Webディレクターを辞めたい人へ。対策とWeb制作からの転職におすすめの職種
[最終更新日]2024/07/30
WebディレクターはWeb制作において中心的な役割を果たす一方で、マルチタスクになりやすく多忙な状態が続きがちな仕事です。
現在、Webディレクターの仕事をしている方の中には、「もうこの仕事を辞めたい」「別の職種に転職したい」と感じている人もいるでしょう。
目次
1)「Webディレクターを辞めたい…。」によくある理由
はじめに、Webディレクターを辞めたくなる主な理由について整理していきます。
人それぞれに辞めたい理由はあるはずですが、とくに次の3点のうちいずれかに当てはまっているようであれば、多くのWebディレクターと同じような悩みを抱えている可能性が高いといえるでしょう。
現在の自分の状況に近いものがないか、チェックしてみてください。
「Webディレクターを辞めたい…。」によくある理由
クライアントと制作の間で板挟みになる
Webディレクターはクライアントと制作担当者の間に入り、調整役を果たすことが求められる仕事です。
クライアントの要望によっては納期が非常にタイトだったり、成果物に対する要求が高かったりすることもめずらしくありません。
場合によっては、納期間近になって修正の要望が届くこともあれば、納品物の質によってはクレームにつながることもあり得ます。
また、クライアントの要望を制作サイドに伝える際、「工数がかかる」「費用面で難しい」といった不満が担当者から上がってくることもあるでしょう。
Webディレクターはクライアントと制作サイドの双方の言い分を聞く立場にあるため、どうしても板挟みの状態になりやすい傾向があります。
複数の案件を同時に進行させなければならない
多数の案件を同時並行でディレクションしていくことから、Webディレクターには仕事が集中しやすく、常に気を抜けない状態が続いてしまいがちです。
大量の仕事をさばかなくてはならないだけでなく、ミスや漏れが発覚すれば矢面に立たされるのはWebディレクター自身のため、精神的に追い込まれやすい立場といえるでしょう。
また、複数の案件で折り重なるようにしてトラブルが続発することもあり得ます。
1件のトラブルに対応するだけでも相当な労力を要するところを、同時に複数のトラブルに対処しなくてはならないことから、パニック状態になってしまうこともあるでしょう。
こうした状況が続くと土日も休まず働かなくてはならず、常に仕事が頭から離れない状態になりがちです。業務過多になりやすいのは、Webディレクターを辞めたくなる理由の1つといえるでしょう。
スキルの習得や成長を感じにくい
Webディレクションの仕事は、基本的な流れがほぼ確立されつつあります。
クライアントとの打ち合わせからサイトマップやワイヤーフレームの作成、現場への展開・進行管理といった一連の流れが、案件が走り始めるたびに繰り返されることになります。
仕事に慣れれば流れがつかめる反面、Webディレクターとして一定の経験を積むと伸び代を感じにくくなる面があるのです。
実際には、臨機応変な調整力や交渉力、進行管理といったスキルはWebディレクターとして経験を積む中で着実に育まれているはずです。
しかし、こうしたスキルは可視化されにくく、成長を実感する機会が十分にあるとは言いがたいのが実情です。
新たなスキルを習得し成長できたと感じにくい点は、Webディレクターを辞めたいと感じる原因となる可能性があります。
2)「Webディレクターを辞めて転職」を決断する前に
Webディレクターを辞めたいと感じたとき、別の職種への転職を考え始める人もいるはずです。
しかし、「辞めたい」という悩みを解決する上で、必ずしも「転職」が最適な解決策とは限りません。
勢いで辞めてしまったり、「転職すればどうにかなる」と安易に決断したりするのではなく、次の点を慎重に検討した上で転職するかどうかを決めていくことが大切です。
「Webディレクターを辞めて転職」を決断する前に
その悩みは転職で解決できるのかを考える
まずは、Webディレクターを辞めたいと感じている原因が転職によって本当に解決できるのかを冷静に考えてみましょう。
たとえば「残業が多すぎる」「業務過多で疲労が蓄積している」といった理由で転職を考え始めた場合、転職先によっては今と同じか、それ以上に忙しくなることもないとは言い切れません。
また、顧客や取引先との人間関係は多くの業界・職種で生じる課題のため、転職によって人間関係の悩みから解放されるとは限らないとも考えられます。
現在の仕事で辛い思いをしていたり、不満を抱えていたりすると、その原因をWebディレクターという「職種」や「仕事内容」に見出してしまいがちです。
