SESエンジニアには未経験から転職できる?仕事内容・SIerとの違い
[最終更新日]2024/08/16
IT企業を選ぶ際、選択肢にSES企業や、SESエンジニアが入る人も少なくないと思います。
「未経験者歓迎」「さまざまな経験を積める」などの文字に、魅力を感じている方も多いのではないでしょうか。
SESエンジニアには、他の職種と異なる特徴がいくつかあります。
目次
1)そもそもSESエンジニアってどんな仕事?
SESは「System Engineering Service」の略で、システム開発の仕事を請けることを指します。そしてSESエンジニアとは、企業からシステム開発の委託を受けて業務する人のことです
ここではまずSESエンジニアの仕事内容を説明し、続いて派遣エンジニアやSIerとの違いを解説します。また年収のイメージにも触れていきます。
SESエンジニアの仕事内容
SESエンジニアの仕事は、他社に常駐して行うことが特徴です。
SES企業はエンジニアを雇用し教育する代わりに、エンジニアを常駐させることで収入を得ることをビジネスモデルとしています。
ITの開発においては、開発を受託した企業のメンバーだけでは人数が足りず、他社の力を借りたい場合も多いもの。
また、情報漏えいを防止するため、下請け会社など他社に情報を持ち出すことが禁止されている場合も少なくありません。
このような開発において、SESエンジニアは役に立ちます。
開発現場に常駐でき、自社メンバーと同じ場所で開発をするため、作業がスムーズに進みコミュニケーションも密に取れることは主なメリットといえます。
また、SES企業の多くは月1回程度の「帰社日」が設けられています。会議への参加や担当するプロジェクトの状況を報告することはもちろん、経費精算なども重要な仕事の1つです。
ところでSESと似た形態に、派遣エンジニアがあります。両者には以下の違いがありますから、違いを理解しておきましょう。
参考:SESと派遣エンジニアの違い
SESエンジニア | 派遣エンジニア |
---|---|
|
|
SESエンジニアとSIerの違い
SESエンジニアとSIerは、以下の違いがあります。
項目 | SESエンジニア | SIer |
---|---|---|
企業間の契約形態 | SIerとSES契約(準委任契約の一種)を結ぶケースが多い | 顧客と請負契約を結ぶ |
企業やエンジニアに求められること | エンジニアに求められる能力と注意力をもって業務を遂行すること(システムの完成は義務ではない) | システムの完成 |
担当する工程 | プログラムの実装やテストなど、下流工程が主体。スキルがある場合は、上流工程を任される場合も | スキルに応じて、どの工程も任されうる。大手では、上流工程を任される場合が多い |
プロジェクトに関わる期間 | 忙しい時期だけ常駐を求められるため、プロジェクトの最後を見届けられないケースも多い | 最初から最後まで関わるケースも多い |
担当する業種 | さまざまな業種を渡り歩く場合が多い | 所属部署により、ある程度決まる場合が多い |
SESエンジニアの年収イメージ
SESエンジニアの年収イメージは、以下のようになります。
年数 | 年収 |
---|---|
初年度 | 300万円 |
3年目 | 350万円 |
5年目 | 400万円 |
上限 | 450~600万円 |
厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査」によると、30代前半のシステムエンジニアの年収は男性で546万円、女性で496万円となっています。
エンジニア経験が豊富な人であっても、多くの人はこの金額に届かないことは認識しておく必要があります。
この理由として、SESエンジニアは依頼するIT企業と比べて、エンジニア1人当たりの単価が下がりがちということがあげられます。
従ってSESエンジニアになった場合、高い給与はあまり期待できません。
2)SESエンジニアのメリット・デメリット
SESエンジニアとして働くことには、メリットとデメリットがあります。それぞれ4点ずつ取り上げ、解説していきます。
SESエンジニアのメリット
