『みんなの転職「体験談」。』
『みんなの転職「体験談」。』

『みんなの転職「体験談」。』は、20~50代社会人男女の、 「転職したいけれど、迷いや不安で行動を踏み出せない」を 解決し、
より良い将来を目指した一歩を踏み出していける為の、 生々しい体験談情報やナレッジを提供するWebサービスです。

MENU

エステティシャンから、未経験で医療事務に転職。残業も減って、給料もアップしたけれど──。|私の転職体験談

転職前

BEFORE
職業
美容関係
職種
エステティシャン
従業員規模
200~300名
年収
約200万円

転職後

AFTER
職業
医療
職種
事務職
従業員規模
20名
年収
約300万円

目次

りんごさんの転職ストーリー

1これまでの私

エステティシャンになったのは、自分が綺麗になりたかったから。

イメージ図:転職前、私はエステティシャンとして働いていました。

エステティシャンとして仕事をしていた期間は4年ほどです。

エステティシャンになろうとした理由──ですか?

「自分自身が綺麗になりたい!」

という思いからです。笑

ですが、仕事をしていくうちに、お客様が綺麗になっていく姿をみることが喜びに変わり、いつしかそれが私の生きがいになっていました。

だんだんと、たくさんのお客様から指名をいただけるようになりました。
それと同時に、毎日休憩時間もとれないほど忙しくなってきて。

それでも仕事が楽しいと思えていたのは、お客様からの信頼を感じながら働けていたこと、通っていくうちに綺麗になっていくお客様を見ていくのが嬉しかったこと、大好きなお化粧品に囲まれてお仕事ができること──、様々ありました。

「お客様のためにもっともっと知識や技術を増やしていこう!」と、そう思いながら、私は仕事を続けていました。

参考:エステティシャンの主な仕事内容

仕事内容 説明
カウンセリング お客様の生活スタイルやお悩みをヒアリングし、最適な施術プランを提案します。多くのサロンではこの時に施術の受付も行います。
フェイシャルエステ ケミカルピーリングやイオン導入、フォトフェイシャル、リフティング、ホワイトニングなどの施術を行い、肌の状態を改善します。お客様の肌悩みに合わせた施術を行います。
ボディケア オイルマッサージや軽擦法、強擦法などを用いて、身体の疲れやコリをほぐし、血流を良くします。施術後には採寸を行い、効果を確認し、生活習慣や食事制限のアドバイスも行います。
脱毛 光脱毛やワックス脱毛の方法で、ムダ毛を処理します。施術前にカウンセリングを行い、毛周期の説明や脱毛部位を確認します。部位に応じて最適な方法を用いて施術します。

2転職のきっかけ

どれだけ頑張っても、給料は変わらない。

イメージ図:どれだけ頑張っても、評価や給料には反映されず

時が経つにつれて、やりがいとともに、忙しさも増しました。

1日の労働時間もとても長かったですし、休日出勤する日が続きました。
代休などはなく、お給料にも反映しない状態でした。

また、エステという仕事上、「お化粧品をお客様に売らなければならない」──これも自分にとって辛いことでした。

経営者からは「化粧品販売を徹底!」と毎日言われ続けていました。
私はエステの施術をして喜んでもらえればそれで十分だったのですが、やはり会社の利益を維持していくためには、それだけの活動では十分やっていけないということだったのでしょう。

ですが、どんなにお客様に化粧品を売ったとしても、私のお給料は変わらなかったのです。

(これだけ忙しくされて、でも給料は変わらないなんて…)

──そして私は、「もう転職しよう」と思うようになりました。

3転職中

「あ、ここ条件良いな」と思ったら、それは医療事務の仕事だった。

イメージ図:正社員として、医療系の事務職へ。

仕事を辞めてからは「たまには人生の休憩」と思って過ごしていましたが、1ヵ月を過ぎたあたりから仕事がないことに不安を抱くようになってきました。

それからは求人サイトを使って転職先をくまなく探していました。
ところで今って、求人情報って(特に都心部では)情報がありふれていているんですよね。たくさんの求人情報から、自分に合いそうなものを探すのがかなり大変だと思いました。

いろいろなサイトを見て、私が一番見やすいなと思ったサイトは「とらばーゆ」でした。
女性のための転職サイトだったので職種もしぼりやすく、条件などでも探しやすかったです。

条件で優先したのは「正社員採用かどうか」です。当初は「次の転職先はバイトでもいいかな」──なんて思いながら探していたのですが、周りの友人たちから

友達

「バイトなんかより、正社員になれたほうが断然、楽だしお得だよ!福利厚生もしっかりしてるし。」

と言われ、「ふむ、たしかにそうかもしれない…」と思ったからです。

少しして、とある医療系の事務職で「あ、これ条件がいい」というところがあって、応募しました。
面接に行ったら、なんと、その場で合格をもらえて、翌日から仕事へ行くこととなったのです。

4転職後

医療事務の仕事に就いて、良かったことと大変だったこと。

イメージ図:新しい職場の医療事務では、労働時間は短くなり、お給料は上がりました。

転職先の職場は、従業員10人前後の小さなクリニックでした。
とてもアットホームで、みんなが仲良しな雰囲気でした。

アットホームな職場って、特にそれが女性のコミュニティだったりすると「その輪に入れるかな」って不安になるんですよね。
ですが、みんなウェルカムな感じで迎えてくれて、ホッとしました。おかげで、すぐになじめることができました。