そのため、別の職種に転職すれば問題の大部分は解決するような錯覚に陥りやすくなります。
現在抱えている悩みは転職によって本当に解決できるのかどうか、よく見極めておく必要があるでしょう。
転職せず、今の職場で解決できる問題の場合もある
Webディレクターとして抱えている悩みは、必ずしも転職によって働く環境そのものを変えなくても解決できるケースがあります。
一足飛びに「転職」という重大な決断をする前に、まずは今の職場で次のことを試しておいても遅くはないでしょう。
人間関係→メンバーとのコミュニケーションの機会を増やす
周囲との人間関係の悩みが辞めたい主な理由であれば、あえて意識的にメンバーとのコミュニケーションの機会を増やしてみましょう。
強い口調で不満を訴えてくる制作者は、実はあなたにもっと話を聞いてもらいたい、悩みを深く知ってもらいたいと訴えているのかもしれません。
たとえ根本的に解決することが難しい場合でも、「聞いてもらえた」「相互理解が深まった」と感じるだけで仕事を進めやすくなることもあり得ます。
あるいは、自分と同じような悩みを他のメンバーも抱えていることが分かり、解決のヒントとなる考え方やアドバイスを聞ける場合もあるはずです。
業務量→プロデューサーや営業などの上流工程の人に相談する・メンバーに打ち合わせに同席してもらう
業務量があまりにも多く、押し潰されそうになっているようであれば、プロデューサーや営業担当者に相談して業務量を調整してもらうのも1つの方法です。
WebディレクターはWeb制作においてなくてはならない存在ですので、仕事が忙しすぎることを理由に退職者が相次ぐことは会社としても避けたいはずです。
また、制作メンバーに打ち合わせから同席してもらうのも効果的です。
要件を取りまとめ、制作サイドへ伝えるのはWebディレクターの仕事ですが、背景にある意図や経緯を知っているのと知らないのとでは伝わり方が大きく異なります。
お互いの苦労に対する理解を深めておく意味でも、打ち合わせに同席してもらうのは解決策を見出すための糸口となる可能性があります。
スキルの欠如→スクールや副業などで経験値を増やしてみる
主にディレクション業務に従事しており、制作実務そのものはほとんど担当したことがない場合、実務スキルを身につけることでより的確な指示が出せるようになることが考えられます。
経験値を増やすには実際に仕事を担当するのが最も近道ですが、現実的に難しいようであればスクールに通ったり、勤務先の仕事とは別に副業を始めてみたりするといいでしょう。
たとえば近年では「Udemy」をはじめ、比較的低価格で利用できるネット学習のサービスは多くあります。以下の人気コーステーマに課題を感じている人は、いちど利用を検討してみるとよいかもしれません。
WebディレクターにおすすめのUdemyコース
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Webディレクターの仕事の合間を縫ってスキル習得のための時間を確保するのは大変かもしれませんが、身につけたスキルはディレクション業務において必ず活かせるはずです。
現在の仕事で成長できるという実感が湧かないときほど、経験値を増やすことで現状を打破するためのヒントが見えてくることもあるでしょう。
3)「Webディレクターを辞めて転職しよう」と決断したら、意識しておきたい4つのポイント
今の職場で解決できそうな手段を講じてもなお、転職したほうがベターと感じるのであれば、Webディレクターを辞めて転職するという選択をすることもあり得るでしょう。
ただし、異業種や未経験職種への転職は慎重に検討しなければミスマッチが生じる可能性があるのも事実です。
そこで、Webディレクターから転職する場合に意識しておきたいポイントをまとめました。次の4つのポイントを押さえた上で、転職活動に臨むようにしましょう。
「転職したい」と思った時に意識しておきたいポイント4つ
Webディレクターの経験を活かせる職種を知っておこう
Webディレクターから転職する場合、できるだけこれまでの経験を活かせる職種を優先的に探したほうが転職を成功させられる可能性は高まります。
具体的には、次のような職種でWebディレクターの経験が活かしやすいでしょう。
Webディレクターの経験を活かせる職種
Webエンジニア/プログラマー
Webコーディングの基礎的な知識があれば、Webエンジニアやプログラマーとしての素養があると考えられます。
HTMLやCSSの知識はWebサービスなどのフロントエンド開発において必須となるため、WebディレクターとしてWebに日々触れてきた経験を活かせる可能性が高いからです。
ただし、Webディレクターと比べると技術が重視される職種であることから、スキルの習得は欠かせません。