SESエンジニアで働くメリットは、主に以下の4点が挙げられます。
さまざまなプロジェクトに関われる
SESエンジニアは多くの企業に常駐し、さまざまなプロジェクトに関われます。
これは自社が扱う業務内容に限られる自社開発との大きな違いです。多くのシステムを開発した経験を積めることは、メリットといえるでしょう。
頑張り次第でスキルを向上できる
さまざまなプロジェクトを渡り歩くSESエンジニアは、プロジェクトごとに必要なスキルもさまざま。
大変ですが、裏を返せばスキルをどんどん向上できるチャンスともいえます。機会をうまく活用することで、成長できる仕事といえるでしょう。
顧客との契約によっては、時間給で安定した収入を得られる場合がある
顧客とSES契約や準委任契約を結んでいる場合、SESエンジニアは仕事を完成させる責任を持ちません。
代わりに、働いた時間に応じて支払われる金額が変わる場合もあります。このような契約をしている場合、SESエンジニアは働いた時間に応じ、安定した収入が得られることもあるでしょう。
残業時間が少ない場合もある
上記と同じ理由で、SESエンジニアは残業時間が少なくなる場合もあります。
より多く働かせると、そのぶん発注側の企業はより多くのお金を払う必要があるためです。ただし現場によっては逆の場合もありますから、想定される残業時間がどの程度か、入社前に確認しておくとよいでしょう。
SESエンジニアのデメリット
SESエンジニアには、デメリットもあります。主なものとして、以下の4点が挙げられます。
それぞれの項目について、確認していきましょう。
未経験の場合、雑務から始まる場合がある
システム開発において、重要な業務は経験豊富な人が任されがちなものです。
そのため未経験で入ったエンジニアは「経験を積むため」と称し、簡単な修正作業や単純作業を中心に任される場合があります。プログラミングをバリバリ組みたい人には、物足りない環境に置かれるかもしれません。
人の入れ替わりが激しく、人間関係を築きにくい
SESエンジニアが関わる開発現場では、頻繁に人が入れ替わるケースも少なくありません。短期間だけの付き合いとなるため、人間関係を築きにくいことはデメリットにあげられます。
一貫したキャリアを築きにくい
SESエンジニアの仕事は、案件に依存します。さまざまな案件を経験することでスキルはつくものの、案件を経験するごとにステップアップできるとは限りません。
実際には案件の受注が優先されることも多いため、一貫したキャリアを築きにくいことはデメリットにあげられます。
多重下請けをする悪徳企業も存在する
SES企業のなかには、多重下請けをする企業も存在します。
これらの企業に入社すると、仕事の割に給料が高くない、なかなか重要な仕事を任されないといったデメリットをこうむるおそれがありますから、注意が必要です。
3)SESエンジニアへの転職を成功するために、意識したいポイント4つ
SESエンジニアへの転職を成功させるためには、以下のポイントを意識しておくと良いでしょう。
いずれもあなたがエンジニアとして活躍するために、重要な項目です。
それぞれのポイントについて、確認していきましょう。
どの分野の知識・スキルを伸ばしていきたいか、キャリアプランを明確に
SES企業で働く場合、担当業務はそのときにある仕事がなにかという点に左右されがちです。
たとえば「アジャイル開発の設計をしたい」という希望を持っていても、仕事がなければ他の業務を割り当てられることになります。
会社の言われるままに働いた結果、「なんでもできるけど、とがったところがない」エンジニアになる可能性は否定できません。
これを防ぐには、会社とともに将来のキャリアを考えることも重要です。
あわせてどのようなエンジニアになりたいか、またどの分野の知識やスキルを伸ばしていきたいか、キャリアプランを明確にしておく必要があります。
SES企業の主なキャリアプランは、テスターからコーディング、設計、PMといった流れが一般的です。
このため、実現できるキャリアプランは限定されがちです。たとえば技術のスペシャリストを目指す場合は、他の企業への転職が必要なケースも少なくありません。
自主学習はマスト。常に学び続ける意識・行動を
