経営企画・事業戦略への転職のおすすめ転職エージェントランキングTOP15
[最終更新日]2023/10/08

経営企画・事業戦略に転職したい人にとって、活用する転職サービス選びは非常に重要なポイントです。
企業がこれから進むべき方向性に影響を及ぼす経営企画・事業戦略は、組織にとって中枢を担うポジションといえます。企業側としても採用する人材を慎重に見極め、採用可否を判断したいと考えているはずです。
そこで、経営企画・事業戦略を希望する人におすすめの転職エージェント15社をランキング形式でまとめました。
目次
1)経営企画・事業戦略向けおすすめ転職エージェントTOP15 それぞれの特徴
サービス名 | リクルートダイレクトスカウト![]() |
ビズリーチ![]() |
リクルートエージェント![]() |
doda![]() |
パソナキャリア![]() |
JACリクルートメント![]() |
doda X![]() |
マイナビエージェント![]() |
ワークポート![]() |
ランスタッド![]() |
クライス&カンパニー![]() |
アンテロープ![]() |
東京エグゼクティブ・サーチ![]() |
転機![]() |
エンワールド![]() |
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メリット |
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デメリット |
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経営企画・事業戦略求人数 | 約2.9万件 | 約8,400件 | 約3,600件 | 約5,200件 | 約1,500件 | 約1,100件 | 約3,100件 | 約1,600件 | 約1,900件 | 約200件 | 約1,000件 | 約400件 | 非公開 | 約50件 | 非公開 |
対応拠点 | ◎全国 | ◎全国 | ◎全国 | ◎全国 | ◎全国 | ◎全国 | ◎全国 | ◎全国 | ◎全国 | ◎全国 | 関東 | ◎全国 | 関東圏 | ◎全国 | 東京・名古屋・大阪 |
おすすめの人 |
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公式サイト |
表内の求人数は2023年8月時点のものです。
1位 リクルートダイレクトスカウト
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経営企画・事業戦略求人数 約2.9万件(2023年8月現在) 特徴 - リクルートが運営する「ハイクラス・エグゼクティブ向け」のヘッドハンティング型の転職サービス
- 年収800万円以上の高年収案件がメイン
- ヘッドハンターを転職者側で選べる
対応エリア 全国(+海外) 公式サイト https://directscout.recruit.co.jp/
リクルートダイレクトスカウトの特徴と「おすすめポイント」
リクルートダイレクトスカウトは、リクルートが運営するハイクラス・エグゼクティブ向けのサービスです。ヘッドハンティングが主体となっており、複数のヘッドハンターから好条件のスカウトを受けられます。ヘッドハンターを転職者側で指名することもできるので、経営企画・事業戦略への転職支援に強いヘッドハンターに相談することも可能です。
保有案件の多くは年収800万円以上の高年収帯のため、キャリアアップや年収アップを図りたい人に適しています。経営企画・事業戦略での実績を元にさらなる高みを目指したい・これまでの経験を生かして経営企画・事業戦略に挑戦したい人におすすめです。
新規事業戦略・立上げの希少な案件も2,500件以上扱っています。一般的な転職サイトではなかなか出会えない案件ですので、新規事業に携わりたい人は積極的に活用したいサービスといえるでしょう。
2位 ビズリーチ
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経営企画・事業戦略求人数 約8,600件(2023年8月現在) 特徴 - 好条件のヘッドハンティングを受け身で待つことができる
- スカウトからの転職成功率が高い
- 有料会員に登録すると「年収1,000万円以上」の案件にもアクセスできる
対応エリア 全国 公式サイト https://www.bizreach.jp/
ビズリーチの特徴と「おすすめポイント」
