SEが年収アップする具体的な方法5選!生涯年収を上げるための取り組み方を解説
[最終更新日]2024/11/29
現在SEとして働いていて、「年収をもっと上げたい」と考えている人は多いでしょう。
SEは、年収アップを実現しやすい職種です。
ですが、単に目の前の仕事に取り組んでいるだけでは年収は上がりにくいものです。
収入アップにつながる取り組み方を知り、そして実行することが大切です。
目次
1)SEが年収を上げるための取り組み5つ
業績のよい企業に転職する
もし、現在「自分の年収はSEの平均年収よりも低い」と感じているとしたら、それは今の会社の利益率や業績が影響しているかもしれません。
利益率の低い会社や業績悪化が続いている会社では、社員の給与アップには非常に慎重になります。
会社にとって人件費はもっとも大きいコストであるからです。
逆に、利益率が高く業績が好調な会社(今後も成長が見込まれる会社)では、社員の給与は上がりやすいです。
「年収を上げるために転職する」というと抵抗を感じる人もいるかもしれませんが、社員の年収アップと企業成長は切っても切れない関係にあります。
また、利益率の高い会社では優れた人材やノウハウが集積されている場合も多く、結果として社員の成長にも寄与することが多いです。
年収アップとしてだけでなく、ご自身のキャリアをより適切に積み上げていくためにも、「今の会社に留まるのか、いずれは転職すべきか」について定期的に振り返ることが大切です。
年収アップに向けての会社選びの際には、こうした業績・利益率の確認は欠かせません。
多くの会社では企業HPに業績情報を載せていますので、チェックしておくとよいでしょう。
一概には言えませんが、IT業界では利益率10%を超えていると、良好な経営状況と見られることが多いです。
SEの転職におすすめの転職エージェント
対象エンジニア層 | 実務経験3年以上 | 実務経験3年以上 | 実務経験3年以上 | 実務経験3年以上 | 実務経験3年以上 | 実務経験3年以上 | 実務経験3年以上 | 実務未経験~2年 | 実務未経験~2年 | 実務未経験~2年 | 実務未経験~2年 |
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サービス名 | レバテックキャリア | マイナビIT AGENT | リクルートエージェント | ギークリー | 社内SE転職ナビ | マイビジョン | テクノブレーン | ユニゾンキャリア | ワークポート | doda | type転職エージェント |
メリット |
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デメリット |
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ITエンジニア の公開求人数 | 約2.5万件 | 約2.1万件 | 約11万件 | 約2.2万件 | 約4,000件 | 非公開 | 非公開 | 約1.0万件 | 約2.5万件 | 約5.7万件 | 約5,800件 |
特に多い エンジニア職種 | プログラマー・SE全般、PL・PM | アプリケーションエンジニア、インフラエンジニア、社内SE、SE・PG、PM・PL | プログラマー・Webエンジニア、社内SE、製品開発・ASP、組込み・制御エンジニア、ITコンサル | プログラマー、SE、PL・PM、その他トレンド性の高い分野(エンタメ、ディープテック、SaaSなど) | アプリケーション(Web・モバイル)、IT企画・情報システム、サーバー(設計/構築・保守/運用) | ITコンサルタント など | 機械、電気、半導体関連エンジニア、制御、組み込みエンジニア、フロント/サーバーサイドエンジニア、業務系SE | Webエンジニア、インフラエンジニア、社内SE、クラウドエンジニア | SE・PG、PL・PM、インフラエンジニア、社内SE | Webエンジニア、インフラエンジニア、SE、PM、機械学習・AIエンジニア | SE・PG、PL・PM、インフラエンジニア、社内SE |
対象地域 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | 関東・関西 | 関東(東京・神奈川・千葉・埼玉)・関西(大阪府) | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | 東京・神奈川・埼玉・千葉 |
おすすめの人 |
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公式サイト |
表内の求人数は2024年11月時点のものです。
上流工程の職種や元請けに近い企業を選ぶ(ITコンサル、PL・PM等)
SEの年収アップを実現する方法として、より上流工程の職種に就くという手もあります。
上流工程を担うエンジニア職種例
職種 | 説明 |
