40代の「フリーランスと転職どちらを選ぶ?」で迷った時のメリット・デメリットと判断ポイント
[最終更新日]2024/07/15
40代のビジネスパーソンにとって、今後のキャリアを考える上で「転職か、フリーランスとして独立するか」は悩みどころでしょう。
どちらの道を選ぶにしてもリスクを取る必要があり、それぞれ取るべきリスクが大きく異なるからです。
目次
1)40代からフリーランスになる人の傾向と平均年収
40代でフリーランスに転向する人は、従来から一定数いました。
それまでのキャリアで培ってきた業務経験や人脈を生かし、満を持して独立へと踏み切るビジネスパーソンは少なくありません。
2021年のコロナ禍以降、この傾向に一層拍車がかかっています。
フリーランス人口全体を見ると、2020年に1,062万人だったフリーランスは2021年10月には1,577万人と約1.5倍に増えています。
引用:ランサーズ「フリーランス実態調査 2021 – Speaker Deck」
また、フリーランスに転向するまでの就業年数を見ると、約4割の人が40代以降に独立していることが分かります。
引用元:中小企業庁委託「小規模事業者の事業活動の実態把握調査~フリーランス事業者調査編」(2016年1月、(株)日本アプライドリサーチ研究所)
ただし、上図はあくまでも全体的な傾向に過ぎません。
フリーランスに転向する年代として最適な時期は、個々人によって異なります。
もしフリーランスへの転向を視野に入れているのであれば、フリーランスの働き方や収入の実態について理解を深めておく必要があるでしょう。
40代フリーランスの年収は約半数が「300万円未満」
中小企業庁の調査によれば、40代フリーランスのうち年収500万円以上を得ている人の割合は全体の15%ほどに留まっています。約58%は年収300万円未満であり、かつ100万円未満が20%強です。
この結果から、40代フリーランスの多くは副業スタイルで就業していることがうかがえます。
会社員としての収入に上乗せする形で、フリーランスとして収入を得ている実態が浮かび上がってくるのです。
引用:引用元:中小企業庁委託「小規模事業者の事業活動の実態把握調査~フリーランス事業者調査編」(2016年1月、(株)日本アプライドリサーチ研究所)
フリーランスとひと口に言っても、さまざまな働き方があります。完全に独立して仕事に従事する以外にも、会社員を続けながら副業からフリーランスに挑戦する方法もあります。
そこで、フリーランスの主な働き方と40代フリーランスに多い職種について、次章でより詳しく見ていきましょう。
2)フリーランスの主な働き方
フリーランスの主な「働き方」は、4種類
フリーランスの「働き方」は、大きく4種類に分けることができます。
それぞれどのような特徴があり、報酬はどれくらいになるのでしょうか。
40代で就業するケースを想定しながら、1つずつ見ていきましょう。
①副業系 すきまワーカー
本業は会社員として固定給をもらい、就業時間外(帰宅後や休日など)の空いた時間を活用して副業としてフリーランスの仕事を行います。
40代は勤務先で管理職を務める人も多く、仕事の負荷も高くなりがちです。家族との時間を確保しつつ、副業に取り組む時間を確保することが求められます。
年間平均報酬は63.9万円ですが、過半数が10万以下と平均報酬は低めです。
②複業形 パラレルワーカー
副業ではなく、継続的に2社以上の企業と業務委託契約を結び仕事をするタイプです。
プロフェッショナルなスキルを持つ方が多い傾向にあります。
40代までに培ってきた実績やスキルが、勤務先以外で仕事を獲得する上での土台となるでしょう。
年間平均報酬は108.4万円ですが、過半数が50万円未満と幅があります。
③自由業系 フリーワーカー
特定の企業に属さず、自由に好きなことを仕事にするタイプです。
自身のホームページやブログをアップしたり、YouTubeで動画を配信したりする(広告掲載による収入)人などが例として挙げられます。
年間平均報酬は57.8万円ですが、過半数が10万以下と平均報酬は低めです。
収入が目的というよりは、自身の知識・スキルを世の中で役立てることを目指して活動する40代も少なくありません。
④自営業系 独立オーナー
プロフェッショナルなスキルや専門資格を保有し、個人事業主あるいは自らが法人経営をしているフリーランスがこれにあたります。例えば、弁護士や会計士、税理士などの士業系が該当します。
