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未経験からマークアップエンジニアに転職するには?仕事内容・必要なスキル

[最終更新日]2025/09/18

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未経験からマークアップエンジニアに転職するには?

Webコンテンツに関わる仕事の中でも、マークアップエンジニアに関心を持つ方は増えています。
転職を成功させるためには、仕事内容や必要なスキルを正しく把握することが欠かせません。さらに、予想される年収や将来性を理解しておけば、入社後のミスマッチを防ぐことができます。

目次

Web業界でのキャリアを目指す上で、マークアップエンジニアはとても魅力的な入り口です。Webサイトの「見た目」を作る専門家であり、そのスキルは将来フロントエンドエンジニアとして活躍するための大切な土台となります。
ここではまず、マークアップエンジニアの具体的な仕事内容から見ていきましょう。

マークアップエンジニアの主な仕事内容

    
【マークアップエンジニアの主な仕事内容】 ■コーディング ■CMSの設計/構築 ■SEO(検索エンジン最適化)

マークアップエンジニアの仕事は、大きく以下の3つに分けられます。

                                                                   
コーディングWebデザイナーが作ったデザイン案を、ブラウザで表示できるようにHTMLやCSSといった言語を使ってWebページを組み立てる作業です。
CMSの設計/構築ブログやお知らせの更新が簡単にできる仕組み(CMS)を導入したり、使いやすくカスタマイズしたりします。代表的なものにWordPressがあります。
SEO(検索エンジン最適化)制作したWebサイトがGoogleなどの検索結果で上位に表示されやすくなるように、HTMLの構造を整えるなど、技術的なサポートを行います。

指示書通りに作業するだけでなく、ユーザーにとっての使いやすさや、より良い表現方法を考えて提案することも大切な役割です。

マークアップエンジニアとよく似た職種に「フロントエンドエンジニア」があります。未経験からWeb業界を目指す方にとって、この二つの違いは少し分かりにくいかもしれませんね。カンタンに言うと、担当する「役割の広さ」が違います。

下の表で、それぞれの役割を比べてみましょう。


マークアップエンジニア フロントエンドエンジニア
主な役割 Webサイトの見た目や骨格を作る 見た目に加えて、動きや機能を実装する
主な使用技術 HTML, CSS HTML, CSS, JavaScript など
例えるなら… 設計図通りに家の骨組みや壁紙を仕上げる建築の専門家 建築に加えて、電気・水道・インターネットなどの設備を整える専門家

マークアップエンジニアは、主にHTMLとCSSを使ってWebサイトの静的な見た目を整える専門家です。一方、フロントエンドエンジニアはそれに加え、JavaScriptというプログラミング言語を使って、ユーザーがクリックしたらメニューが開いたり、入力した内容に応じて表示が変わったりといった「動的な機能」を実装します。

ここまで読むと、「フロントエンドエンジニアのほうが、できることが多くて大変そう…」と感じるかもしれません。その通りですが、だからこそ市場価値も高く、多くの企業で求められる存在となっています。

そして、ここが一番大切なポイントです。
優れたフロントエンドエンジニアになるためには、マークアップエンジニアが持つHTMLとCSSの深い知識が絶対に欠かせません。

Webサイトの構造を正しく理解し、キレイなコードを書けるスキルは、いわば建物の「頑丈な土台」のようなもの。この土台がしっかりしているからこそ、JavaScriptを使った複雑な機能という名の「立派な家」を建てることができるのです。

ですので、まずはマークアップエンジニアとしてのスキルをしっかり身につけ、それを土台にしてフロントエンドエンジニアへとステップアップしていく。これが、未経験からWeb業界でキャリアを築くための王道ルートと言えるでしょう。

【マークアップエンジニアの将来性】 ■AIに取って代わられる可能性はある ■将来的に、以下のスキルを身につけておくことが重要 ・Webデザイン ・プロジェクトマネジメント ・プログラミングスキル

「マークアップの作業は、将来AIに奪われてしまうの?」といった不安の声を耳にすることもあります。たしかに、HTMLやCSSを書くだけといった単純な作業は、AI技術に代替される可能性はあります。

だからこそ、先ほどお話しした「フロントエンドエンジニアへのステップアップ」が重要になるのです。

JavaScriptを使ったプログラミングスキルや、ユーザーの使いやすさを考える設計スキルを身につけることで、あなたの価値は飛躍的に高まります。「ただコードを書くだけの人」ではなく、「課題を解決できるエンジニア」へと成長することが、将来にわたって活躍し続けるためのカギとなります。

年収の面でも、スキルアップは大きな影響を与えます。
マークアップエンジニアの平均年収は400万円~500万円がひとつの目安ですが(※)、JavaScriptやそのフレームワーク(Reactなど)を扱えるフロントエンドエンジニアになることで、さらなる収入アップを目指すことが可能です。

