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コールセンターの仕事は、自宅でもできる?派遣社員から個人事業主になった私|転職体験談

転職前

BEFORE
職業
派遣社員
職種
コールセンター勤務
従業員規模
100名
年収
200万円

転職後

AFTER
職業
個人事業主
職種
オペレーター
従業員規模
1人
年収
150万円

目次

happy1222さんの転職ストーリー

1これまでの私

派遣社員で、コールセンター勤務。

イメージ画像:コール業務

私は今、在宅でコール業務=カスタマーサポートの仕事をしています。

参考:在宅カスタマーサポートの仕事

説明
特徴 インターネット環境等を整えて、自宅でカスタマーサポート業務を請け負う働き方です。通勤が不要で、柔軟な勤務時間を設定できる点が特徴です。
仕事内容
  • 顧客対応(電話、メール、チャット)
  • 問題解決のサポート
  • 製品・サービスに関する質問対応
  • クレーム処理
  • 顧客情報の管理・更新
出社形式との違い
  • コミュニケーションはオンライン中心
  • 通勤の必要なし
  • 契約形式は「業務委託」「派遣」が多い
  • 通信環境やデスク・椅子など、自分で環境を整える必要がある

元々は派遣社員として、コールセンターに勤めていました。
主にお客様からの問い合わせへのご対応という業務になります。

自宅から派遣先企業へは1時間近くかけて通っていました。

あまり要領の良くない私は、朝は早めに出勤し、その日一日の仕事の計画を立てることから始めていました。

2転職のきっかけ

派遣先の閉鎖が決定して。

イメージ画像:事務所の閉鎖

今から2年ほど前のことです。
派遣先のコールセンターが閉鎖されるとの通達がありました。

それに伴って、同僚の派遣社員たちはすぐに次の派遣先を探していましたが、私は家で働くことを決めました。
つまりは、個人事業主になるということです。

そう思ったのも、以前上司から

上司

「この仕事、家でもできるって知ってた?」

と教えていただいたときに、働き方としてとても魅力的に思えたのです。

私は実家から派遣先に通っていたのですが、最寄り駅から実家までは歩いて20分以上かかり、夜道は明かり一つありません。
「危ないから」と両親が迎えに来てくれることが多く、前々から申し訳なく思ってもいました。

コール業務は好きで続けたい、でも通勤に両親の手間を取らせたくない。

「よし、自宅でやってみよう!」

そう決断するまでに迷いはありませんでした。

3転職活動中

「在宅のコール業務=個人事業主」になる決意。

イメージ画像:個人事業主

ただ、決めたからといってすぐに働けるわけではありません。
在宅でコール業務をやっていくためには、企業に「私はコール業務を問題なく遂行できます」と信用してもらう必要があります。

そして、そのために必要となったのが「資格」でした。
このときに知ったのですが、コール業務に関する資格試験というものがあったのです。

コール業務に関する資格について

一般的にコールセンターのコール業務は、資格なしで行えます。

一方で、以下のコール業務に関わる資格があり、これら資格を取得することによってキャリアアップや転職の際に役立ちます。

  • コンタクトセンター検定試験…主にエンドユーザーとの電話対応をする人を対象とした資格です。「エントリー」、「オペレーター」、「スーパーバイザー」の3つのレベルに分かれており、コールセンターにおける業務の基礎から応用までを学べます。
  • CSスペシャリスト検定…顧客満足度(Customer Satisfaction)の理論と業務での実践を会得するための資格です。コールセンターのみならずCSを重要な指標値とする業務で役立てられます。
  • 電話応対技能検定…電話応対の技術を習得するための資格です。「もしもし検定」の名でも知られ、電話対応全般の知識と技術を試されます。

試験は一次から三次までありました。
要領の悪い私に果たしてできるのかと不安になりましたが、今回ばかりは攻めの姿勢でいくことにしました。

前職の上司の助けも借りました。
知人に在宅で勤務している方がいるらしく、その方にどうやって試験をクリアすればいいのかを聞いて、情報を集めてくれたりしました。
人とのつながりが大切だと、改めて認識しました。

そして様々な人の支えもあり、私は無事に個人事業主として自宅でコール業務を始められるようになったのです。

4転職後

新しい職場で、待ち受けていた状況は。

イメージ画像:在宅のコール業務

すぐに業務を始められるように、早速業者を呼び、自宅にインターネット移設工事を施してもらいました。

大きな出費はその工事費と、新しくパソコンを買ったくらいで済みました。

前職ではほとんど有給休暇を使っていなかったので、準備期間はたくさんありました。
何回かトライアル的に業務をしてみて、徐々に個人事業主としての自分の働き方をイメージしていきました。

家族も応援してくれましたし、本当に周囲の人たちには助けられたと思います。

5その後、どうなったか。

転職を振り返って、今思うこと。これから、目指したいこと。

イメージ画像:40代女性イメージ

自分の要領の悪さから、毎日早く出勤して仕事のシミュレーションをしていたことはお話ししましたが、そのコツコツと積み上げてきた作業が今となってはとても役に立っています
日ごろから真面目に勉強していて良かったなと思います。

前職の上司から学んだお客様対応におけるコツなど、今でも参考にさせてもらっています。

個人事業主になってよかったことはたくさんあります。
家族との交流も増えましたし、通勤で迷惑をかけることもありません。

また、両親が体調を崩した時などはすぐに病院へ連絡を取ることもできます。

収入は減りましたが、理想の働き方だと思っています。

◇ ◇ ◇

日々の業務をこなすことと共に、自分のスキルを磨くための勉強を怠ってはいけないと思いました。
そのための時間は決して無駄にはなりません。どこかで必ず役に立ちます。

収入が減ったことについても「無駄遣いを抑えられる」と前向きに捉えることにしています。

お客様が安心して話せるように、これからも技術を磨いていきたいですし、そのための勉強も続けていきたいと思います。

今後はこの仕事以外にも副収入を得て、両親との生活にもゆとりを持たせられるようにしていきたいです。

参考:派遣社員で働く40代の人から評判の高い派遣会社

テンプスタッフ

テンプスタッフ
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