40代までに専門資格を取得してきた人、士業系で実績を積んできた人が多く見られます。
年間平均報酬は354.8万円、400万以上が最も多い傾向にあります(全体の36%)。
40代フリーランスで働く人に多い職種は
40代でフリーランスとして働く人に多いのは、どのような職種でしょうか。
フリーランスの定義は幅広いため業種・職種も多岐にわたりますが、多く見られる職種として次の3つが挙げられます。
- 営業・販売職
- クリエイティブ職
- ソフトウェア・インターネット関連技術職(ITエンジニア)
40代のフリーランサーの多くは、前職までの経験を土台に同業種・同職種の仕事から始めるケースが多く見られます。それまでの経験や人脈が、フリーランスとして仕事を獲得する上で役立っているのです。
それぞれの職種について、詳しい仕事内容を確認していきましょう。
営業・販売職
セールス系のフリーランスにとってのクライアントは、製品やサービスの契約・販売促進をプロフェッショナルに委託する企業です。
前職で営業・販売職として優れた実績を挙げてきた人が多く、実力主義の世界といえます。
営業・販売の実務経験や実績が問われるため、2〜3社に勤務したのちにフリーランスへ転身するケースがほとんどです。
収入面では、前職の平均年収が471万円であるのに対して、フリーランスとしての平均年収は317万円と、およそ150万円の年収ダウンが見られます。
ただし、中には契約・販売数を大きく伸ばし、高額な報酬を得ているフリーランサーも存在します。報酬面に関しても実力主義の色合いが濃い職種といえるでしょう。
クリエイティブ職
デザイナーやフォトグラファー、ライターといったクリエイティブ系フリーランサーの中には、学校を卒業後すぐに独立して活動し始める人もいます。
一方で、2〜3社に勤務して経験を積んだのちにフリーランスに転向する人も少なくありません。
実務スキルと過去の実績(ポートフォリオ)が重要視されるため、スキルがあれば年齢に関わらず独立しやすい職種といえるでしょう。
収入面では、前職での平均年収が313万円であるのに対して、フリーランスの平均年収は380万円と、67万円の年収アップが見られます。受託する仕事量や報酬水準に応じて、収入に差が開きやすいのが実情です。
ソフトウェア・インターネット関連技術職(ITエンジニア)
フリーランスエンジニアとして活動する人が多く見られる職種です。
会社員としてエンジニアを経験し、身につけてきたスキルや業務知識を元にフリーランスへ転身するケースが多いでしょう。
前職での平均年収が449万円に対して、フリーランスの平均年収は393万円と、56万円の年収ダウンが見られます。
ただし、スキルの高いエンジニアに高額案件が集中する傾向があるため、収入が二極化しやすい職種といえるでしょう。
技術的な知識・スキルに加えて、案件を自身で開拓していく営業力や交渉力も問われます。フリーランスとして活躍しているエンジニアの多くが、オールマイティな能力を持っているのです。
参考:「データで見る日本のフリーランス」全国就業実態パネル調査2019
副業・フリーランスを始めたいけれど【スキル不足が不安】な人におすすめキャリアスクール
ライフシフトラボ
ライフシフトラボは、「複業」や「独立・起業」、「転職」に向けて自身のキャリアを更に開拓していきたい40代・50代の方を対象としたビジネススクールです。
同サービスの一番の特徴は、「行動を促す」ことを第一に設計されたマンツーマンレッスン形式であること。
サービスは2ヵ月間にわたる週1回(各60分)のマンツーマン面談で構成されます。
支援するトレーナーは全員が副業・起業の経験があり、実体験も兼ねたアドバイスを受けられます。
利用した多くの40代の方々が副業・フリーランス開始に成功しています。「フリーランスになりたいけれど、その一歩が踏み出せない」という人は、いちど無料オンライン説明会を受けてみるとよいでしょう。
3)40代でフリーランスとして働くメリット・デメリット
40代でフリーランスとして働く場合、具体的にどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。メリットとデメリットの両面を理解して、適切な判断を下せるように備えておきましょう。
40代がフリーランスで働くメリット
自分の裁量で仕事ができる
フリーランスには、会社員のような勤務時間が存在しません。いつどこで仕事をしようと、基本的に自由です。仕事の成果さえきちんと出していれば、仕事の進め方や優先順位を自分の判断で決められます。
