未経験からPHPエンジニアへ転職する方法|必要なスキルと準備すべき4つのポイント
[最終更新日]2025/10/10

「学びやすいPHPをきっかけに、ITエンジニアとしての第一歩を踏み出したい」。求人数も多く、Web業界で広く使われるPHPは、未経験からのキャリアチェンジで非常に人気の高い言語です。
一方で、「PHPは古い、オワコン」といった声を聞いて将来性に不安を感じたり、「何から学習すれば転職レベルに到達できるのか」と具体的な道筋が分からなかったりする方も多いのではないでしょうか。
ご安心ください。PHPは今なおWebの世界で圧倒的なシェアを誇り、需要も安定しているのが事実です。大切なのは、その将来性や市場のリアルを正しく理解し、現場で求められるモダンなスキルを計画的に身につけていくこと。この記事では、あなたのそんな疑問や不安を解消するための情報を網羅しました。
目次
1)PHPエンジニアのリアルな需要と将来性 ―「オワコン説」の真相は?
「PHPエンジニアに挑戦したいけど、”古い”とか”オワコン”なんて声も聞くし、将来性は大丈夫…?」
ITエンジニアへの第一歩としてPHPに興味を持ったものの、そんな不安を感じている方も多いかもしれません。
でも、ご安心ください。この章では、そうした漠然とした不安を解消するために、PHPが今、Webの世界でどれだけ必要とされているのか、そしてこれからどんな未来を描いていけるのか、具体的なデータと最新のトレンドを交えながら、分かりやすく解説していきます。
データで見るPHPの圧倒的な需要

まずは、PHPが今どれだけWebの世界で活躍しているのか、具体的なデータを見ていきましょう。実はPHPは、私たちが普段何気なく見ているWebサイトの根幹を支える、とても重要な言語なんです。
世界のWebサイトの7割以上で稼働するPHPの現状
驚くかもしれませんが、技術情報サイト「W3Techs」の調査によると、Web上で公開されているサイトの実に75%以上が、今もPHPによって作られています。
新しいサービスをゼロから作る「新規開発」だけでなく、すでに動いているシステムをより良くするための「改修」や、安定して動き続けるように見守る「保守」といったお仕事も豊富にあります。これだけ多くのWebサイトで使われているからこそ、PHPエンジニアの仕事がなくなることは考えにくいのです。
WordPress案件における不動の地位
企業のホームページや個人のブログなどで広く使われている「WordPress(ワードプレス)」というシステムを聞いたことはありますか? このWordPressもPHPで作られており、Webサイトを簡単に作成・更新できる仕組み(CMSと呼ばれます)の中で、世界No.1のシェアを誇っています。
「WordPressでWebサイトを作りたい・改修したい」という需要は非常に多く、この点もPHPエンジニアの仕事が安定している大きな理由の一つです。
求人数から見る「未経験者への門戸の広さ」
PHPは学びやすい言語特性と安定した需要から、多くの求人サイトで未経験者を歓迎する求人が他言語に比べて多い傾向にあります。
もちろん、誰でも簡単になれるわけではなく、後ほど解説するスキルの習得は必須です。それでも「ITエンジニアとしてのキャリアをスタートさせたい」と考える方にとって、PHPが挑戦しやすく、門戸の広い選択肢であることは間違いありません。
「PHPは古い」は誤解?モダン化し続ける開発現場

