家族との時間と子どもを看る時間を持つために看護師の「夜勤のない職場」を探して|転職体験談
転職前
- 職業
- 医療・福祉
- 職種
- 看護師
- 従業員規模
- 150人
- 年収
- 400万円
転職後
- 職業
- 医療・福祉
- 職種
- 看護師
- 従業員規模
- 200人
- 年収
- 360万円
目次
キラキラ星さんの転職ストーリー
1これまでの私
地方の病院で看護師勤め。

地方の公営病院にて、看護師をしていました。
私の住む場所からは、片道で1時間以上かかる場所でした。
夜勤などがあった際は、帰りも大変でしたが、家族に送迎を頼んだりしつつ、なんとか頑張って通っている、という状況でした。
夫と、まだ小学2年生の息子と、3人暮らしです。
夜遅くに夫に迎えに来てもらうときなどは、幼い息子が家で一人、という状況になりますから、内心では不安でいっぱいでした。
しかし、看護師の仕事自体にはとてもやりがいを持っていました。
元々志していた職種でしたし、通っている病院は研修制度も豊富で、スキルアップのための機会はじゅうぶんに設けられていました。
休日はやはり、家族と過ごす時間が何よりの息抜きでした。
2転職のきっかけ
義母が入院、夫の転職。

家族のことを思うと引け目も感じつつ、自分のキャリア的には、順調にこのまま歩んでいけるのではないか。
そう思っていた矢先の出来事でした。
義理の母が倒れてしまい、夫の実家が営んでいる自営業を賄える人材がいなくなってしまったのです。
当初は数日の入院で済む予定だったため、私も夫も安心していたのですが、検査の結果、もうしばらくの入院が必要であることが分かりました。
そこで急遽、夫が家業を継ぐことになったのです。
それに伴い、私の夜勤の際の送迎もできなくなってしまったため、しばらくは私も、職場に融通を利かせてもらい、夜勤をしない働き方をしていたのですが──。
今住んでいる場所からの、夫の移動距離があまりに長すぎること、その間、息子が一人きりになってしまうこと、私自身の、融通を利かせてもらっている職場への後ろめたさなども手伝い、徐々に「転職した方がいいのでは?」という気持ちが芽生えていったのです。
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3転職活動中
「夜勤なし」を叶えるために。

今よりも良い環境で、看護師の仕事を続けていくことも可能だと、私は思っていました。
そのため、看護師専門の求人サイトや、長く勤めてきたゆえの業界のコネクションなども活用し、求人や情報収集には苦労はしませんでした。
しかし、看護師に「夜勤」の条件は、ほとんど付きものといっても過言ではありません。
そんな中、「夜勤なし」の条件で仕事を探すのは、大変苦労しました。
たとえば診療所・クリニックといった場所では、開院時間も決まっているため、日勤でも賄えるのですが、そういったところは専門性や、薄給などの条件がつき纏い、家庭のことを考えると、そこで妥協してしまうのは早いような気がしました。
状況を打開してくれたのは、同じく看護師として勤める友人からの紹介でした。
友人が勤めている病院は人手不足の状況が続いていたらしく、「夜勤がなくてもいいので、とにかく経験者が欲しい」ということでした。
人脈は、こういうときのために築いておくべきだと、改めて思いました。
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4転職後
新しい職場で、待ち受けていた状況は。

実際に転職をしてからも、大変私の家庭環境を考慮してくれる職場だったので助かりました。
まだ幼い息子がいること、義母の世話も必要であること。
その状況を面接の際に話すと、極力残業は無い環境で働かせてもらうことができました。
また、職場には同世代の看護師も多く、その中には私と同じ、幼い子供を持つ方やシングルマザーの方もおり、急な子供の体調変化や、学校行事の際も、快くシフトを代わってくれたりと、職場での結束力も固いのです。
患者様の命に関わる仕事ですから、これまでは自分の家族のために時間を割く、ということを諦めてすらいたのですが、こういう働き方もできるんだ、と視界が明るくなった気がします。
5その後、どうなったか。
転職を振り返って、今思うこと。これから、目指したいこと。

転職前は、自分のキャリア形成に重きを置いて、働いていました。
しかし同時に、家族のための時間を知らず知らず犠牲にしていた、ということに転職して改めて気づきました。
それは、とても意義のあることでした。
残業の無い働き方にシフトしてからは、息子と過ごす時間も増え、
- 息子
-
「最近は、お母さんが家にいてくれるから嬉しい」
と言われた時には、危うく涙ぐむところでした。
看護師としての仕事のやりがいを保ちながら、家族との時間も大切にする。
それこそが、私にとっての幸せの形かな、と思います。
今後も、仕事とプライベートの両立を保持していきたいです。
最近では、職場で管理職候補に挙がっていることを告げられ、とても嬉しい限りです。
管理職として働くとなると、何もかもこれまで通り、とはいかないかもしれません。
様々な環境の変化があるでしょう。
自分にとっての良いバランスを見失わないこと、そしてそんな働き方が、職場全体で当たり前のように容認されていくように、自分がモデルケースとなる心持ちで、働いていきたいと思っています。
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