「SESを辞めたい」と思ったときはどうする?対策とSESからの転職でおすすめの職種
[最終更新日]2024/08/16
皆さまのなかにはSES企業にお勤めで、何らかの理由で「辞めたい」と思っている方もいるはずです。
「辞めたい」と思いながらずっと働き続けることは、精神上よくありません。
また、これからのキャリアが描けないのなら、何かしらの行動が必要となるでしょう。
もしその理由がSES企業で解決できない、あるいはSES企業特有の問題である場合は、転職も有効な選択肢でしょう。
目次
1)「SESを辞めたい…。」によくある理由とは
SESを辞めたい場合によく挙がる理由には、以下の項目があります。
「SESを辞めたい…。」によくある理由
- #1 給料がなかなか上がらない
- #2 新しいスキルが身につかない
- #3 安定した人間関係を築けない
給料がなかなか上がらない
いくら頑張っても給料がなかなか上がらないことは、SESの仕事で直面しがちの厳しい現実の1つです。
その理由は、SES企業とクライアントとで「契約金額」があらかじめ決められているためです。
SESの給料はとうぜん契約金額の中から捻出されるため、企業利益とトレードオフの関係になっているのです。
加えて、SESでの案件は2次請け、3次請け、またはそれ以下となるケースも多いです。一般的に契約金額は2次請け、3次請けとなるにつれて少なくなります。
そのため、仮に「従業員の頑張りにこたえたい」と経営者が考えても、そもそもの収益性の問題から実現が難しいケースも多いです。
一方で、Webサービスなどを運営する自社開発を行っている企業は、良いサービスを提供することが売り上げアップに結びつくため、業績に応じての給与のアップが実現しやすいです。
このような事実を知ることで、「SESを辞めたい」と感じてしまうこともあるでしょう。
新しいスキルが身につかない
SESで働く方々のなかには、以下のような人もいるでしょう。
- ずっと同じ顧客先に常駐し、同じような業務を行っている
- 常駐先はときどき変わるが、必要なスキルが毎回同じ
- 単純作業の繰り返しで、自分が本当に技術者なのかわからなくなる
一見して「新しいことを学ばなくても仕事があるなら、安定していて良いではないか」と思うかもしれませんが、そうではありません。
もしお持ちの技術がだんだんと必要とされなくなっている場合、ある日突然「今のスキルでは、もう常駐先がない」と宣告されかねません。
また、新しい技術を身につけたとしても、活かせる現場になかなかアサインしてもらえない場合もあります。
仕事を失う事態は、なんとしても防がなければなりません。将来に対する危機感が、SESを辞める動機につながる場合もあります。
安定した人間関係を築けない
安定した人間関係を築きにくいことも、SESを辞めたいと思う動機につながります。それはSESで働くことに、以下の特徴があるためです。
- 社内のメンバーとは会う機会が少ない(月1回程度)ため、なかなかお互いを知ることが難しい
- 常駐先のメンバーは他社の従業員の場合も多く、なかなか打ち解けられない場合がある
- プロジェクトが終わると別の常駐先に移り、再度人間関係を築き上げなければならない
場合によってはお互いが打ち解けたタイミングで、次の現場に移らざるを得なくなるケースもあります。
人付き合いが苦手な人にとっては、プロジェクトを転々とすることに苦痛を感じるかもしれません。
2)「SESを辞めたい…」と思った時の解決法
SESを辞めたいと思った場合、その解決方法は環境が原因の場合と、業務が原因の場合に分かれます。それぞれどのような解決法があるか、詳しく解説していきます。
【環境要因】で仕事を辞めたい場合
SESを辞めたい理由のなかには、職場環境に起因する場合もあります。一例として、以下のケースが挙げられます。
- 残業や休日出勤を強要する
- 休暇を取得しにくい
- 職場全体のコミュニケーションが悪く、たびたびトラブルが発生している
- 自社の人間は自分だけで、周りは他社の人ばかり
上記のようなケースでは、あなたの持てるスキルをなかなか発揮しにくいもの。
「自分はなんのために働いているのだろうか」と、無力感を感じることもあるかもしれません。
転職は代表的な解決方法ですが、上司に対してより良い環境で働ける常駐先に変更してもらえないか相談することも1つの方法です。
