とにかく年収を上げたい。事務職で年収240万円の現状を変えようと転職して|私の転職体験談
ちょっと失敗
転職前
- 職業
- 製造業
- 職種
- 事務職
- 従業員規模
- 100名
- 年収
- 240万円
転職後
- 職業
- ITマーケティング
- 職種
- 事務職
- 従業員規模
- 30名
- 年収
- 320万円
目次
てんにゅんさんの転職ストーリー
1これまでの私
事務職。年収は低かったけれど生活は充実していた。
転職する前の私は、実家で生活をしており、のんびりとした日々を過ごしていました。
仕事は製造工場の事務職。
業務内容としては、お客様への接客や対応をはじめ、経理の仕事も行っていました。
就業時間は8時から17時まで、ほぼ定時に帰宅できていました。年収は240万円とやや低めでしたが、プライベートの時間を確保できていたのでそれほど不満はありませんでした。
生きがいは、実家で飼っている猫と遊ぶこと。
とても可愛いくてお利口な猫です。毎日癒しを貰っていました。
また、ゲームをするのも好きで、仕事が終わってからはRPGゲームや格闘ゲームで遊ぶ日々を過ごしていました。
そして、当時付き合っていた彼氏がいたのですが、この頃に結婚の話が出ており、今後どうするのか色々と話している時期でもありました。
今思えば、この時期が人生で一番充実していたかもしれません。
2転職のきっかけ
年収が低かったこと。そして、結婚。
事務職の仕事は気に入っていましたが、年収の面では不満がありました。
30代半ばを超えても、給料の手取りは残念ながら15万円を下回る状況でしたから。
また、結婚したら私は彼の住んでいるところに引っ越す予定でした。
そこからは職場まではかなりの距離があります。
年収の低さと、結婚後の新しい生活。
この2つが、私が転職を考えるようになったきっかけでした。
(これから通勤時間が更にかかる中で、今の仕事を続けるメリットはどこまであるだろうか…。)を考えた結果、私は転職活動を始めることにしました。
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3転職活動中
転職にかかった期間は、2ヵ月間。
私はもともと、「地元を離れたくない」という思いが強くあって。
転職前の職場も実家から近いからという理由で地元の企業を選びました。
ですが、これからは結婚後の新たな地域で仕事を見つけなくてはいけません。そのことがとても不安でした。
転職活動は主にインターネットの転職サイトを利用しました。
求人を探す地域は都心部に近いこともあって、私の実家周辺と比べてとても多くの求人がありました。
「世の中には、こんなに色んな仕事があるのだな」と思ったものです。
その中でいくつかの求人に興味を持ち、応募してみました。
ですが、応募した求人から返ってくるのはすべて「不採用通知」。
活動自体も大変で、ストレスのたまるものでした。
特に、一番最初に応募した求人からは圧迫面接を受け、もうボロボロというか、自分のすべてが否定された気分にもなって。
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彼には、よく転職活動の愚痴を聴いてもらいました。
- 彼
-
「…そうか、でも○○(私の名前です)の良さをわかってくれる会社は絶対あるはずだから。それまで一緒に頑張ろう。俺もよさそうな求人見てみるから」
今思えば、毎日のように愚痴を言う私に付き合う彼も大変だったと思います。ですが、私は彼の根気強い励ましとサポートに大変助けられました。
一人だったら、精神的に辛くなって活動を続けられなかったかもしれません。
めげずに活動を続けた結果、2ヵ月ほどでようやく内定を獲得できました。
年収も上がりました。前職と比べて、手取りで月約5万円のアップでした。
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4転職後
同じ事務職でも、求められるパソコンスキルが違う。
新しい職場での私の職種は、以前と同じく「事務職」でした。
ただし、今回は「ITマーケティング」の会社ということもあって、同じ事務職の人であっても皆パソコンスキルが非常に高くて。
Word、Excelの知識も全く及びませんでしたし、そもそものタイピングの速度からして大きな差がありました。
私に業務指導をしてくれる先輩社員の人も、たまに「そんなことも知らないの?」といった表情をしてくることもありました。
- 私
-
(このままでは、私は戦力として活躍できなそうだ…)
そう思い、私はタイピング練習からWord・Excelの操作やテクニックまで、パソコンスキルを学びなおしました。
これには大分時間もかかりましたが、数か月経って、少しずつ戦力として貢献できるようになっていきました。
ただ、新しい職場で辛かったのはそれだけではありませんでした。
それは、先輩や上司から頻繁にスナックやキャバクラに連れて行かれることです。
お断りしてしまうと険悪な雰囲気になると思い、どうしてもノーと言えませんでした。
お酒はあまり得意ではないし、社交的な性格でもないので、正直まったく楽しめなくて。それでいて、翌日は疲れ・だるさが残ります。
身体だけではなく精神的にもしんどかったです。
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5その後、どうなったか。
転職で年収アップをすることは、難しくない
今回の転職を経験して、ある程度培ってきたスキルがあるのなら「転職で年収アップをするのは難しくない」ということを知りました。
もちろん、劇的に年収が上がるわけではありませんが、自分の能力に見合うお金を再確認するという意味で、転職は一つの方法だと思います。
また、地域によっては色んな仕事が存在しているので、「自分の生活圏だけではなく、もう少し広い目で見れば仕事のチャンスはある」ということにも気づけました。
あとは、新しい職場で「戦力にならないと」と必死で努力してスキルアップを果たせたことも一つの収穫だったと思います。
この環境でなければ、自分がそんなに必死になることもなかったでしょうから。
人は、知らずのうちに「自分の世界」を狭めてしまうものなのでしょう。
ですが、そのままだと自分の望む変化はやってこないということに気付けました。
苦労して入社して、入社後も必死に頑張った会社でしたが、3ヵ月前に事情によって退職しました。
今は、夫(当時の彼)の仕事を手伝いながら家事をするようにしています。
夫の仕事は、主にネットワークやサーバ監視の仕事を自宅で行っており、私も戦力として活躍できるように日々勉強しています。
仕事は辞めたものの、幸いにもそこで得たスキルを夫の仕事を手伝うのに活かせました。
今後は、家事をしっかりと行いながら在宅ワークで、ある程度お金を稼げる女性として成長していきたいです。
そして少しでも多くのお金を貯蓄して、夫と一緒にお金に困らない生活をしていけたらと思っています。
参考:女性の復職・キャリアチェンジにおすすめの転職サイト
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