不動産営業に転職するには?仕事内容・向いている人・未経験から転職する際のポイント
[最終更新日]2024/08/25
「自分に不動産営業は向いているだろうか」と、悩んでいませんか。
「不動産営業」は、その需要の高さから常に求人が安定して多い職種であり、かつ「実務未経験者歓迎」としている不動産会社も少なくないことから、多くの人がジョブチェンジ・キャリアチェンジの際に選択肢の一つとして検討されています。
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目次
1)不動産営業の具体的な仕事内容は?
不動産営業の仕事は、大きく以下の3つに大別されます。
不動産販売
不動産販売の仕事は、個人または法人のお客様に向け、自社や系列会社が所有している土地・一戸建て・マンションといった不動産を販売する仕事です。
展示会に訪れた個人客に購入提案をするほか、「テレアポ」や「飛び込み」「SNS」といった方法でアポイントをとり、個々のニーズを把握したうえで買い手を探すのが一般的です。
不動産を購入しようと考えている見込み客を見つけることが、重要な仕事です。
不動産はお客様にとって大きな買い物です。そのため、購入には慎重になる場合がほとんどでしょう。
その際に、購入の一押しとなるようなメリット・ベネフィットを伝えられる営業力が求められます。
不動産販売の仕事はノルマが設定されていることが多く、販売するとインセンティブが大きいのも魅力の一つでしょう。
不動産販売仲介
不動産販売仲介は企業や個人が所有する不動産を、オーナーに代わり代理店として販売する仕事です。
集客の方法としては広告作成やポスティングに始まり、テレアポやネット広告などからの見込み客に向けて売り込みをします。
販売するための不動産物件探しから始まり、代理店契約の締結、購入見込み客への提案、クロージングを行い、販売額から一定のマージンを仲介料として得ます。
業務の幅が広いうえ、オーナーと購入客の両方が満足する仕事を求められるため、不動産営業の中では難易度が高いといわれています。
また、不動産販売同様に個人ノルマが設定されることが多いです。
不動産賃貸仲介
不動産賃貸仲介は、一戸建てやマンションを貸したいと考えている人と、借りたいと考えている人とを仲介する仕事です。
ほとんどの不動産営業が店舗に常駐しており、来店した見込み客のニーズにあった物件を紹介し、内覧同行のうえで賃貸契約締結を代行します。
個人ノルマが設定されることは少なく、店舗全体で数字達成を目指すケースが多いです。
売り手と買い手の双方と円滑なコミュニケーションがとれる柔軟性が必要になる仕事です。
未経験からの転職の場合、はじめはどんな仕事を任される?
未経験からの転職の場合、先に挙げた業務をすぐに行うのは困難でしょう。
およそ入社~一年目までは以下のような業務が中心となるでしょう。
- 入社~3ヵ月:ポスティング、資料作成、テレアポ、上司や先輩の営業同行
- 3ヵ月~半年:営業開始(案内~引き渡しの一連を覚える)、不動産調査
- 半年~1年:営業(案内~引き渡しまで)、不動産調査、反響の対応
このように、不動産営業の一連の業務を行えるようになるにはおよそ3ヵ月~半年間かかることがわかります。
またその間にも、自身で道を覚えたり、不動産に関する知識を深めるといった自助努力も必要になるでしょう。
2)不動産営業に転職するメリット・デメリット
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ここからは未経験から不動産営業に転職するメリットとデメリットの両面をみていきましょう!