SESエンジニアやSES企業は、「他社に技術を売って稼ぐ」側面があります。市場で求められる高い技術を持つ人には、高いお金が支払われやすくなります。
ご自身の収入が増えることはもちろん、企業の収益にもプラスとなりますから、会社でも重宝されるでしょう。このため、エンジニア自身のレベルアップが求められます。
SES企業のなかには、自主的に勉強会を開いている場合も多いです。これらに参加することは重要ですが、参加するだけでは周りを追い越すことはできません。このため自らプログラムを組んで学ぶなど、自主学習は必須です。
幸いにもITエンジニアは、独力で開発環境を作成できる業務です。常に技術を学び続ける意識と行動を持ち、できることを増やして市場価値を上げていきましょう。
職場選びは慎重に。面接から読み取れることもある
SES企業のなかには従業員のレベルアップに積極的な企業もある一方で、従業員を使い捨てにする企業もあります。入社後の幸福度は企業により大きく変わりますから、職場選びは慎重に行うことをおすすめします。
どのような職場かは、面接である程度読み取ることが可能です。以下にあてはまる場合は、よい企業である可能性があります。
- 従業員のキャリアアップを意識したアサインが行われている
- 中途入社や、40代以降のエンジニアが多い
- 技術力に限らず、ITエンジニアとして必要な教育メニューが用意されている
一方で、売上を上げることに精一杯の会社は、とりあえず従業員をどこかのプロジェクトに配属させないと会社の売上が上がりません。
企業のセールスポイントも同業他社との取引実績や帰社日のホスピタリティなど、能力向上と関係ない内容になりがちです。入社後のキャリアプランや新技術の動向に関心が薄い会社は、入社を避けることが賢明です。
企業研究 見るべきポイント
企業研究をする際に、優先して見るべきポイントは以下の通りです。
チェック項目 | 確認ポイント | どこで確認するか |
---|---|---|
事業内容 | 自分自身の知識領域にあるか、また今後も興味・関心を持ち続けられる内容かを確認する | 企業HP |
主力商品・サービス | その商品・サービスの開発・運用を自身が携わることになる際に、どの範囲まで知っていて、どの範囲を知らないかを確認する | 企業HP、業界ニュース、四季報、業界地図、競合他社のHPなど |
強み・独自性 | 同業他社をいくつか確認し、「この会社ならではの特色・強み」がどこにあるかを見出す | |
企業理念 | 企業理念から、求められる人物像(主にスタンス面)をイメージし、自身との適合性を確認する | |
社風・雰囲気 | 歓迎される人物像や業務への取り組み姿勢をイメージする | インタビュー記事、口コミサイトなど |
求められる知識・スキル | 現在の自身の知識・スキルと照らし合わせて、過不足を確認する | 企業HP、求人票など |
こうしたリサーチを重ねた結果、「この企業で働いてみたい」「こういった文化の会社なら馴染めそうだ」といった手応えを得られれば、入社後のミスマッチを軽減する効果が期待できます。
IT・Web業界に特化した転職エージェントを活用しよう
ここまで解説したとおり、SESエンジニアは他のITエンジニアにみられない特徴があります。特に一般の求職者にとって、常駐先の状況を知ることはなかなか難しいもの。
この点、業界に明るい転職エージェントならば、Webに出てこない応募先企業の内部事情もよく知っているもの。
実態を知り納得する転職を実現するには、IT業界やWeb業界に特化した転職エージェントの活用がおすすめです。
転職エージェントは、もちろん応募書類の添削や企業に合った面接対策など、内定に向けたバックアップを行ってもらえることも安心できるポイントにあげられます。
転職エージェントはどこも同じではありませんから、選び方が重要です。次の章では、おすすめの転職エージェントを紹介していきます。
4)SESエンジニアへ転職する際におすすめの転職エージェント
SES向けの求人を取り扱う転職エージェントは多くあります。
選ぶ際は、「SESの求人が豊富か」「希望する転職地域に対応しているか」「担当者はこちらの希望をしっかり聴いて理解してくれるか」の3点を意識すると良いでしょう。
