オンラインで学べるおすすめプログラミングスクール8選!スクール選びの見極め方
[最終更新日]2024/08/23
プログラミングスキルを習得する方法の1つとして、スクールの活用が挙げられます。
プログラミングスクールに通うとなると、通学のために時間を確保する必要があり大変な面があるのは否めません。
しかし、プログラミングスクールの中にはオンラインで受講できるコースも増えています。
オンラインであれば、自分にとって都合のよい時間帯に学びやすく、自宅の近くにスクールがなくても受講可能ですので、プログラミングを習得する上で有力な選択肢となり得るでしょう。
オンラインで学べるプログラミングスクールは数多くあります。どのスクールを選べばいいのか、選ぶにあたってどんなポイントがあるのか知りたいと思っている人もいることでしょう。
目次
1)オンラインで学べるおすすめプログラミングスクール一覧
転職支援に強いプログラミングスクールとして、とくにおすすめの8スクールを紹介します。
各スクールで授業の進め方や強みとしている特徴が異なりますので、希望する指導が受けられそうか、自分に合ったペースで学ぶことができそうかをよく検討した上でスクールを選ぶことが大切です。
まずは、8つのTOP8のプログラミングスクールについて、それぞれの料金・特徴を一覧で見ていきます。
気になるスク−ルについては、後述する「それぞれの特徴」を参照して、詳細を確認しておくとよいでしょう。
サービス名 | 料金 | 特徴 |
---|---|---|
Tech Academy |
4週間/149,000円 8週間/199,000円 12週間/249,000円 16週間/299,000円 |
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侍エンジニア |
2,833円~/月 ※各コース、入学金別途あり |
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DMM Web CAMP |
26,000円~/月(税別) |
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テックブースト |
32,780円~/月 ※入学金が別途あり |
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コードキャンプゲート |
入学金/30,000円 受講料/448,000円 |
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ディープロ |
24,300円~/月 ※各コース、入学金別途あり |
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TECH I.S. |
24,300円~/月 ※各コース、入学金別途あり |
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TECH CAMP |
21,780円~/月 ※初月無料 |
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2)オンラインで学べるおすすめプログラミングスクール それぞれの特徴
Tech Academy(テックアカデミー)
Tech Academyの特徴
- 講師は現役エンジニアで、サポート実績も高い
- メンターによるサポートレベルが高い
オンライン専門のプログラミングスクールとしておすすめしたいのがTech Academyです。
オンラインに特化しており自宅で受講することができますが、指導にあたる講師は開発現場で活躍する現役エンジニアです。
これまで延べ3,000人以上の指導にあたってきた実績は、指導力やサポートの質の高さの証しといえるでしょう。
受講中、分からないことが出てきた場合はSlackで質問できます。
質問の回数に制限はなく、15時から23時の間であればいつでも質問できます。質問への回答もすぐにもらえるので、疑問点を残さずに学習を進めることができるでしょう。
さらに、週に2回のマンツーマンメンタリングでは、30分のビデオ通話を通じてメンターに質問・相談できます。
プログラミング学習を進める上で困っていることがあれば、このタイミングで解消できるはずです。