もっとも単に「自分に合わない」「人間関係がよくない」といった理由だと、「エンジニア本人に原因があるのではないか?」と思われかねません。
なぜそう思ったのか、理由を掘り下げた上で相談することが有効です。「他の現場ではうまくいっていたのに、ここだけが悪い」という点は、有力な判断材料となります。
【業務要因】で仕事を辞めたい場合
SESを辞めたい理由には、以下のとおり業務に起因する場合もあります。
- 得意とするスキルを活かせない
- 運用だけでなく、構築や開発にも携わりたい
- 要件定義や設計など、上流工程に携わりたい
常駐先の企業は、仕事ができる人を求めています。
そのため構築や開発の工程へ、または新しい言語へチャレンジしたい場合は、まずそのスキルを習得するところから始めましょう。
その上で、上司に働きかけることがおすすめです。すぐに実現しない場合も多いですが、何度働きかけても改善しない場合は転職を考えてもよいでしょう。
また、SESエンジニアはなかなか上流工程の仕事が回ってこない場合も多いです。
もし自社がSES専業で上流工程の業務がない場合は、上流工程を扱う企業への転職がおすすめです。転職後は周りの人と切磋琢磨できることで、より速い成長が期待できます。
3)「SESを辞めて転職しよう」と決断したら、4つのポイント を意識しよう
もしあなたがSESを辞め、他の企業に転職する決断をした場合は、以下に挙げる4つのポイントを意識するとよいでしょう。
「転職したい」と思った時に意識しておきたいポイント4つ
SESの経験を活かせる職種を知っておこう
SESの経験を活かせる職種には、以下の4つが挙げられます。
SESの経験を活かせる職種
- #1 Webエンジニア/プログラマー
- #2 業務系のエンジニア
- #3 社内SE
- #4 インフラエンジニア
Webエンジニア/プログラマー
WebエンジニアやプログラマーはSESだけでなく、Webサービスの運営会社など、さまざまな企業で募集されています。
以下にあてはまる人は、転職先でも経験を活かせることでしょう。
- Webサービスの案件に携わったことがある
- Web開発によく使われる言語を使った開発経験がある(Java、JavaScript、PHP、Pythonなど)
もし運用経験しかない場合でも、若い人なら心配はいりません。動くレベルの成果物を作成できるまでスキルを上げられれば、開発エンジニアとして転職できる可能性があります。
参考:Webエンジニア/プログラマーとSESエンジニアの仕事の違い
項目 | Webエンジニア/プログラマー | SESエンジニア |
---|---|---|
仕事内容の概要 | WebサイトやWebアプリの設計・開発・運用を行う。インターネット上で動作するシステムの構築を担当。 | クライアント先に常駐し、システム開発や運用保守を行う。クライアントの要望に応じて作業をする。 |
要件定義 | クライアントやPMと協力して、Webシステムに必要な機能や仕様を決定。 | クライアントの要件を聞き取り、必要な機能や仕様を定義します。場合によっては自社内で行う。 |
システム設計 | Webシステムの構造やデータベース、UIを設計する。 | クライアントのシステム要件に基づき、設計を行う。幅広い技術に対応。 |
開発 | HTML、CSS、JavaScriptでフロントエンド、サーバーサイドでバックエンド開発を行う。 | クライアントの技術スタックに応じて開発を行う。Java、C#、Pythonなど多言語に対応。 |
テストとデバッグ | システムのテストとデバッグを行い、品質を保証。単体、結合、システムテストを実施。 | クライアントの指示に従い、テストとデバッグを行います。場合によってはテスト設計やケース作成も行う。 |
運用・保守 | 本番環境へのデプロイ、運用・保守を行なう。パフォーマンス監視や障害対応も含まれる。 | クライアントの運用環境でシステムの保守・運用を行います。安定稼働を維持するための作業を行う。 |
業務系のエンジニア
業務システムには、業務特有のルールがあります。開発の担当者としてプロジェクトに参画した人ならば、多少なりとも実装の際に、顧客が要求する業務上のルールに制約を受けた経験をお持ちの人は多いでしょう。
