「海外赴任で働きたい」という私の夢。30半ばでも、叶えるのはきっと遅くない|私の転職体験談
転職前
- 職業
- 会社員
- 職種
- 事務職
- 従業員規模
- 2,000名
- 年収
- 600万円
転職後
- 職業
- 海外現地採用
- 職種
- 事務職
- 従業員規模
- 50名
- 年収
- 350万円
目次
カワウソさんの転職ストーリー
1これまでの私
「いつか、海外で仕事をしたい」という思い
転職前の私は、東京で10年ほど大手企業で働いていました。
営業に強い会社として知られていて、その会社で私はバックオフィス部門で事務職の仕事をしていました。
それなりに規模の大きい会社で、従業員数も2,000名ほど。
グループ企業も合わせると10,000名近い従業員がおり、上場もしているので名前も知られている企業です。
仕事自体に不満を持ったことはありませんでしたが、職場環境にはそれほど魅力を感じられずにいました。
また、その会社に入社する前に中国にある日系企業で働いていたことがあり、その経験から、
- 私
-
「いつかまた機会があれば海外で仕事をしたい」
という思いを常に持っていました。
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2転職のきっかけ
夫となる男性から、言われたこと。
「いつか転職できれば」と、その機会をいつも窺っていました。
ですが、当時の私は登録先の人材紹介会社でちょくちょく求人をチェックするくらいで、具体的な行動までは踏み出せずにいました。
ちょうどその頃、現在の夫とも出会いました。
彼は、私の勤めていた部署に異動で新しくやってきました。
一緒に仕事をしていくうちにだんだん打ち解けていき、初めて彼と二人で食事をすることになった時のことです。
話の流れの中で、何気なく、
- 私
-
「いつかまた海外で働きたいと思っているけど、未だ行動に移せていないし、年齢的にもう遅いかもしれない」
という話をしたところ、
- 彼
-
「遅すぎることはないから、ぜひともチャレンジしてみると良いよ」
ということを言ってくれて。
そんなことを言ってくれる人は、これまで自分の周りではいませんでした。
──「この人は、自分のことを応援してくれるんだな」と感じて、それが純粋に、とても嬉しくて。「もっと、ちゃんと頑張ろう」という気持ちにもさせてくれました。
そうして、彼のその一言をきっかけにして、新しい転職の機会を真剣に探すようになりました。
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3転職活動中
海外赴任のある会社に転職して
「転職をしよう」と思い立ってから海外赴任になるまでは、一年半ほどの期間が必要でした。
幸運だったのは、転職を決意してすぐに「海外赴任前提のオファー」があったことです。
ですが、その条件は難易度も高く、会社の規定もかなり厳しいものでした。
そのうえ、条件をクリアした上で更に仕事の実績を評価される必要があったのです。
全てにおいてパスした場合に、海外赴任行きの切符がもらえるというものでした。
外部からやってきた者に対する周りの評価は辛口になりがちです。
入社後はマイナス評価からのスタートでした。
18ヵ月後にようやく海外赴任のチャンスを手に入れて、それまでの間、私は常に一つのミスも許されないような状況で、気持ちはいつも張り詰めていました。
4転職後
念願の海外赴任。──そこで待ち受けていた環境は
海外赴任先の新しい職場は、今までのどの職場とも全く違っていました。
良いところもありましたが、悪いところもありました。
また、私が当初思い描いていた海外赴任の環境とも異なりました。
例えば、海外ですから英語を共通語とするのは当然だと考えていました。
ですが、赴任先の社内にいる日本人は堂々と日本語で話していたのです。
彼らには通訳がひとりずつついていました。
ですので、日本人社員とは直接英語で話すことは殆どありませんでした。
こうした状況を知り、当初は正直思い描いていた状況とのギャップにかなりショックを受けました。
ですが、その状況を自分が変えていこうという意欲も湧いてきて、
- 私
-
「マイナス地点からの出発であれば、これ以上落胆することもないな」
という考えで仕事に打ち込むことにしました。
5その後、どうなったか。
転職を振り返って、今思うこと。これから、目指したいこと。
転職を通じての学びや気付きは沢山ありました。
なにより、自分自身の強みや弱みに気づけたことがよかったです。
自分の得意なことや苦手なことというのは、案外自分では気づいていないことが多いです。
また、いつも同じ環境で仕事をしていると、周りの人もそれに気づいていないことも多いと思います。
ですが、転職活動の際は、自分のことを企業に知ってもらう必要があるので、自分の強みと弱みについてじっくり見直す必要があります。
客観的に自分自身を見直すことで、どういう部分が市場にメリットがあるのか、どんな功績を上げてきたのかを洗い出して。──そうして私は、改めて自分の強みと弱みを把握することができました。
今回の転職で、多少困難な状況であっても、明確な目標があれば乗り切れるということを学びました。
これからもうしばらくは、海外での仕事を続けていこうと考えています。
その先、将来的に日本で仕事をするか海外に残るかは、まだわかりません。
ですが、「どこにいても仕事ができる」という、自分自身の確固たる自信をつけるためにも、今は海外で仕事を続けたいと思います。
海外での仕事は、日本で仕事をするよりも思うようにいかないことが多いです。
自分で解決しなければならない問題も沢山ありますし、突拍子もないことも起きます
日本にいる時よりも圧倒的に守られていない状況。
そうした中で、「自分に何が出来るか、自分自身で困難を乗り越えていけるのか」。
それを試していくことが、今の私の目標です。
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