「翻訳の仕事に就きたい!」未経験から翻訳家を目指す際のポイント・必要なスキル
[最終更新日]2025/09/01

「語学力を活かした仕事をしてみたい」
「異文化の橋渡し役になりたい」
こういった思いを抱いている人の中には、翻訳家を目指したいと考えている人もいることでしょう。
翻訳家とはその名の通り翻訳を仕事とする人のことですが、具体的にどのような仕事をしているのか、どうすれば翻訳家になれるのか、詳しく知らない人もいるはずです。
目次
1)AI時代における翻訳業界のキャリア展望
ここ数年、DeepLやGoogle翻訳といったAI翻訳ツールは大きく進化し、以前よりもずっと自然で読みやすい訳文を生み出せるようになりました。特に定型文や日常的な文章では、AIを使うことで驚くほど作業効率を高めることができます。
しかし、すべての翻訳をAIに任せられるわけではありません。医療や法律、文芸作品など、文脈の細かなニュアンスや文化的な背景が深く関わる分野では、AIだけでは十分に対応できないのが現実です。
だからこそ、人間の翻訳者が持つ感性や判断力は、これからの時代でも欠かせない存在であり続けます。
新しい働き方:「ポストエディット(MTPE)」の広がり
AI翻訳の精度が上がったことで、翻訳業界では「ポストエディット(MTPE:機械翻訳後編集)」という仕事が急速に増えています。
これはAIが翻訳した文章をチェックし、誤訳を修正して品質を保証する作業です。

現在、多くの求人でMTPE案件が増加しており、単価の目安は1語あたり5〜7円程度です。AIを補完する専門職としての需要は今後も続くと考えられます。
翻訳者に求められるスキルの変化
AIの台頭により、翻訳者に求められる役割も変わりつつあります。今後重視されるのは以下のようなスキルです。
翻訳者に求められるスキル
- 校正力:AIの誤訳や不自然な表現を見抜き、自然な文章に整える力
- 専門知識:医療、法律、技術など特定分野に精通する強み
- ローカライズ力:単なる直訳ではなく、文化や習慣に合わせて最適化する力
こうしたスキルを磨くことで、単純作業の翻訳に比べ、より高単価で需要の高い案件に携わることが可能になります。
今後のチャンス:創造性を発揮できる仕事
中でも注目されているのが「トランスクリエーション(意訳・再構成)」です。広告やマーケティングの分野で需要が広がっており、原文を単に訳すのではなく、相手の文化や習慣に合わせて内容を作り直すクリエイティブな仕事です。

単純な翻訳はAIに任せ、人間はより価値の高い翻訳へとシフトしていく流れが、はっきりと見えてきています。
AIは翻訳者の「ライバル」ではなく「パートナー」。
単純作業はAIに任せ、その分あなたの専門性や表現力を発揮できる領域で活躍するチャンスが広がっています。
2)翻訳の主な仕事内容
文芸翻訳

海外の小説、ノンフィクション、児童書、雑誌といった出版物を中心に翻訳する仕事で、出版翻訳と呼ばれることもあります。
誤訳のないよう正確な知識にもとづいて翻訳するだけでなく、原作者の意図や作品の世界観を十分に理解し、ふさわしい表現を選ぶことが求められます。
また、読み物として多くの読者を惹きつける文章にする必要がありますので、日本語の豊かな語彙や表現力を持っていることも重要な要素です。
たった1つの単語を訳すために、適した言葉をじっくりと時間をかけて吟味することもあります。
文芸翻訳を専門とする翻訳家がいる一方で、プロの小説家が自身の作品を執筆する傍ら、海外文学作品などの翻訳を手掛けるケースも見られます。
実務翻訳

ビジネスにおけるマニュアルや契約書をはじめ、学術書・実用書といった専門性の高い文書を日本語に翻訳する仕事です。
医療、テクノロジー、金融、特許といったようにさまざまなジャンルがあり、大半の翻訳家が自身の専門分野を持っています。
実務翻訳では正確性が最も重要視されます。そのため、語学力だけでなく、各分野の専門知識も不可欠です。
翻訳する文書によっては学術論文など専門性の高い文章を参照する場合もあるため、専門用語を外国語・日本語の両方で理解できることも必須となります。
実務翻訳を手掛ける翻訳家の中にはもともと専門分野の現場で働いていた人や、専門分野における有資格者も数多くいます。
映像翻訳・eラーニング翻訳

