『みんなの転職「体験談」。』
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【転職体験談】「東京で働きたい!」福島のPR会社から東京の広告代理店へと転職して

転職前

BEFORE
職業
PR会社
職種
広告営業
従業員規模
30名
年収
350万円

転職後

AFTER
職業
広告代理店
職種
営業
従業員規模
100名
年収
450万円

目次

マサさんの転職ストーリー

1これまでの私

地元福島の地でPR会社の広告営業の仕事に就いて。

イメージ図:広告営業として働く男性

今から5年前、私は生まれ故郷でもある福島県で、地域の魅力を発信するフリーペーパーの広告を販売する、営業の仕事をしておりました。

私自身、もともと口数の少ない性格(営業という仕事があまり向いていないタイプ)ではあったのですが、(今の自分を変えたい)という思いがあって、この仕事を選びました。

家族は両親と下に2人の妹がいる5人家族です。

両親も元々は広告営業の仕事をしていたこともあって、仕事の相談をすることも時々ありました。

参考:PR会社の主な仕事内容

仕事内容 説明
メディアリレーション メディアとの関係構築やプレスリリースの配信を行い、企業や製品の認知度を高める活動です。記者会見やメディアイベントの企画・運営も含まれます。
ソーシャルメディア管理 企業のSNSアカウントの運営やコンテンツ作成を行い、ブランドのオンラインプレゼンスを強化します。ユーザーとのエンゲージメントを促進します。
コンテンツマーケティング ブログ記事、ホワイトペーパー、インフォグラフィックスなどのコンテンツを作成し、ブランドの専門性をアピールします。SEO対策も含まれます。
イベント企画・運営 新製品発表会、プロモーションイベント、展示会などを企画・運営し、ターゲットオーディエンスとの接点を作ります。
ブランド戦略策定 企業や製品のブランドイメージを確立し、市場でのポジショニングを強化するための戦略を策定します。ターゲット市場の調査や分析も行います。

2転職のきっかけ

現職に感じ始めていた「物足りなさ」と、東京での仕事への「あこがれ」。

イメージ図:東京の街並み

高校2年生の頃、これからの進路について考え始めたときに

(福島県の地域発展に貢献していきたい)

という思いを持つようになりました。──おそらく、親の影響が大きかったと思います。

そして私は、地元の大学に進みそこから地元の広告会社へと就職しました。

しかし、実際に社会人になって感じたことは、「物足りなさ」でした。

日々の業務はややルーティン化していて刺激は少なく、私自身も自分の行動がお客様や地域に対して価値貢献できているという実感が殆ど持てなかったのです。

更に、会社の出張で東京へ行くことが多くなってからは、ビジネスの最先端でイキイキと働いている人たちに触れて

(自分もこんな活気のある環境のなかで成長したい)

と思うようになりました。

白状しますと、当時の私は自分自身の「やりがい・満足感」だけを追い求めていたんです。
もっと、働いていることへの手ごたえのようなものが欲しかった。──まあ、自分に自信を持てなかったんだと思います。

そのことに気付くのはもっと大分後ですが、とにかく「東京で働きたい」という想いが年々高まっていって、そしてとうとう30歳になったときに「転職」の決断をすることになりました。

3転職活動中

東京へのIターンの転職活動は、情報収集が大事。

イメージ図:転職活動をする男性

転職活動をはじめて最初に苦労したのが、求人情報を探すことでした。

私は地元の転職エージェントに登録したのですが、そこでは東京の広告営業の求人がほとんどなかったのです。
3件ほどの求人があってそこに応募はしたものの、うち2件は書類選考で落とされて、残りの1件はあまり希望条件と合致しなかったため途中でこちらから辞退しました。

手持ちのカードがなくなってしどうしたものかと悩んでいたところ、たまたま相談した知人から「東京の求人で3件だけというのはおかしい。別の転職サイトにも登録したほうがいい」とアドバイスを貰えて。

そこでリクナビNEXTdoda、それからマイナビエージェントに登録したところ、まったくその通りでした。
東京都内で100件以上の広告営業求人が見つかって、私はいかに自分が情弱であったことを知りました。

続いて悩んだことが、面接対策でした。

新たに応募した求人のいくつかが書類通過して面接まで辿りついたのですが、そこで採用担当から「なぜ当社に入りたいと思うのか」という質問をされて、これにうまく答えられなかった。

私からすれば、「東京で広告営業の仕事をしたい」という気持ちのみでしたので、「この会社でないといけない」という理由はなかったのです。

この問題は、dodaの転職エージェントの人が「まず応募企業はしっかり企業研究すること」そして「その企業で『いいな』と思った点があったらそこを掘り下げていくと、その企業には入りたい理由付けがしやすくなる」と教えてくれました。

その頃は応募企業数も20件を超えていましたのでひとつひとつの企業を調べるのは大変手間を感じましたが、──結果、それがよかったのでしょう。
2ヵ月後に、私は東京都内の広告代理店から採用の通達を受けました。