このため参画したプロジェクトで得た業務知識を活かし、業務系のエンジニアとして転職することは可能です。
もっともSESから参画した人が得ている業務知識は、限られる場合も多いです。
このため、転職後はより多い業務知識の習得を求められるとともに、時代や法令改正にあわせて知識・スキルのアップデートをする必要があるでしょう。
参考:業務エンジニアとSESエンジニアの仕事の違い
項目 | 業務エンジニア | SESエンジニア |
---|---|---|
仕事内容の概要 | 企業内の業務システムの開発・運用・保守を担当。社内システムの効率化や自動化を目的としたソリューションを提供。 | クライアント先に常駐し、システム開発や運用保守を担当。幅広い技術領域に対応し、クライアントの要望に応じた作業を行う。 |
要件定義 | 社内の業務部門と協力し、業務システムに必要な機能や仕様を明確化。業務プロセスを理解し、効率化のための要件を定義。 | クライアントの要件を聞き取り、必要な機能や仕様を定義。場合によっては、自社内での要件定義も行う。 |
システム設計 | 業務システムの構造やデータベース、ユーザーインターフェースの設計を行う。 | クライアントの既存システムや新規システムの設計を行う。 |
開発 | プログラミング言語やツールを使用して業務システムの開発を行う。業務効率化のためのツール開発も含む。 | クライアント先の技術スタックに応じた開発を行う。Java、C#、Pythonなど多言語に対応。 |
テストとデバッグ | システムのテストとデバッグを行い、品質を保証。単体テスト、結合テスト、システムテストを実施。 | クライアントの指示に従い、システムのテストとデバッグを行う。テスト設計やテストケースの作成も行う場合あり。 |
運用・保守 | 業務システムの運用と保守を担当。パフォーマンス監視、障害対応、改善提案を行う。 | クライアントの運用環境でシステムの保守・運用を行う。安定稼働を維持するための作業を行う。 |
社内SE
社内SEは、SESの経験を活かせる代表的な職種です。以下のとおり、多種多様な業務があることが特徴です。
- サーバーなど、社内にある機器の運用管理
- 社内システムの保守・開発や、業務に役立つツールの作成
- 外部ベンダーとの打ち合わせ
運用・開発・インフラのいずれかの経験があれば、社内SEになることは可能です。
社内SEの「顧客」は、ITをよく知らない人が多いです。
募集人員も少ないため、なかなか内定できないかもしれません。
加えて間接部門となる場合も多く、頑張りに見合った評価が得られない可能性もあります。
参考:社内SEとSESエンジニアの仕事の違い
項目 | 社内SE | SESエンジニア |
---|---|---|
仕事内容の概要 | 企業内のシステムの開発・運用・保守を担当。社内ITインフラの整備や業務効率化を支援。 | クライアント先に常駐し、システム開発や運用保守を担当。クライアントの要望に応じた技術サポートを提供。 |
要件定義 | 社内の各部門と協力して、システムに必要な機能や仕様を明確化。業務プロセスを理解し、効率化のための要件を定義。 | クライアントの要件を聞き取り、必要な機能や仕様を定義。クライアントのニーズに柔軟に対応。 |
システム設計 | 社内システムの構造やデータベース、UIの設計を行う。 | クライアントのシステム要件に基づき、システム設計を行う。幅広い技術に対応。 |
開発 | プログラミング言語やツールを使用して社内システムの開発を行う。業務効率化のためのツール開発も含む。 | クライアントの技術スタックに応じて開発を行う。Java、C#、Pythonなど多言語に対応。 |
テストとデバッグ | システムのテストとデバッグを行い、品質を保証。単体、結合、システムテストを実施。 | クライアントの指示に従い、テストとデバッグを行う。テスト設計やテストケースの作成も行う場合あり。 |
運用・保守 | 社内システムの運用と保守を担当。パフォーマンス監視、障害対応、改善提案を行う。 | クライアントの運用環境でシステムの保守・運用を行う。安定稼働を維持するための作業を行う。 |
インフラエンジニア
ここまで解説した職種は運用や開発職が中心でしたが、SESはインフラ分野にもあります。
