『みんなの転職「体験談」。』
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「努力が報われる会社」に。化粧品販売から広報職へのキャリアチェンジ|私の転職体験談

転職前

BEFORE
職業
化粧品会社
職種
販売職
従業員規模
約2,000人
年収

転職後

AFTER
職業
経営コンサルティング
職種
広報職
従業員規模
約50人
年収

目次

めんさんの転職ストーリー

1これまでの私

美容専門学校から化粧品会社へ

イメージ図:化粧品販売の仕事風景

高校を卒業後、私は美容専門学校に進学しました。

美容専門学校といえば、一般的には美容院への就職が多いのですが、私はその後、化粧品業界を選びました。

もともと手先が不器用なので、メイクに対しての不安は、少なからずありました。しかし、多くの授業を受けるうちに「メイクって楽しい!」と思えるようになったのです。

メイクの魅力に触れる中で、「もっと多くの人に喜びと笑顔を届けたい」という気持ちが強まり、販売職を目指すことにしました。

入社後、私は百貨店の化粧品販売員として配属され、接客、カウンセリング、タッチアップ、商品の管理や売上管理業務を経験しました。

私の主な業務は、スキンケアに悩む方や、コンプレックスを抱える方にメイクを通じてサポートすることです。
誰かを笑顔にし、前向きな気持ちに働きかけること。それが、私にとって一番のやりがいでした。

化粧品販売の仕事

化粧品販売は、店舗やオンラインで化粧品の提案・販売を行う職種です。
お客様の肌質やニーズに合った製品を提供し、美容やスキンケアのアドバイスを行いながら、商品の魅力を伝えて販売につなげます。

化粧品販売の一般的な仕事内容

仕事内容 説明
接客・カウンセリング お客様の肌質や悩みをヒアリングし、それに基づいた商品を提案します。スキンケアのアドバイスやメイク方法の紹介も行い、購入につなげます。
商品説明・デモンストレーション 店頭やオンラインで商品の使用方法や効果を説明します。実際にサンプルを使ったデモンストレーションを行うことで、商品の魅力を伝えます。
在庫管理 店舗の在庫状況を常に把握し、必要に応じて補充・発注を行います。欠品が発生しないよう、適切な在庫管理を行います。
販促活動 セールやキャンペーンを企画・実施し、売上を促進します。ポップの作成やディスプレイの工夫を行い、店舗のビジュアル面を向上させます。

2転職のきっかけ

私の給与は、新卒たちよりも低かった

イメージ図:給与の不満

「メイクで人を明るくしたい」という気持ちは変わらず持ち続けていました。

しかし、数年経っても昇給はなく、さらに社内制度の変更により、手取りが逆に減少してしまいました。

加えて、新しく入社した新卒社員は、なぜか彼らのチューターを務める私よりも高い給料をもらっていたのです。

不運は重なるものです。 2020年、新型コロナウイルスの流行により、店舗への来客はほとんどなくなりました。

将来への不安が徐々に募り、お客様のいない店内で掃除をしながら、「この仕事に意味があるのだろうか…」と考える時間が増えていきました。

そんなとき、友人から「うちの会社で広報職を募集しているけど、興味ある?」と声がかかったのです。

3転職活動中

目指したのは、まったく未経験だった「広報」の仕事

イメージ図:広報の仕事

友人が誘ってくれたのは、「株式会社エッジコネクション」という経営コンサルティング会社でした。

ポジションは、広報職。「頑張ればその分報われる会社だよ」という一言に、強く惹かれたのを覚えています。

化粧品会社で長く働いていた私にとって、「経営」や「コンサルティング」という言葉はまったく馴染みがありませんでしたが、当時の職場ではコロナ禍による緊急事態宣言でお客様が全く来ない日が続いていました。
だから、「自分にできるだろうか」という不安よりも、新しい世界へのワクワク感のほうが強かったです。

そして私は、友人の誘いに応じて、経営コンサルティング会社の広報職に応募することにしました。

販売職からの完全未経験のキャリアチェンジだったため、これまでの経験がどう活かせるのかまったくイメージできませんでした。面接を控え、志望動機や自己PRをどう伝えるべきか、とても悩みました。

どれだけ考えても良い答えが浮かばず、「このままでは、面接で何も話せなくなってしまう」と思い、シンプルにこれまでの経験と情熱を伝えることに集中することに決めました。

この決断が功を奏したのか、採用担当の方から「共感します」と言っていただき、数日後に採用通知をいただけました。

4転職後

はじめての「テレアポ業務」への挑戦

イメージ図:テレアポ業務

入社後すぐに担当した業務は、テレアポでした。
これは、本配属後に広報担当として、会社の情報発信を行う際に、創業事業である営業支援事業を実践的に経験することが、会社理解を深めるために重要だからです。