参考:PR会社と広告代理店の違い

項目 PR会社 広告代理店
目的 企業や製品のイメージ向上、信頼性の構築、メディア露出を通じたブランドの認知度向上 製品やサービスの販売促進、ブランド認知度の向上、消費者への直接的なアピール
アプローチ メディアリレーション、プレスリリース、イベント企画、危機管理、コンテンツマーケティング 広告キャンペーンの企画・実施、メディアバイイング、クリエイティブ制作、マーケティングリサーチ
主な業務内容 メディア対応、プレスリリースの作成・配信、イベント運営、ソーシャルメディア管理、ブランド戦略 広告戦略の立案、テレビ・ラジオ・オンライン広告の制作・配信、メディアプランニング

4転職後

転職先の新しい職場で、ある日上司に言われたこと。

イメージ図:東京の広告代理店のオフィス

新しい職場で働きはじめて1ヵ月が経ちました。

新しい職場の日々の業務スピードは、前職の福島県の職場の数倍もの早さでした。

とくに感じたことは、「自分から行動しないといけない」ということです。 私の引っ込み思案な性格が、この職場では(悪い意味で)かなり目立ちました。

ある企画会議の出来事です。
会議を終えたときに、私は上長から声を掛けられました。

上司

「君、さっきの会議でまったく発言なかったよね」

ドキリとした私に追い打ちをかけるかのように、その上長はこう伝えました。

上司

「何も発言しようとしないことは、『自身の成長を拒絶していること』と同じだよ」

なんとも気まずい気持ちになりましたが、「的を得ている」とも思いました。

私自身が意見を述べられるタイミングは何度かありました。
それでも発言しなかったのは、(自分が言わなくても、特に支障はないだろう)と思っていたからです。
そうした消極的なスタンスを上長は見かねて注意したのでしょう。

言われた日はずっと自分の不甲斐なさにうじうじと悩んでしまいましたが、(ここで変わらないとダメだ)と気持ちを入れ替えました。

参考:会議で発言力を高めるためのポイント・工夫

ポイント 説明
準備をする 会議の議題や資料を事前に確認し、関連する情報や自分の意見を整理しておくことで、自信を持って発言できます。
質問を活用する 質問を投げかけることで、議論を深めたり、他の参加者の関心を引きつけたりすることができます。
明確な意見を持つ 自分の意見や提案を具体的にまとめておくことで、説得力のある発言ができます。
タイミングを見極める 適切なタイミングで発言することが重要です。他の人の発言をしっかりと聞き、流れを読んでから発言しましょう。
傾聴する 他の参加者の発言を注意深く聞くことで、適切なレスポンスやフォローアップができ、会議全体の流れを円滑にします。
ロジカルに話す 論理的な構成で話すことで、発言内容の説得力が増します。主張、理由、具体例を明確に伝えるようにしましょう。
結論を明確にする 発言の最後に結論を明確にすることで、聞き手にインパクトを与えやすくなります。
冷静さを保つ 感情的にならず、冷静に意見を述べることで、信頼感を高めることができます。

5その後、どうなったか。

東京に転職して、今思うこと。これから目指したいこと。

イメージ図:これからのキャリア

今回の転職で、気づけたことはたくさんあります。

ひとつは、「自分から情報を取りに行くこと」。
転職活動を始めたときにまったく求人を見つけられなかった自分がいました。ですが、それは結局「待ちの姿勢」だったからです。
自分からどんどん情報を取りに行くことで、道は切り開かれることを知りました。

そしてもうひとつは、「自分から周囲に向けて行動を取ること」の大切さです。

今の職場では、自分がどんなに悩んでいても誰も助けてくれません。
「自分がどんなことで悩んでいるのか?」「一緒に働いている仲間にしてどう動いてほしいのか?」ということをはっきり伝えないと、相手は動いてくれないのです。

──当たり前のことなのでしょうが、これまで私はそんなことを意識しなくても済んでいました。
きっと、周囲の人たちが私の気づかないところで沢山フォローしてくれていたのでしょう。

今の会社では、一人ひとりが「自分が会社の代表なのだ」という意思を持つことを大切にしています。

私の性格上なかなか大変ではありますが、そうした働きかけで組織に勢いが出るのだというのを知れたのは、とても良かったと思います。

◇ ◇ ◇

結局、私は仕事で何をしたいのか」と、最近よく考えます。

学生の頃は「地元福島に地域貢献できる働き方がしたい」と思っていました。

でも、今思えばその気持ちはそこまで強いものではありませんでした。
──もちろん、地元を活性したいという気持ちは今でもあります。ですが、「それに仕事人生のすべてを懸けられるか」というと、答えはNoです。もっと他に何かあるような気がするからです。

その「何か」は、まだ見つかっていません。
ですが、今の会社で一層励んでいくことで、見つかりそうな予感はしています。

参考:マスコミ業界への転職におすすめの転職エージェント[PR]

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