スポーツジムインストラクターとして「新しい世界」を見に行こうと海外へ|私の転職体験談
転職前
- 職業
- スポーツインストラクター
- 職種
- インストラクター
- 従業員規模
- 200人
- 年収
- 300万円
転職後
- 職業
- スポーツインストラクター
- 職種
- インストラクター
- 従業員規模
- 60人
- 年収
- 300万円
目次
のすけさんの転職ストーリー
1これまでの私
インストラクターとして、人々の健康を支える喜び。
当時私はスポーツジムインストラクターとして、会員数管理、店舗売り上げの管理を主に行っていました。
大学卒業と共に就いた仕事でした。
学生時代からスポーツに明け暮れる若者でしたので、将来も「スポーツに携わる仕事」に就くこと以外考えていませんでした。
インストラクターの仕事は、お客様の健康で溌剌とした毎日を過ごすためのお手伝いをしていることに強いやりがいを感じていました。
- お客様
-
「あなたのおかげで息切れがしなくなった」
- お客様
-
「ずっと不調だったけど、少しずつ良くなってきたよ」
などというお客様の声に、随分と助けられてもいました。
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2転職のきっかけ
これまでのインストラクターの仕事に停滞感を抱くようになって。
転職したのは、今から2年ほど前の2018年の頃になります。
理由は、自分がまだ体験したことのない、新しいことをしたいと思うようになったからです。
インストラクターとして、「お客様の身体の健康を保つ、促進する」という経験は十分に積んできましたが、ゼロから新しいことをしていく経験には、あまり恵まれてはいませんでした。
今後の将来を考えた時に、「このまま安定して与えられた仕事をこなしていくことが、果たして本当の幸せなのだろうか」と考えるようになっていったのです。
そんな折に、アメリカで流行っているグループレッスンを日本に持ち込むためのオープニングメンバーを募集する求人を目にしました。
その呼びかけは、まさに私の抱えている将来への不安を解消してくれるほどの魅力を放っていました。
これまでの会社にもとても恩を感じてはいましたが、「真に自分のやりたいこと」それを追求するために、私は転職を決意しました。
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3転職活動中
自分の気持ちに正直に。
私が退職し、新しくできるスポーツジムのオープニングメンバーに応募すると言うと、周囲の家族や友人、同じ職場の先輩からは反対されました。
- 先輩
-
「ウチは大手だし、このまま働いていればキャリアアップも見込めて安泰だぞ?」
先輩には何度も引き止められました。
今でこそ以前と同じ良好な関係になっていますが、転職前後はどこかギスギスしていたような気がします。
同業他社への転職はとても心苦しいものだと痛感しました。
とはいえこれで正しかったのだと、今では思っています。
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4転職後
転職後、私は急遽ニューヨークに行くことになった。
私のこれまでの経歴も加味していただき、オープニングメンバーへはすんなりと受け入れてもらうことができました。
驚いたのは、転職後いきなり航空券を渡され、
- 上司
-
「ニューヨークへ1ヵ月行って、本場のトレーニングを学んで来い」
と言われたことです。
フィットネスの本場で、どのようなグループレッスンが行われているのか調査をするためです。
ちなみに私は英語が全く話せません。
ですが実際に行ってみると、そこまで言葉は重要ではありませんでした。
アメリカでのグループレッスンは言葉を聞いて動くのではなく、インストラクターの動きを見て真似るというスタイルでした。
また、インストラクターの動きを真似ず、好き勝手に動いている会員も多くいたことが印象的でした。
「さすが自由の国だな」と思いました。
日本人は協調性が高いので、インストラクターの動きに合わせて動く方がほとんどですが、アメリカ人は個々人の個性も尊重している。
貴重な体験をしました。
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5その後、どうなったか。
インストラクターとして「ワクワクする」働き方を目指して
今回の転職で、自分が心から「これだ!」と思えるようなことがあれば、迷わず飛び込むべきだと学びました。
大手のスポーツジムから、先行きの分からない新規事業に飛び込むにあたって、思い返してみれば不安みたいなものは一切ありませんでした。
それだけ私は、純粋に「ワクワク」していたのだと思います。
この歳になって、仕事にそこまで情熱を注げることをありがたく思います。
実際に飛び込んでみてからは、ニューヨークでの経験に始まり、転職をしなければ知らなかった様々な興奮を味わっています。
「0から新しいことをしたい!」という私の目標は、十分に達成されたと思っています。
今ではお店もうまく軌道に乗り、複数店を構えるほどに成長しました。
強いて後悔していることは、やはり引き留めてくれ方々の言葉をないがしろにしてしまったことです。
自分の気持ちに正直に行動しましたが、当時は大変心苦しい思いもしました。
今後はさらに店舗を増やし、より多くの方々に、私が手掛けているグループレッスンの良さを知っていただきたいです。
またインストラクターも、初期メンバーの5人から60人前後まで増えましたので、育成の方にも力を入れていけたらと考えています。
具体的には、まだ東京都にしか出店していないので、大阪や仙台、札幌や福岡といった地方主要都市への出店。
育成面では、今あるインストラクター用マニュアルをさらに誰にでも分かりやすいものにし、トップダウン方式で下の代に伝えられるようにしていきたいです。
最終的には「全都道府県に出店、インストラクターも1,000人以上」という大きな目標を掲げています。
いささか大それた目標かもしれませんが、どんな偉業も最初は小さな一歩から始まったはずです。未来と自分を信じて、邁進していきたいと思います。
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