40代の転職で管理職経験なし・マネジメントスキルなしの場合、どうする?
[最終更新日]2024/08/04
現在転職を検討されている40代の方で、「管理職・マネジメント経験がない(少ない)から、転職が決まるか不安…」という方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。
たしかに、40代の転職でしばしば求められるスキルの1つに「管理職スキル」(マネジメントスキル)があります。
求人の応募条件に「管理職経験者」「マネジメント経験者」と書かれていた場合、課長や部長といった役職についた経験のない人は「自分は応募要件を満たしていない」と考えて、その時点であきらめていたという方もいらっしゃったかもしれませんね。
しかし、管理職スキルとは必ずしも役職についていた経験を指すわけではありません。これまで「自分には管理職スキルがない」と思っていた人も、実はこれまでのキャリアの中で管理職スキルに相当する経験を積んできた可能性があるのです。
目次
1)そもそも、「管理職スキル」っていったいどんなもの?
管理職・マネジメントの定義
管理職経験の有無にかかわらず、「管理職の仕事とは何か」「管理職スキルとは何を指すか」を正確に説明できる人は実はあまり多くありません。
多くの企業では現場経験の延長線上で役職につくため、管理職としてのスキルに特化してスキルアップを図れる機会はかなり少ないのが実情です。
そもそも、管理職スキルとは何を指しているのでしょうか。
管理職スキルとは、全体を見ながら指揮・統率する力のことを言います。現場がどう動けばいいのかを示し、仕組み化していくことで部下を統率していきます。
このとき判断基準となるのは、組織の理念や経営方針です。つまり、トップの考えを現場レベルに噛み砕いて示し、達成度に応じて次の課題を示していくのも管理職の役割なのです。
こうした役割から考えると、管理職スキルとは必ずしも役職についている人だけが持つべきスキルではなく、プロジェクトリーダーや主任のようなポジションの人であっても身につけておくべき力であることが分かるはずです。
役職についていなかった人であっても、管理職スキルに類する力を持っている可能性があるというわけです。
なぜ、企業は40代の転職者に管理職スキルを求めるのか?
20代、30代の転職者の場合、純粋に「プレーヤー」としてのスキルが重視される傾向があります。組織の戦力として加わり、力を発揮してくれることを期待されているのです。
ところが、40代以降の転職者の場合はプレーヤーに留まらない、さらに上のレベルのスキルが求められることが多くなってきます。つまり、1人のプレーヤーの役割から、後輩を指導・育成する力が求められるのです。
純粋にプレーヤーとして優れた人を採用するのであれば、若ければ若いほど望ましいというのが企業側の本音です。なぜなら、プレーヤーであれば若い人ほど長く活躍してくれる見込みがあるわけですから、組織への貢献度もそれだけ大きくなる可能性が高いからです。
40代以降の転職者となると、プレーヤーとしてのスキルを持っていることは前提とした上で、自分から組織をまとめたり、会社を盛り立てたりできるかが重要になってきます。
個人的にスキルが高い人を採用した場合にプレーヤーとして発揮してくれる力を「1」とした場合、後進を育成したり部署全体を率いたりできる人を採用した場合、結果は「5」や「10」といったように何倍にもなる可能性があるのです。
このように40代の転職者には、若い人にはない「組織を創り上げる力」を求められているケースが多いのです。
2)「管理職経験」が無くても、役に立つスキルは
たとえ役職についたことがない人であっても、チームなどを指揮・統率した経験があれば、管理職スキルに類する力を持つ人として評価される可能性は十分にあります。
ただし当然のことながら、管理職スキルを発揮した経験があればよいというわけではありません。転職して新たな職場へ行くということは、これまでとは異なる経営方針のもと、新たな人間関係の中で力を発揮しなくてはなりません。
これまでの職場で通用していた力を別の職場でも通用するかどうかは、そのスキルが組織に依存しない自立したものであるかどうかが重要になってきます。
リーダーシップ
まず、特定の人間関係に依存しない「リーダーシップ」が必要とされます。
職場にはさまざまな価値観や個性を持つ社員がいますから、その一人ひとりと良好な関係を築き、個々に適した働きかけが必要です。