海外の映画、ドラマ、ドキュメンタリーといった映像作品の音声を翻訳する仕事です。映像作品や動画配信サービス、オンライン講座などの字幕・吹き替え翻訳の需要が急増しています。
外国の映画作品には日本語の字幕と吹き替えがあるように、翻訳した内容を文字にする場合と音声にする場合があります。
視聴者に瞬時に理解してもらえる言葉を選ぶだけでなく、作品世界や映像制作者の意図をきちんと理解した上で翻訳する必要があります。
映像作品には撮影された国や地域の文化や習慣が反映されていたり、スラングが使われていたりすることも多いため、異文化や時代背景への深い理解が求められます。
たとえば英語圏特有の言い回しが使われているような場合は、日本の風習やことわざなどに置き換えて、日本人にとって理解しやすい言葉で訳す必要があります。
AI翻訳+ポストエディット(MTPE)

AIが自動翻訳した文章を、人間の翻訳者が修正・校正して仕上げる仕事です。誤訳や不自然な表現を見極めて調整し、より自然で正確な訳文を完成させます。
機械翻訳と人間のスキルを組み合わせることで、短時間で高品質な翻訳が可能になります。特にWeb記事やマニュアルなど大量翻訳が求められる分野で需要が拡大しています。
AIと協働しながら品質を担保する新たな翻訳スタイルとして、今後も成長が期待されています。
ローカライズ・トランスクリエーション

翻訳先の文化やターゲットに合わせて表現を大胆に再構成する、創造的な翻訳スタイルです。直訳では伝わらないニュアンスを調整し、伝わる言葉へ置き換えていきます。
マーケティング資料やゲーム、映画などで特に重視され、言語だけでなく感情・価値観まで翻訳するスキルが求められます。
AIでは代替しにくい分野であり、翻訳者の感性と柔軟な表現力が強く活かされる分野です。
3)翻訳のやりがい・大変な点

翻訳の仕事は語学力に長けた人にとって憧れの職業の1つと言えます。多くのやりがいがある仕事である一方で、翻訳の仕事には大変な点も数多くあります。
翻訳のやりがい
翻訳家としてのやりがいは、何と言っても自分自身の語学力を活かせる点にあります。
外国語と母国語の橋渡し役となって海外の情報や文化を届けられることは、世の中に与える影響という点においても十分なやりがいを感じられるでしょう。
また、翻訳する文章は海外の最新作や、価値が広く認められている歴史的な文書であることもめずらしくありません。
国内ではごく一部の人にしか知られていない情報や最新の情報にいち早く触れられるのは、翻訳家の醍醐味と言えます。
翻訳で大変なこと
原作が優れていればいるほど、作品の魅力を引き出せるかどうかは翻訳家の手腕にかかっていると言えます。
単語1つ1つの意味を正確に訳せていることと、文章としてきちんと伝わる翻訳になっていることは別次元の問題ですので、常に言葉のセンスを磨き続けていく必要があります。
この自己研鑽には終わりがなく、翻訳家を続ける限りは向上させていかなくてはなりません。
語学はいったん修得すれば終わりではなく、言葉は常に変化していくものです。
外国の最新の文化や研究内容に関する情報収集を怠らず、情熱を持って探究していくことが求められます。海外の文献などに触れることが好きでなければ続けられない仕事と言えるでしょう。
翻訳の年収イメージ

翻訳者としての年収は、担当するジャンルやスキルの幅、雇用形態などによって大きく異なります。
とくに近年では、AI翻訳の普及により「翻訳のスタイル」と「単価体系」にも変化が生じています。
文芸翻訳では平均年収480〜800万円、実務翻訳では300〜500万円、映像翻訳では480〜600万円とされるケースが多く見られます。
一方で、AIが一次翻訳を行い、人間がそれを修正する「ポストエディット(MTPE)」案件の増加に伴い、単語単価5〜7円前後の案件も一般化してきています。
雇用形態によっても収入差は大きく、フリーランスでは副業で100万円未満から、専業で1,000万円超のケースまでさまざまです。
報酬形式は、印税制・ページ単価制・単語単価制・動画時間ベースなど多様化しており、特に分野別で単価の傾向が異なります。
たとえば工業・ITマニュアル翻訳では1語あたり28円前後、金融・財務系では30円前後、医学・薬学では35円前後とされ、高度な専門性が単価に直結します。映像翻訳では分数ごとの課金も一般的です。
このように、AIの影響を受けつつも専門性やスキルに応じて報酬に差が出る点を理解し、自身の得意分野を活かした収入設計が求められます。
翻訳の収入はAI翻訳や専門分野の影響を大きく受けており、ポストエディットなど新しい働き方の登場により、年収や単価は従来以上に多様化しています。
4)翻訳に求められる3つのスキル
翻訳者にとって高い語学力は当然として、AIツールの普及が進む今、翻訳の仕事に求められるスキルも進化しています。
正確な情報を見極め、読者に響く言葉を選ぶ力がより一層重要になっています。
ここでは、翻訳者に求められる3つの基本スキルを紹介します。ジャンルや働き方に関わらず、今後の翻訳業務で欠かせない素養です。
翻訳に求められる3つのスキル
特にポストエディット(MTPE)やローカライズのような新しい働き方が広がる中で、これら3つのスキルはAIとの協働にも欠かせない基礎力といえるでしょう。
リサーチ力