ビズリーチはハイクラス人材向けの転職サービスとして知られています。登録後は好条件のヘッドハンティングを受け身で待つのが基本的な利用方法のため、良い話があれば聞いてみたいと考えている人に適しています。
転職者の経歴に興味を持ったヘッドハンターや企業からスカウトが届くので、スカウトからの転職成功率が高いのが特徴です。とくに「プラチナスカウト」では、社長を含む役員との面談が確約されています。通常の選考フローと比べると、最短距離で採用に至る可能性が高いのが大きな魅力といえるでしょう。
経営企画・事業戦略の求人には、新規事業統括責任者やマネージャー採用の案件も多数見られます。前職までの経験を生かしてキャリアアップを図りたい人におすすめです。
また、有料会員に登録すると「年収1,000万円以上」の案件を自分で検索できます。好条件の求人を積極的に探したい人は、有料会員への登録も検討しておくとよいでしょう。
3位 リクルートエージェント
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経営企画・事業戦略求人数 約3,600件(2023年8月現在) 特徴 - 保有求人数&成約実績国内No.1
- 過去45万人以上の支援実績からくる高品質なサポート
- 「職務経歴書エディター」で職務経歴書の作成が簡単
対応エリア 全国 公式サイト https://www.r-agent.com/
リクルートエージェントの特徴と「おすすめポイント」
リクルートエージェントは保有求人・成約実績ともに国内No.1の転職エージェントです。過去45万人以上の転職支援実績があり、豊富なノウハウと事例にもとづく高品質なサポートを受けられます。
経営企画・事業戦略の求人も充実しており、非公開求人も合わせると7千件近い求人を扱っています。DXやAIといった注目度の高い分野の求人が多数見られるほか、マネージャー・リーダー候補の案件も豊富です。これまでの経験や専門性を生かして転職したい人にとって、登録しておく意義のあるサービスといえるでしょう。
登録後は「職務経緯歴エディター」を活用して、レジュメから職務経歴書を簡単に作成できます。キャリアアドバイザーによる応募書類の添削も受けられますので、万全の準備を整えて選考にのぞみたい人はリクルートエージェントを活用することをおすすめします。
4位 doda
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経営企画・事業戦略求人数 約5,200件(2023年8月現在) 特徴 - 転職エージェント・転職サイト両方の機能を使える
- 企業からのスカウトメールを多くもらえる
- 「レジュメビルダー」により職務経歴書の作成が簡単
対応エリア 全国 公式サイト https://doda.jp/
dodaの特徴と「おすすめポイント」
dodaは国内最大級の求人数を保有する転職サービスです。転職エージェントとして活用しつつ、転職サイトとして利用することもできるため、求人紹介を受けながら自分で求人を探したい人に適しています。
企業からのスカウト件数が多いことで知られており、経歴やスキルに関心を持った企業から多くのメッセージを受け取れます。どのような条件のスカウトが届くのかを見ていくことで、自身の市場価値を知る上で参考になるでしょう。
登録後は「レジュメビルダー」により、プロフィールから職務経歴書を生成可能です。生成した職務経歴書をそのまま担当キャリアアドバイザーに見てもらうこともできるので、在職中で忙しい人にも適しています。
経営企画・事業戦略においては、大手企業や有名企業の求人も数多く見られます。大手企業への転職を目指している人、有名企業で働いてみたい人に適したサービスといえるでしょう。
5位 パソナキャリア
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経営企画・事業戦略求人数 約1,500件(2023年8月現在) 特徴 - 利用者の年収アップ率は61.7%
- 職場環境や企業文化など、求人企業への詳細な情報を知れる
- 全国に拠点があるため、地方転職にも便利
対応エリア 全国 公式サイト https://www.pasonacareer.jp/
パソナキャリアの特徴と「おすすめポイント」
パソナキャリアはパソナグループが運営する転職エージェントです。キャリアアドバイザーによる丁寧・親切なサポートに定評があり、年収交渉に強いのが特徴です。利用者の年収アップ率は67.1%と高い水準となっていることからも、サポート品質の高さがうかがえます。
キャリアアドバイザーから提供される情報が詳細で、職場環境や企業文化など求人情報には掲載されていない情報を収集できるのが特徴です。転職後のミスマッチを防ぐ上でも、事前に詳細な情報を得られることはメリットとなり得るでしょう。