ここで明らかにしておきたいのが「リーダーシップ」という言葉が持つ意味です。
リーダーシップとは、「目標を設定し、それに向けて人を先導していく役目を負った人」と表現できます。
たとえば仲間内で飲みに行く計画を立てた時、誰か一人、率先してスケジュールやお店の予約などを請け負う存在がいるかと思います。この人は、仲間内でのリーダーシップを発揮していることになります。
これはビジネスの場でも同様で、会社の設定するノルマや理念を正確に理解し、個々のメンバーがそこへ向かうためにどのようなスキル・経験を身につけていく必要があるかを考えられる能力が、ビジネスにおける「リーダーシップ」です。
自律性
続いて「自律性」について説明します。
自律性とはいわば、「自発的に行動し、結果を出す力」のことです。
上司からの指示通りに仕事を進めるだけでなく、自分なりの工夫や改善を加えたり、よりよいやり方を提案したりする能力が、ビジネスの場では求められます。
受け身で仕事をするのではなく、自分の頭で考え、自発的に行動に移してきたかどうかが重要なポイントとなります。
「自発的な行動」とは、具体的に何を指すのでしょうか。
たとえばどのような業界・職種も共通して、「中長期的な視点で物事を考える」必要があります。
その日一日の仕事をどうしよう、という短期的な考え方では、仕事はただのルーティンになり、自身の成長にも組織の成長にも繋がることはありません。
常に情報を収集し、日々の業務にどのように組み込められるか。
そのためには会社の行き帰りの道中にスマホでニュースを確認したり、新聞や専門書を読むなど、自身の働きかけもおおいに必要になってくるのです。
コミュニケーション力
最後が「コミュニケーション力」です。
多様な価値観がうまれる昨今、ビジネスの場においても個人を尊重し、組織として団結していく必要があります。
人は生まれながらにして誰かとコミュニケーションを行い、その力を養っていきますが、40代ビジネスパーソンに求められるコミュニケーション力は、それとは少し異なります。
具体的には「自分自身」「他者」「状況」「人間」この4つを理解し、職場環境や人と向き合っていく必要があるのです。
自分自身を知るということは、時に弱点となる部分であってもきちんと受け止める度量の深さも含まれます。その結果、他者の言動の背後にある思いも正確に汲み取れるようになるのです。
また、「状況」を理解することは、個人の視点ではなく組織全体を「客観視」できる視野の広さを持つことでもあります。
そうすることで、メンバー間との意見のすり合わせもスムーズになるのです。
そして、一人ひとりの部下、社員たちの性格・個性を知る、すなわち「人間理解」も、コミュニケーション力を養っていくために必要な視点です。
3)管理職未経験から転職する40代がアピールすべき3つのポイント
それぞれの企業の、「40代転職者に求めているもの」を明確にする
さて、「40代転職者には、リーダーシップ、自律性、コミュニケーション力が大切」とお話しましたが、こちらはあくまで全体的な傾向に関しての話で、当然ながらそれぞれの企業によって、40代転職者に求めるものは変わっていきます。
「ここで働きたい」という企業が見つかったときは、その企業が40代転職者に求めているであろうものは何かを具体的にイメージし、面接の際は特にその部分を重点的にアピールされることをおすすめします。
「企業が転職者の求めるもの」を明確にするには、企業研究をしっかりと行うことが重要となります。
企業研究は、求人情報や企業HPからでも多くの情報を得ることはできますが、その他転職エージェントにその企業についてヒアリングするといった手段もあります。
以降の章で「40代の転職者におすすめの転職エージェント」についても紹介いたしますので、興味ある方はぜひチェックしてみてください。
これまでの経験、実績も最大限アピール!!ストーリー形式で説明できるように
40代の転職では管理職スキルが重視されるのは事実ですが、かといって管理職スキル以外の経験や実績が採否に影響しないはずがありません。これまで経験してきた成功体験や実績は、最大限にアピールしましょう。
このとき、単に事実だけをアピールしたのでは、若手の転職希望者と差をつけるのは難しい場合も多いものです。
面接担当者の記憶に残り、強い印象を与えるようにアピールするには、経験や実績が単なる事実ではなく、「あなた自身の」固有の体験として語られることが重要です。
