ミスマッチによる転職失敗を防ぐために!原因と事前・事後の対策を紹介
[最終更新日]2024/10/17
新たなキャリアへの一歩を踏み出すために行った転職で、その結果「思っていた会社とは違った…」というミスマッチは絶対に避けたいところですよね。
ですが、ミスマッチ転職は誰にでも起こりうる問題です。
特に、転職活動で必要とされる準備やポイントを見逃してしまうと、その可能性は高まってしまうでしょう。
目次
1)転職後にミスマッチを感じる人はどれくらいいるの?
Webサービス「転職会議」によるアンケートでは、転職後の満足度について次のグラフの結果を出しています。
参照:転職会議
転職後、「どちらかというと失敗」と「失敗」を合わせると、およそ4人に1人が「失敗だった」と感じていることが分かります。
さらに、失敗したと回答した人のうち実に54%が「ギャップがある」「ギャップが大きく再度転職を検討」と答えているのです。
この結果を見る限り、転職後のミスマッチは25%程度の確率で発生し、そのうちの半数は致命的なミスマッチになり得ると言えます。
このように、転職後にミスマッチが生じる確率は決して低くなく、誰にでも起こり得ることが分かります。しかも、「再度転職を検討」しなくてはならないほど重大なミスマッチに直面する可能性も大いにあるのです。
ミスマッチを感じる理由で多いもの
その① 人間関係への不満
ミスマッチを感じる理由の1つに「人間関係」があります。
同僚同士の仲が悪く職場の雰囲気が極端に険悪だったり、上司が部下を罵倒することが日常茶飯事だったりといったことは、入社前の段階では伝えられないことがほとんどのため、入社後にギャップを感じる大きな理由の1つとなりやすいのです。
職場の同僚や上司とは入社後に毎日顔を合わせることになりますので、人間関係に大きなギャップを感じた場合は転職を後悔する原因になる可能性が高いと考えられます。
人によって「合う」「合わない」という面もありますので、ミスマッチを防ぐのが難しい問題です。
その② 労働環境への不満
いわゆる「ブラック企業」問題に代表されるように、入社してみたら想像以上に過酷な労働条件を強いられる環境だったというのも、ミスマッチを感じる要因の1つです。
人手不足が常態化している職場や、精神論がまかり通っている職場で発生しやすいです。
転職前と比べてプライベートの時間が極端に少なくなったり、睡眠時間を削らなくては仕事が終わらないなど、心身にも影響を及ぼしやすい問題です。他にも、有給休暇を取得しづらい、サービス残業が恒常化している、といった問題も挙げられます。
その③ 待遇への不満
事前に聞いていた条件と実際の待遇が異なる、というのもミスマッチの原因の1つになります。
他にも、入社後に周囲の社員から漏れ聞こえてきた話から「昇給が見込めない職場」であることを知ったり、仕事量と報酬が明らかに釣り合っていないと感じることがミスマッチへ繋がります。
人事評価や昇給・昇進の仕組みは入社してから詳細を知るケースも少なくないため、入社後にミスマッチが生じる原因になりやすい面があります。
その④ 業務内容への不満
異業種からの転職や実務未経験での転職で起きやすいのが、「業務内容への不満」から来るミスマッチです。
新しい仕事を実際に始めてみて「思ったのと違った」と感じることは誰でもあるものです。
ですが、そのギャップが大きくてかつネガティブな感情を伴うものであった場合、ミスマッチを感じるようになるでしょう。
なお、この問題は同業種・同職種での転職の際も発生する場合があります。
次章以降でも詳しくお伝えしますが、転職時のミスマッチを避けるためにはしっかりとした情報収集と企業研究が求められます。
2)どうしてミスマッチが生まれるのか
では、そもそもなぜ入社後にミスマッチが生まれてしまうのでしょうか。その原因を知ることが、ミスマッチ回避のために具体的な対策を立てることへとつながります。
