Androidエンジニアに未経験から転職するには?必要な知識・スキルとおすすめ転職エージェント
[最終更新日]2024/10/10
スマートフォンに関わる仕事にはiPhoneの他に、Androidエンジニアもあげられます。
Androidは主なスマートフォンOSであるため、時代の流れに乗れる仕事と考えている人もいるのではないでしょうか。
一方でAndroidエンジニアへの転職は、経験豊富なJavaエンジニアとの競争になりうることも留意しておく必要があります。
とはいえ人手不足という点は、Androidエンジニアも変わりません。そのため、未経験でも工夫次第で、転職できる可能性は十分にあります。
目次
Androidエンジニアへの転職におすすめの転職エージェント
対象エンジニア層 | 実務経験3年以上 | 実務経験3年以上 | 実務経験3年以上 | 実務経験3年以上 | 実務経験3年以上 | 実務経験3年以上 | 実務経験3年以上 | 実務未経験~2年 | 実務未経験~2年 | 実務未経験~2年 | 実務未経験~2年 |
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サービス名 | レバテックキャリア |
マイナビIT AGENT |
リクルートエージェント |
ギークリー |
社内SE転職ナビ |
マイビジョン |
テクノブレーン |
ユニゾンキャリア |
ワークポート |
doda |
type転職エージェント |
メリット |
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デメリット |
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ITエンジニア の公開求人数 |
約2.5万件 | 約2.1万件 | 約11万件 | 約2.2万件 | 約4,000件 | 非公開 | 非公開 | 約1.0万件 | 約2.5万件 | 約5.7万件 | 約5,800件 |
特に多い エンジニア職種 |
プログラマー・SE全般、PL・PM | アプリケーションエンジニア、インフラエンジニア、社内SE、SE・PG、PM・PL | プログラマー・Webエンジニア、社内SE、製品開発・ASP、組込み・制御エンジニア、ITコンサル | プログラマー、SE、PL・PM、その他トレンド性の高い分野(エンタメ、ディープテック、SaaSなど) | アプリケーション(Web・モバイル)、IT企画・情報システム、サーバー(設計/構築・保守/運用) | ITコンサルタント など | 機械、電気、半導体関連エンジニア、制御、組み込みエンジニア、フロント/サーバーサイドエンジニア、業務系SE | Webエンジニア、インフラエンジニア、社内SE、クラウドエンジニア | SE・PG、PL・PM、インフラエンジニア、社内SE | Webエンジニア、インフラエンジニア、SE、PM、機械学習・AIエンジニア | SE・PG、PL・PM、インフラエンジニア、社内SE |
対象地域 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | 関東・関西 | 関東(東京・神奈川・千葉・埼玉)・関西(大阪府) | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | 東京・神奈川・埼玉・千葉 |
おすすめの人 |
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公式サイト |
表内の求人数は2024年11月時点のものです。
1)Androidエンジニアの仕事内容・需要のある業界は?
Androidエンジニアを目指すなら、あなたがその仕事で活躍可能かどうか事前に検討することがおすすめです。そのためには「仕事でのやりがい」はもちろん、以下の内容を知った上で転職活動を始めることが求められます。
- 任される仕事の種類
- キャリアパス
- どのような業界が募集しているか
- 年収や、将来アップする可能性があるか
それぞれの項目について、順に解説していきます。
Androidエンジニアの概要・仕事内容
Androidエンジニアの主な仕事は、スマートフォンの1つ「Android」で動くアプリを開発することです。
AndroidはGoogleが開発したスマートフォンOSであり、iPhoneを動かすiOSとあわせて、スマートフォンOSの2強を形成しています。その他の仕事として、Webサービスの開発に携わる可能性もあります。
主な開発言語には、JavaやKotlinがあげられます。以前はAndroidの開発といえば、Javaが主流でした。
しかし2017年にGoogleがKotlinをサポートして以降、Kotlinの需要が急速に高まっています。2019年5月には、過半数のAndroidデベロッパーでKotlinが使われています。