「PHPは昔からある言語だから、技術的に古いのでは?」というイメージがあるかもしれませんが、それは大きな誤解です。実はPHPは、時代に合わせて常に進化を続けている、とてもアクティブな言語です。
Laravelなどのモダンフレームワークの台頭
最近のPHP開発では「Laravel(ララベル)」に代表される「フレームワーク」という開発の”お助けツール”を使うのが当たり前になっています。
フレームワークは、よく使う機能をあらかじめ用意してくれている便利な道具箱のようなもの。これを使うことで、ゼロから作るよりもずっと速く、そして安全にWebサービスを開発できます。こうしたモダンなツールの登場により、PHPの開発現場は昔と比べて大きく進化しています。
クラウドやコンテナ技術との連携
現代のWeb開発では、AWS(Amazon Web Services)のような「クラウド」や、Docker(ドッカー)という「コンテナ」といった技術と一緒に使われるのが一般的です。
少し難しく聞こえるかもしれませんが、これらはWebサービスを動かすための「土台」となる技術のこと。PHPもこうした最新の土台の上で動くのが当たり前になっており、PHPエンジニアには言語の知識だけでなく、こうした周辺技術の知識も求められるようになっています。
PHPエンジニアの平均年収とキャリアの可能性
エンジニアを目指す上で、やはり気になるのは収入面でしょう。PHPエンジニアは一体どれくらいの年収が期待できるのでしょうか。
最新の年収データと他言語との比較
大手転職サービスdodaの調査によると、PHPエンジニアの平均年収は450万円台となっています。他の言語と比べると少し落ち着いて見えるかもしれませんが、これは学びやすさから未経験でキャリアを始める方が多いことも理由の一つです。
経験を積み、スキルを磨いていくことで、もちろんこれ以上の年収を目指すことは十分に可能です。
スキル次第で年収1,000万円を目指す道筋
PHPのスキルを軸に、先ほどご紹介した「Laravel」のようなモダンなフレームワークを使いこなしたり、「AWS」などのクラウド技術に詳しかったりすると、エンジニアとしての市場価値は大きく上がります。
そうした+αのスキルを掛け合わせることで、より条件の良い企業へ転職したり、フリーランスとして活躍したりと、年収1,000万円以上を目指すキャリアを描くことも決して夢ではありません。
参考文献:
・W3Techs:Usage statistics of server-side programming languages for websites
・doda:プログラミング言語別 平均年収ランキング(2023年版)
2)未経験から市場価値の高いエンジニアへ!PHP学習ロードマップ
PHPエンジニアになる決意が固まったら、次に出てくるのは「一体、何から勉強すればいいんだろう?」という疑問でしょう。
プログラミング学習は、闇雲に始めてもなかなかスキルは身につきません。大切なのは、正しい順序で、着実にステップアップしていくこと。
この章では、未経験からでも現場で通用するPHPエンジニアになるための、具体的な学習ステップを3段階のロードマップとしてご紹介します。この通りに進めていけば、あなたの学習はきっとスムーズに進むはずです。
【ステップ1】基礎固め:PHPの基本文法とデータベース操作

何事も、まずは土台作りが肝心です。ここでは、プログラミングの「読み・書き・そろばん」にあたる、絶対に欠かせない3つの基礎スキルを学びます。焦らず、じっくり取り組みましょう。
まずはこれだけ!PHPの必須構文をマスター
はじめに、PHPという言語の基本的なルール(文法)を覚えます。「変数」や「if文(条件分岐)」、「for文(繰り返し)」といった基本構文を学び、簡単な計算をさせたり、指定した文字を表示させたりすることから始めましょう。
Web開発の心臓部「データベース(MySQL)」の基礎
Webサービスは、会員情報や投稿データなどを「データベース」というデータの保管庫に保存しています。このデータベースを操作するために使われるのが「SQL」という言語です。PHPとセットで、データの追加や読み出しといったSQLの基本操作を必ずマスターしましょう。
Gitを使ったバージョン管理の重要性
「Git(ギット)」とは、プログラムの変更履歴を記録・管理できるツールです。例えるなら、いつでもセーブポイントに戻れるゲームのようなもの。チームで開発する際には必須のツールなので、早い段階で基本的な使い方に慣れておきましょう。
【ステップ2】実践力養成:LaravelでWebアプリケーションを作ろう

