未経験から企画営業に転職できる?仕事内容とやりがい・大変な点・必要なスキル
[最終更新日]2024/07/05
営業関連の職種に転職したいと考えている人の中には、企画営業(アカウントプランナー)に興味を持っている人もいることでしょう。
求人を探している中で、営業ではなく企画営業を募集している企業を見かけたことのある人もいるはずです。
ところで、企画営業は一般的な営業職とどのように違うのでしょうか。また、企画営業に転職する上で必要とされる資質や能力にはどのようなものがあるのでしょうか。
目次
1)そもそも企画営業ってどんな仕事?営業企画との違いは?
企画営業の主な仕事内容
企画営業とは、お客様が現在抱いている課題とその解決法を考え、そのアイデアを自社サービスとともに売り込む営業職のことです。アカウントプランナーと呼んでいる企業もあります。
企画営業としての商品の売り方は市場や顧客によって千差万別であり、潜在的なニーズや顧客自身も気づいていない要望を言語化していく提案力が求められます。
そのため、一般的な営業職と比べると、企画営業はマーケティングや経営的な視点がより強く求められます。
有名なたとえ話に「ドリルの穴」があります。
顧客が「ドリルが欲しい」と要望しているとき、通常は「どの機種・価格帯のドリルを勧めるべきか」と考えるでしょう。
これに対して、「なぜ穴を空けたいのか」「何を作ろうとしているのか」「そのためにはどんな道具が最適なのか」を掘り下げてヒアリングし、作ろうとしている成果物を顧客と一緒に作り上げていくのが企画営業です。
企画営業と営業企画の違い
企画営業とよく似た言葉で、「営業企画」という職種があります。ですが、両者の仕事内容は大きく異なります。
企画営業 | 営業企画 | |
---|---|---|
役割 | 自社の商品・サービスが「どうしたら売れるか」を見出す | 営業が成果を出せる環境を作る |
主な仕事内容 | マーケティング・企画・営業 | 企画・営業補助 |
企画営業も営業企画も「企画」業務が主となりますが、企画営業は、「商品・サービスが売れる」ための企画をするに対して、営業企画は「営業が成果を出せる」ための企画をおこないます。
企画営業の平均年収
正社員の場合、企画営業の平均年収はおよそ420万円といわれています。企画営業を募集する企業の求人では、330万円〜430万円の水準で想定年収が設定されているケースがよく見られます。
ただし、必要なスキルレベルや実績によっては年収1,000万円を超えることもあります。
企画営業で活躍したい人は、経験を積み実績を上げていくことで年収を高めることは十分可能です。
企画営業未経験者の場合、転職した当初から高年収を得ることは難しいかもしれません。時間をかけて顧客との信頼関係を築き、頼りにされる顧客を増やしていくなどの実績作りをまず意識することが大切です。
また、ゆくゆくは後輩の育成やマネジメントの分野で活躍することもあり得ます。こうして企画営業としての仕事の幅を広げていくことで、年収アップを実現できるでしょう。
このように、企画営業を目指す上で年収は短期的に捉えるのではなく、中長期的にキャリアを形成していく視点を持つことが重要です。
2)企画営業のやりがい・大変な点
企画営業は一般的な営業と比べて守備範囲が広く、必然的にやるべきことも多くなります。
この点がおもしろいと感じられるか、業務量が増えてつらいと感じるかによって、企画営業への適性が決まってくると言ってもよいでしょう。企画営業のやりがいと大変な面として、主に次の点が挙げられます。
企画営業のやりがい
企画営業は既成概念にとらわれることなく、顧客のニーズをフラットな立場で聞き、顧客にとって最もメリットのある提案をする仕事です。
顧客自身も何を必要としているのか気づいていないケースがほとんどですので、根気強くヒアリングしながら顧客への理解を深めていくことが求められます。
場合によっては、特定の顧客のために新たな商品を企画したりすることもあります。
顧客と一体となってプロジェクトを進めることもありますので、顧客の社内メンバーと同じように頼りにされ、意見やアイデアを求められることもあります。
このように、営業担当者の範疇を超えて、顧客から頼られ感謝されることが企画営業のやりがいにつながります。
企画営業の大変な点
企画営業は既存の商品ラインアップからモノやサービスを売る仕事ではありません。
顧客が抱える課題や要望をじっくりとヒアリングし、最適な解決策を提案する必要があります。