1点目の求人数と2点目の対応エリアについては、本記事が紹介するおすすめサービスをまずチェックしてみてください。
3点目の「担当者の品質」については、まずは「ここが良さそう」と感じたサービスを2~3つ登録して、そのうえで自分に合った担当者を見出して利用を絞っていくのがおすすめです。
ITエンジニアが転職エージェントを利用する際の選び方・活用法を紹介します。自分に合った転職エージェントを見つけたい人は、以下ご参考ください。
SESでの転職で、転職エージェントを活用するポイントは以下の3点です。
- Point1 各ITエンジニア向け転職エージェントの、それぞれの特徴を知っておく
- Point2 はじめに2~3つ「複数」の転職エージェントに登録しておく
- Point3 何度かのやりとりで「相性」と「やりやすさ」を確認する
特にポイント3つ目の「相性とやりやすさ」は重要です。転職エージェントの担当者とは、転職期間中はずっと付き合いを続けていきますので、「自分に合った担当アドバイザー」を早めに見出していくことが、転職成功のひとつの要となるでしょう。
- キャリア相談に、親身に乗ってくれるか
- 求人を紹介する際に、「なぜおすすめなのか」についてきちんと納得できる説明をしてくれるか
- 求人紹介の量・その後の連絡ペースが、適切と感じられるか
マイナビIT AGENT
-
SESの求人数 約550件(2024年7月時点) 特徴 - 大手人材会社マイナビが運営
- アドバイザーがIT・Webエンジニアの転職事情に精通している
- 年収・スキルアップも目指せる
対応エリア 全国 公式サイト https://mynavi-agent.jp/it/
マイナビ社が運営する、ITエンジニア転職に特化した転職エージェント。好条件求人の紹介、書類作成・面接準備へのサポートの手厚さに強みがあります。
マイナビIT AGENTは、マイナビが運営するIT・Webエンジニアの転職支援に特化した転職エージェントです。
在籍するキャリアアドバイザーはいずれもIT・Webエンジニアの転職事情に精通しており、エンジニアの視点からキャリア相談や求人紹介を行ってくれます。
マイナビIT AGENTのSESエンジニア転職おすすめポイント
エンジニア系の求人を常時豊富に取り揃えており、2024年7月時点での保有求人数は約1.9万件。
そのうち、SESに関わる求人は約550件あります。
大手から中小企業まで幅広い求人を持ち、注目企業の求人があった場合は個別の説明会や、ITエンジニア向けのWebセミナーも常時実施しています。
特に都市部在住の人は、求人企業の選択肢の豊富さとサポートの「質の高さ」が期待できるでしょう。
エンジニアのジョブチェンジの提案も含めて、キャリアについて手厚なサポートを受けたい人におすすめです。
レバテックキャリア
-
SESの求人数 900件(2024年7月時点) 特徴 - アドバイザーが全員エンジニア経験者
- IT系企業情報に詳しい
- 書類添削・面接対策のサポートも手厚く、選考通過率が高い
対応エリア 全国 公式サイト https://career.levtech.jp/
レバテックキャリアの担当エージェントは全員エンジニア経験者。「希望の企業に転職」96%、「転職後の年収アップ率」80%以上の高い実績を誇ります。
レバテックキャリアは、レバテック株式会社が運営する転職エージェントです。
同サービスの特徴としては、アドバイザーの殆どが「エンジニア実務経験者」であること。IT業界についてエンジニアリングの技術的な事柄についても通じた担当が付いてくれる可能性が高いです。
レバテックキャリアのSESエンジニア転職おすすめポイント
レバテックキャリアでは年3,000回以上の企業ヒアリングから得た最新情報をもとに企業別に対策を行っています。
そのため、転職希望者のスキルや希望にマッチした求人紹介を得意とし、ヒアリング後の初回マッチング率(内定率)は90%にものぼるといいます(同社担当より)。
引用元:レバテックキャリア公式サイト