希望する収入や生活スタイルに合わせて、仕事量をコントロールできるのもフリーランスの特徴です。
「たくさん働いて稼ぎたい」「時間に余裕のある暮らしをしたい」といった希望を叶えられやすいでしょう。
自分の裁量で仕事ができるのは、フリーランスだからこそ得られるメリットといえます。
これまでのスキル/人脈を活かし、高収入も目指せる
フリーランスの収入は青天井です。会社員として培ってきたスキルや人脈を生かすことで、会社員時代を超える高収入を目指すことも決して不可能ではありません。
会社員の場合、たとえ優れた成果を挙げても月給が急に上がることは考えにくいでしょう。
フリーランスとして報酬の高い仕事を数多くこなせば、「月収を倍にする」「会社員時代の3倍の年収を目指す」といったことも可能です。
スキルや人脈しだいで高収入を目指せる点は、フリーランスとして働くメリットといえます。
通勤時間や人間関係などのストレスが減る
職種にもよりますが、自宅でできる仕事であれば通勤する必要がありません。
通勤時間が削減できるため、時間に余裕を持って暮らしやすくなります。通勤ラッシュのストレスから解放され、健康面においてもメリットを感じられるでしょう。
ストレスに関しては人間関係も同様です。取引先を自分で決められるので、「合わない」相手と無理に付き合う必要がなくなります。
このように、会社員であれば避けられないストレスの多くを、フリーランスに転身することで大幅に軽減できるメリットがあるのです。
40代がフリーランスで働くデメリット
収入を安定させることが難しい
フリーランスは会社員のような月給制ではないため、収入が不安定といわれています。
継続的に仕事をもらえるクライアントが見つかれば収入は比較的安定するものの、どの案件も未来永劫続くとは限りません。常に新規開拓を意識し、不測の事態に備えておく必要があるでしょう。
また、フリーランスには退職金や厚生年金がありません。将来に備えたマネープランは、自分自身でしっかりと考えておく必要があります。
会社員として得ていた安定収入やセーフティネットがなくなることは、フリーランスに転身するデメリットといえるでしょう。
案件によっては年齢制限が設けられている場合もある
職種や案件によりますが、サービスや製品によっては若年層のユーザーを想定しているケースがあります。
企業によっては、ユーザーと近い年齢層のフリーランサーへ優先的に発注することもあるでしょう。年齢を重ねるにつれて、受注できる案件が限られていく可能性があるのです。
近年は社会の変化が激しくなっており、技術の進歩もめざましいものがあります。
新しい技術を吸収し、適応していく柔軟性は、一般的に年齢が若いほど優れているでしょう。若く優秀なフリーランサーがライバルになることは、40代にとってのデメリットとなり得ます。
フリーランスからの出戻り転職の難易度は高い
フリーランスから再び正社員として就職するのは、40代の人材にとって難易度が高いといえます。
企業は40代以降の中途採用者に対して、専門スキルとマネジメントスキルの双方を求めるからです。
フリーランスの期間にマネジメントスキルを培えたかどうかが、再就職時のポイントとなるでしょう。
また、フリーランサー自身の働き方や習慣もネックになる可能性があります。
自由な働き方を経験した以上、再び会社組織という制約の中に身を置くことは容易ではありません。
いわゆる「出戻り転職」の難易度が高いことは、40代でフリーランスに転向する際のデメリットといえるでしょう。
4)40代でフリーランスか転職かで迷った時の3つの判断ポイント
40代のビジネスパーソンが「フリーランスか転職か」で迷った場合、どのような判断基準でキャリアを選択すればよいのでしょうか。
先々後悔しないための判断ポイントとして、次の3点が挙げられます。
「これをキャリアの軸にしたい」と本気で思える分野があるか
フリーランスに転向することは、「その道のプロフェッショナル」として生きていくことを意味しています。
デザイナーならデザイン、ライターならライティングがコアスキルとなるわけですから、「今後のキャリアの軸にしよう」と本気で思える分野があるかどうかは重要な判断基準となります。
「この道で生きていこう」と思えるほどの分野がないようであれば、副業としてスタートするのも1つの方法です。
会社員を続けながらスモールスタートで事業に挑戦すれば、失敗したときのリスクを最小限に留められます。