相手の記憶に残りやすい話し方をするには、事実を羅列するのではなく、一連の経験をストーリーのように語ることを意識するといいでしょう。
ストーリー形式で経験や実績をアピールするときは、次の3点に注意してストーリーを構成します。
第一に、驚きや意外性から話を始めることで、相手の注意を引き話に引き込めるよう意識しましょう。
たとえば、成功体験について語ろうとしているのに、「正直なことを言いますと、私はこの仕事を最も苦手としていました」と話し始めたら、面接担当者は「では、なぜ成功したのだろう?聞いてみたい」と感じるでしょう。
第二に、主語が「私」になるよう意識しましょう。
たとえ会社の経営方針や部署の事業計画にもとづいて進めたプロジェクトであっても、「〇〇という方針だったので、これに従った」と話す人と、「〇〇という方針を『私は』~と受け止めた。だから…の行動につながった」といった話し方をする人とでは、後者のほうがはるかに「自分から主体的に取り組み、判断を下した」という印象を受けるでしょう。ストーリーの主役が自分であることが大切なのです。
第三に、相手の立場や状況に合わせたストーリーを意識しましょう。
採用担当者との面接と役員との面接を比較したとき、どちらも同じ話し方をするのは得策とは言えません。役員面接が最終面接となるケースも多く、応募者が社風に合っているか、新たに迎え入れる社員としてふさわしいかどうか、といったことを最終チェックしている可能性があります。
つまり、採用担当者に対して伝える場合は実務レベルでの話を厚めにし、役員面接では熱意や人柄が伝わるエピソードに重点を置いて話したほうが、より伝わりやすいストーリーになるかもしれないのです。
こうした話し方ができる人は、必然的にコミュニケーション力やプレゼンテーション能力も高いはずであると判断される可能性が高いでしょう。
伝える内容も重要ですが、伝え方、話し方についても工夫しておく必要があります。
40代の転職は、早め早めに準備を。エージェント系の転職サービスがおすすめ
40代の転職は、20代や30代と比べて入念な準備が必要な場面が多く、早めの準備が重要になると言えます。少しでも自信がないところがあれば、迷わず転職エージェントを活用することをおすすめします。
転職エージェントは多くの転職希望者に転職のアドバイスをしていますので、40代の転職者がどのような悩みを抱えているか、企業側がどのような点を重視しているのか、応募者・企業側の双方の考えを熟知しています。
40代の方は、社内で責任あるポジションで働いているケースも少なくありません。今の仕事が忙しいので、仕事をしながら転職活動を進めるのは難しいと感じている人もいることでしょう。
しかし、たとえ当面の生活費が貯蓄でまかなえるとしても、「いったん退職してから転職活動を開始する」という方法は避けたほうが無難です。
想像以上に転職活動が長期化した場合、気持ちに焦りが出やすくなり、入社後のミスマッチが起きやすくなってしまうからです。
転職エージェントを利用することによって、「転職までのスケジュール感」であったり、「現状、準備しておくこと」も明確にされやすくなります。
4)40代の方におすすめの転職サイト・転職エージェント
ここから紹介しますのは、40代転職者におすすめの転職サイト・エージェントです。
それぞれ転職エージェントごとに特徴・強みが異なりますので、「このサービスが自分に合いそう」といったもがあったら「まずは様子見から」といった形でも登録されると良いでしょう。
JACリクルートメント
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ミドルクラス・ハイクラスの転職 満足度で6年連続No.1!(オリコン満足度調査2019-24年)利用者からは「相談の手厚さ」と「適切なマッチング」への評価が高いです。
JACリクルートメントは日本の人材紹介会社でも五本の指に入る大手転職エージェントです。
主に「管理職・管理部門」向け求人を豊富に扱っており、キャリアアップのための転職にはうってつけのエージェントと言えるでしょう。
JACリクルートメントでは、転職者一人ひとりとの面談を通して、その方の市場価値や詳しい企業の情報など、さまざまなアドバイス・サポートを行っています。
「管理職未経験だけど、どのように転職活動を進めていけばよいか」といった不安にも客観的アドバイスをもらえることでしょう。