経営企画・事業戦略の求人も多数保有しています。中にはトヨタ自動車やオムロン、ダイキンといった有名企業の案件も多数見られます。好条件の求人を紹介してほしい人、有名企業への転職を目指している人に適しているでしょう。
拠点が全国にあり、地方での転職にも活用できるのも魅力の1つです。首都圏はもちろんのこと、地方での転職を検討している人はパソナキャリアに相談しておくことをおすすめします。
6位 JACリクルートメント
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経営企画・事業戦略求人数 約1,100件(2023年8月現在) 特徴 - 「年収600万円以上」のハイクラス向け求人が豊富
- キャリアの棚卸し、キャリアプラン相談などの品質が高い
- 外資系・グローバル企業への支援実績も豊富
対応エリア 全国 公式サイト https://www.jac-recruitment.jp/
JACリクルートメントの特徴と「おすすめポイント」
JACリクルートメントはハイクラス人材を対象とした転職エージェントです。年収600万円以上のハイクラス向け求人を豊富に扱っており、キャリアアップや年収アップを目指す人に適しています。
登録後に実施されるコンサルタントとの面談では、求人紹介だけでなくキャリアの棚卸しやキャリアプランの相談も含めてトータルにサポートしてもらえます。業界・職種に精通したプロフェッショナルによる高品質なサポートが、転職活動を強力にバックアップしてくれるでしょう。
経営企画・事業戦略の求人も豊富です。事業責任者やマネージャー採用の案件も数多くありますので、これまでの経験や実績を生かしてステップアップしたい人におすすめです。
海外拠点を持つ企業と独自のパイプを築いており、外資系・グローバル企業への転職支援も充実しています。ハイクラス人材向けの案件を中心に探している人、外資系・グローバル企業への転職も視野に入れている人は、JACリクルートメントを活用することをおすすめします。
7位 doda X
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経営企画・事業戦略求人数 約3,100件(2023年8月現在) 特徴 - 厳選されたヘッドハンターからのスカウトがもらえる
- 「年収600万円以上」の非公開求人が豊富
- 登録情報を限定公開できるため、在職中でも安心して転職活動ができる
対応エリア 全国 公式サイト https://ix-tenshoku.jp/
doda Xの特徴と「おすすめポイント」
doda Xは、dodaを運営するパーソルキャリア株式会社が運営するハイクラス人材向け転職サービスです。ヘッドハンティングが主体となっており、厳選されたヘッドハンターからスカウトを受け取れます。
保有案件は年収600万円以上のものが大半で、非公開求人も含めて豊富な案件の中から希望条件に合ったものを提案してもらえます。一般的な転職エージェントとは異なり、複数のヘッドハンターからスカウトされる可能性がある点も魅力です。
経営企画・事業戦略の求人も充実しています。NECや日産自動車といった大手企業をはじめ、メガベンチャーや外資系企業など、幅広い案件を保有しています。多様な選択肢から今後のキャリアを検討したい人におすすめです。
登録情報は限定公開できますので、在職中で転職活動を進めていることを職場に知られたくない人も安心して活用できます。在職中から少しずつ転職活動を進めておきたい人は、doda Xに登録しておきましょう。
8位 マイナビエージェント
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経営企画・事業戦略求人数 約1,600件(2023年8月現在) 特徴 - 20代前半~30代の転職支援に強い
- キャリアアドバイザーによるじっくり・丁寧なサポート
- 無期限でサポートを行ってくれる
対応エリア 全国 公式サイト https://mynavi-agent.jp/
マイナビエージェントの特徴と「おすすめポイント」
マイナビエージェントは総合型転職エージェントとして広く知られているサービスです。キャリアアドバイザーによるじっくり・丁寧なサポートに定評があり、納得いくまで時間をかけてキャリア相談に応じてもらえるのが特徴です。
経営企画・事業戦略の求人は、公開・非公開を合わせると2,600件以上にものぼります(2021年12月現在)。FinTechや先端事業に携われるポジションの求人も多く見られますので、これまでの経験を生かして経営企画・事業戦略に挑戦してみたい人に適しています。
