私の転職体験談|お局様からのいじめがあっても、何も言い返せずにいた私。
転職前
- 職業
- 会社員
- 職種
- 事務
- 従業員規模
- 6000人
- 年収
- 300万
転職後
- 職業
- 会社員
- 職種
- 事務
- 従業員規模
- 8000人
- 年収
- 320万
目次
まゆさんの転職ストーリー
1これまでの私
「将来は、楽に過ごしたい」
就職活動で、保険会社の事務職として内定を頂きました。
あまり勉強していない学生だったので、仕事内容も難しいことは選べませんでした。
参考:保険会社の事務職の仕事内容
項目 | 主な仕事内容 |
---|---|
契約書の作成・管理 | 保険契約書の作成や管理を行います。新規契約や更新契約のデータを入力し、正確な情報を保管します。 |
保険料の計算・請求 | 保険料の計算を行い、請求書を発行します。顧客への請求内容の説明や、不明点への対応も行います。 |
顧客対応 | 顧客からの問い合わせ対応や、保険契約内容の変更手続きを行います。電話やメールでの応対を通じて、顧客サービスの向上に努めます。 |
保険金の支払い手続き | 保険金支払いの手続きを行います。必要書類の確認や、支払い内容の審査を経て、適正に保険金を支払います。 |
データ管理 | 顧客情報や契約情報のデータベース管理を行います。定期的なデータ更新や、セキュリティ対策を徹底します。 |
報告書の作成 | 業務に関連する各種報告書の作成を行います。業績報告や顧客対応の記録など、正確な情報をまとめて提出します。 |
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離婚している両親が同じ家に住んでいて、その家の一人っ子でした。
人生の楽しみとか、やりがいみたいなのは、なかったです。
ただ、学生時代に出会った彼氏と会う日を楽しみにしているような、つまらない人間でした。
そのくせ、(将来は楽に過ごしたい…!)という気持ちは人一倍強くて、簡単な副業を山ほどやっていました。
仕事もお金を稼ぐためのツールとしか考えていなかったため、一日だらだらと仕事をし、定時にはさっさと退社していました。
新人ということもあり難しい仕事は任されることなく、にこにこしながら言われたことをしているだけでした。
2転職のきっかけ
お局様に目を付けられた私
あるときに、職場のお局様に目を付けられてしまい、かなりキツイいじめが始まりました。
しばらくはへらへらしてのらりくらり交わして、なんとか耐えていました。
ですが、3ヵ月程耐えたところで限界が来てしまいました。
行き帰りの電車の中ではぼろぼろ泣き、朝になったら仕事に行かなければならないため夜は眠れず、どんどん体調が崩れていきました。
それでもどうにか毎日仕事に行っていましたが、ある日仕事に向かおうと思ったら体が動かないんです。
ベッドから起きようと思っても、動いてくれない。
「起きろ!」と言っている自分と、「このまま寝ていろ!」と言っている自分が頭の中で喧嘩しているような感覚でした。
結局、その日は無断欠勤してしまいました。上司から電話が何回かかかってきていましたが、ずっと無視していました。
翌日になってようやく少しだけ身体も気持ちが落ち着いて、私は上司に電話をし、謝罪しました。
その上でいじめの事実を伝え、もう続けていけないという旨のことを伝えました。
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3転職活動中
「ちゃんと転職活動しよう」という気持ちになれて。
転職活動は、最初のうちはその「活動」自体する気になれませんでした。
メンタル的にすぐに次の仕事を探そう!とはなれず、家でぼーっとする日々が続きました。
その際に役に立ったのは、自分の貯金癖でした。
無職になっても数か月間は大丈夫なくらいの貯金をしていたので、この時ばかりは過去の自分の頑張りを誇らしく思いました。
また、同棲を考えていた彼氏に迷惑をかけてしまい、嫌われてしまうかとも覚悟しましたが、そんなことはなく、それも嬉しかったです。
仕事の後に毎日私の家に来て楽しい話をしてくれ、そんな小さなことにもとっても元気をもらえていました。
- 彼氏
-
「辛かったら俺が養うから、もう働かなくてもいいんだよ」
彼はそんなことまで言ってくれましたが、そこまで甘えっぱなしになってしまっては自分がだめになると思い、(ちゃんと転職活動しよう…!)と決めました。
その後、1ヵ月ほどして私は、前職と同じ事務職で、再就職先が決まりました。
4転職後
今度は、新しい職場でセクハラを受けた。
新しい職場は男性ばかりで、チームに女性は一人もいませんでした。
女性特有のねちねちしたいじめには遭いそうもないなと安心しましたが、今度はひどいセクハラに遭うことになってしまいました。
女性が私だけだし、可愛がってもらえるのは嬉しかったですが、正直とても気持ち悪かったです。
仕事自体は淡々とこなしていましたが、
- 私
-
(この調子だと、また転職する羽目になるのかな…)
とぼんやり考えていました。
彼氏にも申し訳なくて相談することが出来ず、また溜め込んでしまっていましたが、勇気を出して上司に相談してみるとひどかったセクハラも多少はましになりました。
まだ続いてはいますが、行動に移すことができるようになって良かったなと思います。
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5その後、どうなったか。
辛いことがあったら、自分から声に出すこと。行動すること。
逃げるだけじゃなく、しっかり前に進めるように行動したらいいことがあるんだなと思いました。
セクハラも声に出したら少しは改善したので、前の会社でも限界が来る前に上司に相談出来ていたら変わっていたのではないかと思います。
今更後悔しても遅いのですが、行動してから転職するか否かを決めたかったです。
ですが、この経験を生かして、嫌だからといってすぐに逃げるようなことはやめようと思えました。
仕事だけでなく、プライベートでも自分の嫌なことからは逃げていることが多かったので、全てのことにまっすぐに向き合うようにしようと思えるようになりました。
これまで私はとても後ろ向きな性格でしたが、少しは前向きになれたのかなと思うと、今回の退職から転職のつらかったこの時期も、得たものも少しはあったのでしょう。
◇ ◇ ◇
- 私
-
(また転職活動をすることになったら、今の何もスキルがないままではきっと厳しいだろう)
最近そう思うようになり、資格の勉強をはじめました。
とはいっても、自分のしたいことが定まっていないので、「まずはどんな職場でも役立つような資格」で勉強をしていますが、早いうちに自分のしたいことを明確に言えるようになれたらいいなと思っています。
そのためにも、色々な本を読んだり、自分が知らないような仕事をしている友人たちの話を積極的に聞いたりしています。
私は今まで、本当になあなあにお仕事していました。
「仕事を生き甲斐にしたい」とまでは言いませんが、今は、自分の仕事に誇りを持って業務に携われるようになりたいと思っています。
日々、小さなことにも真剣に取り組んで行けるような、そんな前向きな人生を歩んでいきたいです。
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