JACリクルートメントの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約1.3万件(2024年8月現在) |
とくに多い職種 | サービス|商社|流通|消費財|マスコミ|建設・不動産|金融|IT・通信|WEB|EMC|コンサルティング・シンクタンク・事務所|メディカル・バイオ|医療・介護・福祉など |
サポートの充実がウリのJACリクルートメントですが、求人数は少なめです。登録の際は希望条件をやや広めに&他の転職サービスにも登録しておくのがおすすめです。
リクルートエージェント
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「多くの求人を比較検討したい」「スピーディに転職を決めたい」という方は、リクルートエージェント。
リクルートエージェントは国内No.1の求人数と転職支援実績を誇る転職エージェントです。
リクルートエージェントの強みは全業種・職種に対して豊富な求人数を持つこと、そして長年の実績で培われたノウハウ・転職支援ツールの充実さにあります。
とくに活用したい支援ツールが、志望企業の特徴・評判といった分析から選考のポイントまでをまとめた「エージェントレポート」です。
40代の転職においては、ミスマッチを避けるための入念な企業研究が欠かせません。その際に、レポート情報はあなたの活動に大いに役立つはずです。
また、担当アドバイザーもこれまでの実績をもとに40代の転職に関する有益なアドバイスを提供してくれるでしょう。
リクルートエージェントの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約43万件(2024年8月現在) |
とくに多い職種 | 営業・販売・カスタマーサービス|企画・マーケティング・経営|管理・事務|物流・購買・貿易・店舗開発|コンサルタント|金融専門職|不動産専門職|クリエイティブ|SE・ITエンジニア|エンジニア(設計・生産技術・品質管理)|建築・土木|医療・医薬・化粧品など |
リクルートエージェントを利用した人たちからは、オンラインで受講できる「面接力向上セミナー」について「実際の面接で役立った」という感想が多く見られます。登録後は無料で参加できますので、面接対策に不安を感じている人はぜひ利用しましょう。
doda
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都市部・地方ともに豊富な求人と、担当からの積極的な提案が特徴。企業からのスカウトも多く、たくさんの求人に接していきたい人におすすめの転職エージェントです。
dodaのサービスの主な特徴は、「転職サイト・転職エージェント両方の機能を利用できる」、「企業からのスカウトが多く届く」ことです。
アドバイザーにキャリア相談をしながら求人を紹介してもらえるほか、自分でも登録後のマイページから気になった求人をチェックして応募が可能です。
企業からのスカウトについては、実際にdodaを利用した人たちからは「スカウトメールがたくさん届く」「(スカウトメールによって)色んな企業を知れる」といった評判・口コミが多く見られます。
業種や職種、地域に関わらず豊富な求人を擁していますので、「まずは求人をチェックしてみよう」という際にもおすすめのサービスです。
dodaの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約25万件(2024年8月現在) |
とくに多い職種 | 営業職|企画・管理|技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)|技術職(組み込みソフトウェア)|技術職(機械・電気)|専門職(コンサルティングファーム・専門事務所・監査法人)|クリエイター・クリエイティブ職|販売・サービス職|公務員・教員・農林水産関連職|事務・アシスタント|医療系専門職|金融系専門職など |
dodaは求人を自分から応募可能ですが、エージェント経由でのみ紹介される非公開求人も多いです。担当エージェントには初回面談時に希望条件をしっかり伝えておくことで、より有意義なサポートを受けられるでしょう。
doda X(デューダ エックス)
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年収800万円以上の企業からのスカウトが多く届く転職サイト。ヘッドハンターからのサポートも受けられます!