基礎が固まったら、いよいよ本格的なWebアプリケーション作りに挑戦です!ここでは、現代のPHP開発の主役ともいえる「Laravel(ララベル)」という強力な助っ人を使っていきます。
なぜ今、Laravelを学ぶべきなのか
Laravelは、PHP開発を楽にしてくれる便利な機能がたくさん詰まった「フレームワーク」の一種です。今、世界中のPHP開発現場で最も人気があり、Laravelが使えることは、転職市場でも非常に高く評価されます。未経験から学習するなら、Laravelは最もおすすめの選択肢です。
CRUD機能を持つアプリケーション開発の実践
まずは、Webアプリケーションの基本となる「CRUD(クラッド)機能」を実装してみましょう。CRUDとは、Create(登録)・Read(参照)・Update(更新)・Delete(削除)の頭文字をとった言葉です。簡単なブログやToDoリストなど、CRUD機能を持つアプリを自力で作れるようになれば、あなたのスキルは大きく向上します。
【ステップ3】現場レベルへ:モダンな開発環境に慣れる

アプリケーションが作れるようになったら、最後の仕上げです。プロの現場で当たり前に使われている開発環境や仕事の進め方を学び、即戦力に一歩近づきましょう。
開発環境の常識「Docker」の基本操作
「Docker(ドッカー)」とは、自分のパソコンの中に、開発専用の仮想的な小部屋(コンテナ)を簡単に作れる技術です。チームメンバーと全く同じ環境を用意できるので、「自分のパソコンでだけ動かない…」といったトラブルを防げます。現代の開発現場では、Dockerの知識はほぼ必須と言えるでしょう。
チーム開発に必須のGitHubフロー
「GitHub(ギットハブ)」は、Gitで記録したデータを保存・共有できるWebサービスです。そして「GitHubフロー」とは、GitHubを使ってチームでスムーズに開発を進めるためのお作法のようなもの。個人開発の段階からこの流れを意識しておくと、チーム開発へスムーズに移行できます。
参考文献:
・Laravel:The PHP Framework For Web Artisans
・Docker:Docker Documentation
3)年収とキャリアを最大化する!PHPエンジニアのキャリアパス戦略

PHPのスキルを身につけた後、どんな未来が待っているのでしょうか?
エンジニアとしてのキャリアは、プログラミングを続けるだけが全てではありません。PHPという強力な軸足をベースに、あなたの興味や得意なことに合わせて、様々なキャリアを自由に描くことができます。
この章では、あなたの市場価値をさらに高め、年収アップを実現するための代表的な4つのキャリアパスをご紹介します。どんなエンジニアになりたいか、未来の自分を想像しながら読み進めてみてください。
PHPを極める「バックエンドスペシャリスト」
まずは、PHPの専門性をとことん追求する道です。Webサービスの「縁の下の力持ち」として、ユーザーの目には見えないサーバー側の処理(バックエンド)を支えるプロフェッショナルを目指します。
大規模サービスのパフォーマンスチューニング
たくさんの人が同時にアクセスしてもWebサイトが重くならないように、プログラムの無駄をなくして処理を高速化する、非常に専門性の高いスキルです。データベースに関する深い知識も求められ、大規模なサービスを支える重要な役割を担います。
セキュリティを考慮した設計・実装スキル
Webサービスを悪意のある攻撃から守り、ユーザーの個人情報を安全に管理するための堅牢なシステムを設計・実装するスキルも、バックエンドスペシャリストには不可欠です。
フロントエンドもこなす「フルスタックエンジニア」
バックエンド(裏側)だけでなく、ユーザーが直接目で見て操作するフロントエンド(表側)の開発もこなす、まさに「一人で何役もこなせる」エンジニアです。両方の知識を持つため市場価値が非常に高く、スタートアップ企業などでも重宝されます。
React/Vue.jsとの連携による価値の向上
「React(リアクト)」や「Vue.js(ビュージェイエス)」は、クリックすると滑らかに表示が変わるような、現代的で使いやすいWebサイトを作るためのフロントエンド技術です。PHPとこれらの技術を連携させるスキルは、あなたの価値を大きく高めます。
API開発とモダンなフロントエンドの知識
フロントエンドとバックエンドがスムーズに会話(データのやり取り)をするための「API」という窓口を作るスキルも重要です。これにより、Webサービスだけでなく、スマートフォンアプリとの連携なども可能になります。
インフラから開発まで担う「クラウドエンジニア」
プログラムを書くだけでなく、そのプログラムが動く「土台(インフラ)」の構築・運用まで担うエンジニアです。特に近年は「クラウド」と呼ばれるインターネット上のサービスを利用するのが主流で、クラウドに精通したエンジニアは引く手あまたです。
AWS/GCPを活用したインフラ構築・運用スキル
Amazonが提供する「AWS」や、Googleが提供する「GCP」といったクラウドサービスを使いこなし、Webサービスが24時間365日、安定して動き続けるためのインフラを設計・構築します。
CI/CDの設計・構築による開発プロセスの自動化
「CI/CD」とは、プログラムのテストや公開といった作業を自動化してくれる仕組みのこと。これを導入することで、開発のスピードと品質を両立させることができ、開発チーム全体の生産性を向上させます。
開発チームを率いる「プロジェクトマネージャー/リーダー」
技術の道を極めるだけでなく、チームをまとめ、プロジェクト全体を成功に導く「指揮官」のような役割を目指すキャリアもあります。
技術力+αで求められるマネジメントスキル
プログラミングの知識はもちろんのこと、開発のスケジュール管理、メンバーとの円滑なコミュニケーション、予算の管理など、幅広いスキルが求められます。PHPエンジニアとしての現場経験があるからこそ、技術的な課題にも的確な判断を下せる、信頼されるリーダーになることができます。
4)ライバルと差をつける!転職成功に導くポートフォリオと職務経歴書