未経験からのスタートであっても、しっかりとスキルを身につけていけば、高い評価と報酬を得られるのがこの業界の魅力です。

※参考:マイナビ「職種別平均年収ランキング | クリエイティブ系 マークアップエンジニア・フロントエンドエンジニア

    

「エンジニアになるぞ!」と決意したものの、「一体何から勉強すればいいんだろう…」と、学習の順番で悩んでしまう方はとても多いです。
大丈夫、ご安心ください。ここでは、未経験からフロントエンドエンジニアを目指すための「おすすめの学習地図(ロードマップ)」を3つのステップに分けてご紹介します。
この地図の通りに一歩ずつ進んでいけば、必要なスキルを効率よく身につけることができますよ。

【Step 1】Web制作の基礎スキルを固める

何事も、まずは土台作りが一番大切です。Webサイトがどうやって作られているのか、その仕組みを理解するための基本的なスキルを学びましょう。家づくりで例えるなら、まさに「骨組み」と「内外装」の部分です。

HTML / CSS(Webサイトの骨格と装飾)

HTML/CSSに関する知識:手書きで書ける・バグを修正できるレベルが求められる。

HTMLとCSSは、Webサイト制作の根幹をなす言語です。

  • HTML:見出しや段落、画像などを配置し、ページの「骨格」を作る言語
  • CSS:文字の色や大きさ、背景、レイアウトなどを指定し、見た目を「装飾」する言語

マークアップエンジニアやフロントエンドエンジニアは、このHTMLとCSSを自分の手でスラスラと書けるレベルが求められます。ツールを使えば簡単に見えるページも作れますが、プロの現場では、細かい調整や予期せぬ表示崩れ(バグ)の修正を手作業で行う場面が必ずあるからです。

また、この段階で「誰にとっても見やすく、使いやすいサイトを作る」という意識(ユーザビリティ/アクセシビリティ)や、「検索エンジンに正しく内容を伝える」ためのSEOの基礎知識も合わせて学ぶと、書けるコードの質がぐんと上がりますよ。

JavaScript(Webサイトに動きをつける言語)

JavaScriptに関する基礎知識:動的なコンテンツも実装できると、仕事の幅が広がる。

HTMLとCSSだけで作られたサイトは、いわば「ただの紙芝居」のような静的なものです。ここにJavaScriptを加えることで、Webサイトに命を吹き込むことができます。

例えば、

  • 画像をクリックしたら、ふわっと拡大表示される
  • メニューボタンを押したら、するするっと項目が出てくる
  • ページのトップに戻るボタン

こうした「動き」は、ほとんどがJavaScriptによって作られています。1章でお話ししたフロントエンドエンジニアへのステップアップには絶対に欠かせない、とても重要なプログラミング言語です。まずは基礎をしっかり固めましょう。

【Step 2】現場で必須の開発ツールを習得する

基礎が固まったら、次はプロのエンジニアが「当たり前」に使っている便利な道具たちに慣れていきましょう。学習の早い段階でこれらのツールに触れておくと、実際の仕事の進め方をイメージしやすくなります。

Git / GitHub(コードのバージョン管理とポートフォリオ公開)

CMSに関する知識 ■CMSが持つ機能を把握し、適切な機能を選択し活用する ■サイトの目的や特徴にあわせて、適切なテンプレートを作成する

Git(ギット)は、プログラムのコードを「セーブポイント」のように記録・管理できるシステムです。「うっかりファイルを消してしまった!」「昨日までは動いていたのに…」という時に、過去の状態にサッと戻すことができます。

そしてGitHub(ギットハブ)は、そのGitのセーブデータをインターネット上に保存・公開できるサービスです。他の人と共同で作業したり、自分の作品(ポートフォリオ)を企業に見てもらったりするために、今やほとんどのIT企業で使われている必須ツールです。

Prettier / ESLint(コードの品質を保つための必須ツール)

一人で書いているうちは気にならなくても、チームで開発を進めると「人によってコードの書き方がバラバラ…」という問題が起こります。それを解決してくれるのが、Prettier(プリティア)ESLint(イーエスリント)という、コードのお掃除・校正ツールです。

  • Prettier:コードの見た目(インデントなど)を、保存するたびに自動でキレイに整えてくれる執事のようなツール。
  • ESLint:文法ミスや非推奨の書き方を「先生、ここ間違ってますよ!」と教えてくれる先生のようなツール。

これらのツールを使う習慣をつけることで、誰が読んでも分かりやすい、バグの少ないキレイなコードを書く練習になります。

【Step 3】市場価値を高めるモダン技術に挑戦する

さあ、いよいよ応用編です。ここまでのスキルでもWebサイトは作れますが、さらに市場価値の高いフロントエンドエンジニアになるために、現代の開発でよく使われている「モダンな技術」にも挑戦してみましょう。ここまでできれば、他の未経験者と大きな差をつけられますよ。

TypeScript(JavaScriptの進化版言語)