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また、Androidエンジニアの仕事内容は他の開発エンジニアと同様、以下のような仕事があります。
業務 | 補足説明 | 求められるスキル |
---|---|---|
コーディング | アプリケーションの機能を実現するために、JavaやKotlinを用いてプログラムを書く作業。 |
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テスト | 開発したアプリケーションが正しく動作するかを確認し、バグを発見・修正する作業。 |
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設計や要件定義 | 顧客やチームと協力してアプリケーションの要件を定義し、設計書を作成する作業。 |
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運用・保守 | リリース後のアプリケーションの運用を行い、問題発生時に迅速に対応する作業。 |
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未経験者が入社した場合はコーディングやテスト、既存プログラムの修正から始め、実力に応じて他の役割も任されると考えておくとよいでしょう。
Androidエンジニアの需要がある業界やサービス
Androidエンジニアは、スマートフォンアプリの業界やWebサービスで求められています。
とはいえ、選択肢が限られるとはいえません。Google Playでダウンロードできるアプリには、さまざまなジャンルがあります。
もちろん製作する企業も多数にのぼりますから、さまざまな企業が人材を募集しています。人手不足が深刻化していることもあり、未経験者でも就職できるチャンスはあります。
Androidエンジニアを求める企業には、大きく以下の3種類に分かれます。
企業種別 | 説明 |
---|---|
SI企業 | SI企業は、クライアントのニーズに応じたシステムを設計・構築・運用します。モバイルアプリの需要が高まり、とくに業務アプリや顧客サービスアプリの開発においてAndroidエンジニアが不可欠となっています。 |
ベンチャーやスタートアップ企業 | ベンチャーやスタートアップ企業は、新しいサービスを迅速に市場投入するためにAndroidエンジニアを求めます。 Androidは広範なユーザーベースにリーチするための重要なプラットフォームであり、そこで多くのユーザーを獲得するために優秀なAndroidエンジニアが強く求められます。 |
SES企業(顧客先に常駐して仕事をする) | SES企業は、クライアント企業に技術者を派遣しプロジェクトを支援します。多くの企業がモバイルアプリの開発ニーズを持っているため、Androidエンジニアは重要な人材です。 |
応募前に企業研究を行い、どのようなAndroid開発を行っていて、どのようなスキルセットが求められるかを確認しておくと、転職に失敗するリスクを下げられます。
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2)Androidエンジニアのキャリアパスと年収イメージ
Androidエンジニアを目指すときに、どのようなキャリアパスがあるか知ることは大変重要です。
高い年収を得らるだけでなく、あなたにとってやりがいを感じられる仕事を任されれば、充実した人生を送れることでしょう。
ここでは代表的なAndroidエンジニアのキャリアパスと年収イメージを解説します。
Androidエンジニアのキャリアパス
Androidエンジニアのキャリアパスは他のITエンジニアと同様に、以下の通りとなることが一般的です。
- 経験の浅いエンジニアは、コーディングやテストなどの下流工程を担当
- 経験を積んだエンジニアは、設計や要件定義などの上流工程も任される。クライアントとの折衝も行う場合もある
- さらに上を目指す人はプロジェクトマネージャや管理職、プログラミングを究める道もある
Androidエンジニアは経験と行動次第で、SEやPL・PM、フルスタックエンジニア、サービスプロデューサーといったキャリアを目指せます。
Androidエンジニアの年収イメージ
求人検索エンジン「スタンバイ」調べによると、Kotlinエンジニアの年収は以下のとおりとなっています。
●2017年の平均年収は577万円(最大1,050万円)
●2018年の年収中央値は575万円(最大1,200万円)
また、2017年の調査では、Javaエンジニアの平均年収が552万円(最大2,000万円)となっています。
もっとも、全員がこの金額を受け取れるわけではありません。特に入社直後は、年収が300万円台となることも想定に入れておきましょう。
一方で上級者ともなると、年収1,000万円に届く可能性があります。
3)Androidエンジニアに求められる知識・スキル
Androidエンジニアになるために必要な知識やスキルには、以下の4点があります。