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PL (プロジェクトリーダー) | プロジェクトの進行管理を担当。チームメンバーの指導・育成、プロジェクト計画の策定、進捗管理、品質管理などを行います。 |
PM (プロジェクトマネージャー) | プロジェクト全体の責任者。プロジェクトの立ち上げから完了までを統括し、スケジュール管理、コスト管理、リスク管理、クライアントとの調整を行います。 |
ITコンサルタント | クライアントのIT戦略を支援。ビジネスプロセスの改善提案、システム導入計画の策定、技術的アドバイスを提供し、クライアントの課題解決をサポートします。 |
システム開発マネージャー | システム開発プロジェクトの管理を担当。要件定義、設計、開発、テスト、リリースの各フェーズを統括し、プロジェクトの成功を目指します。 |
ITアーキテクト | システムの設計と構築を担当。システム全体のアーキテクチャを設計し、技術的な方向性を決定。最新の技術動向を把握し、最適なソリューションを提供します。 |
SEのキャリアパスの例
エンジニアの年収は、上流工程に属する職種ほど高くなる傾向があります。
転職サービスdoda「平均年収ランキング(165職種別の平均年収/生涯賃金)【最新版】」では、SEおよびSEの上位職種となるIT戦略/システム企画、ITコンサルタント、プロジェクトマネジャーにおいて、それぞれの平均年収を紹介しています。
職種名 | 平均年収 |
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システムエンジニア(プログラマーを含む) | 404万円 |
IT戦略/システム企画 | 576万円 |
ITコンサルタント | 585万円 |
PM(プロジェクトマネジャー) | 671万円 |
出典:転職サービスdoda「平均年収ランキング(165職種別の平均年収/生涯賃金)【最新版】」
SEより上流工程の職種はSEと比べて、1.4~1.7倍の年収となっていることが確認できます。
そのほか、SEとしての職種のままであっても「元請けに近い企業を選ぶ」ことで年収が上がるケースも多いです。
システム開発案件は「多重下請け構造」になっていることが多く、3次請けよりも2次請け、2次請けよりも元請けの方が受注金額が多く、より高い給与を払えるためです。
この点でユーザーに直接サービスを提供するパッケージベンダーやSaaS企業は、おすすめの一つです。
逆に末端に位置する下請け企業は労力に見合う年収を得にくいため、収入にこだわる人にはおすすめできません。
昇進や役職に就く、社内異動により年収アップを実現する
転職ではなく、昇進や昇格によって年収を上げる方法もあります。
とくに以下のケースにある場合、昇進・昇格による年収アップは実現しやすいでしょう。
ケース | 評価ポイント |
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新規プロジェクトの開発を任されている |
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DX推進などの業務効率化を担っている |
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開発進捗のよくないプロジェクトの建て直しを図っている |
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部署内でトップレベルのスキルとパフォーマンスを発揮できている |
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上記のうち上3つについては、「うまく行かなかった場合はどうなるのか?」と気になった人もいるでしょう。
その場合は、すぐに昇進・昇格になることはあまり見込めません。
他の社員が先にそのポストに就いてしまうこともあるでしょう。
ですが、リターンを得るためにリスクはつきものです。
「失敗したら怖いから、チャレンジできない」のマインドでは、年収アップを望んでもすぐには適わないものです。
社内で昇進・昇格を果たす際のポイントは、まず「社内にこんな人がいたらいい」というイメージを持つことです。そして、そのイメージに自分自身がチャレンジすることです。
資格取得を目指す
「SEに資格は不要」という声もありますが、年収アップに資格が有効なケースは少なくありません。特に以下の企業を目指す場合は、有効な手段に挙げられます。
- 対外的に資格者数を公表する企業
- SES企業(常駐先企業へのアピール材料として活用できる)
そもそも資格はあなたが持つスキルを、第三者が客観的に認定したものです。難しい資格ほど、年収のアップにつながることが期待できます。
おすすめする資格の一例を、以下に挙げました。
資格区分 | 資格名 | 概要 |
---|---|---|