一般的な転職エージェントではサポート期間を3ヶ月前後に設定するのが一般的ですが、マイナビエージェントではサポート回数や期限を設けず、転職が決まるまでサポートしてもらえます。じっくりと転職相談に乗ってほしい人、希少なポジションの求人を提案してほしい人は、マイナビエージェントの活用を検討しましょう。
9位 ワークポート
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経営企画・事業戦略求人数 約1,900件(2023年8月現在) 特徴 - 求人紹介の量・スピードが速い
- 業界・職種未経験者へのサポートが手厚い
- オリジナルアプリ「eコンシェル」が便利
対応エリア 全国 公式サイト https://www.workport.co.jp/
ワークポートの特徴と「おすすめポイント」
ワークポートはIT系の求人に強い総合型転職エージェントです。求人紹介の多さやスピード感には定評があり、できるだけ多くの求人を比較検討しておきたい人に適しています。
業界・職種未経験者への転職サポートが手厚く、充実しているのが特徴です。経営企画・事業戦略が未経験の人であっても、これまでのキャリアを生かして活躍できる企業・ポジションを提案してもらえる可能性が十分にあるでしょう。
経営企画・事業戦略系の求人も多数保有しています。中にはオープンポジションで募集している企業や、FinTech・DXといった注目度の高い分野で業務経験のある人材を求める企業も見られます。専門知識や業務経験を経営企画・事業戦略職で発揮したい人にとって、登録しておきたサービスの1つといえます。
オリジナルアプリ「eコンシェル」を活用すれば、選考スケジュールや応募状況を一元管理できます。在職中に転職活動を進めたい人にとって、スマホアプリで活動状況を確認できる点は大きなアドバンテージとなるでしょう。
10位 ランスタッド
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経営企画・事業戦略求人数 約200件(2023年8月現在) 特徴 - 国内93か所に拠点を持っている
- 公開求人の80%が年収800万円以上
- キャリアコンサルタントの専門分野における知見が深い
対応エリア 全国 公式サイト https://www.randstad.co.jp/
ランスタッドの特徴と「おすすめポイント」
ランスタッドは世界39ヶ国、国内93拠点を構えるグローバル人材紹介企業です。ハイクラス・エグゼクティブ転職のサポートに強く、公開求人の80%が年収800万円以上となっています。
経営企画・事業戦略の求人には、外資ユニコーン企業や日系グローバル企業の案件も数多く見られ、中には年収2,000万円を超える条件を提示している求人もあります。国内の転職エージェントが保有していない案件を紹介してほしい人にとって、頼れる存在となるでしょう。
キャリアコンサルタントは各専門分野の深い知見を持っており、業界・職種に特化したアドバイスを得られます。経営企画・事業戦略に強いキャリアコンサルタントに担当してほしい人、外資・グローバル企業への転職も視野に入れている人は、ランスタッドを活用することをおすすめします。
11位 クライス&カンパニー
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経営企画・事業戦略求人数 約1,000件(2023年8月現在) 特徴 - 年収800万円以上のハイクラス転職に特化
- 創業28年の実績により、企業からの信頼も厚い
- 入社後のアフターフォローも行ってくれる
対応エリア 関東 公式サイト https://www.kandc.com/
クライス&カンパニーの特徴と「おすすめポイント」
クライス&カンパニーは、年収800万円以上のハイクラス転職に特化したサービスです。とくにマネージャー以上のポジションを対象とした求人を専門に扱っており、管理職経験を踏まえて転職活動にのぞみたい人に適したサービスといえます。
創業28年の実績により、多くの企業からハイクラス人材紹介に対する厚い信頼を獲得しています。社員を大切にしているか、成長意欲が高いかなど、独自の基準を設けて紹介企業を厳選できているのも、豊富な実績があるからこそ可能なことといえるでしょう。
経営企画・事業戦略の求人も豊富です。公開求人には企業が想定する年収・年齢・学歴・英語レベルが記載されているため、自身の希望年収やスキルに応じて求人を探しやすくなっています。部門責任者ポジションでの採用や、マネージャー候補の求人も数多く見られますので、キャリアアップを目指したい人に向いています。
