『みんなの転職「体験談」。』
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長らくの潜在看護師から、夫の転職に伴っての復職。そして初めての、訪問看護の仕事。|私の転職体験談

転職前

BEFORE
職業
医療・福祉
職種
看護師
従業員規模
不明
年収
250万円

転職後

AFTER
職業
医療・福祉
職種
訪問看護師
従業員規模
10人
年収
300万円

目次

ひろさんの転職ストーリー

1これまでの私

結婚・出産を経て潜在看護師へ。

イメージ図:看護師として働く女性

転職をしたのは、2017年2月の頃のことです。

それまで、看護学校を卒業してから17年間ほど看護師を続けてきました。

看護師の資格を取得してからは、小児科、内科、整形外科など様々な診療科の病棟を経験してきました。

32歳の時に結婚し、34歳で第一子を出産。
この時には、育児のために潜在看護師となり約2年間のブランクができました。

その後また復職をして整形外科で勤務していたなか、第2子を妊娠。

出産時に退職し、また潜在看護師となりました。

「潜在看護師」とは

看護師の免許を持っているが、育児や介護のために退職し、現在は看護師の仕事をしていない人のことを指します。

2転職のきっかけ

夫の転職と共に、再び医療の現場へ戻る決心を。

イメージ図:お金と生活

私が転職しようと思い立った直接的な原因は、夫が2016年9月に転職するために会社を退職したことでした。
それまでは、夫は会社員で毎月給料をもらう生活。そのため私が働かなくても生活に困るということはありませんでした。

しかしながら、夫にも夢があり、それを実現したいということで退職を決意したのです。

はじめの間は、それまでの貯蓄でなんとか生活をしていましたが、段々と貯蓄が少なくなる現実に不安を覚えました。
そうして、「私も働かなくては」と思ったのです。

当時の私の年齢は42歳。なかなか復職するには勇気のいる年齢ではありましたが、幸いにも看護師という資格があったことが、気持ちを強く持てたのだと思います。

3転職活動中

「経験」を武器にして。

イメージ図:転職活動中の女性

何度か転職は経験したことがあったので、進め方に不安はありませんでした。

ナースではたらこという転職サイトがあり、主にそこから求人応募をしていました。

不安があったといえば、3年近くのブランクがありましたので、その間に医療現場の事情も大きく変わっているんじゃないか、ということ。
とくに気にしたのは、40代を越えた人材は、現場では必要とされてないかもしれないということでした。

とにかく経験を前面に出して、面接には臨んでいました。
若い人材に勝てる部分といえば、それくらいしかないんじゃないかって。

そうした前向きな姿勢は、結果として良かったと思います。どの面接先でも概ね好印象を得られることができました。

そうしていくつかの病院・クリニックから内定の通知を頂き、私が最終的に転職先に選んだのは、県内にある入院設備のあるクリニックでした。

4転職後

新しい職場で、待ち受けていた状況は。

イメージ図:訪問看護として働く女性

転職先の職場は、小規模でしたが入院患者のための設備もあるクリニックでした。

しかし、私は子育てもあって「夜勤は難しい」ということを伝えていたため、配属されたのは患者様のお宅に伺う訪問看護の仕事でした。

参考:訪問看護の主な仕事内容

仕事内容 説明
健康状態の観察 患者さんのバイタルサイン(体温、脈拍、血圧など)を測定し、日常の健康状態を把握します。また、病状の変化や異常の早期発見にも努めます。
医師の指示に基づく処置 点滴や投薬、カテーテルの管理、傷の手当てなど、医師の指示に基づいて必要な医療処置を行います。
リハビリテーションの支援 患者さんの回復を促進するためのリハビリテーションや運動指導を行います。身体機能の維持や改善を目的とした支援を行います。
日常生活の支援 食事や入浴、排泄など、患者さんの日常生活を支援します。これにより、患者さんが自立した生活を送れるようサポートします。
介護者への指導 家族や介護者に対して、患者さんの介護方法や病状の管理方法について指導を行います。これにより、家庭内での適切なケアが可能となります。
福祉・介護サービスの調整 他の医療機関や福祉サービスとの連携を図り、患者さんに必要な支援を調整します。サービス提供者との連絡調整や情報共有を行います。

これまで訪問看護には携わったことがなかったので、とうぜん不安はありました。
(私にできるのか?)という気持ちと、在宅で看護することへの抵抗感といいますか。

ですが、私の所属した訪問看護ステーションの上司は、とても熱心で、約3ヵ月間は上司と一緒に訪問に同行し、訪問看護というものを教えてくれました。

その期間は、ひたすら指導係である上司の後について走り回る日々でした。
おかげさまで、3ヵ月で「訪問看護のいろは」を自分に叩き込むことができました。

足腰が悪かったり、介護が必要な方のために、私たちの仕事はある。」──その上司の方がよく言われていた台詞です。

それは次第に、私の中で大きな誇りとなり、やりがいへと変わっていきました。

5その後、どうなったか。

訪問看護に携わって、ようやく1年が過ぎて。

イメージ図:在宅医療のイメージ

訪問看護に携わって、ようやく1年が過ぎ去ろうとしています。

また子育て中の私にとって、夜勤のない訪問看護は、育児と仕事の両立をするうえでとてもよい仕事環境だと思っています。
──たしかにハードではありますが、その分のやりがいも十分にあります。

昨今、国全体が高齢化社会に向けて関心を寄せています。その影響もあって、訪問看護の需要は今後も伸びていくでしょう。

最近では「訪問看護師の質をもっと高めよう」という趣旨の研修やフォーラムが多く開催されるようになりました。
私もいくつかの研修に出席したこともありますが、今後は、小児や精神疾患といった分野においても訪問看護が関わるようになるようです。

こうした需要の高まりが見られるなか、今回の私のキャリアチェンジはその意味で良かったと思っています。

一方で、在宅医療では看護師の判断がとても重要となり、責任はとても大きくなります。
どんな利用者さんにも質の高い看護を提供できるように、今以上に幅広く、そして深い知識を身に着けていく必要があります。

そうしたニーズを適えられるように、そして家計をより安定稼働していくためにも、引き続き訪問看護の仕事を励んでいきたいと思っています。

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