設計書の通りに構築するといった仕事から、ステップアップしたい人も多いのではないでしょうか。
さまざまな構築の経験を活かして、転職を実現することも可能です。また、構築だけでなく、要件定義や設計の業務に携わることも可能です。
必要なスキルは、企業により異なる場合が多いです。ご自身の得意分野を活かせる企業を見つけたうえで、応募するとよいでしょう。
参考:インフラエンジニアとSESエンジニアの仕事の違い
項目 | インフラエンジニア | SESエンジニア |
---|---|---|
仕事内容の概要 | ITインフラの設計、構築、運用、保守を担当。ネットワーク、サーバー、データベースの管理を行う。 | クライアント先に常駐し、システム開発や運用保守を担当。クライアントの要望に応じた技術サポートを提供。 |
要件定義 | クライアントのニーズに基づき、必要なインフラの要件を定義。ネットワークやサーバーの構成を計画。 | クライアントの要件を聞き取り、必要な機能や仕様を定義。クライアントのニーズに柔軟に対応。 |
設計と構築 | ネットワーク、サーバー、データベースの設計と構築を行う。セキュリティ対策や冗長化も計画。 | クライアントの要件に基づき、システム設計を行う。幅広い技術に対応した設計を提供。 |
運用と保守 | インフラの運用・保守を担当。定期的なバックアップやパフォーマンスの監視を行う。 | クライアントの運用環境でシステムの保守・運用を行う。安定稼働を維持するための作業を行う。 |
トラブルシューティング | インフラの問題を迅速に解決。障害発生時には原因の特定と対策を行う。 | システムの不具合や障害を解決。クライアントの指示に従い対応。 |
セキュリティ管理 | インフラのセキュリティを管理。脆弱性の評価や対策、セキュリティポリシーの策定と実施。 | クライアントのシステムセキュリティを維持。セキュリティリスクの評価と対策を実施。 |
受託開発と自社サービスとの違いを意識する
SES企業でお勤めの人のなかには、特定の企業から依頼を受けてシステムを組む「受託開発」に携わっている人も多いでしょう。
パッケージやWebサービスといった、自社サービスを運営する企業に移りたいと考える人もいるはずです。その際は以下のように、受託開発と考え方が異なる点があることを知っておきましょう。
項目 | 受託開発 | 自社サービス |
---|---|---|
搭載する機能 | 顧客の要望が主体 | 市場のニーズをもとに、自社で決定する |
利用する企業 | 発注した企業だけが使う | 多数の企業が利用する |
顧客からの要望 | すべて受け入れることが基本 | 優先順位を設け、取捨選択する |
完成時期 | 納期として、顧客から指定される (但し、交渉の余地はある) |
自社で決定する |
受託開発では、顧客の要望を満たすことが基本です。
これに対して自社サービスでは、顧客の要望に100%こたえる必要はありません。
その代わり優れたサービスを提供し続けないと、シェアや売上が下がってしまうリスクがあります。
このため常に市場をウォッチし、いつまでにどのような機能を開発すべきか、すすんで調べ提案する姿勢が求められます。
退職を伝えるタイミングを知っておこう
SES企業を退職する場合は、早めに意思を伝えることが円満退社のコツです。なぜならご自身が抜けることにより、SES企業と顧客企業との契約に影響を及ぼすおそれがあるためです。
もちろん民法により、正社員は2週間前に退職届を出すことで離職可能ではあります。
しかし可能であれば、できるだけ影響を少なくしたいもの。プロジェクトが変わる時期にあわせて離職することが理想です。
あわせて、就業規則も確認しておくとよいでしょう。
もっとも今のプロジェクトがいつ終わるか、わからない場合も多いでしょう。その場合は早めに離職したい旨を申し出て、時期は上司と調整することがおすすめです。
ITエンジニアの支援実績が豊富な転職エージェントを活用する
せっかくSESではない企業を目指しても、転職先の企業が実はSESだったということになるとやりきれません。
確実にSESではない企業に入るためには、IT業界の支援実績が豊富な転職エージェントの活用をおすすめします。