国家資格 | 応用情報技術者 | ITの基礎知識に加え、応用的な知識や技能を持つことを証明する資格です。システム開発、ネットワーク、データベース、セキュリティなど広範な分野をカバーします。 |
プロジェクトマネージャ | プロジェクトマネジメントの知識と技能を持つことを証明する資格です。プロジェクト計画、実行、監視、終了までの一連のプロセスを管理する能力が求められます。 | |
ネットワークスペシャリスト | ネットワークに関する高度な知識と技能を持つことを証明する資格です。ネットワーク設計、構築、運用、セキュリティなどの専門知識が求められます。 | |
データベーススペシャリスト | データベースに関する高度な知識と技能を持つことを証明する資格です。データベース設計、構築、運用、セキュリティなどの専門知識が求められます。 | |
システムアーキテクト | システムの企画、設計、開発、運用の全プロセスを通じて、システム全体を設計・構築する能力を持つことを証明する資格です。高度な設計・技術力が求められます。 | |
ベンダー資格 | ORACLE MASTER(オラクルマスター) | Oracleデータベース製品に関する知識と技能を持つことを証明する資格です。初級から上級までのレベルがあり、データベース管理や運用に関する専門知識が求められます。 |
Cisco Certified Network Associate(CCNA) | Cisco製品に関するネットワークの基本的な知識と技能を持つことを証明する資格です。ネットワークの設定、運用、トラブルシューティングの能力が求められます。 | |
LPIC、LinuC | Linuxに関する知識と技能を持つことを証明する資格です。システムの管理、設定、トラブルシューティングに関する能力が求められます。 | |
PMP(プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル) | プロジェクトマネジメントの知識と技能を持つことを証明する国際的な資格です。プロジェクト計画、実行、監視、終了までの一連のプロセスを管理する能力が求められます。 |
年収アップにつながる資格は、多種多様です。ご自身の興味や関心、業界動向も踏まえて、目指す資格を決めるとよいでしょう。
フリーランス・独立を目指す
フリーランスや独立も、年収を上げる代表的な手段です。
正社員のエンジニアで働く場合、年収は400~600万円程度となる場合が多いでしょう。
一方でフリーランスの年収は、実力次第です。スキルが高い人の場合は、1,000万円以上の年収も狙えます。
職務範囲が限定されるため雑用に振り回される心配がなく、得意とする技術を突き詰められることもメリットに挙げられます。
もっともフリーランスや独立は、誰にでも勧められる方法ではありません。
スキルが低い人は、会社員のままでキャリアを積んだほうが高い年収を得られる場合も多いでしょう。
これはフリーランスが現時点でのスキルに応じて報酬が決まることに対し、会社員の給与は将来の期待値を含む場合もあるためです。このためフリーランスは豊富な実績を積んだ、スキルの高い人に向いています。
SEの正社員/フリーランス働き方比較
項目 | 正社員 | フリーランス |
---|---|---|
安定性 | 給与や福利厚生が安定しており、定期的な収入が得られる。 | プロジェクトベースの収入となり、収入が不安定になる可能性がある。 |
仕事内容 | 会社の方針やプロジェクトに従い、幅広い業務を担当することが多い。 | 自分の得意分野や希望に応じたプロジェクトを選ぶことができる。 |
働き方 | 会社の規則に従い、勤務時間や場所が制約されることが多い。 | 自由な働き方が可能で、リモートワークや柔軟な勤務時間が選べる。 |
キャリアパス | 昇進や昇格、異動など、会社内でのキャリアアップが期待できる。 | 自分のスキルや実績に応じて、独自のキャリアパスを築くことができる。 |
収入 | 固定給が基本で、ボーナスや昇給制度がある場合もある。 | プロジェクトの単価や稼働時間に応じて収入が変動する。高収入を狙える反面、収入が不安定になることもある。 |
福利厚生 | 健康保険や年金、各種手当、休暇制度などの福利厚生が充実している。 | 基本的に自分で保険や年金を手配する必要がある。福利厚生はない。 |
フリーランスを目指す際は、キャリアプランをしっかり考えたうえで決断を
もしフリーランスや独立を目指す場合は、事前にキャリアプランをしっかり考えたうえで決断しましょう。
それはフリーランスになると、キャリアプランに関する指導をしてくれる人がいなくなるためです。
フリーランスが従業員と異なる大きな点の一つに、上司からの指揮命令を受けない点が挙げられます。
嫌な仕事や望まない業務に就かなくても済む反面、ご自身のキャリアについてアドバイスしてくれる人が誰もいない事態も考えられます。
もし選んだキャリアが間違っていても指摘されず、気がついたときは技術のトレンドから大きく遅れる事態にもつながりかねません。