そのため、1つの提案が採用され商品として売れるまでには、長い期間を要することもめずらしくありません。根気よくヒアリングを続け、顧客からの信頼を勝ち取る必要があります。
また、提案内容は顧客によって毎回異なるため、常に自分の頭で考え、行動に移していくことが求められます。決まった仕事の進め方はなく、いかに顧客の満足度を高めるかを優先して仕事に取り組むかが重要なポイントとなります。
2)企画営業に必要な知識・スキル
企画営業は一般的な営業と比べて仕事の守備範囲が広く、求められる資質・能力も必然的に多岐にわたるものとなります。
発想の仕方や提案方法は人それぞれですが、企画営業として求められる基礎的な資質・能力をまとめるとすれば、次の3点に集約されるでしょう。
別の言い方をするなら、企画営業へ転職したい人はこれらの力を伸ばしていけるよう、日ごろから心がけていく必要があります。
それぞれの資質・能力について掘り下げていきましょう。
リサーチ力(情報収集力)、およびヒアリングスキル
顧客にとって有益な提案をするには、相手と同等またはそれ以上の知識・情報を持っている必要があります。
顧客が何に困っていて、課題の本質はどこにあるのかを見極めるには、業界や市場について徹底的にリサーチするとともに、顧客のビジネスモデルについて十分に理解していなくてはなりません。
顧客のビジネスモデルについて最もよく知るのは、言うまでもなく顧客自身です。いかに信頼を寄せてもらい、通常であれば社外の人間には話さないようなことまで相談してもらえるかが、企画営業の担当者として得られる情報量の差となって表れます。
このように、精度の高い情報収集を継続的に行うにはヒアリングスキルが不可欠です。顧客がつい話したくなってしまうようなヒアリング力は、十分な知識・情報量に支えられた的確な質問力によって実現されます。
このように、リサーチ力とヒアリングスキルの両方をバランスよく伸ばしていけるよう常に心がけていくことが大切です。
アイデア・発想力
顧客自身も気づいていない潜在的なニーズを捉えるには、物事の抽象度を高め、本質的な法則を見つける必要があります。
アイデアや発想力と聞くと「ひらめき」「思いつき」というイメージを持たれがちですが、企画営業として顧客から評価してもらえるアイデア・発想力は地道なリサーチとヒアリングに支えられています。
顧客から得た膨大な情報を的確に整理し、数値や事実に基づいた提案へとつなげられる発想の転換こそが、企画営業として求められているアイデア・発想力と言えるでしょう。
顧客から喜ばれ評価されるアイデアや発想は、自然と湧き出てくるものではありません。じっくりと顧客と向き合って傾聴を重ね、「どうすれば顧客のためになるか?」を日々考え続けることの中から生まれてくるものです。
このように、アイデアや発想力は才能によってもたらされるのではなく、あきらめることなく課題と向き合い続ける粘り強さによってもたらされるのです。
プレゼンテーションスキル
どんなに有益で素晴らしい企画を発案したとしても、それが顧客に伝わらなければ採用されることはありません。
企画営業としては提案が採用されなくては実績を築けませんので、自身の企画の魅力を伝えるプレゼンテーションスキルは企画営業にとって非常に重要な技術の1つです。
魅力的で相手の心に残るプレゼンをするには資料づくりなどの準備が大切とよく言われます。
準備が大切なのは間違いありませんが、「こうすれば優れたプレゼン資料になる」といったテンプレートはありません。伝える相手の立場や抱えている課題に合わせて、柔軟に話し方や伝え方を変えられる対応力が求められます。
このように見ていくと、企画営業として求められる資質・能力は「リサーチカ・ヒアリングスキル」に始まり、「アイデア・発想力」「プレゼンテーションスキル」に至るまで、相手の立場になって課題解決のための方策を考え続ける姿勢が一貫して求められていることが分かります。
4)未経験から企画営業を目指す際のポイント4つ
企画営業への転職を成功させるための方策として、とくに次の4点を意識して準備を進めた上で転職活動にのぞむことが大切です。
自身の経歴・キャリアの棚卸しをする
企画営業そのものが未経験であっても、前職までで得た知識や経験を企画営業に活かせる可能性があります。
このとき重要になるのが、いわゆる「キャリアの棚卸し」です。前職までで経験してきた仕事のうち、企画営業の仕事に転用できそうな経歴・スキルを洗い出し、具体的にどのような点で企画営業に活かせるのかを伝えられるよう準備しておくのです。