プログラミングを独学で勉強したり、スクールに通ったりすることを通じて基礎的な知識を身につけておくと、実務未経験者であってもITエンジニア/プログラマーとして採用される確率を高められるでしょう。
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企業のWeb担当(マーケティング・プランナー)
Web関連の仕事には、ディレクター以外にもさまざまな職種があります。
ディレクターとしてSEOを意識してコンテンツ制作に携わってきた人であれば、その知識を活かして企業のWebマーケティング担当として活躍できる可能性があります。
一般的に、自社商品に関するマーケティングであれば過度なマルチタスクにはなりにくく、複数の案件に同時並行で携わってきたWebディレクター時代よりも時間的・精神的な余裕をもって働ける可能性があります。
あるいは、ディレクターのさらに上流工程を担うプランナーへと転職する方法もあります。完全な未経験者がWebプランナーとして採用されるのは難しいケースもありますが、Webディレクターの実務経験者がステップアップしてWebプランナーを目指すのは現実的なキャリアプランといえます。
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その他のIT系職種
Webディレクターの経験を活かして転職できる職種としては、ほかにもWebデザイナーやWebライター、IT系企業での営業などが挙げられます。
Webディレクターとしてディレクションに携わってきた経験は、どの職種に就いたとしても交渉や進行管理で役立てられるでしょう。
デザイナーやライターとして制作サイドを担当する際は、担当ディレクターの意図を汲んで作業を進められるため、ほかのデザイナーやライターとは一線を画した能力を持つ人材として重宝されることも考えられます。
また、営業としてIT系の仕事に関わっていく際にも、より現場寄りのディレクションを担当してきた経験は予算や工数の目処をつける際に役立つはずです。
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現在「制作会社」の人は「事業会社」(=自社サービス)への転職もおすすめ
現在、制作会社でWebディレクターを務めている人であれば、事業会社へ転職して自社サービスの制作・運用に携わることも選択肢に入れておきましょう。
現代においては、メーカーなどの事業会社であってもWeb媒体での広告やサービス運用は欠かせない重要な戦略の1つとなっているケースが多く見られます。
自社サービスであれば発注者側の意向を汲んで仕事を進めるわけではないため、これまでクライアントと制作現場の板挟み状態だったことにストレスを感じていた人にはおすすめの転職先といえます。
Webの活用によって自社の売り上げ伸長や増益に貢献できれば、Webディレクターとしての成長を実感することもできるでしょう。
同じWebディレクターでも、事業会社へ転職することでこれまでと異なるキャリアを築ける可能性があるのです。
自分のペースで働きたいならフリーランスを検討するのもアリ
実は、Webディレクターは社員として企業に勤務する以外にもフリーランスとして活躍するという道があります。
フリーランスであれば自分の意思でクライアントを選べ、発注する制作担当者の人選も自分で判断できる余地が広がるため、自分のペースで働きやすい環境を整えやすくなるでしょう。
現職で取引のある企業の担当者と信頼関係が構築できていれば、フリーランスに転身してからも仕事を依頼・紹介してもらえる可能性があります。
Webディレクターとして勤務してきた経験は、フリーランスになってからも活かせる可能性が高いのです。
ただし、フリーランスは自由な働き方ができる反面、仕事の安定性や収入の確保は自己責任となります。
勤務先の看板が外れても「〇〇さんに仕事を頼みたい」と言ってもらえるだけの信用があるかどうか、慎重に見極めた上でフリーランスへの転身を決める必要があるでしょう。
Webディレクターの正社員とフリーランスの特徴・働き方比較
項目 | 正社員 | フリーランス |
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雇用形態 |
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仕事の安定性 |
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働く場所 |
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働く時間 |