適切なキャリアプランの決定には業界動向をよくチェックしたうえで、適切な判断をすることが欠かせません。このためフリーランスは、一人前のSEになった後で選ぶかどうか決めることをおすすめします。
2)年収アップの転職は、SEの転職支援に強いエージェントも活用しよう
SEの年収アップ転職を目指す際は、SEおよびITエンジニアの転職支援実績の豊富な転職エージェントの活用がおすすめです。
以下、おすすめのエージェントを4サービス紹介します。
ご自身に合いそうと思えたところから、登録を検討してみてください。
レバテックキャリア
担当エージェントは全員エンジニア経験者!SEのキャリアアップ転職について、「エンジニアリングのわかる人からサポートを受けたい」という人におすすめです。
レバテックキャリアは「エンジニア実務経験者」のサポートに特化した転職エージェントサービスです。
保有求人数もIT・Web業界特化型サービスの中ではトップクラスで、かつエンジニアの専門知識を持つキャリアアドバイザーからサポートを受けられます。
SEの働き方についても、経験者ならではの視点でアドバイスをもらえるでしょう。
また、レバテックキャリアは年収アップ転職の支援にも強く、利用者の約8割が年収アップに成功しているといいます。(※公式サイトより)
「年収アップなど待遇面での改善をしたい」、「SEとしてのキャリアプランを掘り下げたい」、「書類や面接で評価してもらえるようアドバイスを欲しい」という人は、レバテックキャリアがおすすめです。
レバテックキャリアの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 東京、神奈川、大阪、福岡 |
ITエンジニアの公開求人数 | 約2.5万件(2024年11月現在) |
マイナビIT AGENT
豊富かつ良質な求人とエージェントの丁寧なサポートが評判の、ITエンジニア専門のエージェント。自社開発・事業会社系の求人も多く、SEの年収アップを実現しやすいです。
マイナビIT AGENTは人材紹介会社の大手マイナビが運営する「IT/Webエンジニア専用」の転職支援をするエージェントです。
サポート対応地域は全国。オンラインでの面談も受け付けています。
マイナビIT AGENTの大きな特徴は、エンジニア向け求人数の豊富さ、そしてシステム会社から事業会社まで幅広い業界の求人に対応している点が挙げられます。
また、マイナビIT AGENTの所属アドバイザーは、全員がIT・Web業界に精通したプロフェッショナルです。
幅広い職種に対応している総合型転職エージェントとは異なり、エンジニアの転職事情を十分に理解しているため、転職者一人ひとりに適した開発環境や企業へのアプローチ方法についてアドバイスしてもらえます。
これまでの経歴と保有スキルをもとに、SEとしてどのような働き方や実際の職場がおすすめかの助言を得られやすいでしょう。
マイナビIT AGENTの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 東京(2か所)、神奈川、北海道、宮城、愛知、大阪、京都、兵庫、福岡 |
ITエンジニアの公開求人数 | 約2.1万件(2024年11月現在) |
リクルートエージェント
ITエンジニアの求人数および転職支援実績数 国内No.1。豊富な求人から「自分に本当に合った職場」を見つけたい人におすすめです。
リクルートエージェントは国内No.1の求人数と転職支援実績を誇る転職エージェントです。
ITエンジニアの転職支援にも強く、2024年11月のITエンジニア向け公開求人数は約11万件と、他のエージェントから群を抜いての豊富さです。
これまで培ったノウハウをもとに開発された「サービス体制」と「支援ツール」が非常に高品質であることが、リクルートエージェントの強みです。
とくに活用したいのは、リクルートエージェントでは志望企業の特徴・評判といった分析から選考のポイントまでをまとめた「エージェントレポート」でしょう。
ITエンジニアの転職では、その職場の働き方から開発環境まで、ネットで公開されていないような企業情報が重要となることも多いです。その際に、レポート情報は大いに役立つはずです。
また、担当アドバイザーもこれまでの実績をもとにSEの転職に関する有益なアドバイスを提供してくれるでしょう。
リクルートエージェントの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 北海道、宮城、福島、東京、埼玉、千葉、栃木、群馬、神奈川、新潟、静岡、石川、岐阜、滋賀、愛知、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、加賀、愛媛、福岡、長崎、熊本、鹿児島、沖縄 |
ITエンジニアの公開求人数 | 約11万件(2024年11月現在) |
Geekly(ギークリー)
ゲーム・Webサービス・エンタメをはじめとするコンシューマ向け開発の求人が豊富。幅広い年齢層の転職者を受け付けており、紹介求人のマッチング度の高さに定評があります。