不動産営業に転職するメリット
コミュニケーション力はじめ、ポータブルスキルが養われる
不動産営業を数年経験すれば、コミュニケーションスキルおよび遂行力は自然と身に付くはずです。
その理由は、他の営業職と比べてお客様とより深い関わりを持つことが多いため、また売上目標達成に向けての行動が活性する環境にあるためです。
コミュニケーションスキルにおいては、とくに「顧客の真のニーズを把握する力」が養われやすいでしょう。
お客様が不動産を購入する際に、営業担当はお客様の言語化されていない「本当の願い」を探求し、そしてその実現に向けて働きかけます。
こうした働きかけはどの職業でも重要とされるものであり、不動産営業として活躍した人は他業界からも「ニーズのある人材」と認められることが多いです。
不動産や法律、税金についての専門知識が身につく
不動産営業の仕事を通じて、不動産の知識だけでなく「法律」や「税金」などの専門知識を身につけられます。
業務上だけでなく、たとえば自身が不動産を購入・売却する際にこれらの知識が役に立つこともあるでしょう。
知識を日々積み重ねていくことによって、より待遇のよい職場へと転職する際の強みにもなり得ます。
インセンティブによって年収アップを目指せる
不動産営業の特徴の一つに、「インセンティブの額が大きい」ことが挙げられます。
営業力を磨いていくことによって成約を増やせば、基本給+高額なインセンティブで、年収1,000万円クラスを実現するのも不可能ではありません。
お客様の大きな買い物に携われる達成感
不動産営業を経験した方のお話をうかがうと、「お客様の人生の大切な場面に携われることのやりがい」について話される方はとても多いです。
一生に一度といえる高額な買い物の橋渡しとなれる達成感は、経験した人こそ感じらえるものでしょう。
よい物件を紹介し、お客様から感謝の言葉をもらうことで、仕事へのモチベーションアップにもつながるはずです。
不動産営業に転職するデメリット
成約率は低めのため、契約に結びつけるための努力は欠かせない
不動産営業では高額な物件を扱うほど、成約率は低くなります。それほどお客様にとって、不動産購入はハードルの高い買い物なのです。
どのように物件の魅力を伝えられるか、成約に繋げられるかといった自助努力は欠かせないでしょう。
営業ノルマへのプレッシャーが大きい
不動産販売、不動産販売仲介の場合、個人へノルマが課されている場合がほとんどです。
ノルマが達成できないと、給与が下がるだけでなく自身の評価にも影響が生じます。
ノルマへのプレッシャーから、不動産営業を辞めてしまう人も少なくありません。
人間関係や業界の体制に慣れない可能性も
不動産会社では、「売り上げ重視」「体育会系」の社風のところも珍しくありません。
会社に馴染めない、社内の人間関係がうまくいかないといった問題も、人によっては抱えてしまうこともあるでしょう。
転職の際はその企業の社風や文化についてもチェックし、「自分に合った会社か」をしっかり見極めることが大切です。
なお、数年前まで「不動産営業は残業が多い」といわれることが多かったですが、現在では多くの企業で残業削減の対策を取っています。
残業が少なければいい企業とは限りませんが、こうした取り組みの度合についても入社前にチェックしておくことをおすすめします。
3)不動産営業の平均年収とキャリアパス
不動産営業の平均年収
「求人ボックス 給料ナビ」の調べによると、不動産営業の平均年収は423万円です。
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未経験者の初任給は約23万円前後になるでしょう。日本の平均年収と比較するとやや低めですが、インセンティブ収入による高年収も目指せる職種です。
不動産営業は、選ぶ仕事内容によって、年収に幅があります。
販売や仲介の実績が上がれば、そこにインセンティブが加わるため、収入アップが見込める給与体系が基本です。
そのため、ノルマの達成状況によって年収差は大きく変わります。
「営業エース」と呼ばれる、1,000万円を超える年収を手にする社員を複数抱えている不動産会社も少なくありません。
また、「エース」とまで言わずともノルマをきちんと達成していれば、勤続年数に関わらず昇給や昇進の可能性が高く、会社で部長・支店長・支社長といった役職者を目指せます。
不動産営業のキャリアパス
不動産営業のキャリアパスとしては、主に以下の3つが挙げられます。
- #1 営業エキスパートを目指す
- #2 組織マネジメントを目指す
- #3 不動産コンサルタントとして独立
不動産営業の主なキャリアパスは、「営業エキスパート」としてキャリアを積んでいく道と、社内での「組織マネジメント」としてキャリアアップをはかる道があります。
営業エキスパート
営業エキスパートは、その名のとおり高い営業力を持って会社や部署の売上の牽引役を果たす人です。
インセンティブ収入によっては非常に高い年収をキープできることが魅力です。
ただし、10年~20年の間もずっと営業エキスパートとして第一線で活躍し続ける人は稀です。
本格的に「営業エキスパートを目指そう」という時期が来たら、あわせて中長期的なキャリアプランも描いておくとよいでしょう。
組織マネジメント
組織マネジメントは、営業マネジャーや事業部長といったポジションで働くことです。
役職が上がるにつれて年収も高まり、更には組織の中核として新規事業立案や組織変革などの様々なチャレンジも行えるようになるのが魅力でしょう。
一方で、その分責任は重くなります。
組織にどれだけコミットして働けるか、そして部下の強みをどれだけ発揮できるかが、組織マネジャーに求められます。
不動産コンサルタント
不動産営業としてスキルを積んだ後に、不動産コンサルタントにジョブチェンジする道もあります。
不動産コンサルタントは「公認不動産コンサルティングマスター(不動産コンサルティング技能登録証)」の資格を所持している人を指します。