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キャリアパス |
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収入 |
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IT業界の支援実績が豊富な転職エージェントを活用する
Webディレクターから他の職種へ転職する場合、IT業界への転職支援実績が豊富なエージェントを活用することをおすすめします。
転職エージェントでは求人紹介だけでなく、キャリアプランに関する相談やこれまでのスキルの棚卸しといった総合的なサポートを受けられます。
Webディレクターとしての経験を最大限に活かし、保有スキルを効果的にアピールする上で、プロによる客観的なアドバイスを受けておくことは大きなアドバンテージとなるはずです。
また、転職エージェントでは一般の求人サイトなどでは探せない非公開求人を紹介してもらえます。
アドバイザーを通じてのみ応募可能な非公開求人であれば、採用選考時の競争率が低いことから内定獲得につながる確率も高いでしょう。
4)Webディレクターからの転職におすすめ転職エージェント
ここからは、IT業界でジョブチェンジを検討している人向けに、おすすめの転職エージェントを紹介します。
紹介するサービスはどれもIT・Web業界への支援実績のあるエージェントです。
エージェントによってサポートの傾向や担当となるアドバイザーのタイプも変わりますので、まずは自分に合うエージェントを見つけていくうえで2~3登録し、「ここがフィットする」というエージェントに利用を絞っていくと良いでしょう。
Green
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都市部のIT・Web企業の求人が非常に豊富な転職サイト。企業からのスカウト・オファーも多いため、転職の選択肢を広げたい人はぜひ登録しておきたいサービスです。
転職サイトGreenは、とくに東京はじめ都市部のIT・Web系企業の求人が豊富です。
採用意欲の高い新興ベンチャー企業の取り扱いが多く、これまでの経験を活かしたキャリアアップ転職も異業種からのチャレンジ転職も可能です。
同サービスのユニークな点は、企業からのスカウト・オファーが活性していること、そして気になった企業に対して「カジュアル面談」を申し込めることです。
実際、Green経由で転職先を決めた人のおよそ6割が、「スカウト経由の応募」であったといいます。
カジュアル面談は、選考とは関わりなく企業担当から情報集めができます。実際に話して意気投合することになれば、そこから選考にも進めるわけです。
とくに多い職種は、エンジニア、デザイナー、営業、マーケターです。これら職種へのジョブチェンジを目指している人は、Greenへの登録がおすすめです。
Greenの特徴
Greenの特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約2.9万件(2024年7月現在) |
Greenで企業から良質なスカウトをゲットする際は、登録時に記入するレジュメを充実させることが重要です。「アピールできる経歴が思いつかない」という人は事前に事前にキャリアの棚卸しをしておくとよいでしょう。
ビズリーチ
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転職後の平均年収840万円!企業からのスカウトが非常に多い転職サイトです。
ビズリーチは主にハイキャリア人材を対象とした転職サービスです。
一般的にハイキャリア転職サービスは求人数が少なくなりがちですが、ビズリーチは近年求人数が増えており、首都圏はもちろんのこと地方での転職においても非常に豊富な求人を確認できます。
紹介される会社は大企業だけでなく、中小の優良企業の求人も扱っています。
また、独自に「BizReach創業者ファンド」を創設するなど、スタートアップ企業の支援も積極的に行っていることから、スタートアップ企業やベンチャー企業への転職支援にも強いのが特徴です。
ビズリーチの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約13万件(2024年7月現在) |
とくに多い職種 | 経営(経営者・CxO・事業推進等)|管理(経理・財務・税務・IR等)|マーケティング|営業|コンサルタント|専門職(公認会計士・税理士・弁護士等)|IT技術職(SE・その他ITエンジニア)|ゲーム|電気・電子|半導体|機械|化学|金融|研究・臨床開発・治験|建築・土木など |