学習ロードマップに沿ってスキルを身につけたら、いよいよ転職活動の本番です。
しかし、ただ「勉強しました」と伝えるだけでは、あなたの魅力は十分に伝わりません。大切なのは、身につけたスキルを「目に見える形」で証明し、熱意を伝えること。
この章では、あなたの転職活動を成功に導くための「最強の武器」となる、ポートフォリオ(作品集)と職務経歴書の作り方について、採用担当者の視点を踏まえながら具体的に解説します。
なぜポートフォリオが重要なのか?
特に実務経験のない未経験者にとって、ポートフォリオは自分自身をアピールするための最も重要なアイテムです。その理由は大きく2つあります。
スキルレベルを客観的に証明する唯一の手段
「私はPHPができます」「Laravelが使えます」と言葉で伝えるのは簡単です。しかし、実際にあなたが作ったWebアプリケーション(ポートフォリオ)があれば、それが何よりの動かぬ証拠になります。百の言葉より、一つの動く成果物。これが、採用担当者にあなたの技術力を最も雄弁に語ってくれます。
学習意欲と問題解決能力を示す指標
一つのWebアプリケーションを完成させるまでには、きっとたくさんのエラーや困難にぶつかるはずです。それを乗り越えて作り上げたという事実そのものが、あなたの学習意欲の高さや、自力で問題を解決する能力があることの力強い証明になります。採用担当者は、そのプロセスも高く評価します。
採用担当者に「会いたい」と思わせるポートフォリオの作り方
せっかく作るなら、他の応募者と差がつく、採用担当者の目に留まるポートフォリオを目指しましょう。ここでは、評価されるポートフォリオを作るための3つのコツをご紹介します。
「CRUD+α」を目指す機能要件
Webアプリの基本であるCRUD機能(登録・参照・更新・削除)を実装するのは大前提です。そこから一歩踏み込んで、例えばGoogleアカウントでログインできる「認証機能」や、外部の天気予報サイトの情報を取得して表示する「API連携」など、+αの機能を加えてみましょう。あなたの技術的な好奇心や実力を効果的にアピールできます。
技術選定の理由を語れるか?READMEの重要性
ソースコードを公開する際には、「README(リードミー)」という作品の「設計図」や「取扱説明書」にあたるファイルを必ず作成しましょう。そこには、「なぜこの技術を選んだのか」「開発でどんな工夫をしたのか」「どんなエラーをどう乗り越えたのか」といった、あなたの思考プロセスや熱意を書き記します。これが、面接での絶好のアピール材料になります。
公開を忘れずに!GitHubとデプロイの方法
作った作品は、必ずインターネット上で誰でも簡単に見られる状態にしておきましょう。ソースコードは「GitHub」で公開し、Webアプリケーション自体もレンタルサーバーなどを利用して公開(デプロイ)します。URLをクリックするだけで見られる手軽さが、忙しい採用担当者への心遣いにもなります。
スキルを的確に伝える職務経歴書のポイント
ポートフォリオと並行して、職務経歴書の準備も進めましょう。これまでの社会人経験を、エンジニアの視点で魅力的に伝える工夫が大切です。
使用技術はバージョンまで詳細に記載する
スキル欄には、「PHPが使えます」と書くだけでなく、「PHP (バージョン8.2)」「Laravel (バージョン10.x)」のように、バージョンまで具体的に記載しましょう。あなたの知識の解像度の高さが伝わり、信頼性が増します。
開発経験における自身の役割と成果を具体的に記述する
実務経験がない場合でも、ポートフォリオ開発を「個人プロジェクト」として捉え、その経験を職務経歴に記載しましょう。「どのような目的で、どのような機能を、どのくらいの期間で開発したのか。実装で苦労した点と、それをどう乗り越えたのか」を具体的に記述することで、あなたの主体性や問題解決能力をアピールできます。
参考文献:
・paiza転職:エンジニアのポートフォリオ、どう作る? 採用担当が見るポイントと作成のコツ
5)PHPエンジニアの転職に、おすすめの転職エージェントと選び方
PHPエンジニア向けの求人を取り扱う転職エージェントは多くあります。
選ぶ際は、「PHPエンジニアの求人が豊富か」「希望する転職地域に対応しているか」「担当者はこちらの希望をしっかり聴いて理解してくれるか」の3点を意識するとよいでしょう。
1点目の求人数と2点目の対応エリアについては、本記事が紹介するおすすめサービスの公式サイトを確認するとよいでしょう。
3点目の「担当者の品質」については、まずは「ここが良さそう」と感じたサービスを2~3つ登録して、そのうえで自分に合った担当者を見出して利用を絞っていくのがおすすめです。
ITエンジニアの方が転職エージェントを利用する際の選び方・活用法を紹介します。「自分に合った転職エージェントを見つけたい」という方は、以下ご参考ください。


