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+αで求められる知識・スキル |
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「SEのキャリアを活用したい」という方は、社内SEとして異業種の会社に入る手も
SE経験者に人気の転職先の1つに社内SEがあります。
職場にもよりますが、SEと比べて残業は少ない傾向にあり、高度な技術や知識を要求されることも(SEほどには)多くありません。
ただし、ここには落とし穴もあります。社内SEとして就業する環境は千差万別で、企業によって全く異なるのです。
社員が使うPCのセットアップや関連する備品の管理といった、「総務のIT部門」的な位置づけ的な仕事が中心のこともあれば、単に「PC関係に詳しい人」ぐらいに認識されていることもあります。
社内SEになるのなら、こうした環境に置かれたとしても、自分から仕事を創り出していけるかどうか、が重要なポイントとなります。
たとえば、自社ホームページを内製化してリニューアルし、更新などの運用も自前で行えるよう提案したり、自社商品の販促にWebマーケティングの手法を導入するよう提案したりといった、自発的な動きができるかどうかです。
自分から動いて提案できる人材になれば、社内のIT担当として経験を積み、より責任のある会社の中核ポジションに就くことも十分に可能です。
社内SEの仕事内容
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仕事内容 |
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SEの知識・スキルが活かせるポイント |
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+αで求められる知識・スキル |
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「人を育てるのが好き」という方は、これを機にマネジメント職を目指してみては
SEは、案件全体を俯瞰的な視点で見なくては務まりません。
同時に、物事を順序立てて論理的に考える力も求められるため、常にマクロな視点とミクロな視点をバランスよく持っておく必要があります。実は、この能力はマネジメント職に求められる力なのです。
SEとしての実務経験を活かしてマネジメント職を目指すのは、ステップアップを狙う転職として現実的な選択肢の1つと言えます。
SEはもともと人と関わる機会が多い職種ですが、チームリーダーの経験がある人や、OJTなど後輩の育成に関わった経験がある人なら、マネジメント職そのものは未経験であっても素養があると評価してもらえる可能性があります。
特に「人を育てるのが好き」「人の成長する姿を見るのが好き」という感覚は、マネジメント職としての適性があるかどうかを見極める際に重要な視点の1つであったりもするのです。
SEとしての能力がマネージャーとしての能力に比例するかと言えば、必ずしもそうではありません。
自分で実務をこなすよりも、人を動かしたり人を育てたりすることに力を発揮するタイプの人はいますので、人材育成に興味がある人はマネジメント職を目指してみるといいでしょう。
エンジニアマネージャーの仕事内容
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仕事内容 |
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SEの知識・スキルが活かせるポイント |
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+αで求められる知識・スキル |
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4)SEの転職は「SEの転職支援に実績のあるエージェント」の利用がおすすめ
IT系技術職は、他業種に比べると転職しやすいことで知られています。
SEから他社のSEへ変わる場合はもちろんのこと、SEとしての経験を活かして別の分野へ転職する場合も同様です。
「IT業界は人手不足が深刻化しているし、独力で転職活動を進めても採用してもらえるかもしれない…」と思っている人にこそ、ITエンジニアの転職を専門に扱っている転職エージェントの活用をおすすめします。
SEにとって経験を十二分に活かすことのできる求人は、世の中に出回っておらず、非公開求人という形で転職エージェントが扱っているケースが多いのです。
ここからは、SEからの転職におすすめしたい転職エージェントを紹介します。
転職サービスは「自分に合いそう」と思えたものを2箇所以上に登録しておくと、各社の強みや自身との相性を比較でき、よりフィットするサービスを見出しやすくなります。