ビズリーチで企業からのスカウトを多く得るためには、レジュメ(職歴書)の品質を上げること!どのような自己PRが企業からの目にとまりやすいかをじっくり考えて、取り組んでみましょう。
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レバテックキャリア
レバテックキャリアの担当エージェントは全員エンジニア経験者。「希望の企業に転職」96%、「転職後の年収アップ率」80%以上の高い実績を誇ります。
レバテックキャリアは、レバテック株式会社が運営する転職エージェントです。
同サービスの特徴としては、アドバイザーの殆どが「エンジニア実務経験者」であること。IT業界についてエンジニアリングの技術的な事柄についても通じた担当が付いてくれる可能性が高いです。
レバテックキャリアでは年3,000回以上の企業ヒアリングから得た最新情報をもとに企業別に対策を行っています。
そのため、転職希望者のスキルや希望にマッチした求人紹介を得意とし、ヒアリング後の初回マッチング率(内定率)は90%にものぼるといいます(同社担当より)。
引用元:レバテックキャリア公式サイト
「エンジニアリングをどういった事業分野で発展させていくか」についてしっかり把握して転職活動をするうえで、自分だけの調査・研究では不安だという人はレバテックキャリアのサポートが役立つでしょう。
レバテックキャリアの特徴
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約2.5万件(2024年7月現在) |
とくに多いエンジニア職種 | プログラマー・SE全般、PL・PM、ITコンサルタント、デザイナー |
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ほぼ全ての業種・職種の求人に対応しており、とくにIT・Web、製造(メーカー)、建設・土木・設計の求人が多い傾向にあります。
同サービスの活用メリットとして挙げられるのが、「転職決定率の高さ」です。
サービスを利用した人たちの評判・口コミからは「求人紹介から企業との交渉まで積極的に動いてくれた」「企業とのミスマッチを最小限に抑えようと働きかけてくれた」といった感想が目立ちます。
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「転職活動をエージェントから力強くプッシュしてほしい」というニーズのある人におすすめのエージェントです。
ワークポートの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 北海道、宮城、福島、東京、埼玉、千葉、栃木、群馬、神奈川、新潟、静岡、石川、岐阜、滋賀、愛知、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、加賀、愛媛、福岡、長崎、熊本、鹿児島、沖縄 |
公開求人数 | 約10万件(2024年7月現在) |
とくに多い職種 | ソフト開発・システムエンジニア系|クリエイティブ系|通信・インフラエンジニア系|ヘルプデスク・ユーザーサポート|研究・製品開発/品質・評価系|コンサルタント・プリセールス系|ゲーム制作関連|ものづくり系エンジニア|金融・保険・証券系|建設・土木・プラント・設備|不動産専門職|営業系|事務・管理系(総務・経理・財務・人事等)|経営企画・事業開発|マーケティング・プロモーション系など |
ワークポートの積極的な提案を最大限活用するには、初回面談時に希望する職種・働き方をしっかり伝えることです。事前にキャリアの棚卸しをしておくとスムーズでしょう。
まとめ)「なぜWebディレクターを辞めたいのか」を明確にしておこう
WebディレクターはWeb制作において欠かせない重要なポジションですが、ディレクター1人あたりが抱える仕事量が多くなりやすく、大きな負荷がかかるのも事実です。
携わっている案件やジャンルによっては、今の仕事を続けることでキャリアアップやスキル獲得へとつながるイメージが湧かない場合もあるでしょう。
Webディレクターを辞めたいと感じたら、なぜ辞めたいのかという根本的な理由を明確にしておくことが大切です。
もし今の勤務先を辞めなくても解決できるようであれば、可能な限りの対策を講じて乗り切ることを考えてみてください。
その上で「やはり転職したほうがいい」と判断するのであれば、Webディレクターとしての経験を最大限に活かせる職種を優先的に探していくのが得策でしょう。
Webディレクターの仕事を通じて獲得してきた経験やスキルは、転職先でも活かせる場面が必ずあるはずです。