転職支援にはTech Academy ProとTech Academyキャリアの2種類があります。前者はカリキュラム修了後に転職先が決まらなければ返金保証を受けられる転職サポートサービスで、後者は受講者限定のスカウトサービスです。
転職サポートとスカウトの両方を利用することで、エンジニアデビューへの道を着実に歩んでいくことができるでしょう。
侍エンジニア
侍エンジニアの特徴
- レベルの高い講師から、マンツーマンのレッスンが受けられる
- 完全オーダーメイドでカリキュラムを組める
侍エンジニアは「挫折しないプログラミングスクール」「実践的スキルが身につくプログラミングスクール」「レッスン満足度が高いプログラミングスクール」のそれぞれでNo.1を獲得した実績のあるスクールです(ゼネラルリサーチによる調査結果より)。
最前線で活躍するエンジニアからマンツーマンのレッスンを受けられるのが特徴で、レベルの高い指導を可能にしています。
選択するコースによっては、完全オーダーメイドでカリキュラムを組むことができます。
既成のカリキュラム通りに進めるのではなく、自分の学習ペースや目指したいエンジニア像に合わせて柔軟にカリキュラムを組めることは、効果的な学習に大きく寄与するはずです。
各講座では、オリジナルサービスの開発に多くの時間を確保しています。
実際に動くサービスを開発する経験を通じて実践的なスキルが身につくだけでなく、形ある実績として企業に提示できるポートフォリオにもなります。
エンジニア未経験者にとって、実務に近い環境で学習を進めることは貴重な経験となるでしょう。
DMM Web CAMP
DMM Web CAMPの特徴
- 個人の学習レベルに応じてカリキュラムが組まれる
- 書類添削、面接対策などの転職支援も強い
DMM Web CAMPは、未経験者でも学びやすいプログラミングスクールとして定評があります。
受講に際して通学スタイルとオンラインスタイルを選ぶことができ、完全オンラインでのサービス利用も可能です。
DMM Web CAMPの大きな特徴の1つに、個人の学習レベルに応じたカリキュラム策定が挙げられます。
最初の1ヵ月は基礎学習期間となり、3つの課題をクリアしながら基本的な知識を身につけていきます。
2ヵ月目以降はチームで開発に取り組み、3ヵ月目には1人で開発できるスキルの習得を目指します。
ステップを踏んで学んでいくことで、初心者でも着実にスキルアップを目指せる仕組みになっているのです。
また、受講者が初心者であることを想定したメンターのサポートが丁寧なことでも知られています。
メンターに質問し放題となっており、疑問点を残さずに学習を進められる環境が整っています。
転職支援に関しては、キャリアアドバイザーによる書類添削や面接対策を受けることができますので、1人で転職活動を進めるよりもエンジニアデビューできる確度を高めることができるはずです。
テックブースト
テックブーストの特徴
- 目的に合わせて自由にカリキュラムを組める
- 他プログラミングスクールと比較して料金が安い
テックブーストには一般的なサイト制作を学ぶ「スタンダードコース」とオリジナルWebアプリケーション開発を学ぶ「ブーストコース」の2コースがあります。
どちらのコースもメンターと相談しながら学習の期間や従業の頻度を決めていくので、目的に合わせてカリキュラムを組むことができます。
既成のカリキュラムでついていけるか心配な人も、自分のペースで学ぶことができるでしょう。
運営会社のBranding Engineerは転職サービスTech Starsも運営しているため、コース修了後はキャリア相談に乗ってもらうこともできます。
スクールで習得したスキルを存分に生かしてエンジニアデビューしたい人にとって最適な環境が整っているといえるでしょう。
充実したサポート体制を整えるテックブーストですが、受講料は他のプログラミングスクールと比べて低めに抑えられており、コストパフォーマンスに優れているといわれています。
高額な受講料は払えないものの、できるだけ学習効果の高いスクールで学びたいと考えている人におすすめのプログラミングスクールといえるでしょう。
コードキャンプゲート
コードキャンプゲートの特徴
- 専属メンターによるマンツーマンのサポート
- 300社以上の企業がコードキャンプゲートのカリキュラムを導入
コードキャンプゲートは、エンジニアに転職することを前提にプログラミングを習得したいと考えている人のためのスク−ルです。