「忙しくて、転職活動に時間をかけられない…」という40代の人におすすめのサービスが、doda X(デューダエックス)です。
doda Xの特徴は、企業からのスカウトが多いこと、そしてヘッドハンターがあなたの経歴と希望に合わせてキャリア提案をしてくれることです。
求人チェックや書類作成をする暇を見つけにくい人も、「スカウトを待つ」「ヘッドハンターのサポートを受ける」スタイルで効率的な活動をおこなえます。
紹介される求人の多くは、年収800万円以上の企業経営戦略や事業戦略に直結する重要なポジションのものが殆ど。
今よりさらに活躍できるフィールドで働きたいという人にマッチしやすいサービスでしょう。
doda Xの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 東京・埼玉・神奈川・愛知・静岡・大阪・京都・兵庫・広島 |
公開求人数 | 約5.7万件(2024年8月現在) |
とくに多い職種 | 事業企画・経営企画|営業|IT・Webエンジニア|経理・財務・人事・法務|マーケティング・販促・商品開発|技術職(機械・電気)|コンサルタント|金融系専門職|医療専門職|技術職(化学・食品系)|技術・専門職(建設・不動産系)|クリエイター・クリエイティブ職|サービス系(店舗管理・運営管理)|技術職(組み込みソフトウェア)|SCM・物流・購買系など |
doda Xでは登録後に職種別の経歴書のサンプルも入手できます。doda専属のキャリアカウンセラーのサポートを合わせて利用すれば、書類作成の準備は万全でしょう!
リクルートダイレクトスカウト
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「実績豊富なヘッドハンターに出会いたい」ならココ!企業・ヘッドハンターからのスカウトが届く転職サイトです。
リクルートダイレクトスカウトは、転職大手「リクルート」が運営するヘッドハンティング型の転職サイトです。
サービスの主な特徴は、年収600万円以上のミドル・ハイクラス層向けの求人が国内トップクラスの豊富さであること、そして企業からのスカウトが多く届くことです。
40代以降のミドル世代求職者を募集をしている企業も多く見られます。
スカウト経由で転職活動を検討している人は、はじめに登録しておくことをおすすめします。
スカウトはAIによるマッチングも働いており、サービス利用を重ねるごとに「希望に合致するスカウト」が届くようになるといいます。
また、登録時に必要となるレジュメ作成は、経験や能力、希望条件などの選択項目から選ぶだけで完成します。
レジュメが出来上がれば、すぐにスカウトを受け取れます。
リクルートダイレクトスカウトの評判とおすすめ使い方
リクルートダイレクトスカウトの評判・口コミでは、「企業からのスカウトがたくさん届く」「希望にマッチした求人が多い」という意見・感想が多く見られます。
リクルートダイレクトスカウトの特徴
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サポート対象地域 | 全国 |
特に多い職種 | 経営ボード|経営企画・事業企画|管理|人事|マーケティング|広告|マスコミ・メディア・出版|クリエイティブ|営業|サービス|コンサルタント|ITコンサルタント|専門職(公認会計士、司法書士など、その他)|IT技術職|Webサービス・制作など |
公開求人数 | 約26万件(2024年8月現在) |
良質なスカウトをゲットする際は、登録時に記入するレジュメを充実させることが重要です。「アピールできる経歴が思いつかない」という人は事前に事前にキャリアの棚卸しをしておきましょう。
ビズリーチ
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転職後の平均年収840万円!企業からのスカウトが非常に多い転職サイトです。
ビズリーチは主にハイキャリア人材を対象とした転職サービスです。
一般的にハイキャリア転職サービスは求人数が少なくなりがちですが、ビズリーチは近年求人数が増えており、首都圏はもちろんのこと地方での転職においても非常に豊富な求人を確認できます。
「ハイクラス転職サービスにはどんな求人があるのだろう?」「自分の場合、どのような企業からスカウトが届くのか?」といったことを知っておくだけでも、今後のキャリアプランを考える上で十分参考になるはずです。
ビズリーチの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約11万件(2024年8月現在) |