逆に「この道のプロフェッショナルになりたい」という強い思いがあれば、フリーランスに転向するタイミングとして適切でしょう。今後の長い人生を見据えて、自分が何をキャリアの軸にしたいのかを見極めることが大切です。
人脈/ネットワークが豊富・または今後築いていけそうと思えるか
フリーランスとして仕事を受注し続けていく上で、人脈やネットワークが重要な意味を持ちます。 実際にフリーランスとして働いている人のおよそ半数が、自身で営業することで顧客を獲得しているからです(下図)。
出典:「IT人材白書2020」(調査年:2019年度)独立行政法人情報処理推進機構(IPA)社会基盤センター
注目すべきは、「前職からの個人的なつながり」によって顧客を獲得しているフリーランサーが4割近く存在する点です。
もし退職してフリーランスに転向した場合、現在の勤務先や取引先から仕事を受注できそうか、身近なところから振り返ってみるとよいでしょう。
フリーランスに転向すると、仕事は自分自身で獲得しなくてはなりません。
現状の人脈でそれが可能かどうか、あるいは何らかの方法で今後ネットワークを築いていけそうか、といった点を見通しておくことが重要です。
様々なリスクに対して事前に対応する「慎重さ」を持てるか
フリーランスの働き方にはリスクがつきものです。様々なリスクに先回りして対応し、備えておく必要があります。
一例として、次に挙げるリスクに対し、具体的にどう対処していくべきか十分に検討しておくことが重要です。
- 健康維持はどうするか?
- 事業の多角化など収入の分散は可能か?
- 老後資金はどのように準備するか?
- 知識・スキルの陳腐化をどうやって防ぐか?
一点目の「健康維持」については、正社員・フリーランスに関わらず一定の収入を得ていた40代が「病気等の理由でその後の収入が激減した」というケースは多いです。
これから先の人生を見据えたライフプランを設計し、必要に応じて資産運用や保険の見直しも行っておいたほうがよいでしょう。
また「事業の多角化などの収入の分散」については、現在すでに収益の柱を持っている人ほど要注意です。
ひとつの事業が半永久的に存続するというケースは稀です。常に新しいビジネスについて検討し続ける姿勢が、フリーランスには求められます。
収益元が1つのクライアントに寄り過ぎている場合も、契約が切れたときのリスクを認識しておくべきでしょう。
その他、扶養家族がいる人の場合、国民健康保険に扶養の仕組みがない点にも注意しましょう。
勤務先で加入している健康保険の任意継続も可能ですが、保険料が全額自己負担となることに加え、加入期間の上限は2年間です。
国民健康保険と比較しつつ、保険料を試算しておくことをおすすめします。
こうした種々のリスクに対して、40代のフリーランサーが「どうにかなるだろう」と楽観視するのは禁物です。
生じる可能性のあるリスクを想定し、事前に対応しておく「慎重さ」を持てるかどうかは、フリーランスとしての資質を確認する上での判断材料です。
5)40代のフリーランスにおすすめのクラウドソーシング&フリーランスエージェント
40代のフリーランスとしての仕事探しは、(すでに依頼主がいる場合は別として)クラウドソーシングまたはフリーランスエージェントを利用するケースが多いです。
クラウドソーシングとは「案件のマッチングサイト」です。
多くの企業がクラウドソーシング経由でフリーランサーを募集しており、サイト上で契約から納品まで完結できます。
フリーランスエージェントは「フリーランサーに企業からの案件を紹介するエージェントサービス」です。
登録後に担当エージェントから希望に合った仕事を紹介してもらえます。
クラウドソーシングは比較的単発の案件が多いのに対して、フリーランスエージェントは「週〇日」または「〇か月間のプロジェクト」というように中長期的な案件が多いのが特徴です。
また、フリーランスエージェントは福利厚生サービスや税務サポートが付いているところも多く、これからのフリーランスの働き方について相談したい人にも役立つでしょう。
「初めてフリーランスとして仕事を探す」という人はまずはクラウドソーシングで単発の案件からスタートするのがおすすめです。
すでにフリーランスまたは副業として活動をしており、「もっと大規模な案件に関わりたい」という人はフリーランスエージェントに相談をしてみると良いでしょう。
以下に、クラウドソーシング、フリーランスエージェントそれぞれおすすめのサービスを紹介します。
おすすめのクラウドソーシングサービス