受講はオンラインに特化していますが、専属メンターによるマンツーマンのサポートを受けることができ、通学タイプのプログラミングスクールに劣らないきめ細かな指導を実現しています。
専属メンターによる対応は7時から23時であればいつでも受け付けていますので、自分にとって都合のよい時間帯に相談できるのも魅力です。
コードキャンプゲートの指導力の高さは、これまで300社以上の企業が同スクールのカリキュラムを採用し、エンジニアの育成に取り入れてきた実績からも窺えます。
指導にあたる講師は現役エンジニアですので、実務に即したスキルを着実に身につけていくことができます。
全カリキュラムを修了すると、専属メンターが企業向けに推薦状を書いてくれます。
つまり、プロフェッショナルによるお墨付きをもらった状態で転職活動に臨むことができるのです。自力で転職活動を進める場合と比べて、非常に心強いバックアップを得られるでしょう。
ディープロ
ディープロの特徴
- 受講生の理解度を念頭に置いたカリキュラム
- 人材紹介会社レバレシーズと連携しているので転職活動にも有利
ディープロは数あるプログラミングスクールの中でも、カリキュラムや授業の進め方にユニークな特徴があります。
授業は20名程度の少人数制で行われ、ディスカッション形式やペアプログラミング、課題突破型学習といった独自の学習法を取り入れることで、受講生の理解度を念頭に置いた指導法を確立しているのです。
プログラミング初心者にとっての大敵となる「挫折」を避ける工夫が凝らされていますので、理解度を確認しながら着実にスキルを身につけられるでしょう。
ディープロは「レバテックキャリア」などの人材紹介サービスを展開するレバレシーズ社と連携しており、転職支援においても強力なサポートを得ることができます。
カリキュラム修了後は新たに転職サービスに登録する必要はなく、転職活動へとスムーズに移行可能です。
コース修了後、エンジニアとして就職できなかった場合は全額返金保証を用意していることからも、必ずエンジニアデビューさせてみせるという同スクールの自信が窺えます。
挫折することなくスキルを習得し、エンジニアとしてのキャリアをスタートさせたい人は、ぜひ検討しておきたいスクールといえるでしょう。
TECH I.S.
TECH I.S.の特徴
- 質問に対して5分以内にレスポンスがもらえる
- カリキュラムの中に「チーム開発」を取り入れている
TECH I.S.はアメリカ・インド・日本の3ヶ国で事業を展開しているグローバル規模のプログラミングスクールです。
シリコンバレーに拠点があるため、トップクラスのエンジニアが監修したカリキュラムに則って受講できます。
TECH I.S.の大きな特徴として、オンラインでの質問対応に5分以内に返答すると明言している点が挙げられます。
チャットやビデオ通話による質問に対応しているスクールは数多くありますが、明確に返答時間を設定しているスクールはめずらしく、迅速なレンスポンスにこだわっていることが窺えます。
カリキュラムにはチーム開発が取り入れられており、実務と同様に他のメンバーと協力しながら開発に取り組む経験を積むことができます。
さらに、エンジニアとして稼ぐ力を身につけられるよう、求人紹介だけでなく職務経歴書の添削まで徹底して実施してもらえます。
身につけたスキルでしっかりと稼げるエンジニアを目指したい人にとって、TECH I.S.は有力な選択肢となるでしょう。
TECH CAMP
TECH CAMPの特徴
- 専属トレーナーが学習をサポートしてくれる
- 講師に質問し放題なので、挫折しにくい
TECH CAMPは、Ruby言語の生みの親・まつもとゆきひろ氏がカリキュラムを監修したプログラミングスクールです。
プロの専属トレーナーが学習をサポートしてくれるほか、学習スケジュールやモチベーション支援に特化したライフコーチ、転職支援に特化したキャリアアドバイザーの3名体制で受講生を強力にサポートします。
受講者のプログラミング未経験率は97%であるのに対して、学習の途中離脱率はわずか3%という成果からも、同スクールのサポート体制がしっかりと機能していることが分かります。
受講開始後は講師にはいつでも質問することができ、質問の頻度や回数に制限はありません。納得いくまで質問することで、あいまいな点を残さず着実にプログラミングスキルを伸ばしていくことができるでしょう。