たとえば、学習塾で講師や教室長を経験してきた人であれば、通塾している生徒・保護者のニーズや入塾希望者が潜在的に抱えている課題を肌で感じ取ってきたはずです。
こうした経験は、昨今多くの学習塾が導入を検討しつつある映像授業の導入や教育アプリのOEM契約、さらには生徒管理システムの提案に活かせる可能性があります。
教育コンテンツやアプリを企画・制作している企業にとって、講師としての現場経験は喉から手が出るほど欲しい場合もあるのです。
このように、経験業務のうち立場や視点を変えると企画営業に転用できそうな経歴・スキルを整理し、どのような提案が可能であるかをまとめておきましょう。
補足:キャリアの棚卸しについて
キャリアの棚卸しとは、「これまでの自分のキャリアで何をやってきたのかを全て洗い出すこと」をいいます。
ですが、こう言われても具体的にどう進めるかパッと思いつかない人もいるでしょう。
そんな際は、以下の手順で進めてみてください。
- これまで経験した業務をすべて書き出していく
例)「営業事務作業、企画書・提案書の作成、サービス進捗のデータ入力」など - 書き出した業務について、それら業務に求められる知識・スキルは何かを考える
例)「営業事務作業」=ヒアリング力、数値管理能力、PC操作の知識など - 出てきた知識・スキルの中で、「これからも続けていきたいこと・伸ばしていきたいこと」が何かを考える
- それらを実現できる働き方について考える
特に転職前においては、キャリアの棚卸しはぜひやっておきたいところです。
キャリアの棚卸しの進め方については、以下記事で詳しく紹介しています。興味のある人は併せてご覧ください。
まずは営業職で経験を積むのもアリ
もし企画営業に転用できそうな具体的な経歴・スキルがすぐに見つかりそうになければ、まずは営業職として転職し、営業経験を積むのもひとつの方法です。
企画営業は広い意味では営業職の一種ですので、顧客のニーズをヒアリングし最適な提案をするプロセスは一般的な営業職でも経験できます。
こうしてヒアリング力や提案力を鍛え、実績を築いていくことによって、営業力に自信を持てるようになるだけでなく、営業実績として確固とした説得力のあるキャリアを形成していくことにもつながります。
実際、営業として優れた手腕を持つ人材の多くは自社の商品を顧客のニーズに合わせて提案する能力を兼ね備えているものです。
営業として必要なスキルを追究することで、結果的に企画営業との境界がほとんどなくなっていく可能性もあります。
最初から企画営業として転職することが難しい場合、営業から企画営業へのステップアップを目指して営業職を経験しておくのは、キャリアプランとして十分にあり得る選択肢と言えるでしょう。
独学で「マーケティング」や「経営学」について学ぶ
未経験者の場合、企画営業に役立つ基礎的な知識を積極的に取り入れ、学んでいく姿勢を持つことも大切です。マーケティングや経営学、ブランディングに関する知識は、企画営業として活躍していく上で不可欠ですので、転職するにあたって概要を知っておいて損はないでしょう。
前で述べたドリルのたとえ話は、『ドリルを売るには穴を売れ』で詳しく解説されています。マーケティングの入門書としてベストセラーとなった書籍であり、初心者にも読みやすく解説されていますので、まずは企画営業の基礎の基礎から学びたい人に最適です。
このように、顧客のニーズの本質的欲求を把握する思考は「ジョブ理論」というマーケティング理論で説明されます。
ジョブ理論とは
「ジョブ理論」とは、顧客の抱えている「ジョブ」(≒課題、悩み)を片づける解決策を提供することがイノベーションにつながるとした理論です
顧客データからの相関や市場分析に基づいてアイデアを練るよりも、「ジョブ」を見据えたほうが大きなアイデアを見出しやすいのがこの理論の主張です。
同名書籍の著者のクレイトン・クリステンセン氏は『イノベーションのジレンマ』『イノベーションへの解』を著したイノベーション研究の第一人者でもあります。
企画営業を目指すのであれば、ジョブ理論は知っておいたほうがいい考え方の1つですので、消費のメカニズムを解説した書籍「ジョブ理論」は必読の1冊と言えるでしょう。
こうした書籍から得た知識は、採用面接だけでなく実際に企画営業として転職した後も、基礎的な知識として役立つはずです。
企画営業へのサポートに強い転職エージェントの活用
とくに未経験から企画営業への転職を目指す場合、企画営業への転職サポートに強いエージェントを活用することをおすすめします。