特に、以下に紹介するサービスは利用された人たちの評判も高いです。ITエンジニアの転職を更に効率的に進めていくうえで役立てるられるでしょう。併せて検討してみてください。
ITエンジニアの方が転職エージェントを利用する際の選び方・活用法を紹介します。「自分に合った転職エージェントを見つけたい」という方は、以下ご参考ください。
SEをはじめとするITエンジニアの転職で、転職エージェントを活用するポイントは以下の3点です。
- Point1 各ITエンジニア向け転職エージェントの、それぞれの特徴を知っておく
- Point2 はじめに2~3つ「複数」の転職エージェントに登録しておく
- Point3 何度かのやりとりで「相性」と「やりやすさ」を確認する
特にポイント3つ目の「相性とやりやすさ」は重要です。転職エージェントの担当者とは、転職期間中はずっと付き合いを続けていきますので、「自分に合った担当アドバイザー」を早めに見出していくことが、転職成功のひとつの要となるでしょう。
- キャリア相談に、親身に乗ってくれるか
- 求人を紹介する際に、「なぜおすすめなのか」についてきちんと納得できる説明をしてくれるか
- 求人紹介の量・その後の連絡ペースが、適切と感じられるか
リクルートエージェント
ITエンジニア求人数は国内No.1!豊富な転職ノウハウと支援ツールで、「スピーディな転職」を実現できます。
リクルートエージェントは国内No.1の求人数と転職支援実績を誇る転職エージェントです。
ITエンジニアの転職支援にも強く、2024年7月のITエンジニア向け公開求人数は約9.2万件と、他のエージェントから群を抜いての豊富さです。
また、リクルートエージェントは全職種・業種を網羅したエージェントですので、SEからのキャリアチェンジも実現しやすいでしょう。
リクルートエージェントのSEからの転職おすすめポイント
これまで培ったノウハウをもとに開発された「サービス体制」と「支援ツール」が非常に高品質であることが、リクルートエージェントの強みです。
たとえば、リクルートエージェントでは志望企業の特徴・評判といった分析から選考のポイントまでをまとめた「エージェントレポート」を用意してくれます。
ITエンジニアの転職では、その職場の開発環境から必要なスキルや働き方まで、ネットで公開されていないような企業情報が必要となることも多いでしょう。その際に、レポート情報は大いに役立つはずです。
また、担当アドバイザーもこれまでの実績をもとにSEからの転職に関する有益なアドバイスを提供してくれるでしょう。
そのほか、リクルートエージェント登録後に無料で活用できる、職務経歴書を自動で作成できる「職務経歴書エディタ」や無料の「面接力向上セミナー」のサービスもおすすめです。
職務経歴書エディタ | テンプレートや入力例に沿って、職務経歴書を半自動で作成できるサービス。作成後にWordファイルにダウンロードして利用することも可能。 |
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面接力向上セミナー | 企業が「採用したい」と思える面接の必勝法が学べるセミナー。参加者の99%が「満足」以上の回答。 現在(2024年7月)はLIVE配信(オンライン)で行われている。 |
リクルートエージェントの特徴
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サービス対応地域 | 全国 |
ITエンジニアの公開求人数 | 約9.2万件(2024年7月現在) |
とくに多いエンジニア職種 | プログラマー・Webエンジニア、社内SE、製品開発・ASP、組込み・制御エンジニア、ITコンサル |
マイナビIT AGENT
マイナビ社が運営する、ITエンジニア転職に特化した転職エージェント。好条件求人の紹介、書類作成・面接準備へのサポートの手厚さに強みがあります。
マイナビIT AGENTは、株式会社マイナビが運営する「IT・Web業界」に特化した転職エージェントサービスです。
業界の最新情報・専門知識を有したプロのキャリアアドバイザーによる充実したサポートが受けられると評判です。
中でも求人数は大手エージェントが運営しているだけに豊富で、大手企業から中小企業まで幅広い規模の求人を保有しているのも特徴のひとつです。
さらにマイナビIT AGENTでは利用者のおよそ8割が面接通過に成功しています。
転職者一人ひとりの経歴やスキルは加味したうえで、最適な求人紹介と応募書類添削・面接対策などのサポートを受けることが可能です。
マイナビIT AGENTのSEからの転職おすすめポイント
マイナビIT AGENTの所属アドバイザーは、全員がIT・Web業界に精通したプロフェッショナルです。