ミスマッチが生まれやすい原因として、最も考えられる3つの理由を挙げてみます。
これから転職活動を始める予定の人は、自分が当てはまっていないかチェックしてみてください。
ミスマッチが生まれる要因
企業が求めるスキルレベルに達していない
ミスマッチが生じる理由の1つに、転職者のスキルレベルが企業側の求めている水準に達していないというケースがあります。
転職面接時に企業側が転職者の保有スキルなどをしっかりチェックしきれなかった場合や、転職者が保有スキルをやや誇張してプレゼンした際などに起こりやすく、入社後になってはじめてその問題が表面化します。
このケースでは、転職者自身の「業務内容への不満」に繋がることもあれば、思うようにパフォーマンスを出せないことに対して周囲の人間がマイナス感情を持ち、次第に「人間関係への不満」や「待遇への不満」に繋がることもあります。
自己分析が不十分
自己分析とは、自分の特徴や長所・短所、価値観を把握・分析することです。
「就職活動のときに自己分析はすでにやっている」という人も多いでしょうが、転職時に必要とされる自己分析とは、「社会人になってから」の自身の経験や培った知識・スキルを振り返り、改めて強みや適性、課題点を見出すことです。
自己分析が不十分の状態では、自分が今後のキャリアでどんな仕事をしていきたいのか、どんな条件だけは譲れないのか、といったことが明確になっていません。
特に危ないのは「今の職場よりも条件が良ければいい」という転職先の選び方です。
自分の中に判断の「軸」がないため、「隣の芝生は青い」という状態になりやすく、目移りしてしまう傾向があるからです。
情報収集が不十分
ミスマッチが起きる原因のひとつに「企業の情報収集が不十分」というものがあります。
転職の際は、誰しもが「働くなら、こんな職場が良い」というイメージを持つでしょう。
本来はそのイメージに合致する職場を探して応募するのですが、情報収集が不足しているためにその判断が適切に行えず、結果的に自分の求めていたイメージと異なる職場に入社してしまうケースです。
3)ミスマッチを避けるためにおさえておきたいポイント4つ
ミスマッチを避けるために、転職活動中にどのようなことを意識しておけばいいのでしょうか。
前提として、「どの職場に転職したとしても、欠点は必ずある」という考えを持っておくことをおすすめします。完全無欠な職場を求めないことで、転職先候補の良い面だけにフォーカスし過ぎないようにする効果があるからです。
そのうえで、ミスマッチを防ぐために有効な取り組みとして以下の4点を紹介します。
自己分析を行い、「転職の軸」を作る
ミスマッチのない転職を実現するために、まずは「自分は今回の転職で何を実現したいのか」という「転職の軸」を持つことが大切です。
「実現したいことはひとつではなく沢山ある」という人もいるかもしれませんが、目標は多くなるほど実現が難しくなるものです。
そもそもすべてを適えてくれるような職場はなかなか見つからないでしょうし、あったとしても選考通過の難易度はかなり高くなります。
そして、人は知らずのうちに妥協する性質があります。
なかなか転職が決まらないうちに、「環境はあまり良くないかもしれないけど、待遇はまあまあ良さそうだから」と妥協して、目の前の(ミスマッチの可能性のある)内定をもらえそうな企業に目標レベルを合わせてしまう──ということは往々に起こりえます。
そのような事態を回避するうえで、「転職の軸」が有効になるのです。
この条件は絶対に譲れないという、あなたならではの転職の軸を持つためには、事前の「入念な自己分析」が不可欠です。
自己分析をすることによって、自分は今現在何が出来て、そして何を大切にしていて、将来どうしていきたいのかを明確にしていけるからです。