採用までのサポートだけでなく、入社後のアフターフォローも充実しています。長いスパンでキャリア支援をしてほしい人、ハイクラス向け求人を中心に探したい人は、クライス&カンパニーへの登録をおすすめします。
12位 アンテロープ
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経営企画・事業戦略求人数 約400件(2023年8月現在) 特徴 - 金融・コンサルタント業界出身のアドバイザーが多数在籍
- 公式サイトにて「金融プロフェッショナル転職」の情報が豊富
- 書類選考の通過率が高い(フォーマットも用意している)
対応エリア 全国・海外 公式サイト https://www.antelope.co.jp/
アンテロープの特徴と「おすすめポイント」
アンテロープは金融系・コンサル系のハイクラス求人に強い転職エージェントです。事業会社での経営企画・事業戦略職の求人も扱っていますので、経営企画・事業戦略への転職を希望する人にもおすすめです。
保有案件のうち約73%は非公開求人であり、年収800万円以上のハイクラス案件も豊富にそろっています。単に求人を紹介するだけでなく、キャリアプランに関する相談や入社後のサポートまで含めてトータルにサポートしてくれるのが特徴です。
高品質なサポートは、書類選考の通過率の高さとなって表れています。業界・職種ごとの応募書類フォーマットも用意していますので、自分で応募書類を準備するよりも通過率を高められるのです。
経営企画・事業戦略の求人には、新規事業開発やマネージャー採用といった希少な案件が数多く見られます。経営企画・事業戦略のプロフェッショナルとして活躍したい人、手厚いサポートを求めている人は、アンテロープの活用を検討しておくといいでしょう。
13位 東京エグゼクティブ・サーチ
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経営企画・事業戦略求人数 非公開 特徴 - 40年以上の実績をもとに、様々な転職ノウハウを保有している
- 「社長・役員」「部長」クラスのポジションでの転職が可能
- 各コンサルタントの業種別・職種別の実績を確認できる
対応エリア 関東圏 公式サイト https://www.tesco.co.jp/
東京エグゼクティブ・サーチの特徴と「おすすめポイント」
東京エグゼクティブ・サーチは、40年以上にわたってエグゼクティブ人材を企業に紹介してきたサービスです。幅広い業種・職種に対応しており、経営企画・事業戦略の求人も扱っています。
日本におけるヘッドハンティング型サービスのパイオニアであり、独自の手法でスカウト・ヘッドハンティングを行ってきました。案件によっては「社長・役員」「部長」といったハイポジションでの転職が可能なものもあります。
公式サイトでは、各コンサルタントの業種別・職州別の実績を確認できます。経営企画・事業戦略への転職支援実績が豊富なコンサルタントにサポートしてもらうことも可能ですので、プロフェッショナルによるサポートを希望する人に適しています。
マネジメント・経営層ポジションでの転職を希望している人、ヘッドハンティング型サービスを活用したい人は、東京エグゼクティブ・サーチに登録しておくといいでしょう。
14位 転機
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経営企画・事業戦略求人数 約50件(2023年8月現在) 特徴 - 年収800万円以上のハイクラス求人が豊富
- 経営者と直接面談を実現できる
- 「社長の右腕立候補」など、独自の応募方法あり
対応エリア 全国+海外 公式サイト https://ten-ki.jp/
転機の特徴と「おすすめポイント」
転機はハイクラス・エグゼクティブ人材を対象とした転職サービスです。年収800万円以上のハイクラス求人が充実しており、非公開求人も多数保有しています。
ユニークな特徴として、掲載している全ての求人で「経営者との直接面談」が可能という点が挙げられます。経営トップと直接話せるため、通常の選考フローと比べてスピーディに採用が決定することもあり得るでしょう。
また、「社長の右腕候補」という独自の応募方法も用意されています。経営者の理念や経営方針に共感し、「ぜひ一緒に働かせていただきた」と感じた人が右腕として立候補できる仕組みです。