転職サイトなど一般的な求人サービスから応募した場合、1件の求人に対して応募者多数となりやすく、どうしても経験者が優遇されやすくなる傾向があります。
しかし、転職エージェントが保有する非公開求人はキャリアアドバイザーからの紹介がなければ応募できないため、応募者が過度に集中する心配がなく競争率が高くなりにくいのです。
キャリアアドバイザーから「企画営業の資質あり」と判断され、企業に推薦してもらえれば、未経験者にも転職成功のチャンスがあるでしょう。
ただし、転職サービスならどこでもいいわけではありません。
しっかりとした実績があり、企画営業への転職サポートが充実しているサービスを選ぶことが重要です。
転職サービスにはそれぞれ強みや得意分野があることを念頭に置き、企画営業への転職につながるサービスを選択するようにしましょう。
4)企画営業の転職に、おすすめの転職エージェント
doda(デューダ)
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豊富な求人と、担当からの積極的な提案が特徴。「本気で企画営業の求人を探したい!」ならぜひ登録しておきたい転職サイトです。
dodaの活用メリットと企画営業転職へのおすすめポイント
dodaは国内トップレベルの求人数と、担当アドバイザーから積極的な提案が評判の転職エージェントです。
保有求人は20万件以上(※2024年7月時点)、都市部だけでなく地方での転職支援にも強いです。
また、dodaは求人を自分で探して応募する「転職サイト」と、求人紹介から企業への応募、日程調整までアドバイスしてもらえる「転職エージェント」両方のサービスを利用できます。
「まずは企画営業の求人を自分でじっくりチェックしたい」人は転職サイトのサービスを利用し、その後「応募や企業への交渉についてサポートしてほしい」となったときにエージェントサービスを利用することもできます。
そのほか、dodaでは「ダイレクト・リクルーティングサービス」という仕組みを取っており、そのため企業から熱意あるスカウトメールが届きやすいです。
dodaに入会時にあわせて登録するWebレジュメにて、企画営業への志向があることをPRしておけば、希望に合う企業からのスカウト・オファーが届く可能性を高められるでしょう。
dodaの特徴
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 北海道、宮城、東京、神奈川、静岡、愛知、大阪、京都、兵庫、岡山、広島、福岡 |
営業・企画営業関連の求人数 | 約5.0万件(2024年7月現在) |
dodaは求人を自分から応募可能ですが、エージェント経由でのみ紹介される非公開求人も多いです。担当エージェントには初回面談時に希望条件をしっかり伝えておくことで、より有意義なサポートを受けられるでしょう。
リクルートエージェント
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営業関連の求人数は国内No.1の豊富さ!転職支援ツールも豊富で、「正しい転職活動を知りたい」人にもおすすめのエージェントです。
リクルートエージェントの活用メリットと企画営業転職へのおすすめポイント
リクルートエージェントは国内No.1の求人数と転職支援実績を誇る転職エージェントです。
リクルートエージェントの強みは全業種・職種に対して豊富な求人数を持つこと(営業系求人は全国最多の約6万件)、そして長年の実績で培われたノウハウ・転職支援ツールの充実さにあります。
全国の地域で対応が可能で、各都道府県の求人も豊富です。拠点も多く、オンライン・電話のサポートはもちろん対面での面談の受けやすさも強みの一つです。
リクルートエージェントでとくに活用したいのは、志望企業の特徴・評判といった分析から選考のポイントまでをまとめた「エージェントレポート」でしょう。
企画営業に限らず、どの職種においても応募求人の企業研究は必要不可欠ですが、レポート情報は大いに役立つはずです。
また、担当アドバイザーもこれまでの実績をもとに企画営業への転職に関する有益なアドバイスを提供してくれるでしょう。
リクルートエージェントの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 北海道、宮城、福島、東京、埼玉、千葉、栃木、群馬、神奈川、新潟、静岡、石川、岐阜、滋賀、愛知、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、加賀、愛媛、福岡、長崎、熊本、鹿児島、沖縄 |