自己分析は、以下の4つのステップで進めるのが効果的です。
- STEP1 キャリアの棚卸し
- STEP2 転職後の環境で望む働き方(身につけたいスキルなど)を整理する
- STEP3 自分の強み・活かせるスキルを整理し、言語化する
- STEP4 企業が求めるもの・そのためにやるべきことを明確にする
自己分析は1~2時間かけて行うだけでも、今後の行動方針をかなり明確にしていけます。
後悔のない転職にしていくためにも、ぜひ取り組んでみてください。
事前の情報収集・企業研究を怠らない
情報収集・企業研究によって企業への理解を深めておけば、知らずに自分と合わない企業に応募するリスクを大きく抑えられます。
また、転職面接の場を有利に進めていくことにも繋げられます。きちんと調べたうえで応募してきていることが伝われば、企業側も好印象を抱きやすいからです。
情報収集・企業研究は、以下の流れで進めると整理されやすくなります。
流れ | 確認する対象 | チェックポイント |
---|---|---|
① 企業の基本情報をチェック | 求人票、企業HP | 創業(設立)年 資本金 業績(売上・収益) 従業員数 本社・事業所の所在地 …など |
② 企業の特色をチェック | 企業HP、業界ニュース、口コミサイト、競合他社のHP | 事業内容 主力商品・サービス 強み・独自性 その企業の業界内のポジション 企業理念 社風・雰囲気 |
③ 募集条件をチェック | 求人票 | 雇用形態・契約期間 給与・諸手当・社会保険 求められる知識・スキル |
④ 調査からの所感・考察 | ── | この会社に対する印象 入社するメリット・期待したい点は? 入社後にチャレンジしたいことは? 選考前に準備しておく点は? |
企業研究の方法について詳しく知りたい人は、以下の記事で解説していますので参考にしてみてください。
面接も情報収集の場。現場の実情を引き出せるような質問をする
情報収集は実際に企業の選考を始める前のステップに感じられますが、採用面接の場も企業について詳しい情報が知れるチャンスです。
企業に在籍している社員に直接話が聞くことにより、企業への印象が変わる可能性は十分にあります。
面接では基本、面接官から志望動機や退職理由について質問されることになりますが、面接の最後に「何か質問はありますか?」と聞かれることが多いです。
その際に、より現場での働き方がイメージしやすいような質問ができるように準備しておくと良いでしょう。
たとえば「社員同士の関係性」や「1日のタイムスケジュール」などは、実際に勤務している社員だからこそ答えられることも多いはずです。
また、労働条件に関しては転職者側から切り出すのが難しいかもしれませんが、内定前に確認できる最後のチャンスなので、入社前に疑問は残さず、不明なことは聞いておくことをおすすめします。
転職エージェントを効果的に活用する
職場環境や社内の雰囲気など、転職者が個人的にリサーチし切れない範囲の情報は、転職エージェントを活用することで得られる場合があります。
ただし、転職エージェントを利用する際には受け身で登録するのではなく、主体性をもって取り組むことも重要です。
キャリアアドバイザーが転職者の本音を知り、今回の転職に対して何を求めているのかを把握することで、ミスマッチのリスクをより下げることが可能になります。
本音では「残業が少ない企業に転職したい」と思っていても、キャリアアドバイザーとの面談で「スキルを活かせる職場に転職したい」と耳当たりの良い希望条件を伝えてしまうと、担当キャリアアドバイザーは転職希望者の真のニーズを見誤る可能性があります。
キャリアアドバイザーに本音でぶつかっていくことで、転職後のミスマッチを防ぐ効果を得られるのです。
4)入社後、万が一ミスマッチを感じた時は?