いずれの項目も、チームで開発し評価を得るためには欠かせない項目です。それぞれのポイントについて、順に解説していきます。
Androidの仕組みを理解していること。操作経験があればベター
Androidは、パソコンと異なるOSです。加えてiPhoneなどに使われるiOSと異なり、さまざまなメーカーの端末で稼働することも特徴です。
このためAndroidエンジニアとして仕事をするなら、まず仕組みの理解が求められます。
特にアプリのインストールは「Google Play」を介して行う場合が多いため、アプリの公開方法なども理解しておく必要があります。
これらの内容は、Android OSが搭載されたスマートフォンを利用している人ならイメージがつきやすいかもしれません。
一方で、iPhoneを使っている人も多いでしょう。その場合は、Androidについて学ぶ努力がより必要になります。
Androidアプリの開発言語を習得していること
Androidエンジニアとして仕事をするなら、プログラム開発のスキルは必須です。
「Androidエンジニアには興味があります。でも言語は知らないので、入社後教わりながら頑張ります」では通らないのは、他の開発エンジニアと同じです。
このため応募する前に、JavaやKotlinのどちらかを習得している必要があります。1人で何らかのアプリを作れるレベルまで、スキルを高めておきましょう。
チームで開発するため、コミュニケーションスキルも重要
企業で行うAndroidの開発は、チームを組んで行われる場合が多いです。そのため定期的にミーティングが行われ、進捗状況などを報告する場面が生じます。
加えて問題点やよりよくできる点などについて、随時相談することも求められるでしょう。このとき円滑にコミュニケーションができていれば、仕事もスムーズに進めることが可能です。
そのため、相手の話をきちんと理解するスキルも求められます。
もし報告すべき事項や問題点をきちんと報告・相談できないと、プロジェクトの状況を正しく把握できません。そのため実際は大幅な遅れが出ているのに「スケジュール通り」と判断することになり、発覚した際にはあなただけでなく、開発チームにもマイナスの影響を与えてしまいます。
このため、伝えるべきことをきちんと伝えるスキルも欠かせません。
特に経験の浅い人は、つい仕事を抱え込んでしまいがちです。しかしこれは往々にして悪い結果となりがちですから、ためらわずに報告することが重要です。
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新しい技術を自ら試し、学び取る意欲
他のIT系職種と同様、Androidエンジニアも技術の変化は激しいものがあります。
特にKotlinはGoogleがサポートした時期が2017年であり、まだ新しい言語です。そのため、今後も機能の追加や仕様変更などが行われることでしょう。
変化が激しい業界であるため、「教えてもらう」という姿勢では他のエンジニアに二歩も三歩も出遅れてしまいます。
このため新しい技術が公表されたら自ら試し、学び取る意欲が求められます。プロジェクト内で誰も知らない新機能を他の人に情報交換できるようになると、一目置かれる存在となることが期待できます。
4)未経験からAndroidエンジニアを目指す際のポイント4点
未経験からAndroidエンジニアを目指す場合には、以下にあげる4つのポイントを意識する必要があります。
それぞれのポイントについてなぜ重要なのか、詳しく解説していきます。
JavaかKotlinのどちらかを使えるようにしておく。両方使えればベター
さきほど解説したとおり、Androidアプリは主にJavaまたはKotlinを使って開発されます。このためどちらかの言語を学び、開発できるスキルが求められます。実務上では、以下のケースが多くなっています。
●新規開発では、Kotlinの採用が多い
●既存システムの改修などでは、Javaが使われる場合も多い
ところでJavaとKotlinのどちらがよいかは、一概にはいえません。それぞれ、以下の強みがあります。
●JavaはAndroidアプリ以外にも、さまざまなシステムの開発が可能。歴史ある言語であり安定している
●KotlinはJavaよりも学びやすい。また、Androidでの開発に使われやすい
このため、好みにあわせて選ぶとよいでしょう。学びやすさという観点では、Kotlinを選ぶことも1つの方法です。もちろん、両方使えるようになればそれに越したことはありません。
Android開発におけるJavaとKotlinの特徴比較
比較項目 | Java | Kotlin |
---|---|---|
開発用途 | Androidアプリ以外にも、さまざまなシステムの開発が可能 | 主にAndroidアプリ開発に使用される |
採用ケース | 既存システムの改修などで使用されることが多い | 新規開発での採用が多い |
強み |
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学習のしやすさ | 難しいと感じることがある | 比較的学びやすい |