経営企画・事業戦略は、経営者と比較的近い距離で経営に直結する戦略を考えていく職種です。経営者と直接話せる点や、経営者の右腕として活躍できる可能性を秘めた転機は、経営企画・事業戦略職を希望する人にとって大きな可能性を秘めたサービスといえるでしょう。
15位 エンワールド
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経営企画・事業戦略求人数 非公開 特徴 - ハイクラス・グローバル企業の転職サポートに強い
- キャリアアドバイザーによるサポートが親身
- ヘッドハンティングサービスも行っている
対応エリア 東京・名古屋・大阪 公式サイト https://www.enworld.com/
エンワールドの特徴と「おすすめポイント」
エンワールドはハイクラス・グローバル企業への転職サポートに強い転職サービスです。日本以外にインド・タイ・ベトナムといった国々に拠点を構え、現地採用を行っています。保有求人のうち約77%は外資系企業であり、外資系企業への転職を希望する人に適しています。
エンワールドの特徴として、キャリアアドバイザーが親身になってサポートしてくれる点が挙げられます。求人紹介に留まらず、応募書類の添削や面接対策、給与交渉、入社後の条件交渉を行ってもらえますので、自身の市場価値を最大化できるでしょう。
求人紹介のほか、ヘッドハンティングサービスも行っています。ヘッドハンターのプロフィールや得意分野が公開されていますので、信頼できるヘッドハンターに出会える可能性も十分にあるはずです。
経営企画・事業戦略の求人も充実しています。中には1,000〜2,000万円といった条件を提示している企業も見られますので、キャリアアップを実現したい人、経営企画・事業戦略の実績を元に年収アップを図りたい人は、エンワールドに登録しておくことをおすすめします。
2)経営企画・事業戦略向け転職エージェントの選び方と利用する際のポイント
目指す業界・分野の転職支援実績の豊富なサービスを選ぶ

経営企画・事業戦略の仕事は、当然ながらその業界について、および企業の事業方針・内容への深い理解が必須です。企業は採用の際に、転職者にそれら知識・理解が一定あるかを必ず確認するでしょう。
そのため、転職支援を行うエージェントにおいてもその業種・分野に対しての支援実績が豊富なところを選ぶことをおすすめします。事前にその業種・分野ならではのアドバイスやフォローを受けやすくなるからです。
転職エージェントの「支援実績の豊富さ」を確認するうえでは、以下の2点を優先的に見ておくと良いでしょう。
- 目指す業種・分野に対する求人は豊富か
- (地方転職の場合は)拠点の有無
一点目の「目指す業種・職種に対する求人は豊富か」については、サービスHPから求人検索できる場合は、ご自身が希望する業種・職種で検索した際にどれだけの求人がHITするかを確認します。
(※ HP上で求人が確認できない場合は、お電話で問い合わせをしてみると良いでしょう。また、登録後に求人検索ができるようになるサービスもあります。)
「求人数が多い」ということは、それだけ企業との取引実績が豊富であることを表わします。かつ、これまでの転職支援で培ったノウハウをもとに、アドバイスを受けられることが期待できます。
二点目の「拠点の有無」については、特に地方転職の場合、その地域に拠点を持つ転職エージェントは県内の企業との関係性が深まっているケースが多いです。また、「サポートは対面で受けたい」という転職者にも適しているでしょう。
また、これらを見極めるうえでも、転職エージェントは複数登録しておいた方が良いです。
リクルート社の調査によると、転職成功した人の平均転職エージェント利用社数は4.2社ほどであったといいます。
参照:リクナビNEXT「転職エージェント(人材紹介会社)を使った転職活動ガイド」の内容をもとに、弊社にてグラフ作成
複数の転職エージェントに登録したあとは、何回かのコミュニケーションを経て「この転職エージェントが私に合っている」と思えたところに利用を寄せていくと良いでしょう。
キャリアの棚卸しとレジュメ・職務経歴書の作成を先に済ませておく

転職エージェントを利用する前に、可能な限り「キャリアの棚卸し」と「職務経歴書の作成」は済ませておくことをおすすめします。
多くの転職エージェントでは登録時や初回面談前に職務経歴書を提出してもらうようにしていますが、その職務経歴書の内容を見て「どのアドバイザーが担当に付くかの決定」、「紹介求人やサポートの準備」が行われます。
また、経営企画・事業戦略などのハイクラス向けの求人を取り扱う転職エージェントサービスでは、企業からもスカウトメールが届く仕組みがあるものが殆どです。