PHPエンジニアでの転職で、転職エージェントを活用するポイントは以下の3点です。
- Point1 各ITエンジニア向け転職エージェントの、それぞれの特徴を知っておく
- Point2 はじめに2~3つ「複数」の転職エージェントに登録しておく
- Point3 何度かのやりとりで「相性」と「やりやすさ」を確認する
特にポイント3つ目の「相性とやりやすさ」は重要です。転職エージェントの担当者とは、転職期間中はずっと付き合いを続けていきますので、「自分に合った担当アドバイザー」を早めに見出していくことが、転職成功のひとつの要となるでしょう。

- キャリア相談に、親身に乗ってくれるか
- 求人を紹介する際に、「なぜおすすめなのか」についてきちんと納得できる説明をしてくれるか
- 求人紹介の量・その後の連絡ペースが、適切と感じられるか
マイナビIT AGENT──丁寧かつ親身なサポートを受けたい人におすすめ
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PHPエンジニアの求人数 1,978件(非公開求人578件)(2021年12月時点) 特徴 - 大手人材会社マイナビが運営
- アドバイザーがIT・Webエンジニアの転職事情に精通している
- 年収・スキルアップも目指せる
対応エリア 全国 公式サイト https://mynavi-agent.jp/it/
マイナビIT AGENTは、マイナビが運営するIT・Webエンジニアの転職支援に特化した転職エージェントです。
在籍するキャリアアドバイザーはいずれもIT・Webエンジニアの転職事情に精通しており、エンジニアの視点からキャリア相談や求人紹介を行ってくれます。
マイナビIT AGENTの「ココ」が違う!
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そのうち、PHPエンジニアに関わる求人は約2,500件あります。
大手から中小企業まで幅広い求人を持ち、注目企業の求人があった場合は個別の説明会や、ITエンジニア向けのWebセミナーも常時実施しています。