ランサーズ
案件数国内No.1&幅広い職種のお仕事に対応
サービス名 | ランサーズ |
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案件数 | 常時6,000~1万件 |
主な案件ジャンル | システム開発、Web制作・デザイン、ライティング、動画制作、翻訳、事務、コンサル、営業、その他専門職 |
特徴 |
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ランサーズは国内トップの案件数を誇るクラウドソーシングです。
仕事内容のジャンルはシステム開発、Web制作・デザイン、ライティング、動画制作、翻訳、事務、コンサル、営業、その他専門職など幅広い職種で、初心者レベルからエキスパートレベルまで扱っています。
初心者の方でも安心して仕事を進められるよう、サポート体制も万全です。
仕事に関する悩みなどを気軽に相談できる「クラウドソーシング相談室」や、24時間365日体制のサポート窓口を設け、サポートチームでは、全ての仕事依頼について不正や不備がないか確認を行っています。
また「フリーランストータルサポート」として、仕事面だけでなく生活面のサポートも行っており、一定額以上の報酬獲得者は福利厚生「Lancers クラブオフ」に加入できます。
クラウドワークス
IT/Web向け案件多数&フリーランス初心者におすすめ
サービス名 | クラウドワークス |
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案件数 | 常時6,000~1万件 |
主な案件ジャンル | システム開発、Web制作・デザイン、ライティング、動画制作、翻訳、事務、その他専門職 |
特徴 |
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クラウドワークスはランサーズに次ぐ案件数を持つ、国内有数のクラウドソーシングサービスです。
初心者でも対応可能な「カンタン作業(質問やアンケート、データ入力等)」と「ライティング・記事作成」などの案件が豊富で、「すきま時間で小遣い稼ぎをしたい」、「まずは副業としてスモールスタートしたい」という人に特におすすめです。
エンジニア開発、デザイン・イラスト作成、ライティング等、おもにIT・Web関連の案件が多く、それらジャンルでは高額案件も多くあります。
クラウドワークスでは「プロクラウドワーカー制度」を取り入れています。厳しい認定基準を満たした一部のプロフェッショナルだけが「プロクラウドワーカー」として優遇され、受注数や報酬アップにもつながっています。
Saleshub(セールスハブ)
営業職フリーランサーにおすすめ
サービス名 | Saleshub(セールスハブ) |
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案件数 | 常時1,000件前後 |
主な案件ジャンル | 営業・販売の代行、マーケティング |
特徴 |
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Saleshub(セールスハブ)は、営業・販売の代行に特化した顧客紹介マッチングサービスです。
企業に対して顧客候補を紹介することで、報酬として平均5万円以上のご協力金が獲得できます。知人・友人を紹介できます。
2024年現在においては、主に30代〜40代の営業マン・ビジネスマンを中心に25,000人以上が登録しています。
営業職・販売職といった顧客コミュニケーション力を武器にフリーランス・副業を始めたい人におすすめのサービスです。
企業とのやり取りはオンラインのビデオ通話でも可能です。スキマ時間で在宅でも取り組めます。
「今後、フリーランスとして新たな人脈・ネットワークを築いていきたい」という人にも有効なサービスでしょう。
おすすめのフリーランスエージェント
レバテッククリエイター
Web・ゲーム業界のクリエイター専門のエージェント
サービス名 | レバテッククリエイター |
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案件数 | 常時1,000件前後 |
主な案件ジャンル | システム開発、Web制作・デザイン、ライティング、動画制作、その他クリエイティブ案件 |
特徴 |