推奨選択 | 幅広いシステム開発に関心がある場合に適している | Androidアプリ開発を始める場合に適している |
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簡単なものでよいので、アプリを作ってみる
未経験者がAndroidエンジニアに転職しようと思っても、「本で勉強しました」「セミナーで学びました」というだけでは、なかなか採用に結びつきにくいものです。
それは、企業が求める能力が「現場でプログラミングできるスキル」であるためです。このため転職を成功させるには、プログラミング経験を積むことが欠かせません。
幸いにもKotlinは、無料で開発環境を整えられます。また、Javaも無料で入手し開発に使える方法があります。このため自分でプログラムを組み、アプリを作ることも可能です。なにより「Androidエンジニアを目指す本気度」も示せますから、ぜひトライしてみましょう。
可能であれば、作成したプログラムをGoogle Playで公開する作業も行うとよいでしょう。
初回のみGoogle Play Developerのアカウント取得費用として数千円がかかりますが、2回目以降は無料で公開できますので大きな負担にはならないと思います。それよりも公開した経験をアピールできれば、採用担当者からの評価も高まるでしょう。
システム開発ライフサイクル、およびマテリアルデザインの基本的な考え方を身に付けておく
システム開発ではさまざまな段階があり、多くのエンジニアがそれぞれの持ち場で働いています。
各段階は関連しているため、発注を受けたらすぐにプログラミングに取り掛かれるわけではありません。また、プログラミングを行ったらすぐに顧客へ提供されるわけではなく、テストやアプリの公開などの段階を踏まなければなりません。
あなたが携わったシステムに不具合があると顧客はもちろん、保守・運用の工程にも影響を与えます。このため業務でAndroidの開発に携わるならば、システム開発ライフサイクルの理解は欠かせません。
システム開発ライフサイクルイメージの全体像
段階 | 説明 | 目的 |
---|---|---|
要件定義 | 顧客のニーズや要求を明確にし、システムに必要な機能や条件を定義する。 | システムに必要な機能や性能を明確にすることで、開発の方向性を決定します。 |
設計 | 要件定義をもとに、システムの構造や機能を設計する。詳細設計では、プログラムの具体的な仕様を決定する。 | システムの具体的な構造を設計し、プログラミングの土台を作ります。 |
実装 | 設計に基づいて、プログラミングを行い、システムを構築する。 | 設計通りにシステムを構築し、機能を実現します。 |
テスト | 実装されたシステムが要件を満たしているか、バグがないかを確認するためのテストを行う。 | システムが正しく動作することを確認し、品質を保証します。 |
導入 | テストに合格したシステムを顧客の環境に導入し、実際に使用できるようにする。 | システムを実際に利用できるようにし、運用を開始します。 |
運用・保守 | システムが正常に稼働し続けるように、運用と保守を行う。不具合が発生した場合は修正を行う。 | システムが継続して安定稼働するようにし、必要な修正や改善を行います。 |
加えてAndroidに適する画面の表示方法は、パソコンのWebページと異なります。
このためAndroidでも、コンテンツを整然と、かつ感覚的に理解できる表示が求められます。Googleはこの目的を達成するため、「マテリアルデザイン」と呼ばれるガイドラインを定めています。
スマートフォンはサイトの見た目が重要なため、マテリアルデザインの基本的な考え方を理解することも欠かせません。
マテリアルデザインを実施するうえで知っておくべき概念・用語
概念・用語 | 説明 |
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マテリアル | 現実世界の物理的な動きや外観を模倣し、ユーザーが直感的に理解できるようにするデザインコンセプト。影、奥行き、動きなどが特徴。 |
ユーザーインターフェース(UI) | シンプルで一貫性のあるデザインを通じて、ユーザーが直感的に操作できるインターフェースを提供する。標準的なコンポーネントやレイアウトを使用。 |
ユーザーエクスペリエンス(UX) | ユーザーの操作をスムーズにし、快適な使用感を提供するためのデザイン。動きやアニメーションを取り入れ、ユーザーの行動に対して直感的なフィードバックを提供する。 |
レスポンシブデザイン | デバイスや画面サイズに応じて柔軟にレイアウトが調整されるデザイン。モバイル、タブレット、デスクトップなど、さまざまなデバイスで一貫したユーザー体験を提供。 |
視覚フィードバック | ユーザーの操作に対して即座に視覚的なフィードバックを提供し、操作が認識されたことを示す。ボタンの押下、スワイプの動きなどに対する反応を明確にする。 |
