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20名から100名へ。レーシングチームマネージャーが「5倍規模」の転職で直面した1ヶ月と3ヶ月の壁|転職体験談

ぽんすけ さん(女性 33歳 神奈川県)
まあまあ成功、
ちょっと失敗

転職前

BEFORE
職業
自動車
職種
レーシングチームマネージャー(チーム規模:20名)
従業員規模
約500名
年収
500万円

転職後

AFTER
職業
自動車
職種
レーシングチームマネージャー(チーム規模:100名)
従業員規模
約500名
年収
500万円

目次

ぽんすけさんの転職ストーリー

1これまでの私

20名規模のチームを回せている「安心感」と「物足りなさ」

クリップボードを持った女性レーシングチームマネージャーが、レース会場のパドックで周囲を確認しながらスケジュール管理をしている様子。

自動車ディーラーのレーシングチームマネージャーとして、私は約20名のチームを率いていました。

国内レースを中心としたモータースポーツ活動から、イベント企画運営まで。
レースのエントリー手続き、ドライバーの装備品申請、関係者の宿泊手配、レンタカー、お弁当、氷、窒素の手配、移動スケジュールの取りまとめ――細かな事前準備から当日の現地マネジメントまで、チーム全体をケアする役割です。

もともと車やモータースポーツが大好きで、その情熱だけでこの業界に飛び込みました。だからこそ、長時間働いても苦にならない。むしろ、自分の「組織全体の状態を常に気にかけて、その場で最適な動きを判断する」という性格が、この仕事にぴったりフィットしていました。

ひとつのイベントが終わるたびに、顧客やチームメンバーから「ありがとう」「助かった」と感謝される。その言葉が何よりの達成感であり、次の仕事へのモチベーションになっていました。

でも、正直に言えば――このままでいいのだろうか、という思いもありました。
20名規模のチームは、もう「回せている」感覚がありました。誰が何を必要としているか、どのタイミングで動けばスムーズに進むか、ほぼ予測できる。それは心地よい安定である一方で、「成長が止まっているのではないか」という静かな焦りでもあったのです。

2転職のきっかけ

「あなたなら、もっと大きなチームで力を発揮できる」――その一言が背中を押した

レーシングチームの女性マネージャーがパドック内のホスピタリティスペースで男性スタッフと話しながら、コーヒーとノートを手に打ち合わせをしている様子。

転職を意識し始めたのは、ある関係者からかけられた言葉がきっかけでした。

レーシングチームのマネージャーという仕事柄、私は社内のスタッフだけでなく、社外の関係業者、クライアント、協賛してくださるスポンサー企業の社長まで、多くの人と連携しながら業務を進めていました。
イベントひとつをとっても、何十もの調整事項が走り、関わる人は50名を超えることも珍しくありません。

そんな中で信頼関係を築いていた何人かのスタッフから、ある日こう言われたのです。

「あなたは現状維持だけで満足する人じゃないよね。『自分がよりスムーズに働ける環境をどう作るか』『周りの人に快適に過ごしてもらうにはどうすればいいか』を、いつも考えている。その力は、もっと大きなチームに行けば何倍も活きると思う

このとき初めて、「規模を拡大する」という選択肢が、私の中でリアルになったのです。

職種も仕事内容も一緒ですので、大して年収が上がるわけではありません。でも、「自分の性格や強みが、もっと大きなフィールドで試される環境」――それは、20名のチームで「安定」していた私にとって、新しい成長の可能性でした。

3転職活動中

5ヶ月の転職活動――エージェントの限界と、人脈の価値

夜の自宅でノートパソコンに向かい、真剣な表情で情報を確認している女性レーシングチームマネージャーの姿。

転職活動は、全部で5ヶ月かかりました。

まず試したのは、リクルートエージェントでした。同じレーシングチームマネージャー職を軸に、いくつか求人を紹介してもらいました。
しかし、どうもしっくりこない。エージェント経由の求人票には「チーム規模」や「具体的な業務範囲」「どんな人と働くのか」といった情報が薄く、私が本当に知りたい「現場のリアル」が見えてきませんでした。担当者に質問しても、「詳細は面接で確認を」と言われるばかり。

私がやりたいのは、ただ「転職すること」ではない。自分の性格や強みが活きる環境で、もっと大きなチームを動かすこと――そのためには、表面的な情報だけでは判断できない。
2ヶ月経った頃、エージェント経由での活動は一旦ストップしました。

そのタイミングで、前章で触れた関係者の方が、具体的に3つの会社を紹介してくれました。自動車製造業のレーシングチーム、大手ディーラーの拡大チーム、海外レースにも参戦する企業――どれも規模は今の2〜5倍です。
その方は業界内で長く働いていた人で、会社の内情や、実際に働いているスタッフの雰囲気まで教えてくれました。エージェントでは得られなかった「生の情報」が、ここにはありました。