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レバテッククリエイターは、レバテック株式会社が運営する、Web・ゲーム業界のクリエイターを専門としたフリーランスエージェントです。
扱う案件の業種は、Webデザイナー、Htmlコーダー、UI・UXデザイナー、フロントエンドエンジニア、キャラクターデザイナー、イラストレーター、2Dデザイナー、3Dデザイナー、Webディレクター、ゲームディレクター、アートディレクターなどがあります。
高単価の案件が豊富で、これまでWeb業界またはゲーム業界で実務を経験してきた方は、マッチする好条件案件を見つけやすいでしょう。
また、レバテッククリエイターには人間ドックやスポーツジム、レストラン、映画館、旅行などを特別価格で利用できる福利厚生サービスも充実しています。
Marketer Agent(マーケターエージェント)クリエイティブ
デザイナー・クリエイター専門のフリーランスエージェント
サービス名 | Marketer Agent(マーケターエージェント)クリエイティブ |
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案件数 | 非公開 |
主な案件ジャンル | Webディレクション、Webデザイン、コーディング・制作・開発業務、動画制作業務 |
特徴 |
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Marketer Agent(マーケターエージェント)クリエイティブは、デザイナー・クリエイター職に特化したフリーランスエージェントです。
同サービスの強みは、デザイナー・クリエイターに特化した支援ができること、またクリエイティブ制作に精通するコンサルタントが企業と募集案件の要件整理をしているため、適切なマッチングがされやすいことにあります。
なお、同サービスは「経験年数2年以上」の方を対象としています。
紹介される案件は、週1~週3、月30時間~100時間のものが多く、フルリモート案件が中心です。
業績に直結するようなクリエイティブ制作に携われる案件が多く見られます。
デザイナー・クリエイターの経験を活かして活躍したい人に、おすすめのフリーランスエージェントです。
レバテックフリーランス
大規模システム開発のフリーランス案件が豊富
サービス名 | レバテックフリーランス |
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案件数 | 常時2,000件前後 |
主な案件ジャンル | ITエンジニア全般(PG・SE、PL・PM、インフラエンジニア、社内SE、ITコンサル他) |
特徴 |
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レバテックフリーランスはフリーランサーの登録者数・業界認知度ともにNo.1のフリーランスエージェントです(※公式サイトより)。
とくに40代以降向けの案件としては、大規模開発向けの高単価案件が豊富です。これまでエンジニアとしての経験を十分に積んだ40代の方でしたら、大きな年収アップにつなげやすいでしょう。
また、レバテックフリーランスの担当はIT技術領域に明るいため、案件相談の際も適切な意思疎通をもってサポートをしてくれるはずです。
そのほか、単価交渉の代行、テレワーク勤務や開発環境への希望についても応じてくれるので、理想の働き方を実現しやすいでしょう。
40代ITエンジニアの方で、SEやPL・PM、PMOなどの上流工程、またはクラウドやセキュリティなどのサーバー・ネットワーク系の構築・運用のお仕事を探している人におすすめです。
フォスターフリーランス
大規模システム開発のフリーランス案件が豊富
サービス名 | フォスターフリーランス |
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案件数 | 常時2,500件前後 |
主な案件ジャンル | システム開発、インフラ、クリエイティブ(Webディレクション・デザイン)、運用・サポート(社内SE、ヘルプデスク)…等 |
特徴 |
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フォスターフリーランスは、株式会社フォスターネットが運営するITエンジニア専門のフリーランスエージェントです。