ユーザビリティ/アクセシビリティに関する知識 ■誰でも見やすく、使いやすいコンテンツにする ■重要なポイントは目立つよう工夫されている ■目的の情報にアクセスしやすいよう、各ページの構成を工夫する

TypeScript(タイプスクリプト)は、ひと言でいうと「JavaScriptをより安全に、大規模でも使いやすくした進化版」の言語です。JavaScriptでありがちな、ささいな入力ミスによるエラーを、プログラムを実行する前に発見しやすくなるという大きなメリットがあります。最近のWeb開発現場では、標準的に使われることが増えてきています。

React / Vue.js(需要の高いJavaScriptフレームワーク)

SEOに関する知識:適切なタグの設定や構造化データの作成など。ガイドラインはまめに変更されるので、最新情報をチェックする。

React(リアクト)Vue.js(ビュージェイエス)は、「フレームワーク」と呼ばれるものです。これは、高機能なWebアプリケーションを効率よく開発するための「設計図」や「部品セット」のようなものだと考えてください。

X(旧Twitter)やYouTubeのように、ユーザーの操作に応じてページの一部だけが次々と更新されていく複雑なサイトは、こうしたフレームワークを使って作られています。求人市場でも非常に需要が高く、どちらか一つでも使えると、応募できる企業の幅が大きく広がります。

Tailwind CSS(効率的にCSSを記述する人気の手法)

Tailwind CSS(テイルウィンド シーエスエス)は、近年とても人気が出てきているCSSの書き方の一つです。「`text-blue-500`」や「`font-bold`」といった部品のようなクラスをHTMLに直接書き込むことで、驚くほどスピーディーにデザインを組み立てていくことができます。これまでとは少し違うアプローチですが、開発効率を上げる手法として多くの現場で採用されています。

ここからは、マークアップエンジニアとして活躍できる職場への転職を検討している人向けに、おすすめの転職エージェントを紹介します。

紹介するサービスはどれもマークアップエンジニアへの転職支援実績のあるエージェントです。

エージェントによってサポートの傾向や担当となるアドバイザーのタイプも変わりますので、まずは自分に合うエージェントを見つけていくうえで2~3登録し、「ここがフィットする」というエージェントに利用を絞っていくとよいでしょう。

マイナビIT AGENT

マイナビAGENT。ITエンジニアの方へ
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マイナビIT AGENTの活用メリットとマークアップエンジニアの転職へのおすすめポイント

マイナビIT AGENTの所属アドバイザーは、全員がIT・Web業界に精通したプロフェッショナルです。

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マークアップエンジニアほかWebプログラマー求人数 非公開
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マイナビジョブ20's。20代・第二新卒向け転職エージェント
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マイナビジョブ20's。TechCareer

参考:マイナビジョブ20’s公式サイト

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マイナビジョブ20’sの特徴

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マークアップエンジニアほかWebエンジニアの公開求人数 約1,000件(2025年1月現在)

doda エンジニアIT

doda。企業との強いリレーションで口コミ転職者満足度No.1。ITエンジニアの転職ならdoda
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dodaのITエンジニア転職に特化した転職エージェント。幅広いエンジニア職種と地方求人の豊富さに強みがあります。

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dodaは求人を自分で探して応募する「転職サイト」と、求人紹介から企業への応募、日程調整までアドバイスしてもらえる「転職エージェント」両方のサービスを利用できます。

「まずは自分でじっくりマークアップエンジニアの求人をチェックしたい」という人は、転職サイトのサービスを利用するとよいでしょう。
その後「応募や企業への交渉についてサポートしてほしい」となったときに、エージェントサービスを利用することもできます。

doda エンジニアITでのマークアップエンジニアを含むWebエンジニアの求人数は約1.3万件(2025年1月現在)。
多くの候補の中から、自分に合った職場を見つけやすいでしょう。

doda エンジニアITの特徴
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  • 企業からのスカウト・オファーが届きやすい
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サービス対応地域 全国
拠点 北海道、宮城、東京、神奈川、静岡、愛知、大阪、京都、兵庫、岡山、広島、福岡
マークアップエンジニアほかWebプログラマー求人数 約1.3万件(2025年1月現在)
職種ごとに専門のサポート

【まとめ】マークアップエンジニアは通過点。その上の職種を目指すキャリアパスを考えよう

マークアップエンジニアは、将来性があまり明るくない職種という点は否めません。しかしエンジニアとしてステップアップする通過点と考えると、大変魅力的な職種です。自らの工夫で良質なWebコンテンツを製作できることに、やりがいを感じる人も多いでしょう。

このためマークアップエンジニアをゴールとせず、その先を目指してキャリアパスを考えることをおすすめします。必要なスキルの習得に力を注ぐこともよい方法です。

また、キャリアパスの作成や会社を選ぶ際は、IT業界に詳しい転職エージェントの活用をおすすめします。業界の最新情報や会社の内部事情を入手できるため、現実にフィットした活動を進められることでしょう。

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