ミスマッチを感じる理由とミスマッチを避けるためのポイントをご紹介してきましたが、では万が一ミスマッチを感じてしまった場合、どのように対処したらいいのでしょうか。
時間や環境の変化で解決できない問題か考える
新たな職場でギャップを感じた場合、そのギャップは時間や環境の変化によって解決できる可能性がないかを考えましょう。
たとえば、人間関係が合わないと感じた場合、部署異動や別の中途入社の社員の入社によって環境が変化する可能性があります。
部署異動に関しては、自分自身が異動する可能性も考えられますが、自分とは合わないと感じている同僚や上司が異動するという可能性も考えてみましょう。
定期的に部署異動があり得る職場かどうかがカギとなります。
また、自分自身が中途採用で入社しているのであれば、また別の中途採用者を増員する可能性もあります。組織は「人」によって雰囲気が変化しますので、新たに人が入ることで環境が変わる可能性も考えられるのです。
「うまくいかないこと=ミスマッチ」と短絡的に判断するのではなく、自身で解決できる方法はないかを探ってみることから始めると良いでしょう。
転職した後に考えられるリスクを知っておく
仮に「ここの職場は自分に合わない」と判断し、短期間で再度の転職に踏み切った場合のリスクについても考えておく必要があります。
一般的に、ごく短期間での転職は不利になりやすい傾向があります。試用期間中に退職するとなると、転職活動が長期化することに対して相応の覚悟が必要になるでしょう。
また、ミスマッチと感じた原因は、職場を変えることで根本的に解決可能な問題かどうかもよく考えておく必要があります。仮に原因が自分自身の側にもあるようだと、再度転職したとしても同じような問題に直面して悩む可能性があるからです。
とくに「合わない人がいる」「苦手なタイプの上司がいる」といった人間関係の問題は、どこの職場も似たような問題を抱えているケースが多いものです。
今の状況から逃げられればいいのではなく、転職後に直面する問題についても考えておくことが大切です。
それでもダメな場合は、転職を
待遇面での極端なミスマッチなど、時間が解決することは難しいと判断した場合、むしろできるだけ早く見切りをつけて転職に踏み切ったほうがいい場合もあります。
納得できないという思いを抱えたまま続けていても、スキルが身につかないばかりかストレスが増大する一方ですので、時間が経てば経つほど心身に悪影響が及ぶリスクもあるからです。
ただし、再度同じ失敗を繰り返すことのないよう、転職エージェントを活用することをおすすめします。
キャリアアドバイザーによる第三者の視点でアドバイスしてもらうことによって、客観的な判断を取り入れられて、長期的なキャリアプランを加味した転職を実現できる確率が高くなります。
5)ミスマッチ転職の防止に役立つおすすめ転職エージェント
これから転職活動を予定している人は、ミスマッチ転職のリスクを最大限なくしていくために転職エージェントの「積極的な活用」をおすすめします。
転職エージェントの積極的な活用とは、求人のマッチングに対して以下の図のようにこちらからも能動的に働きかけるのです。
転職エージェントにとっても、能動的な求職者は「支援がしやすい」といいます。
加えて、以下に紹介する実績豊富な転職エージェントから2~3のサービスを登録して、相性の良い担当者を見つけておけば万全でしょう。
doda(デューダ)
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全国に拠点を広げているので、転職活動にあたってはまず初めに登録しておいて損はないサービスでしょう。
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企業からのスカウト・オファー狙いの転職活動を予定している人、「自分が今どんな企業から関心を持たれているか」について知りたい人は、dodaがよりおすすめでしょう。
そのほか、dodaは「レジュメビルダー(職務経歴書作成ツール)」や「年収査定」など、転職活動をサポートしてくれるツールも豊富です。これらを無料で利用するメリットだけでもdodaに登録する価値はあるでしょう。
dodaの特徴
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約26万件(2024年10月現在) |
とくに多い職種 | 営業職|企画・管理|技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)|技術職(組み込みソフトウェア)|技術職(機械・電気)|専門職(コンサルティングファーム・専門事務所・監査法人)|クリエイター・クリエイティブ職|販売・サービス職|公務員・教員・農林水産関連職|事務・アシスタント|医療系専門職|金融系専門職など |
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リクルートエージェントの特徴
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約47万件(2024年10月現在) |
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マイナビエージェントの特徴
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約6.8万件(2024年10月現在) |
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まとめ)ミスマッチを可能な限り避ける方法はある
「今よりも良い環境を求めたはずが、結果として以前より悪くなってしまった」という事態は、誰にでも起こり得る問題です。その可能性を完全になくすことはできませんが、リスクを極力なくしていくための働きかけはできます。
事前の自己分析や情報収集を徹底することによって企業への理解も深まり、ミスマッチを避けることはもちろん、転職成功の確率を上げることにも繋がります。
そのうえで「万が一ミスマッチを感じたら」というリスクも踏まえておくことで、よりよい転職への一歩が踏み出せるでしょう。