ギークリーは、IT・Web・ゲーム業界に特化して転職支援をおこなう転職エージェントです。
同サービスの主な特徴は、担当エージェントから積極的な求人提案が期待できること(提案可能な求人数は平均一人当たり56件※)、そして書類選考サポートが充実している(※選考通過率が2.8倍までアップ※ )ことです。
※ 公式サイトより抜粋(2024年11月時点)
ギークリーのキャリアコンサルタントは、最低でもIT業界で3年以上のコンサルティング経験を持っています。中には別職種からSEへの転職に成功した事例をいくつも持っているコンサルタントもいることでしょう。
そうしたサポート体制もあって、ギークリーを利用した転職者の年収アップ率は81%といいます(※2024年11月 公式サイトより)。
かつては「35歳転職限界説」もありましたが、ギークリーの転職成功者のうち、およそ4割近くは36歳以降のミドル世代であり(※公式サイトより)、幅広い年代で偏りなく実績を積んでいる点もギークリーの大きなメリットです。
ギークリーの評判・口コミでは、「書類添削と面接対策が役立った」「スピーディに転職成功できた」という意見・感想が多く見られます。
「職務経歴書を代わりに作ってくれた」という声もあり、とくに書類添削のサポートに力を入れていることがうかがわれます。
Geekly(ギークリー)の特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 東京 |
ITエンジニアの公開求人数 | 約2.2万件(2024年11月現在) |
3)そもそも、SEの平均年収はどれくらい?
ひとくちにSEといっても、年齢や職種といった属性により平均年収は大きく異なります。ここでは3つの視点から、SEの平均年収を確認していきましょう。
【全体】SEの平均年収
SEの平均年収は複数の調査結果がありますが、おおむね400万円~600万円の範囲に収まっています。
厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査」によると、SEの平均年収は約569万円となっています。
また「求人ボックス 給料ナビ」では正社員の平均年収が509万円、ボリュームゾーンが480万円〜558万円の範囲にあると示しています。
【年齢別】SEの平均年収
厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査」によると、SEの年齢別平均年収は以下のとおりです。
年齢 | 男性SEの平均年収 | 女性SEの平均年収 |
---|---|---|
20~24歳 | 339万円 | 343万円 |
25~29歳 | 447万円 | 442万円 |
30~34歳 | 546万円 | 496万円 |
35~39歳 | 598万円 | 506万円 |
40~44歳 | 658万円 | 613万円 |
45~49歳 | 664万円 | 549万円 |
特に20代後半から30代前半までの伸びが著しいことが確認できます。
SEは経験を積むにしたがい任される仕事の質が上がり、業績への貢献度も高まる職種であることを示しています。
4)生涯年収が高くなるSEにはどんな傾向がある?
同じ会社で働いていても、年収がどんどん上がるSEはいます。
上司の期待に応え続ける人が年収アップを勝ち取れると思いがちですが、一概にそうとも言い切れません。生涯年収が高くなるSEには、以下の傾向がみられます。
時間をシビアに扱う
できるSEほど、時間を大切にする傾向があります。
業務を成し遂げるために必要なことを最初に洗い出し、最短ルートを目指そうという意識の強い人に多いです。
また、「失敗は許容しても、無駄は許容しない」というスタンスも多く見られます。
たとえば後輩への指導の際は、重要なポイントだけを教えて、あとは「自分で考えてみて」というコミュニケーションにすることが多いです。
これは後輩の成長機会を設ける狙いもありますが、不要に自分の時間が取られてしまうことを防止するためです。
「自分がやるべき仕事とは何か」が明確になっている
評価の高いSEは、「自分がやるべき仕事は何か」を明確にしています。
そのため、上司から納得いかない指示があった場合は、根拠ある説明を求めてくることが多いでしょう。
上司からすれば「軽はずみに頼みづらい」と思われてしまうこともあるでしょうが、結果として本当にその人に任せるべき仕事だけがアサインされることになり、雑用で奪われる時間をスキルアップにつなげるなどの効果があります。
実力を誇示しない
本当に実力のある人は周囲が認めているため、わざわざ自分で「私は高いスキルがある」と誇示する必要がありません。
そのため、誰に対しても自然体で、周囲からは「接しやすい人」という評価を得られていることが多いです。
5)SEの年収アップに関するよくある質問(FAQ)
Q1. SEが年収を上げるために最も効果的な方法は何ですか?