つまり、職務経歴書やレジュメがしっかり用意されている転職者には、その経歴や意向に合った担当やサポートに当たりやすく、また企業から熱量の高いスカウトが届きやすくなります。
転職エージェントでは、職務経歴書の書類作成サポートなどの支援も行っていますが、それらに対して転職者側が完全な受け身姿勢でいるとサポート品質にも影響が出てしまうことがあるでしょう。
ハイクラス層の転職においては、転職エージェントの担当者がどれだけあなた自身の経歴や強みを把握できるかが重要になります。
そのために、事前のキャリアの棚卸しとレジュメ・職務経歴書の作成が重要になることは重々認識しておきましょう。
「印象に残る職務経歴書」作成のポイント
- Point1)最初の職務要約ですべてを語る
- Point2)緩急をつける
- Point3)企業毎に職務経歴書を書く
- Point4)定量的に書く
- Point5)「ボランティアをやっています」などの副次的なものは程ほどに。
- Point6)「レジュメはラブレター」の意識で書く。
Point1)最初の職務要約ですべてを語る
採用担当はたくさんのレジュメに目を通すため、最初の職務要約しか見ない人もいます。逆にいうと、この部分は全員が見るということです。
そのため、「最初の職務要約ですべてを語る」くらいの気概で作成したほうが良いでしょう。
自分の強みが最初の数行でパッと分かるように表すなど、とにかくこの部分の品質に意識を集中して作成することが大切です。
Point2)緩急をつける
ある程度実務経験を持った人が陥りがちなミスが、「やってきたことを全部書いてしまう」ことです。
全部盛り込むと、強み(アピールポイント)が薄まってしまいます。
アピールすべきところとしなくてもいいところを分けて、しなくても良いところはバッサリ切る──、といったメリハリが大切です。
例えば総務部門を経験した転職者の場合、総務の幅広い業務範囲を全部書くとどうしても冗長になってしまいます。
その際に、例えば応募する企業の求人要件が「総務の資産管理」だった場合、そのポジションと関連する経験をアピールするのです。
「自分はそのほかにも人事、採用などを経験していた」という場合においても、応募企業側で人事、採用のポジションを求めていないようなら、その記載は軽く触れる程度に留めるなどの取捨選択を意識しましょう。
Point3)企業毎に職務経歴書を書く
職務経歴書は、基本応募企業毎に準備します。
テンプレートのようにひとつの職務経歴書を使いまわしていた場合、応募企業側はすぐにそれを見抜きます。
効果的な職務経歴書にしていくためにも、企業が募集しているポジションに合わせて書くことを意識すると良いでしょう。
イメージとしては、「60%は共通部分として、残り40%を企業毎にかき分ける」、「これまでやってきたことが20種類あったら、求人ポジションに合わせて12~3個に絞って、7~8個は削る」といった形で進めると良いと思います。
ポイントは、求人企業に対して「企業が求めているポジションと、自分の経歴がいかにフィットしているか」を伝えることです。
Point4)定量的に書く
よく言われることですが、職務経歴書は「定量的」に書くことが大切です。
例えば、「お客様に大変喜ばれた」といった表現は、第三者はその程度がわかりません。また、「主観的、感覚的にしか物事を捉えられていない」と評価されてしまうリスクもあります。
アピールする事柄は、なるべく「数値」に落とし込むことが大切です。
「売上や会員数、またはPV数などが何パーセント増えた」であったり、「結果として作業時間がこれだけ短縮できた」などの定量的な説明を意識すると良いでしょう。
Point5)「ボランティアをやっています」などの副次的なものは程ほどに。
プライベートでの活動(ボランティア)などは、書いても書かなくても、書類通過や採用にそこまで影響は無いと見たほうが良いでしょう。
他の候補者と比較検討になった際に、その人と甲乙つけがたいくらいの同評価だったら効果はあるかもしれませんが、その他ではあまり効果を期待しない方が良いと思います。
たまに、経営層の価値観とマッチしたなどのラッキーパンチもありますが、やや運要素の強いPRと言えます。
また、そうした副次的なPRをたくさん書いてしまうと、「仕事でアピールできないから、そこでアピールするのかな?」と思われてしまうリスクもあるでしょう。
Point6)「レジュメはラブレター」の意識で書く。
レジュメ(職務経歴書)は、「企業へのラブレター」と思って書くと良いです。
例えば、気になっている異性に「私はたくさんのスキルと知識がある。だから付き合ってください」とラブレターを書く人はいないでしょう。