「不動産に関するプロフェッショナル」として、個人や法人の不動産購入や資産運用に対してのアドバイス・コンサルティングをするのが主な仕事です。
不動産コンサルタントは難関資格ですが、その分社会的な信頼も得やすく、高収入を目指すことも可能です。
また、フリーランス(個人事業主)として活動する不動産コンサルタントの人も多いです。
4)未経験から不動産営業に転職する際に、意識しておきたい3つのポイント
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ここからは、未経験から不動産営業への転職を目指す際に大切なポイントを3点お伝えします。
不動産営業に必要な資質について理解しておく
不動産営業に必要な資質には以下があります。
- #1 コミュニケーション能力
- #2 目標達成力・打たれ強さ
- #3 業界のトレンドをキャッチする力
コミュニケーション能力
不動産営業はお客様以外にも、不動産を所有するオーナーや物件の保証会社など、さまざまな人と関わる仕事です。
契約を成立させるためには、短期間に相手との信頼関係を構築するためのコミュニケーション力が不可欠となるでしょう。
目標達成力・打たれ強さ
前述の通り、不動産営業はノルマが課されることが多いです。
目標達成に向け地道に努力すること、例え結果が伴わずとも「乗り越えていこう」という精神的なタフさが求められます。
業界のトレンドをキャッチする力
近年では都市部の再開発計画に伴い多くの新築マンションや商業施設が建築されています。
そうしたトレンドをいち早くキャッチし、不動産のオーナーや見込み客と接触する機会を増やすことで、契約できる可能性が高まります。
これらの資質については、現在有していなくとも諦めることはありません。
入社後に自然と身につくことも多いからです。
また、これまでの経歴で近しいスキルを培っているケースも多いでしょう。
事前に「キャリアの棚卸し」を行っておき、ご自身の適性を確認しておくことをおすすめします。
不動産営業を「未経験可」で募集する企業は多いです。上に挙げた資質について不足していたとしても諦める必要はありません。「スキルアップを前向きに取り組めそうか」の観点でみておくのがよいでしょう。
どの地域にどのような不動産会社があるか、自身でもチェックする
不動産営業への転職を目指す際は、「どの地域にどのような不動産会社があるか」についても、あらかじめ確認しておくことをおすすめしまう。
確認方法はいくつかありますが、たとえば「不動産一括査定サイト すまいステップ」では地域別で不動産会社とその特徴、利用者の評判をチェックできます。
大手の不動産会社以外でも、評判の良い会社を複数見つけられるでしょう。
画像引用元:不動産一括査定サイト すまいステップ ※各都道府県をクリックすると、その地域の不動産会社一覧が表示されます。
いくつか気になる不動産会社が出てきたら、今度は「転職会議」や「エンゲージ 会社の評判」などの企業口コミサイトでもチェックしてみましょう。
その不動産会社に勤める人たちからの生の声を聴けて、職場の雰囲気や働き方のイメージを持ちやすくなります。
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宅建の資格は必須ではないが、必ず役に立つ
不動産売買の仕事に携わりたいと考えているなら、「宅地建物取引士(宅建)」の資格を取得しておくことをおすすめします。
宅地建物取引士(宅建)とは
項目 | 説明 |
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資格名 | 宅地建物取引士(宅建) |
概要 | 宅地建物取引士(通称:宅建)は、不動産取引における重要事項の説明や契約書類への記名・押印を行う専門資格です。主に不動産業界で活躍するために必要とされる資格です。 |
学べる内容 |
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資格取得の流れ |
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学習時間目安 | 約300〜500時間(初学者の場合) |
資格保持者は内勤者でも構わないため、経理や庶務の人が宅地建物取引士の資格を取得しているケースも珍しくないのです。
そのため、未経験者であっても宅地建物取引士の資格を持っていると、採用される確率が格段に上がります。
不動産営業経験者で「宅建の資格は早めに取るべき」という考えの人は多いです。まずは宅建の資格内容をしっかりチェックしておきましょう。
不動産業界にくわしい転職エージェントからのサポートを活用する
未経験者が不動産営業に転職するにあたり、自分に適性があるのかどうか、どのような会社に応募したらよいのか、迷う人も多いはずです。
ミスマッチのない転職を実現したいなら、転職エージェントなどプロのサポートを受けるのが一番です。
転職サイトでは求人情報を確認することはできても、その会社の社風や求める人物像については自分で調べるか、想像で補うしかありません。
しかし、転職エージェントは企業からの依頼を受けて、マッチングする人材を紹介・入社させることが仕事です。
求人を出した企業の内情にも精通し、登録者のニーズを踏まえた求人を紹介してもらえます。
転職エージェントは「複数登録」がおすすめ
不動産業界に強い転職エージェントを選ぶのがセオリーですが、あわせて「複数の転職エージェントに登録する」ことも意識しておくと良いでしょう。
転職エージェントによってクライアントの客層や、取引会社の担当者との関係性の深さが異なるので、自分にマッチする求人を複数紹介してもらえる可能性が高いからです。
次の章では、不動産業界に強いおすすめの転職エージェントをご紹介します。
5)未経験で不動産営業を目指す際におすすめの転職エージェント
リクルートエージェント