幅広い職種に対応している総合型転職エージェントとは異なり、エンジニアの転職事情を十分に理解しているため、転職者一人ひとりに適した開発環境や企業へのアプローチ方法についてアドバイスしてもらえます。
SEからのキャリアチェンジについても、これまでの経験を活かしつつの希望に合う求人を紹介してもらえるでしょう。
また、マイナビIT AGENTは優良企業のレア案件(=非公開求人)を独自に保有しています。
就業条件が恵まれているエンジニア求人には、大量の応募者が殺到する傾向があります。そのため選考の競争率も高くなりやすく、強力なライバルが数多く現れる可能性もあるでしょう。
マイナビIT AGENTの非公開求人は、専任アドバイザーを通じてのみ紹介されます。エンジニアのスキルや経験にマッチした非公開求人を個別に紹介してもらえるので競争率が低く、採用に至る確率を高めることにつながるのです。
マイナビIT AGENTの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約1.9万件(2024年7月現在) |
とくに多いエンジニア職種 | アプリケーションエンジニア、インフラエンジニア、社内SE、SE・PG、PM・PL |
レバテックキャリア
レバテックキャリアの担当エージェントは全員エンジニア経験者。「希望の企業に転職」96%、「転職後の年収アップ率」80%以上の高い実績を誇ります。
レバテックキャリアは、IT・Web系のエンジニア、クリエイター経験者に特化した転職エージェントサービスです。
レバテックキャリアへの申し込みは、公式サイトよりわずか30秒で済ませられます。
また、登録後に「これまでの経歴」を記入しておくことで、「非公開求人」を優先的に紹介してもらえるといったメリットがあります。
現職を続けながらの転職活動、という方も、隙間時間を使って簡単に登録できるのは魅力的ですね。
また、在籍するコンサルタントは皆、IT業界の知識を持ち合わせたプロフェッショナルですので、IT業界経験者だからこその不安であったり悩みであったりにも、的確なアドバイスを貰えます。
他社にはない非公開求人を見たい、エンジニア、クリエイターとしてステップアップをしたい、と考えている方にはうってつけのサービスと言えるでしょう。
レバテックキャリアのSEからの転職おすすめポイント
レバテックキャリアは「AI」、「機械学習」、「クラウドエンジニア」、「ビッグデータ」、「FinTech」などのトレンド技術を扱う求人を多く抱えており、エンジニアとしてキャリア開拓を目指す人にフィットしやすいのです。
SEからのキャリアチェンジで、これら分野に興味・関心のある人はレバテックキャリアの紹介求人から希望の職場を見つけやすいでしょう。
そのほか、レバテックキャリアでは他の転職サービスにはない良質な「非公開求人」も豊富に扱っており、サイト上では閲覧できない案件もキャリアアドバイザーを介して紹介してもらえます。
非公開求人の中には、大手企業のプロジェクトや高年収求人も含まれているので、「エンジニアの経験を活かし、さらなるキャリアアップをしたい」という人にとっては大きなメリットになるでしょう。
レバテックキャリアの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約2.5万件(2024年7月現在) |
とくに多いエンジニア職種 | プログラマー・SE全般、PL・PM、ITコンサルタント |
ワークポート
「未経験からの転職に強い」と評判の転職エージェント。PG→SE、SE→PLといったエンジニアのキャリアチェンジの際にも積極的な支援が期待できます。
ワークポートはIT系の職種に強い転職エージェントと言われています。
また、実際に利用した人の感想として、対応が極めて速く、結果的に転職活動を短期間で完了できた、といった声が聞かれます。
SEの職務は多忙を極めます。まとまった時間を作って企業研究をするのは難しいこともあるでしょう。
自分に合った企業の求人を変わりに探してもらえれば、応募書類の準備や面接といった「力をかけるべきところ」に集中できるため、転職の成功率を高めることにつながるのです。
また、面談後の求人紹介に関してもレスポンスが速く、面談した当日に20件以上も求人が届いたという声や、数日の間に50件ほどの求人紹介があったといった声が聞かれます。
じっくりと求人を検索している時間がない人でも、自分に合った条件の求人情報を集められるのです。
ワークポートは最初に登録する際にも、必要最低限の入力事項のみでOKですので、1分程度で登録を完了できます。
仕事の合間の休憩時間などに登録しておくこともできますので、忙しい人にもおすすめできる転職エージェントです。
ワークポートのSEからの転職おすすめポイント
引用元:転職エージェントのWORKPORT(ワークポート)で 転職相談サービスを体験してみた!