特に都市部在住の方は、求人企業の選択肢の豊富さとサポートの「質の高さ」が期待できるでしょう。
エンジニアのジョブチェンジの提案も含めて、キャリアについて手厚なサポートを受けたい人におすすめです。
レバテックキャリア──キャリアアップ・年収アップを目指すエンジニアにおすすめ
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PHPエンジニアの求人数 1,949件(2021年12月時点) 特徴 - アドバイザーが全員エンジニア経験者
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対応エリア 全国 公式サイト https://career.levtech.jp/
レバテックキャリアは、レバテック株式会社が運営する転職エージェントです。
同サービスの特徴としては、アドバイザーのほとんどが「エンジニア実務経験者」であること。IT業界についてエンジニアリングの技術的な事柄についても通じた担当が付いてくれる可能性が高いです。
レバテックキャリアの「ココ」が違う!
レバテックキャリアでは年3,000回以上の企業ヒアリングから得た最新情報をもとに企業別に対策を行っています。
そのため、転職希望者のスキルや希望にマッチした求人紹介を得意とし、ヒアリング後の初回マッチング率(内定率)は90%にものぼるといいます(同社担当より)。

引用元:レバテックキャリア公式サイト
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参照元:ワークポート 「転職コンシェルジュの転職相談サービス」
「検討の余地があれば求人を紹介する」というスタンスのエージェントのため、転職先の選択肢を広げる際にもおすすめです。
エンジニア系の求人を常時豊富に取り揃えており、2021年12月時点での保有求人数は約19,000件。 そのうち、PHPエンジニアに関わる求人は約2,400件あります。
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PHPエンジニアの求人数 4,186件(2021年12月時点) 特徴 - キャリアカウンセリングや条件交渉などのサポート品質が高い
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- 国内転職サービストップの求人保有数
対応エリア 全国 公式サイト https://www.r-agent.com/
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転職活動を進めていくにあたり、不安はつきものでしょう。
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引用元:リクルートエージェント公式サイト
また、「企業が求める人材はどういったものなのか」という悩みに対しても、実績豊富なキャリアアドバイザーがポイントを記した「エージェントレポート」を提供してくれます。
リクルートエージェントはエンジニア系の求人も豊富です。2021年12月時点でのPHPエンジニアに関わる求人は約4,000件あります。
【まとめ】PHPエンジニアの未来は明るい!さあ、ポートフォリオを作って第一歩を踏み出そう

この記事では、PHPエンジニアを目指すあなたの不安を解消するため、PHPのリアルな需要から具体的な学習方法、そしてその先の多様なキャリアパスまでを解説してきました。
「PHPはオワコンではないか?」という漠然とした不安は、もうありませんよね。
PHPは今もWebの世界で必要不可欠な言語であり、モダンな技術を取り入れながら進化し続けています。あなたの未来を託す価値のある、将来性豊かな選択肢です。
大切なのは、ここから実際に行動に移すこと。ご紹介した学習ロードマップに沿って、まずは小さなプログラムからで構いません。今日からコードを書き始めて、あなただけのポートフォリオ(作品集)を作り上げましょう。
そのポートフォリオが完成したとき、それはあなたのスキルと努力の証明となり、自信を持って転職活動に臨むための最強の武器になるはずです。
そして、本格的に転職活動を始める際には、IT業界に強い転職エージェントが心強い味方になります。あなたのスキルやポートフォリオを客観的に評価し、キャリアプランの相談に乗ってくれるでしょう。
この記事が、あなたのPHPエンジニアとしての輝かしいキャリアの第一歩となることを、心から応援しています。