転職エージェントは、あなたが持つ強みを把握した上で、適切な仕事を紹介するスキルに長けています。入社後に活躍できる企業を紹介してもらえることも、大きなメリットに挙げられます。
次の章では、おすすめの転職エージェントを紹介していきます。あなたに合ったエージェントを選び、満足ゆく転職活動を実現しましょう。
4)SESからの転職におすすめの転職エージェント
レバテックキャリア
レバテックキャリアの担当エージェントは全員エンジニア経験者。「希望の企業に転職」96%、「転職後の年収アップ率」80%以上の高い実績を誇ります。
レバテックキャリアは「エンジニア実務経験者」のサポートに特化した転職エージェントサービスです。
保有求人数もIT・Web業界特化型サービスの中ではトップクラスで、かつエンジニアの専門知識を持つキャリアアドバイザーからサポートを受けられます。
「年収アップなど待遇面での改善をしたい」、「エンジニアとしてのキャリアプランを掘り下げたい」、「書類や面接で評価してもらえるようアドバイスを欲しい」というエンジニアの人は、レバテックキャリアがおすすめです。
また、レバテックキャリアは「AI」、「機械学習」、「クラウドエンジニア」、「ビッグデータ」、「FinTech」などのトレンド技術を扱う求人を多く抱えており、エンジニアとしてキャリア開拓を目指す人にフィットしやすいのです。
SESからこれら分野へのエンジニア、SE、PLなどのジョブチェンジを検討している人は、レバテックキャリアを選択肢の一つとしておくとよいでしょう。
レバテックキャリアの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
ITエンジニアの公開求人数 | 約2.5万件(2024年8月現在) |
とくに多いエンジニア職種 | プログラマー・SE全般、PL・PM、ITコンサルタント |
マイナビIT AGENT
マイナビ社が運営する、ITエンジニア転職に特化した転職エージェント。好条件求人の紹介、書類作成・面接準備へのサポートの手厚さに強みがあります。
マイナビIT AGENTは人材紹介会社の大手マイナビが運営する「IT/Webエンジニア専用」の転職支援をするエージェントです。
サポート対応地域は全国。オンラインでの面談も受け付けています。
マイナビIT AGENTの所属アドバイザーは、全員がIT・Web業界に精通したプロフェッショナルです。
とくにアプリケーションエンジニア、インフラエンジニア、社内SEの転職支援に強みがあり、自社開発系の求人も豊富です。
エンジニアの転職事情を十分に理解しているため、たとえばSESから次のキャリアへ進むうえでどのようなキャリアパスがあるか、転職者一人ひとりに合わせてアドバイスしてもらえるでしょう。
また、マイナビの転職サービスは「サポートの丁寧さ」にも定評があり、職歴書の作成や面接対策に不安を感じている人にもおすすめです。
マイナビIT AGENTの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
ITエンジニアの公開求人数 | 約1.9万件(2024年8月現在) |
とくに多いエンジニア職種 | アプリケーションエンジニア、インフラエンジニア、社内SE、SE・PG、PM・PL |
リクルートエージェント
ITエンジニア求人数は国内No.1!豊富な転職ノウハウと支援ツールで、「スピーディな転職」を実現できます。
リクルートエージェントは国内No.1の求人数と転職支援実績を誇る転職エージェントです。
ITエンジニアの転職支援にも強く、2024年8月時点のITエンジニア向け公開求人数は約9.2万件と、他のエージェントから群を抜いての豊富さです。
また、これまでの培ったノウハウと企業とのリレーションをもとにした支援ツール・サービスの充実もリクルートエージェントの強みです。
たとえば、リクルートエージェントでは志望企業の特徴・評判といった分析から選考のポイントまでをまとめた「エージェントレポート」を用意してくれます。
ITエンジニアの転職では、応募前にその職場の開発環境から働き方までどれだけイメージできるかが重要です。その際に、レポート情報は大いに役立つはずです。
また、担当アドバイザーもこれまでの実績をもとにITエンジニアの転職に関する有益なアドバイスを提供してくれるでしょう。