一方で、仕事内容は全くの未経験の異業種
できるかどうか、とても不安でしたし、医療事務の仕事は同時に勉強も必要だったりと、最初はとても苦労しました。

それでも、職場の先輩が優しく教えてくれたこともあって、徐々に1人で仕事ができる範囲を広げていくことができました。

転職して、エステティシャンの仕事のときと比べ労働時間はかなり短くなりましたし、お給料も大分上がりました。

よく前職の話がどんな感じだったかを職場の人と話すのですが、聴いてくれた方は「本当に転職してよかったね!」と言ってくれます。
私もそう思いましたし、今でも転職してよかったと思っています。

参考:医療事務の主な仕事内容

仕事内容 説明
受付業務 患者様の来院時に受付を行い、診察券の発行や保険証の確認、カルテの準備などを行います。また、来院予約の管理も担当します。
会計業務 診療後の会計を担当し、診療費の計算、請求書の発行、支払いの処理を行います。患者様への金額説明や支払い方法の案内も行います。
カルテ管理 患者様のカルテを管理し、診療内容や処方内容の記録を整理します。カルテの保管や診療前の準備、診療後の整理も行います。
診療報酬請求 診療報酬の請求業務を行い、レセプト(診療報酬明細書)の作成と保険者への請求を行います。月末に行われる重要な業務の一つです。
電話対応 患者様からの問い合わせ対応、予約受付、医師や看護師への連絡業務などを電話で行います。患者様からの問い合わせに迅速かつ丁寧に対応します。
事務作業 各種書類の作成や整理、院内の備品管理、清掃など、医療施設の運営をサポートする様々な事務作業を行います。医療事務全般をサポートします。

5その後、どうなったか。

正社員なのに、有給がない?社会保険にも加入されていない?

イメージ図:実は、有給や社会保険が完備されていませんでした。

私は「正社員」という言葉で転職先を探して今回の職場に就職しました。

なぜ正社員にこだわったのかというと、友達から「正社員は福利厚生がしっかりしている」と言われ、私もその方が良いと思ったからです。

ですが、今回の職場には有給はありませんでした。また、社会保険にも入っていなかったので保険や年金は自分で毎月支払わなければなりませんでした。

正社員だからといって必ずしも社会保険が当たり前についているんじゃないんだな、と私はそのときに知ったのです。

正確に言うと企業は健康保険、厚生年金保険への加入義務がありますが、小規模の医療機関ではまだ実施していないところが多いのです。──私が転職したのは2019年の頃ですので、今は状況が変わっているかもしれませんが。
とにかく、そのことを前もってしっかり確認しておくべきでした。

参考:社会保険の種類

社会保険の種類 説明
健康保険 医療費の一部を負担し、病気やケガの際に必要な医療サービスを受けられる保険です。会社員やその家族が対象となります。
厚生年金保険 老後の生活資金や障害を持った際の保障を提供する年金制度です。会社員や公務員が対象で、基礎年金に上乗せされます。
雇用保険 失業した際に一定期間、一定額の給付を受けられる保険です。失業者の生活を支援し、再就職を促進するための制度です。
労災保険 仕事中や通勤途中に発生した事故や病気に対して補償を行う保険です。医療費や休業補償、障害年金などが支給されます。
介護保険 高齢者や要介護者に対する介護サービスを提供するための保険です。40歳以上の人が加入し、介護サービスの利用料が一部負担されます。

◇ ◇ ◇

今後取り組んでみたいことは、「今まで関わったことのない世界に入っていきたい」ということです。

エステティシャンから医療事務への転職をして、非常にたくさんの新しいことを知れましたし、それは私の視野の広がりに繋がりました。

それに、新しい知識を増やしたりやったことないことをやるのは人生が楽しくなるし、いい経験になると思っているからです。

転職活動で仕事を探したり、面接をするのは大変なところもありますが、今後の自分の人生を左右するもの。今後に転職することがあれば、転職先をしっかり選び、面接で確認しておきたいことを聞くことで、不安がない状態で働き始められるようにしていきたいと思っています。

人生は、自分が働く会社によっても、だいぶ変わるものだと思います。

だからこそ、今度は福利厚生など、しっかりした会社で働いていきたいなと思いますし、将来子供ができて、その子が就職しようとするときにも、働き先はどのような点を重視して選べばいいかということを、自分の経験をもとに伝えていけたら──、そう思っています。

参考:事務職への転職におすすめの転職エージェント[PR]

リクルートエージェント

リクルートエージェント
事務職の公開求人数 約1.2万件(2024年7月時点)
特徴
  • 国内最大手の転職エージェント
  • スピーディーなサポートと高い企業交渉力
  • 役立つ転職支援ツールが豊富
公式サイト https://www.r-agent.com/

国内の転職エージェントでNo.1の求人数を誇るリクルートエージェントは、事務職への転職支援実績も豊富です。

常時1万件以上の事務職求人を抱えているため、複数の候補から応募する求人を選べるでしょう。
また、担当アドバイザーは積極的に企業への交渉を働きかけてくれます。

より確実なサポートを受けたい人は、初回面談前までに「キャリアの棚卸し」を行い、担当アドバイザーにご自身の強みや適性をしっかり伝えられるように準備しておきましょう。

求人数・サポート実績No1

おすすめの転職サービス リクルートエージェント doda X ハタラクティブ

レビューを書く
1
2
3
4
5
送信
     
キャンセル

レビューを書く

レビューの平均:  
 0 レビュー
目次[ 閉じる ]