「エンジニアリングをどういった事業分野で発展させていくか」についてしっかり把握して転職活動をするうえで、自分だけの調査・研究では不安な人はレバテックキャリアのサポートが役立つでしょう。
保有する求人の職種も幅広く、SESに関わる求人は約900件あります(2024年7月現在)。
ワークポート
-
SESの求人数 約700件(2024年7月時点) 特徴 - 全国トップレベルの求人数。特にIT・Web業界への転職支援に強い
- 「対面でのじっくりサポート・転職決定率の高さ」に強み
- 転職者の希望に合わせて、「チャレンジ転職」にも力強くサポートしてくれる
対応エリア 全国 公式サイト https://www.workport.co.jp/
「未経験からの転職に強い」と評判の転職エージェント。PG→SE、SE→PLといったエンジニアのキャリアチェンジの際にも積極的な支援が期待できます。
ワークポートは、国内に52の拠点を持つ運営20年の大手転職エージェントです。
ほぼ全ての業種・職種の求人に対応しており、とくにIT・Web、製造(メーカー)、建設・土木・設計の求人が多い傾向にあります。
同サービスの活用メリットとして挙げられるのが、「転職決定率の高さ」です。
サービスを利用した人たちの評判・口コミからは「求人紹介から企業との交渉まで積極的に動いてくれた」「企業とのミスマッチを最小限に抑えようと働きかけてくれた」といった感想が目立ちます。
ワークポートのSESエンジニア転職おすすめポイント
ワークポートは「未経験職種」へのサポートが手厚いことでも知られています。 他の分野や業界からSESへジョブチェンジを検討している人は、ワークポートのサービスが適しているでしょう。
参照元:ワークポート 「転職コンシェルジュの転職相談サービス」
「検討の余地があれば求人を紹介する」というスタンスのエージェントのため、転職先の選択肢を広げる際にもおすすめです。
エンジニア系の求人を常時豊富に取り揃えており、2024年7月時点での保有求人数は約2.5万件。 そのうち、SESに関わる求人は約700件あります。
リクルートエージェント
-
SESの求人数 3,000件(2024年7月時点) 特徴 - キャリアカウンセリングや条件交渉などのサポート品質が高い
- 「面接力向上セミナー」や「レジュメビルダー」のサポートツールも充実
- 国内転職サービストップの求人保有数
対応エリア 全国 公式サイト https://www.r-agent.com/
ITエンジニア求人数は国内No.1!豊富な転職ノウハウと支援ツールで、「スピーディな転職」を実現できます。
リクルートエージェントは国内でも最大の求人数と転職支援実績を誇る全国展開の転職エージェントです。
「リクルート」のブランドの信頼性の高さから、企業に転職者を紹介する営業力・提案力の高さに定評があります。
リクルートエージェントのSESエンジニア転職おすすめポイント
転職活動を進めていくにあたり、不安はつきものでしょう。
たとえば面接での受け答えについて。リクルートエージェントでは面接の必勝法が学べる「面接力向上セミナー」を開催しています。
引用元:リクルートエージェント公式サイト
また、「企業が求める人材はどういったものなのか」という悩みに対しても、実績豊富なキャリアアドバイザーがポイントを記した「エージェントレポート」を提供してくれます。
リクルートエージェントはエンジニア系の求人も豊富です。2024年7月時点でのSESに関わる求人は約3,000件あります。
まとめ)自分をしっかり持ち、将来の希望とマッチする企業選びをしよう
SES企業は、どれだけ高い値段でエンジニアを常駐できるかが経営に大きな影響を与えます。
もちろん会社の求めに応じ、プロジェクトで力を尽くすことはよいことです。しかし自分自身のキャリアに無関心だと「いろいろ経験しているけれど、強みがない」と評価されかねません。
これではあなたの努力も報われなくなってしまいます。
このためSESエンジニアに転職する場合は、ご自身の目標をしっかり持つことが重要です。
その上で、希望にマッチする企業を選びましょう。応募先企業の内部事情はなかなか外に出ないことも多いですから、転職エージェントを活用することで納得いく転職につなげやすくなります。