とくに多い職種 | 経営(経営者・CxO・事業推進など)|管理(経理・財務・税務・IRなど)|マーケティング|営業|コンサルタント|専門職(公認会計士・税理士・弁護士など)|IT技術職(SE・その他ITエンジニア)|ゲーム|電気・電子|半導体|機械|化学|金融|研究・臨床開発・治験|建築・土木など |
ビズリーチで企業からのスカウトを多く得るためには、レジュメ(職歴書)の品質を上げること!どのような自己PRが企業からの目にとまりやすいかをじっくり考えて、取り組んでみましょう。
より専門分野に関わるサポート・アドバイスを受けたい人は「特化型」の転職エージェントも利用しよう
目指す業界・職種などの分野が明確にある人や、スペシャリストとしてキャリアを歩んでいきたいという方は「特化型」の転職エージェントがおすすめです。
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各分野のおすすめ特化型転職エージェント
タイプ | ITエンジニア | ITエンジニア | IT・Web業界 | リーダー・マネージャー | リーダー・マネージャー | リーダー・マネージャー | リーダー・マネージャー | 会計・経理・税務・財務 | マスコミ・メディア | アパレル・ファッション | 管理部門 | 外資・グローバル | 外資・グローバル | 製造系エンジニア | 介護・福祉 | 介護・福祉 |
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サービス名 | マイナビIT AGENT | レバテックキャリア | ワークポート | doda X | JACリクルートメント | リクルートダイレクトスカウト | ビズリーチ | ジャスネットキャリア | マスメディアン | クリーデンス | MS Agent | エンワールド | ロバート・ウォルターズ | メイテックネクスト | レバウェル介護 | かいご畑 |
メリット |
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公開求人数 | 約2.1万件 | 約2.5万件 | 約11万件 | 約6.0万件 | 約2.1万件 | 約40万件 | 約14万件 | 約4,000件 | 約4,900件 | 約1,400件 | 約1.0万件 | 約900件 | 約1,900件 | 約1.6万件 | 約23万件 | 約9,000件 |
得意業界/職種 | IT・Web | IT・Web | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | 会計・経理・税務・財務 | マスコミ・メディア | アパレル・ファッション | 管理部門・士業 | 外資系 | 外資系 | 製造系エンジニア | 介護・福祉 | 介護・福祉 |
対象地域 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | 関東・関西・中部(東海) | 東京・大阪 | 関東・関西・東海 | ◎全都道府県 | 東京・愛知・大阪+海外 | 東京・愛知・大阪+海外 | 東京・名古屋・大阪・福岡 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | |
おすすめの人 |
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まとめ)「管理職経験がないから…」で諦めないで!転職は自律・積極性が大事!
求人の応募条件に「管理職経験がある方歓迎」「マネジメントスキル必須」といった書き方がされていると、管理職経験のない人はその時点で諦めてしまっていたかもしれません。しかし、役職についた経験がなければ応募のチャンスが全くないとは限らないのです。
応募要件以外にも、企業としての理念や事業内容、実際の仕事の内容をよく確認した上で、自分のこれまでの経験や実績が生かせそうだと思ったら、ぜひ積極的に応募を検討してみるべきです。
まずは、管理職スキルに類する経験をしてきたかどうか、管理職スキル以外のアピールポイントは何か、について考えてみましょう。
40代からの転職が、20代や30代と比べて甘くないのは事実です。
ただし、だからと言って自分から可能性にフタをしてしまう必要はありません。厳しい面があることは承知の上で、それでも今のタイミングで先々のキャリアを再検討すべきだと考える自律性や、まずは一歩踏み出そうとする積極性が、40代の転職ではとても重要になってくるのです。