ワークポートは「未経験職種」へのサポートが手厚いことでも知られています。
そのため、SEから新たな職種にジョブチェンジを検討している方は、ワークポートから力強い支援を受けられることが多いでしょう。
引用元:ワークポート 「転職コンシェルジュの転職相談サービス」
「検討の余地があれば求人を紹介する」というスタンスのエージェントのため、転職先の選択肢を広げる際にもおすすめです。
他の転職エージェントに登録したものの、想像していたほど求人を紹介してもらえなかった人や、担当者のレスポンスが鈍く転職活動が進まないと感じていた人にこそ、ワークポートを利用するメリットを実感できるはずです。
ワークポートの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約2.5万件(2024年7月現在) |
とくに多い職種 | SE・PG、PL・PM、インフラエンジニア、社内SE |
5)「フリーランスの道をチャレンジしたい」という方に、おすすめのフリーランスエージェント
「今以上に自分のペース・やり方で働きたい」想いから、フリーランスの道について検討しているSEの方もいると思います。
2024年7月現在、国内企業におけるフリーランスエンジニアの需要はとても高く、正社員の頃よりも好条件でのジョブチェンジを果たしたフリーランサーは多数います。
フリーランスに転向する際は、5年後・10年後のキャリアプランを定めてからのチャレンジが望ましいでしょう。また、案件紹介や税務サポートの支援が充実したフリーランスエージェントの利用をおすすめします。
以下に、SEの方がこれからフリーランスを目指す際のおすすめのフリーランスエージェントを紹介します。
レバテックフリーランス
高単価案件が豊富&専門知識を持つコンサルタントのサポート
レバテックフリーランスは、数あるフリーランスエージェントの中でも多くのエンジニアに支持されているサービスです。
エンド直請の案件が充実しており、利用者の平均年収は862万円という高水準の報酬を実現しています。
登録後は専門知識を持つコーディネーターがつき、案件紹介から参画後のサポートまで担当してくれますので、エンジニアは安心して開発に集中できるのです。
さらに、フリーランスエンジニアのための福利厚生パッケージ「レバテックケア」を独自に提供。
税務関係の手続きやヘルスケア、スキルアップ支援をしてもらえます。
正社員からフリーランスに転身したいと思っている人にとって、会社員時代よりも福利厚生が薄くなるのは心許なく感じるはずです。
レバテックフリーランスであれば、充実した福利厚生制度を利用しつつ、会社員時代よりも高い報酬を得ていくこともできるでしょう。
クラウドテック
豊富で幅広い案件、リモートワーク案件も豊富
クラウドテックは、大手クラウドソーシングのクラウドワークスが運営するフリーランスエージェントです。
多くの企業と取引実績があり、スタートアップ企業から官公庁まで14万件もの企業が登録・活用しているのが強みとなっています。
専任アドバイザーによるサポート体制も強力で、サービス登録から参画開始まで最短3日というスピード対応を実現しています。
クラウドテックの大きな特徴として、リモートワーク案件が豊富な点が挙げられます。
もともとクラウドソーシング事業からスタートした企業のため、フルリモートや常駐からのリモートワーク移行、週3日から参画可能といったように、多様な働き方に対応しています。
リモート案件は全体のおよそ25%を占めており、フリーランスエージェントの中でもトップクラスです。リモートワークを中心に案件を探したい人や、多様な働き方を実現したいと考えている人は、クラウドテックを活用することをおすすめします。
テックビズフリーランス
ロースキルからハイスキルまでの人材に対応、税務サポートに強い
テックビズフリーランスは、エンジニア初心者~ベテラン層まで幅広く利用している、全国展開のフリーランスエージェントです。
エンジニアのキャリア相談から開業届や青色申告といった税務サポートまで、フリーランスになりはじめの人が悩むポイントについてしっかりサポートしてくれる体制が整っています。
テックビズフリーランスのコンサルタントは単に案件を紹介するだけでなく、エンジニアとしてのキャリアプランや希望案件の相談にきめ細かく親身になって対応してくれます。
案件の質も高く、上場企業案件を多数扱っています。
保有案件は5,000件以上あり、「エンジニア一人あたり平均30件以上の提案も可能」とのことです。
充実のサポート体制と紹介案件の質の高さから、サービスを利用した人から高い満足の評価が多く見られています。
(参考:テックビズフリーランスの評判・口コミは? メリット・デメリットと併せてご紹介 4)テックビズフリーランスを実際にサービス利用した人のインタビュー)
まとめ)SEとしての実務経験を最大限に活用しよう
SEという仕事から別の職種へ移るにしても、SEとして経験してきたことや身につけてきた知識は必ず役立てられます。
転職時には、SEとしての実務経験を余すことなくアピールするとともに、実際に転職して働き始めてからも、SE出身というバックグラウンドを最大限活用したいものです。
くれぐれも「SEをあきらめた」というマイナスの面にばかりとらわれてしまうことなく、前向きにキャリアを切り拓いていくための原動力とすることが大切なのです。