リクルートエージェントの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
ITエンジニアの公開求人数 | 約9.2万件(2024年8月現在) |
とくに多いエンジニア職種 | プログラマー・Webエンジニア、社内SE、製品開発・ASP、組込み・制御エンジニア、ITコンサル |
Geekly(ギークリー)
ギークリーはIT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェント。各職種別に専門コンサルタントが在籍しており、目指す領域の最新トレンドをキャッチしながらの転職活動が実現できます。
Geekly(ギークリー)は、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントサービスです。
コンシューマ向けの開発案件に強く、たとえば「エンタメ」「ヘルスケア」「EC・D2C」「マッチング、シェアリング」などを手掛ける求人を探している人は、ギークリーで興味深い求人を見つけられるはずです。
他の転職サービスには掲載されていない「非公開求人」の数も豊富で、独自のノウハウにより転職者の希望の条件にマッチする企業の紹介を行っています。
ギークリーのキャリアコンサルタントは、最低でもIT業界で3年以上のコンサルティング経験を持っています。SESから他のエンジニア職への転職に成功した事例をいくつも持っているコンサルタントもいることでしょう。
かつては「35歳転職限界説」もありましたが、ギークリーの転職成功者のうち、およそ4割近くは36歳以降のミドル世代であり(※公式サイトより)、幅広い年代で偏りなく実績を積んでいる点もギークリーの大きなメリットです。
Geekly(ギークリー)の特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 東京 |
ITエンジニアの公開求人数 | 約2.2万件(2024年8月現在) |
とくに多いエンジニア職種 | プログラマー、SE、PL・PM、その他トレンド性の高い分野(エンタメ、ディープテック、SaaSなど) |
ワークポート
「未経験からの転職に強い」と評判の転職エージェント。PG→SE、SE→PLといったエンジニアのキャリアチェンジの際にも積極的な支援が期待できます。
ワークポート(WORKPORT)は「業界・職種未経験者」のサポートに優れており、なかでもIT・Web業界の支援に強い転職エージェントです。
全都道府県の地域を対象としており、オンライン面談も受け付けています。
ワークポートは「未経験職種」へのサポートが手厚いことでも知られています。
そのため、SESから別のエンジニア職へと新たにジョブチェンジを検討している人は、ワークポートの担当から積極的な提案をうけやすいでしょう。
引用元:ワークポート 「転職コンシェルジュの転職相談サービス」
他の転職エージェントに登録したものの、想像していたほど求人を紹介してもらえなかった人や、担当者のレスポンスが鈍く転職活動が進まないと感じていた人にこそ、ワークポートを利用するメリットを実感できるはずです。
ワークポートの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
ITエンジニアの公開求人数 | 約2.5万件(2024年8月現在) |
とくに多い職種 | SE・PG、PL・PM、インフラエンジニア、社内SE |
まとめ)SESE経験者としてのアドバンテージを意識したキャリアプランを考えよう
「SESを辞めたい」と思ったら、まずは原因が何か突き止めることをおすすめします。解決方法には以下のものがありますから、どれに当てはまるか考えましょう。
- 自分自身のスキルアップ
- 上司に相談し、職場を変える
- 転職する
もし今の職場で解決できない場合は、早いうちから転職を視野に入れた準備が必要です。SESの場合はスムーズに退職できるタイミングが限られるため、特に注意が必要です。加えて転職先ではSESの常識が通用しない場合があることにも留意すると、転職先のカルチャーに慣れやすくなります。
スムーズな転職には、転職エージェントの活用も有効です。悩んでいる人は、まず相談してみるとよいでしょう。