候補が絞られてからの3ヶ月間、私は自分の将来像を何度も問い直しました。「どの規模感が自分に合っているのか?」「年収は変わらないが、本当にそれでいいのか?」「家族や友人の理解は得られるか?」

最終的に、自動車製造業で約100名規模のレーシングチームを持つ会社に決めました。

そこから先は怒涛でした。前職での引き継ぎ業務、取引先へのご挨拶、そして県外への引っ越し――スケジュールは非常にタイトで、一時的に生活が慌ただしくなりました。それでも、家族や友人の協力のおかげで滞りなく進められました。忙しい中でも、恵まれた環境に助けられたと感じています。

4転職後

「5倍規模」のリアル――100名の顔と名前、1ヶ月。環境適応、3ヶ月。

ヘッドセットを装着した女性チームマネージャーが、大型スケジュールボードの前で資料を確認しながらスタッフの動きを管理している様子。

入社して最初に感じたのは、「想像以上に大変だ」ということでした。
仕事内容そのものは変わりません。レーシングチームのマネージャーとして、チーム全体をケアする役割です。でも、チームの規模が5倍以上――約100名になると、まったく別の仕事に感じました。

まず直面したのは、「全員の顔と名前を覚える」という、基本中の基本です。
100名近いスタッフひとりひとりのスケジュールを確認して一覧にまとめ、全体調整をかける。それが私の仕事です。でも、名前を呼べなければ、スムーズなコミュニケーションは取れません。

結局、顔と名前が一致するまでに1ヶ月かかりました。
この1ヶ月間は、正直つらかった。現場での体力的な労働はもちろん、時間的に限られた中で社内スタッフとの連携や外部とのスケジュール調整を行うことが、想像以上に難しかったのです。

20名のチームなら、誰が何をしているか、ほぼ把握できていました。でも100名になると、「取り組む前から一人では乗り切れない」と分かる業務が次々に出てきます。周りの人に協力をお願いする回数が圧倒的に増えました。

同じ立場で業務にあたるスタッフとも密なコミュニケーションを取る必要があり、人間関係に気を遣ってストレスをためてしまうことも多かったです。

それでも、入社3ヶ月が経つ頃には、少しずつ環境になじめてきた実感がありました。
自分以外のスタッフ同士の関係性も見えてきて、社内での動き方が分かり始めたのです。「この人は頼りやすい」「この人には事前に相談しておいた方がいい」――そういった感覚が掴めてくると、可能な範囲で仕事を甘えてみることもできるようになりました。

振り返ってみれば、入社前に「どのような役割で働いている人が何人程度いるのか」を事前に確認できたことが、プラスになったと思います。完全にゼロからのスタートではなく、ある程度の地図を持って臨めたことが、この3ヶ月を乗り切る助けになりました。




5その後、どうなったか。

規模拡大の転職で学んだこと――そして、次に目指す場所

夕方のレース会場で、タブレットを持った女性マネージャーがチームメンバーを率いて歩く姿。表情は落ち着きと自信に満ちている。

この転職を振り返って、いくつか気づいたことがあります。
まず、周囲からの情報収集と、人の様子をしっかり見ておくことの大切さです。
自分の信頼できる人に意見を聞き、現場のリアルな情報を得られたことが、この転職を成功させた最大の要因でした。エージェントだけに頼っていたら、おそらく決断できなかったと思います。

次に、自分にとって何が「譲れないこと」かを、あらかじめ持っておくことの重要性です。
転職は大変でした。入社前の想像と現実には、どうしてもギャップがあります。でも、「自分の性格が活きる環境で、もっと大きなチームを動かしたい」という軸がブレなかったから、3ヶ月の苦しい時期も乗り越えられたのだと思います。

心残りがあるとすれば、転職エージェントをうまく活用できなかったことでしょうか。たくさんのサービスがあるのに、自分に合った使い方が見つけられませんでした。
それでも、後悔はありません。考え抜いて決めた転職だからです。

今後は、「業務を滞りなく進めること」以上に、「自分がどんな人間になって、どんな環境を作っていきたいか」にフォーカスして働きたいと考えています。

実は、同業他社に憧れているチームマネージャーの方がいます。
その方はどんなスタッフやお客様に対しても平等に明るく接していて、「きっとこの人は誰も見ていない場面でも一生懸命動いているんだろうな」「この人がいると周りの雰囲気がやわらかくなるな」と思わせてくれる存在です。

私も、その方と同じか、それ以上に――自分自身と、周りで頑張る人たちを良くしていけるような人間になりたい。
同じ職種でも、ホスピタリティの面でさらに成長していければと考えています。100名のチームで培った経験を、次はもっと多くの人に還元できるように。

ぽんすけさんの体験談のポイント

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