営業・企画営業関連の求人数 | 約8.6万件(2024年7月現在) |
リクルートエージェントのサポートは効率的かつスピーディに進みます。日頃の活動にかけられる時間を確保しておくと、より有意義にサービスを受けられるでしょう。
マイナビエージェント
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書類作成、面接準備のサポートの手厚さが特徴。とくに「はじめての転職で、不安…」という人におすすめです。
マイナビエージェントの活用メリットと企画営業転職へのおすすめポイント
マイナビエージェントは専門知識を持つキャリアアドバイザーが一人ひとりの転職者に対して丁寧に向きあい、きめ細かなサポートをしてくれることで知られる転職エージェントです。
とくに職務経歴書の作成支援、面接準備の対策立てへのサポートに強みがあり、20代〜30代前半の転職サポートを得意としています。
また、マイナビエージェントは営業職専門のキャリアアドバイザーが在籍しており、専門知識を持つプロからアドバイスしてもらえます。
求職者の適性に合わせて、どのような業種で働くのがよいか、また企画営業の適性を見たうえで現時点の強み・課題はどこかといった助言も受けられるでしょう。
マイナビエージェントの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 東京(2か所)、神奈川、北海道、宮城、愛知、大阪、京都、兵庫、福岡 |
営業・企画営業関連の求人数 | 約9,800件(2024年7月現在) |
業界・職種ごとの専任サポートチームが「じっくり親身になって」支援してくれるのがマイナビエージェントの強み。サービス入会時に登録する情報で担当が決まりますので、経歴・希望条件は丁寧に記入しておきましょう。
パソナキャリア
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ひとりの転職者に平均20時間のサポート。「じっくり丁寧なサポート」を求める人におすすめです。
パソナキャリアの活用メリットと企画営業転職へのおすすめポイント
パソナキャリアは、人材派遣業の代表的な企業として知られるパソナグループが運営する転職エージェントです。派遣事業で築いてきた信頼は厚く、取引企業数は16,000社以上にのぼります。過去の転職支援実績は累計25万人に達しており、豊富な転職ノウハウを有しているのが特徴です。
転職コンサルタントによる丁寧なサポートを特徴としており、「こちらの相談に対して、じっくり聞いてくれた」という評価をする転職者は多いです。
サポート対応地域は全国、かつ全都道府県に支店があります。対面での相談もしやすいエージェントです。
パソナキャリアは利用者の年齢層も幅広く、40代以降の転職成功者も多くいます。
これまでの経験を活かしつつ企画営業にジョブチェンジを検討している人は、パソナキャリアのじっくりサポートを提供する担当アドバイザーに心強さを感じるでしょう。
パソナキャリアの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 全都道府県 |
営業職・企画営業関連の求人数 | 約6,300件(2024年7月現在) |
丁寧なサポートゆえに、転職者のやる気、熱意も求められます。転職するにあたって「これだけは譲れない」希望条件を持っておくと、担当エージェントも求人紹介がしやすくなります。
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まとめ)年輪を重ねるように経験を積み重ねていく企画営業を目指そう
企画営業として働いていく上で重要なこと。それは「時間」です。顧客との関係性は一朝一夕に築くことはできません。
また、企画営業として顧客の潜在的なニーズや事業への思いを汲み取るには、一定以上の経験を積むことが必要になります。
形になるまで時間がかかることが企画営業の仕事の厳しさである一方で、時間をかけて築いてきた顧客との信頼関係や仕事のスタイルは年を経るごとに自分の財産になっていくはずです。
このように、年輪を重ねるように経験を積み、自分ならではのスタイルを築いていけるのが、企画営業の魅力の1つと言えるでしょう。
企画営業への転職を目指すのであれば、ぜひこうした「時間をかけて築いていく」意識を持つようにしてください。
きっと、企画営業として活躍していくイメージをより鮮明に思い描きやすくなるはずです。