テレアポとは

テレアポは、電話を通じて商品やサービスの提案、アポイントの取得を行う営業活動の一種です。
新規顧客の開拓や既存顧客へのフォローアップを目的に、主にBtoBやBtoCの場面で利用される手法です。

テレアポの一般的な仕事内容

仕事内容 説明
リスト作成とターゲット選定 電話をかける対象となるリストを作成し、ターゲットを選定します。業種や企業規模などに基づいて、適切な見込み顧客を抽出します。
電話でのアポイント取得 電話を通じて商品やサービスの説明を行い、面談や訪問のアポイントを取得します。相手のニーズを引き出し、興味を持ってもらうことが重要です。
顧客フォローアップ 過去に取引のあった顧客や、以前アプローチした見込み客に対して、再度の連絡を行い、継続的な関係を構築します。追加提案や契約更新なども含まれます。
クレーム対応 顧客からのクレームや不満に対応し、解決に向けたアクションを取ります。適切な対応により、顧客満足度を高めることが求められます。
データ入力と報告書作成 電話でのやり取りをデータベースに入力し、営業状況を管理します。アポイントの結果や顧客の反応を記録し、報告書を作成します。

アプローチする会社はIT系のソフトウェア開発企業からデザイン系の広告代理店、人材系の採用支援企業など、さまざまでした。

毎日先輩社員と一緒にロープレを行いました。どんな返答がきても返答できる対応力をつけるべく練習して、並行してアタックリストに記載された顧客に、一日100件ほど電話をかけていきました。

始めのうちはアポイントのまったく取れない日が続き、先輩社員が相談に乗ってくれたり、励ましたりしてくれました。

次第に気づいていったことは、ターゲット企業の業種やニーズに応じて話し方や声のトーンを変えることが非常に重要だということです。

例えば、IT企業の担当者には、論理的で簡潔な言葉遣いを意識し、質問には素早く答えることが求められます。この場合、やや落ち着いたトーンで話すことで信頼感を演出します。

一方、クリエイティブ系の広告代理店の担当者には、リラックスした雰囲気で自由な発想を促すために、少し明るめで親しみやすいトーンを心がけ、柔軟なアプローチでアイデアを提案します。

こうした工夫を重ねていくことで、次第にアポイント取得の機会が増えていきました。

5その後、どうなったか。

自分自身で考えて、行動することの大切さ

イメージ図:広報担当者としての成長

入社から3ヶ月後、正式に広報部に配属されました。現在は、SNSの運用やメディア掲載を担当しています。

私の主な業務内容

SNS運用(Instagram) 求職者向けに会社の事業内容や働き方、社員の声を発信しています。
具体的には、社員インタビューやオフィスの風景、福利厚生や制度の利用、イベントの様子などを通じて、会社の文化や日常を視覚的に伝えています。
毎日の投稿を通じて、フォロワーとのエンゲージメントを高めることを目指しています。
メディア掲載 主に代表へのインタビューや、経営・営業に関するノウハウを記事化して露出を増やしています。これにより、会社の専門性を強調し、信頼性の向上を図っています。
企業の成長や営業戦略に関するインタビュー記事が、ビジネス媒体やオンラインニュースに掲載されることもあります。

日々、目標達成のための方法を模索し、業務を見直しながら優先すべきことを常に考えています。

目標達成には正解が一つではないことを学び、自分にとって最適な方法を見つけることが重要だと感じています。

配属当初は、ゴールを達成すること「だけ」に意識が向きすぎ、求められている効果の本質を捉えた行動ができていませんでした。

例えば、「他社のSNS運用事例をそのまま模倣して、フォロワー増加を目指す」といった働き方です。その結果、ターゲットの求める内容とはずれてしまい、期待した効果が得られませんでした。

そうした経験から気づいたのは、「思考停止状態では良い結果は出ない」ということ、そして「自分自身で考えて行動することの大切さ」です。

失敗を繰り返しながらも、「次は同じ失敗を繰り返さないようにしよう」と対策を立て、常に新しい挑戦を続けることで、徐々に自分の仕事のスタイルを見つけ、より効果的に業務を進められるようになっていきました。

◇ ◇ ◇

今後は、広報活動の質をさらに向上させることを目指しています。

目標としているのは、「企業の成長に寄与できる広報担当」です。そのために、業界の最新情報を取り入れるための情報収集力や戦略的思考、そして交渉力やコミュニケーションスキルをさらに磨いていきたいと思っています。

社内外のネットワークを広げ、より影響力のある広報担当者を目指し、常に新しい挑戦を続け、得た経験を活かしていければと考えています。

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