受講コースは6ヵ月間の夜間休日スタイルと、10週間の短期集中スタイルの2タイプがあります。
希望に応じて短期集中型のスキル習得を目指すことも可能ですので、できるだけ早くエンジニアデビューを果たしたい人はTECH CAMPでの受講を検討することをおすすめします。
3)プログラミングスクールの選び方と利用する際のポイント
オンラインで学べるプログラミングスクールを検討するにあたり、選び方や利用のポイントとしていくつか気をつけておくべき点があります。せっかくプログラミングを習うのであれば、自分に合った授業内容やサポート体制が用意されているスクールで快適に学びたいですよね。
とくに意識しておきたいポイントとして、次の3点が挙げられます。プログラミングスクール選びで後悔しないためにも、これらのポイントを必ず確認しておく必要があります。
それぞれのポイントについて、詳しく見ていきましょう。
学びたい言語・スキルを明確にしておく
プログラミングとひとくちに言っても、開発で使用する言語や習得すべきスキルは幅広くあります。将来的にどのような分野の開発に取り組みたいのかによって、習得しておくべき言語やスキルは大きく異なるのです。
たとえば、Webサイトの制作をメインに考えているのであれば、PHPやJavaScriptを学びつつ、HTML/CSSでサイトデザインができるようにしておく必要があります。
あるいは、Webアプリを開発したい人はRubyやJavaScriptを学んでおくといいでしょう。近年注目されている人工知能や機械学習の開発をしたいのであれば、PythonやGoなどを習得しておくと有利です。
このように、学びたい言語・スキルと開発分野は密接に関わっているため、将来的に進みたいキャリアを考えた上で、キャリアプランに適した言語を習得していくことがポイントとなります。
サポート時間が長く、レスポンスが早いスクールを選ぶ
オンライン形式で受講する場合、分からないことが出てきた際に講師やメンターに質問できれば、疑問点を素早く解決することができるはずです。
スクールによってサポートが可能な時間帯や回数は異なるため、事前によく調べておかないと「思ったよりも質問できる時間が短い」「質問回数が限られているとは思わなかった」といった事態になりかねません。
また、質問してから回答が返ってくるまでの時間も重要なポイントです。
スクールによっては、チャットでのサポートに対応していたり、ビデオ通話によるマンツーマンでの質問対応が可能だったりするケースも見られます。
レスポンスの早さを強みとしているスクールも見られますので、質問に対する迅速な対応を重視する人はこのようなスクールを選ぶべきでしょう。
転職支援の有無を確認する
プログラミングスクールによっては、カリキュラム修了後に転職支援をしてもらえる場合があります。
習得したスキルを生かしてエンジニアとしてデビューしたい人は、転職支援が充実しているスクールを選ぶことが大切です。
転職支援のないスクールを選んだ場合、受講後の転職活動はすべて自分で進めなくてはなりません。
エンジニア未経験者であれば、どのように自分のスキルレベルをアピールすればいいのか、自分のスキルに合った求人を探すにはどうすればいいのか、分からないことがたくさん出てくるはずです。
スクールで転職支援も含めて実施してもらうことができれば、一定以上のスキルを身につけたことを証明してもらい、企業への推薦を受けることも可能です。
スクールによっては転職保証を用意していることもありますので、エンジニアとしての第一歩を着実に踏み出すことができるでしょう。
まとめ)オンラインでプログラミングを学んでエンジニアデビューを目指そう
何か新しくスキルを習得しようにも、「スクールに通いづらい」と感じていた人も多いはずです。
しかし、今回紹介してきたようにプログラミングに関してはオンラインで受講可能なスクールが数多くあります。
オンラインであってもきめ細かなサポートを受けられるスクールがそろっていますので、自分の生活スタイルや仕事の都合に合わせつつ、たしかなスキルを身につけることができるのです。
「コロナ禍が落ち着いたら…」と考えていた人も、ぜひオンライン受講を選択肢に入れて、今からプログラミングスキルを伸ばしていくことを検討してみてはいかがでしょうか。
エンジニアとしてのキャリアを歩んでいきたいという夢は、決して実現不可能なものではないはずです。