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不動産営業の求人は国内No.1の豊富さ!転職支援ツールも豊富で、「正しい転職活動を知りたい」人にもおすすめのエージェントです。
未経験から不動産営業を目指すなら、なるべく支援実績の豊富なエージェントにサポートしてもらいたいものです。
リクルートエージェントは求人数・転職支援実績ともに国内No.1の転職エージェントです。これまでの実績に基づいたノウハウと充実の転職支援ツールが強みです。
とくに、志望企業の特徴・評判から選考のポイントまでをまとめた「エージェントレポート」は不動産営業の転職の際に大いに役立つでしょう。
さきにお伝えした通り、不動産営業の職場選びの際は入念な企業研究が欠かせないからです。
その他にも無料の「面接力向上セミナー」や「職務経歴書エディター」など、転職活動をスムーズに進めるためのツールも充実しています。
リクルートエージェントの特徴
特徴 |
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サポート対象地域 | 全国 |
不動産営業の求人数 | 約1.9万件(2024年8月現在) |
ワンポイントアドバイス | リクルートエージェントを利用した人たちからは、オンラインで受講できる「面接力向上セミナー」について「実際の面接で役立った」という感想が多く見られます。登録後は無料で参加できますので、面接対策に不安を感じている人はぜひ利用しましょう。 |
doda
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都市部・地方ともに豊富な求人と、担当からの積極的な提案が特徴。企業からのスカウトも多く、たくさんの求人に接していきたい人におすすめの転職エージェントです。
dodaは豊富な求人と担当アドバイザーから積極的な提案が評判の転職エージェントです。
不動産営業の求人数は約1.8万件(2024年8月)と、国内の転職サービスでトップクラスの豊富さで、都市部だけでなく地方求人も多く見つけられます。
dodaの最大の特徴は「転職サイト」と「転職エージェント」を目的に応じて使い分けられる点にあるでしょう。
担当エージェントからの求人紹介を待つだけでなく、自分でもサイトで検索・応募ができるため、よりスムーズに転職活動を進められるのです。
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効率的に転職活動を進めたい人に、dodaはおすすめです。
dodaの特徴
特徴 |
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サポート対象地域 | 全国 |
不動産営業の求人数 | 約1.8万件(2024年8月現在) |
ワンポイントアドバイス | dodaは求人を自分から応募可能ですが、エージェント経由でのみ紹介される非公開求人も多いです。担当エージェントには初回面談時に希望条件をしっかり伝えておくことで、より有意義なサポートを受けられるでしょう。 |
KSキャリア
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業界大手「ケイアイスター不動産」のグループ会社ということで、不動産業界への強固なパイプと専門領域の知識・ノウハウが同社の強みです。
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2024年8月において、KSキャリアの公式サイトより確認できる不動産営業の求人は東京・神奈川・千葉・埼玉近郊のものが多く、一部愛知や宮城、福島などの地方都市でも見られます。
KSキャリアの特徴
特徴 |
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サポート対象地域 | 関東・東海・東北 |
不動産営業の求人数 | 非公開 |
ワンポイントアドバイス | KSキャリアとの初回面談はオンラインで行われます。それまでに転職理由や希望条件を整理しておくと、面談をスムーズに進められるでしょう。 |
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マイナビエージェントの特徴
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サポート対象地域 | 全国 |
不動産営業の求人数 | 約2,000件(2024年8月現在) |
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まとめ)自身の適性を確かめたうえで、不動産営業を目指そう!
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改めて、本記事の内容を振り返っておきましょう!
不動産営業を目指すメリット
- 不動産や法律、税金についての専門知識が身につく
- インセンティブによって年収アップを目指せる
- お客様の大きな買い物に携われる達成感
不動産営業を目指すデメリット
- 成約率は低めのため、契約に結びつけるための努力は欠かせない
- 営業ノルマへのプレッシャーが大きい
- 人間関係や業界の体制に慣れない可能性も
未経験から不動産営業に転職する際に重要なポイント
- 不動産営業に必要な資質について理解しておく
- 宅建の資格は必須ではないが、必ず役に立つ
- 不動産業界にくわしい転職エージェントからのサポートを活用する
不動産営業は未経験者であっても採用される可能性が高い仕事ですが、長く続けていくうえで必要な知識やスキルがあります。
また、条件のよい企業に転職するためには、宅地建物取引士の資格を取得するなどで、成功率を上げることは可能です。
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