「とにかく早く転職したい」と焦っていた私に投げかけた転職エージェントさんの一言。|転職体験談
転職前
- 職業
- 物流会社
- 職種
- 総合職
- 従業員規模
- 400人
- 年収
- 350万円
転職後
- 職業
- IT企業
- 職種
- 事務職
- 従業員規模
- 400人
- 年収
- 400万円
目次
おもちさんの転職ストーリー
1これまでの私
「人の暮らしに不可欠な物」を届けられる仕事。
私の両親は公務員でした。
そのこともあってか、学生の頃から漠然と「将来は私も公務員になるんだろうな」と思っていました。
実際に大学四年になり就活を始めた時も、並行して公務員試験の勉強は進めていました。
しかし正直なところを言うと、公務員の仕事にはそこまで魅力を感じていませんでした。
学生時代は友人と本を作るなど、アートな趣味がありました。
そして作品作りに没頭していけばいくほど、「これを仕事にしたい」という思いも強くなっていき。
徐々に就職の方向性が分からなくなっていました。
そんな中、転機となったのは、震災のボランティアです。
そこでの被災者の方々との関わりを通し、日用品が足りない状況や、自分が普段、どれだけの物に囲まれて不自由なく暮らすことができているかといった、様々な思いがこみ上げてきました。
- 私
-
(人々の暮らしにとって必要不可欠な物、それを届けられる仕事がしたい)
そう思った私は、ある物流会社の総合職の面接を受け、内定をいただくことになりました。
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2転職のきっかけ
残業の無い部署へ異動願い。しかし、フタを開けてみれば。
そんな信念のもとに入社した会社を、なぜ転職するに至ったのか。これには2つ理由があります。
一つは、その会社の残業時間。
会社員になってからも、仲間内での本制作は続けていました。
しかし、私の会社は忙しい時で月の残業時間が60時間を越えるのは当たり前。
プライベートの時間をほとんど持てないことに、ストレスを感じることが多かったです。
もう一つは職場の環境。
私の上司は部下にほとんどの仕事を投げたまま、自分は何もしない、といった横柄な態度の目立つ人間でした。
口調も荒く、飲みの席では酔って酒を強要してきたりもします。
そんな環境のもとで働き続けることに、徐々に疑問を感じるようになっていきました。
とはいえ、すぐに転職活動を始めるのにもなかなか勇気が必要で。
まずは上司に「転属が可能か」を相談しました。
その結果、私は比較的忙しくない部署への転属を許可していただくことになりました。
ここで安心してしまったのが間違いだったんでしょうね……。
転属先は非正規社員がほとんど。正社員は私ともう一人の上司だけ、というアウェイな環境でした。
残業は無い分、なぜか土日出社は当たり前のような環境で。
- 私
-
(残業が少ないって……そういう問題じゃないんだよ!)
そう思いましたね。
ワークライフバランスを保っていくためにはもう転職しかない。
これを機に、ようやく私は決心しました。
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3転職活動中
「どこでもいいから」は禁物。
まずはなるべくたくさんの転職サイトに登録しました。10社くらいだったと思います。
すぐにエージェントの方との面談も済ませ、たくさんの求人を紹介してもらいました。
ですが、これといった希望の分野があるわけでもなく、求人だけが膨大に溜まっていくので、しばらくは辛い時期が続きました。
そんな時、担当エージェントの方の言葉が胸に刺さりました。
- エージェント
-
「どこでもいいから早く決めなきゃ、と焦っていると、誰でもいいから人が欲しい、という企業に入ってしまいますよ」
それではいけないと思いました。「このままでは前回の繰り返しになってしまう」と。
エージェントの方の言葉を真摯に受け止め、それからは何度かの面談を通して、徐々に自分の中の転職のビジョンみたいなものを固めていきました。
ちなみにそのエージェントはリクルートエージェントさんです。
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複数サービスに登録していましたが、最終的にはこちらで転職を決めました。
4転職後
新しい職場で、待ち受けていた状況は。
新しい職場はIT系の企業になります。
私は事務職として採用されました。
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職場の雰囲気は良くも悪くもドライな感じで、他者からの干渉が無く自分のペースで仕事ができるという点では、前職より良かったと思っています。
私はもともとパソコン作業があまり得意ではありませんでしたが、この会社で経験を積み、今ではエクセルマクロを駆使できるまでになりました。
未経験だからこそ色々と吸収していける余白があったのかな、とも思います。
5その後、どうなったか。
転職を振り返って、今思うこと。これから、目指したいこと。
「転職を考える前に、まずは3年経験を積め」
とは、前職でも言われましたし、よく聞く言葉だと思いますが、この言葉を鵜呑みにしてはいけないと今は思います。
たとえ転職に有利な資格や経験が無かったとしても、「この業界・この仕事がしたい!」という強い熱意と、それを正確にアピールできる方法さえ知れば、転職は可能だと考えています。
自分の理想を実現できる力は、誰にでも備わっているでしょうから。
思い切って転職をしてみて本当に良かったと思います。
今後、私のように転職をしようと思う方に、些細なアドバイスですが一つだけ。
転職活動は万が一長期化する可能性も見据えて、貯金はあった方がいいです、絶対!
私は結構ギリギリの状況でした笑。
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◇ ◇ ◇
転職後に結婚し、家を建てました。
人生が目まぐるしく変わっていっている印象ですが、今後生活が落ち着いてきたら、改めて自分の趣味である本制作も再開したいと考えています。
また、趣味をもっと増やしたいな、という思いもあります。
今興味があるのは、アロマテラピーの資格です。
もし資格が取れたら、副業を考えてみるのもいいかな、と考えています。
夫と共働きですが、私よりも帰りが遅いので、なるべく美味しいご飯を用意して待っていられるよう、料理の勉強もしたいですね。
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より確実なサポートを受けたい人は、初回面談前までに「キャリアの棚卸し」と「キャリアプラン立て」を行い、担当アドバイザーに希望条件をしっかり伝えられるように準備しておきましょう。
また、リクルートエージェントからは定期的に求人と応募確認の連絡が来ます。日頃の転職活動にかけられる時間を確保しておくと、より有意義にサービスを受けられます。