専門用語の意味、業界ごとの使われ方、文脈による意味の変化など、翻訳には常に調査がつきものです。
AI翻訳や辞書ツールを活用しつつも、曖昧な表現や定義のブレを見抜くためには人間による検証が不可欠です。
誤訳を見逃さないためのリサーチ力は、ポストエディットの現場でも重要なスキルとなっています。
信頼性の高い情報源を選び、複数ソースを比較しながら調べる習慣も翻訳者には求められます。
情報や用語は常に更新されるため、「この辞書さえ見れば大丈夫」という絶対的な正解は存在しません。
常に疑い、深く掘り下げる姿勢が正確な翻訳につながります。
表現力

原文の意味を伝えるだけでなく、その背景やトーンまで適切に言語化する力が翻訳者には求められます。
特にローカライズやマーケティング翻訳では、言葉を再構成し、読み手に自然に伝わるようにする表現力が重要です。
簡潔かつ的確に内容を伝えるためには、深い理解と表現センスが不可欠です。
単語の意味だけでなく、文脈・文化・ニュアンスを含めて“何をどう伝えるか”を考えることが、AIにはない翻訳者の強みとなります。
専門性が高い分野では、知識と語彙の両方を活かした表現選びが求められます。
読み手を意識した文章力(日本語力)

どれだけ原文を正確に訳しても、日本語として読みづらければ意味がありません。
読者の知識レベルや関心、読む目的を想像しながら翻訳文を構築するには、高い日本語力と構成力が必要です。
とくにeラーニングや一般消費者向けの翻訳では、簡潔さ・分かりやすさが重要視されます。
読み手によって適切なトーンや語彙を選び、誰にでも届く日本語を書く技術は、AIでは補いきれない翻訳者の武器です。
読み手にとって自然で読みやすく、意図が正確に伝わる訳文を書けるかどうかが、翻訳の質を左右します。
5)翻訳への転職を成功するために、意識したいポイント4つ
翻訳の仕事に就くために必要な国家資格はありません。
言い換えれば、「こうすれば確実に翻訳者になれる」というルートが存在しないとも言えます。
とくに未経験から翻訳業界を目指す場合、何から始めるべきか迷いやすいのが現実です。
ただし、どんな分野でも共通するのは「経験を積み、実績を可視化すること」です。これから翻訳職に転職したい方は、以下の4つのポイントを意識して準備しておきましょう。
どの翻訳ジャンル・分野に進むかを明確にする

翻訳の仕事にはさまざまな分野があり、AI時代にはさらに多様化が進んでいます。
「文芸翻訳」「実務翻訳」「映像翻訳」に加えて、「AI翻訳+ポストエディット(MTPE)」「ローカライズ」「トランスクリエーション」などの新しい領域も広がっています。
最初に「自分がどのジャンルで翻訳スキルを活かしたいか」を明確にしておくことで、必要な学習内容や仕事の探し方も変わってきます。
たとえば、文芸翻訳なら出版社への持ち込みや公募が入口となり、実務翻訳では翻訳会社やクラウドソーシングでの実績積みが主流です。
映像翻訳を目指すなら字幕制作会社や映像制作の現場、ポストエディットを志すならAI翻訳対応の制作会社や海外IT企業などが主なフィールドとなります。
方向性が曖昧なまま案件を選び続けると、希望するキャリアとズレが生じやすいため、まずは分野を絞り、そこに向けて計画的にステップを積むことが重要です。
クラウドソーシングを入口にして実務を始める

未経験から翻訳の仕事に挑戦する場合、最初から企業へ転職するのはハードルが高いと感じる方も多いでしょう。
「経験が必要なのに、その経験が積めない」というジレンマに直面する場面も少なくありません。
そこで活用したいのが、クラウドソーシングを通じて小規模な案件から実務経験を積む方法です。
最近では、MTPE(ポストエディット)や簡易なローカライズ案件がクラウド上で多数募集されています。応募条件が比較的緩やかなものも多く、初学者でも取り組みやすい案件から始めることができます。
実績を積むことでプロフィールに信頼が生まれ、より専門的で高単価な案件へステップアップしやすくなります。
ただし、相場より極端に安い案件や品質要求が不明確な案件も存在するため、内容をよく確認し、自分のスキルアップに繋がるものを選ぶ視点が大切です。
リスニングと日常的な言語感覚を養う