サービス開始から20年以上に渡り、フリーランスエンジニアに特化したサポートを行ってきた老舗のエージェントです。 登録者数は17,000人、案件保有数は常時5,000件と、業界でもトップクラスの数字を誇っています。
「最短3日での就業」というスピード感、「利用者満足度90%」の高品質なサポートが期待できます。
とくに開発PM/PMO、インフラPM/PMO、ITコンサル、業務コンサルといった上流工程の案件が豊富ですので、ITエンジニアとして実務経験を積んだ40代の方は好条件の案件を見つけやすいはずです。
また、フルリモート案件も多くあるため、地域に関わらずの案件探しができるでしょう。
WorkShip(ワークシップ)
エンジニアやクリエイター、コーポレート等幅広いデスクワークに対応
サービス名 | WorkShip(ワークシップ) |
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案件数 | 常時1,000件前後 |
主な案件ジャンル | システム開発、Web制作・デザイン、マーケティング、編集・ライティング、営業、コーポレート、人事、広報…等 |
特徴 |
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WorkShip(ワークシップ)はエンジニア、Web制作・デザイン、マーケティング、編集・ライティング、営業、コーポレート、人事、広報等幅広い案件に対応したフリーランスエージェントです。
週1~3日・リモートワークなど、柔軟な働き方ができる案件が多く、これまでの経験・実績を企業にアピールしていきたい人におすすめです。
現在ワークシップの登録ユーザー数は30,000人を超え、案件数も増加傾向にあります。
企業からの直接オーダーを貰えるケースもありますので、「フリーランサーとして、どのような企業からニーズがあるか確認したい」といった確認にも活用できるでしょう。
PE-BANK
エンジニアに特化したエージェント。地方案件にも強い
サービス名 | PE-BANK |
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案件数 | 常時4,000件前後 |
主な案件ジャンル | システム開発、Web制作・デザイン、ライティング、動画制作、その他クリエイティブ案件 |
特徴 |
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PE-BANKは1989年の設立以来、フリーランスエンジニアを専門にサポートしてきた老舗のエージェントサービスです。
2015年に現在のサービス名に変更するまでは「首都圏コンピューター技術者協同組合」として多くのエンジニアに知られていました。
現在では首都圏をはじめ、北海道から福岡まで主要都市10拠点でサービスを展開しています。
取引企業は約1,000社、取り扱い案件数も50,000件以上とフリーランスエンジニアに向けたサービスの中では最大規模となっています。
取引企業には大手も多く、IT企業から金融業界まで幅広い案件を保有しているのが特徴です。全国10か所に拠点があり、他のフリーランスエージェントと比較して地方案件も豊富です。
扱っている案件として最も多い言語はJavaで、業務系アプリケーションの案件がとくに豊富です。
また、.NET(VB / C#)やインフラ系の案件も数多くみられます。このほか、JavaScript、PHPなどWeb系の案件やデータベース関連の案件、Android/iOSといったスマホアプリ開発まで広範囲にわたる案件をカバーしています。
フリーランスエンジニア向けの福利厚生サービスも充実しており、例えば確定申告のサポートも行ってくれます。
まとめ)フリーランスへの転向は「果断」と「慎重」のバランスを大切に
40代の人が転職かフリーランス転向か迷った場合の判断ポイントについて解説してきました。近年、フリーランスに転向する人が増加傾向にあるとはいえ、会社員を続ける場合と比べてリスクが高いことに違いはありません。
一方で、フリーランスとして働くことを通じて実感できるメリットも数多くあります。様々なリスクを十分に勘案した上で、思い切ってフリーランスへの転向を決断することも必要でしょう。
40代でフリーランスへ転向する際には、この「果断」と「慎重」のバランス感覚が非常に重要です。後悔のない決断ができるよう、本記事を参考に今後の働き方をじっくりと考えてみてください。