SEが年収を上げるための効果的な方法として、以下の5つが挙げられます:
- 業績の良い企業に転職する
- 上流工程の職種(ITコンサル、PMなど)や元請けに近い企業を選ぶ
- 昇進や役職に就く
- 資格を取得する
- フリーランス・独立を目指す
自身のスキルや希望するキャリアを踏まえ、これらの方法の中から最適なものを選ぶと良いでしょう。
Q2. 業績の良い企業への転職が年収アップに有効な理由は何ですか?
業績の良い企業は、利益率が高いため、社員の給与アップに積極的である傾向があります。また、成長が見込まれる企業では優秀な人材やノウハウが蓄積されており、社員のスキル向上やキャリアアップの機会が豊富です。転職前には、企業HPや財務情報を確認して、業績をしっかり調べることをおすすめします。
Q3. 上流工程の職種や元請け企業に転職すると年収が上がるのはなぜですか?
上流工程の職種(例:ITコンサル、PM)や元請け企業では、業務の範囲や責任が広がり、単価の高い案件に携われることが多いため、年収が上がる傾向があります。さらに、多重下請け構造の末端企業に比べ、直接顧客とやり取りできる元請け企業では、報酬が高く設定されるケースが一般的です。
Q4. 資格取得は年収アップにどの程度効果がありますか?
資格は、第三者からスキルを客観的に認定された証明となり、SES企業や対外的に資格者数を公表する企業では特に有効です。
- 国家資格:応用情報技術者、ネットワークスペシャリスト、プロジェクトマネージャ
- ベンダー資格:CCNA、LPIC、PMP
難易度の高い資格を取得することで、年収アップの可能性が高まります。
Q5. フリーランスSEとして働く場合、どのくらいの年収が期待できますか?
フリーランスSEの年収はスキルや実績により大きく異なりますが、1,000万円以上を稼ぐ人もいます。一方で、収入が不安定になる可能性があるため、自身のスキルに自信がある方や、豊富な実績を積んだ方に向いています。フリーランスを目指す場合は、業界の動向を調査し、キャリアプランを慎重に検討することが重要です。
Q6. 転職エージェントは年収アップのためにどのように役立ちますか?
転職エージェントは、希望する職種や年収に合った求人を紹介し、企業との交渉や面接対策を支援してくれます。
- レバテックキャリア:年収アップ転職の支援実績が豊富
- マイナビIT AGENT:ITエンジニア専門の転職支援
- リクルートエージェント:国内No.1の求人数
- Geekly(ギークリー):IT・Web・ゲーム業界に特化
これらを活用することで、効率的に年収アップを目指せます。
Q7. 年収が上がりやすいSEにはどのような特徴がありますか?
年収が上がりやすいSEには、以下の特徴があります:
- 時間を効率的に管理し、無駄を省く意識が高い
- 「自分がやるべき仕事」が明確で、重要なタスクに集中できる
- 実力を誇示せず、自然体で周囲と接する
これらの傾向を持つSEは、スキルアップや昇進の機会を得やすく、結果的に年収も上がりやすいです。
まとめ)スキルや希望するキャリアを踏まえて、年収を上げる方法を選ぼう
ここまで解説したとおり、SEの年収を上げる方法は多種多様です。
今の会社でキャリアを積むのが良いか、他社に移ったほうが良いか、フリーランスが良いのかは、あなたがお持ちのスキルや将来希望するキャリア、所属する会社の経営状況により異なります。
とはいえ、会社員のSEよりも高い年収を得られる職種や方法が多数あることも事実です。今置かれた状況や将来のことを考慮に入れ、あなたの特長を活かせるベストの方法を選びましょう。
迷う人は、SEの転職支援に強いエージェントへの相談もおすすめです。転職エージェントは適切な年収額を提示できるため、転職すべきかどうかアドバイスできます。もし転職がふさわしい場合は、大きな後押しとなるでしょう。