「通訳ではないのに、翻訳にリスニングが必要?」と疑問に思うかもしれませんが、自然な外国語の感覚を磨くには、日常的なリスニングが非常に効果的です。
語彙や文法の知識はすでに備わっていても、ネイティブの会話・語調・言い回しに慣れていないと、翻訳文にどこか不自然さが残りがちです。
特に映像翻訳やトランスクリエーションのように、口語表現やリアルな会話を扱う分野では、生きた言葉のセンスが大きな武器になります。
字幕付きの動画や海外ドラマ、ニュースなどを活用し、音と意味を同時に吸収することで、翻訳精度の向上にもつながります。
「勉強」ではなく「習慣」として、毎日少しずつリスニングに触れる時間を持つことが、翻訳力の底上げに直結します。
翻訳分野に強い転職エージェントを活用する

未経験から翻訳業界へ転職する場合、分野に強い転職エージェントの活用が成功への近道になります。
翻訳スキルを求める企業は翻訳会社だけではありません。製薬・IT・マーケティングなど、多くの業界で社内翻訳・ローカライズ・MTPE対応人材のニーズが広がっています。
こうした求人は一般公開されにくく、自分一人で探すのは難しいことも多いため、業界事情に詳しいエージェントのサポートが大きな武器となります。
応募書類の添削や面接対策、ポートフォリオの提出方法など、翻訳職特有の応募プロセスにも対応してくれるサービスを選ぶのがポイントです。
非公開求人やフリーランス案件の紹介など、一般には出回らないチャンスを得るためにも、実績のある翻訳専門エージェントに登録しておくことをおすすめします。
6)翻訳の就職・転職に、おすすめの転職エージェント
翻訳の仕事に携わるには、従業員として雇用される方法とフリーランスとして活動する方法があります。
ここでは、実務未経験者が翻訳の仕事に就職・転職する場合を想定しておすすめの転職エージェントを紹介しています。
従業員として携わるには、正社員として就業する方法と派遣やパート従業員として勤務する方法があります。
どのような働き方を目指すかによって利用を検討すべき転職エージェントも変わりますので、自分に合った働き方が実現できそうな転職エージェントを選ぶようにしましょう。
正社員を目指す人は、翻訳系の求人が多く、転職支援をしてもらえる転職エージェントを
翻訳の正社員の求人はあまり多くありません。そのため、正社員でお仕事を探している人は、少しでも多くの翻訳の求人を確認できるよう、求人数の豊富な転職エージェントを活用するとよいでしょう。
doda
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dodaは国内トップクラスの豊富な求人を持つ転職エージェントです。
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「まずは自分で翻訳の求人をじっくりチェックしたい」という人は、転職サイトのサービスを利用するとよいでしょう。
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dodaの特徴
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通訳・翻訳の求人数 (2025年2月時点) |
約150件 |
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リクルートエージェントの特徴
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通訳・翻訳の求人数 (2025年2月時点) |
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通訳・翻訳の求人数 (2025年2月時点) |
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アデコの特徴
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対応エリア|利用者層 | 全国|全年齢 |
通訳・翻訳の求人数 (2025年2月時点) |
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コーディネーターのサポート品質の高さが評判ですが、担当との相性もありますので、リスクヘッジに他の派遣会社にも登録しておくことをおすすめします。
【まとめ】翻訳の仕事につながる「最初の一歩」を踏み出すことからはじめよう

翻訳の仕事に必要なのは、語学力だけではありません。特に生成AIの進化によって、翻訳のスタイルや求められるスキルも大きく変化しています。
プロとして活躍している翻訳者と未経験者の間には経験や実績の差がありますが、それは時間と行動で埋めることができます。多くの人は、すでに基礎的な語学力を持っているため、これからは「翻訳者としての視点」と「仕事につなげる工夫」が重要です。
語学力に加え、ポストエディットやローカライズ、専門分野の知識、そして日本語で伝える表現力を高めることで、AIにはできない翻訳の価値を生み出せます。
この記事で紹介したように、クラウドソーシングでの小規模案件や転職エージェントの活用など、実績を作る手段はさまざまです。
ぜひ、翻訳者としてのキャリアを築くために「最初の一歩」を今日から踏み出してみてください。