アクセシビリティ | すべてのユーザーがアプリケーションを利用できるように、視覚障害者や高齢者にも配慮したデザインを採用する。コントラスト、フォントサイズ、音声フィードバックなどに注意を払う。 |
Androidエンジニアの転職支援に強い転職エージェントを活用する
Androidエンジニアの開発に使われるJavaは、メジャーな開発言語の1つです。
一方でAndroidエンジニアを希望する人に対してどのような求人を紹介するかは、転職エージェントにより大きく異なります。Androidエンジニアの転職事情をよく理解している転職エージェントならば、適切な案件を紹介できるでしょう。
業界事情に疎いエージェントの場合は「ITエンジニアはみな同じ」という理解をしてしまい、業務系システムの開発案件を紹介してくるかもしれません。
また、Kotlinで開発したい人の場合は、より注意が必要です。
Androidエンジニアの転職事情に明るい転職エージェントならば、要望にマッチした案件の紹介が可能です。しかしそうでない場合は、「Kotlinって何?」と言われかねません。これでは困ります。
せっかく転職するならば、よい会社に巡りあいたいものです。そのためAndroidエンジニアを目指すなら、Android開発への転職支援に強い転職エージェントの活用をおすすめします。
5)Androidエンジニアへの転職におすすめの転職エージェント
Androidエンジニア向けの求人を取り扱う転職エージェントは多くあります。
選ぶ際は、「Androidエンジニアの求人が豊富か」「希望する転職地域に対応しているか」「担当者はこちらの希望をしっかり聴いて理解してくれるか」の3点を意識すると良いでしょう。
1点目の求人数と2点目の対応エリアについては、本記事が紹介するおすすめサービスにてあわせて説明します。
3点目の「担当者の品質」については、まずは「ここが良さそう」と感じたサービスを2~3つ登録して、そのうえで自分に合った担当者を見出して利用を絞っていくのがおすすめです。
マイナビIT AGENT
マイナビ社が運営する、ITエンジニア転職に特化した転職エージェント。好条件求人の紹介、書類作成・面接準備へのサポートの手厚さに強みがあります。
マイナビIT AGENTは人材紹介会社の大手マイナビが運営する「IT/Webエンジニア専用」の転職支援をするエージェントです。
サポート対応地域は全国。オンラインでの面談も受け付けています。
マイナビIT AGENTの大きな特徴は、エンジニア向け求人数の豊富さ、そしてシステム会社から事業会社まで幅広い業界の求人に対応している点が挙げられます。
Androidエンジニア求人において幅広い働き方を提案してもらえるでしょう。
また、マイナビの転職サービスは「サポートの丁寧さ」にも定評があり、職歴書の作成や面接対策に不安を感じている人におすすめです。
マイナビIT AGENTを利用した人の転職後定着率は97.5%(※公式サイトより)。
転職者一人ひとりにマッチする求人紹介とサポートが期待できます。
マイナビIT AGENTの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
Androidエンジニアの公開求人数 | 約1,300件(2024年10月現在) |
とくに多いエンジニア職種 | アプリケーションエンジニア、インフラエンジニア、社内SE、SE・PG、PM・PL |
リクルートエージェント
Androidエンジニア求人数は国内No.1!豊富な転職ノウハウと支援ツールで、「スピーディな転職」を実現できます。
リクルートエージェントは国内No.1の求人数と転職支援実績を誇る転職エージェントです。
ITエンジニアの転職支援にも強く、2024年10月時点のITエンジニア向け公開求人数は約10万件と、他のエージェントから群を抜いての豊富さです。
これまで培ったノウハウをもとに開発された「サービス体制」と「支援ツール」が非常に高品質であることが、リクルートエージェントの強みです。
たとえば、リクルートエージェントでは志望企業の特徴・評判といった分析から選考のポイントまでをまとめた「エージェントレポート」を用意してくれます。
Androidエンジニアの転職では、その職場の開発環境から必要なスキルや働き方まで、入念な企業研究が欠かせません。その際に、レポート情報は大いに役立つはずです。
また、担当アドバイザーもこれまでの実績をもとにAndroidエンジニアの転職に関する有益なアドバイスを提供してくれるでしょう。
リクルートエージェントの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
Androidエンジニアの公開求人数 | 約4,000件(2024年10月現在) |
とくに多いエンジニア職種 | プログラマー・Webエンジニア、社内SE、製品開発・ASP、組込み・制御エンジニア、ITコンサル |
レバテックキャリア