それよりも、「あなたはきっと、こういう人を求めていますよね。私はまさにそういう経験をしてきています。つきましては、私と付き合ってくれませんか」といった形でアプローチする方が成功確度を高められるはずです。
ポイントは、「相手を基点」にあなた自身のペルソナを作っていくこと、──つまり、「顧客視点」を持って職務経歴書を書いていくことです。
担当アドバイザーとのやり取りのしやすさも重要

転職エージェントの活用効果は、担当キャリアアドバイザー次第で大きく変わります。
そのため、担当についたアドバイザーの「良し悪し」については早いタイミングで見極めたいところです。
担当キャリアアドバイザーの見極めは、以下の観点を持っておくことが有効です。
- こちらの話を親身に聴いてくれるか
- 求人紹介の際に、「なぜそれがおすすめか」について納得いく説明をしてくれるか
- 目指す業界・職種および企業について、詳しいか
避けるべきキャリアアドバイザーとは、「売上目的で転職者に求人紹介する」、「転職者の目指す業界・職種および企業について詳しくない」という2つのタイプです。
例えば、2つ目の「何故おすすめなのかを説明してくれるか」については、担当のキャリアアドバイザーより求人を紹介された際に、「なんでこの企業を私に薦めたんですか?」「このなかで、いちばんお薦めだと思うのはどれですか?また、その理由は?」といった質問をしてみるのです。
その回答を聞けば、相手がこちらのことをしっかり考えて紹介しているかどうかがわかるでしょう。
また、前項でもお伝えしたように事前に企業研究を進めておくことで、担当アドバイザーがどれだけ業界や企業についてしっかりとした知識・理解を持っているかが分かるようになります。
あまりきちんと考えて求人紹介していないと感じられた場合や、「こちらの希望する分野について、あまり詳しくなさそうだ」と感じられるようでしたら、他の転職エージェントにシフトしていくか、またはキャリアアドバイザーの担当変更を検討することをおすすめします。
焦って急ぎの転職は危険。「マッチする企業」をじっくりと探すスタイルで進められるサービスを。

経営企画・事業戦略向けの求人は、大抵が「空き要員の募集」です。
若手社員向けの求人と比べてそもそもの求人母数は少なく、ハイクラス・エグゼクティブ向けの求人はピンポイントで発生して、「ないときはほぼ全くない」こともあります。
そのため、転職活動においては「良い案件が出たときにすぐ知れるよう、網を張っておく」形が望ましいでしょう。
また、好待遇の求人はその殆どが「非公開求人(転職サイトなど一般の求人媒体には紹介されない求人)」か、それぞれの転職エージェントのみが持つ「独占求人」です。
こうしたことからも、転職エージェントは複数登録しておいた方が、網にかかりやすくなります。
ハイクラス層の転職で成功する人の活動期間は、大体において半年~1年ほどが多いといいます。つまり、転職エージェント登録後は自分の希望にマッチする求人が出るのを待ちつつ、「良いのがあったら本格的に動く」スタイルを取っているのです。
「ミドル世代の転職で、失敗する人・成功する人の傾向」について(現役キャリアアドバイザー 武蔵野さん)
- 武蔵野
さん -
ミドル世代で転職して失敗してしまう人に多いケースが、「転職したい」と思ってから転職活動をするパターンです。逆に成功する人に多いのが、先に転職エージェントに登録し、1~2年くらいかけて情報収集するような人たちですね。「良いのがあったら動く」というスタイルです。
前者はいわば、何かしら「今の仕事を辞めたい」というような、マイナスの要素があったときに動くタイプで、マイナスをゼロにしようという意識が強い。だから、妥協してしまったり、「とりあえず内定もらえたら御の字」という転職スタイルになりやすく、失敗やミスマッチ転職を起こしがちでしょう。
後者は「良いところが見つかったら転職しよう」という、プラスの要素で動くタイプですので、自分に合ってるものしか応募しないこともあり、成功&年収アップしやすい傾向にあります。
まとめ)経営企画・事業戦略への転職はサポートが充実したサービスを活用しよう
経営企画・事業戦略は、企業にとって事業の中枢を担う重要なポジションです。経営者との距離も近く、自身の提案が会社全体を動かすきっかけとなるケースも十分に想定できます。
経営企画・事業戦略への転職を目指すのであれば、サポート体制が充実した転職エージェントをフル活用することをおすすめします。プロフェッショナルによるサポートを得ることで、選考通過率を高められるでしょう。
本記事で紹介した転職サービスを参考に、ぜひ経営企画・事業戦略への転職活動を充実したものにしてください。