レバテックキャリアの担当エージェントは全員エンジニア経験者。「希望の企業に転職」96%、「転職後の年収アップ率」80%以上の高い実績を誇ります。
レバテックキャリアは「エンジニア実務経験者」のサポートに特化した転職エージェントサービスです。
保有求人数もIT・Web業界特化型サービスの中ではトップクラスで、かつエンジニアの専門知識を持つ担当エージェントからサポートを受けられます。
とくに書類添削サポートおよび企業への交渉力に強みがあり、「希望の企業に転職」96%、「転職後の年収アップ率」80%以上と、非常に高い実績を誇っています(※公式サイトより)。
「年収アップなど待遇面での改善をしたい」、「Androidエンジニアとしてのキャリアプランを掘り下げたい」、「書類や面接で評価してもらえるようアドバイスを欲しい」というエンジニアは、レバテックキャリアがおすすめです。
レバテックキャリアの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
Androidエンジニアの公開求人数 | 約2,900件(2024年10月現在) |
とくに多いエンジニア職種 | プログラマー・SE全般、PL・PM、ITコンサルタント |
ギークリー(Geekly)
ギークリーはIT・Web・ゲーム業界への転職支援に強い転職エージェント。各職種別に専門コンサルタントが在籍しており、目指す領域の最新トレンドをキャッチしながらの転職活動が実現できます。
ギークリー(Geekly)は、IT・Web・ゲーム業界への転職支援に強い転職エージェントです。
Web3やX-Techといったトレンド技術の求人も多く取り揃えており、これらの分野でAndroidエンジニアとしての実務経験を積みたい人におすすめです。
ギークリーのキャリアコンサルタントは、最低でもIT業界で3年以上のコンサルティング経験を持っています。
また、サポートの際は細分化された職種別に担当が付きますので、目指す領域の転職事例を知りつつの活動ができるでしょう。
そうしたサポート体制もあって、ギークリーを利用した転職者の年収アップ率は81%といいます(※2024年10月 公式サイトより)。
かつては「35歳転職限界説」もありましたが、ギークリーの転職成功者のうち、およそ4割近くは36歳以降のミドル世代であり(※公式サイトより)、幅広い年代で偏りなく実績を積んでいる点もギークリーの大きなメリットです。
ギークリー(Geekly)の特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 東京 |
Androidエンジニアの公開求人数 | 約1,600件(2024年10月現在) |
とくに多いエンジニア職種 | プログラマー、SE、PL・PM、その他トレンド性の高い分野(エンタメ、ディープテック、SaaSなど) |
ワークポート
「未経験からの転職に強い」と評判の転職エージェント。PG→SE、SE→PLといったエンジニアのキャリアチェンジの際にも積極的な支援が期待できます。
ワークポートはリクルートエージェント・dodaに次ぐ豊富な求人を抱える転職エージェントです。
とくにIT・Web系職種に関する求人が多く、また、同サービスは「業界・職種未経験者」への転職成功に多くの実績があります。
そのため、「プログラマーからSE」、「SEからPL」、「サーバーエンジニアからセキュリティエンジニア」といったエンジニアのキャリアアップ・キャリアチェンジの際は、とくに多くの求人を紹介されやすいでしょう。
「検討の余地があれば求人を紹介する」というスタンスのエージェントのため、「他の転職エージェントを利用したが、Androidエンジニア求人をあまり紹介してもらえなかった」という人にもおすすめです。
ワークポートの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
Androidエンジニアの公開求人数 | 約2,000件(2024年10月現在) |
とくに多い職種 | SE・PG、PL・PM、インフラエンジニア、社内SE |
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まとめ)Androidエンジニアへの転職は未経験者の成功者も多い!積極的なチャレンジがポイント
Androidエンジニアになるために習得すべきこと、やるべきことはさまざまです。
一方で、はじめは誰でも初心者であったことには変わりありません。特にKotlinは歴史の浅い言語ですから、発表されたばかりの頃はベテランのエンジニアといえども、マニュアルを見ながら試行錯誤していたことでしょう。
そのため未経験だからといって遠慮せず、積極的に取り組むことが重要です。
新しい情報や技術を知った場合は自ら試し学び取る姿勢が、第一線で活躍するためには重要なスキルです。加えてIT業界に強い転職エージェントを活用することで、あなたがAndroidエンジニアとして活躍しやすくなる点は見逃せないメリットですから、積極的に活用することをおすすめします。