転職エージェントから連絡が来なくなった…原因と対策は?
[最終更新日]2024/07/21
転職エージェントに登録すると、担当エージェントによる転職サポートを受けることになります。
キャリア相談や求人紹介はエージェントを通じて行われるため、連絡を取り合う機会が増えるはずです。
ところが、転職エージェントに登録してから連絡が途絶えてしまうことがあります。口コミサイトなどでも、「担当エージェントからの連絡が来なくなった」「ある時期を境に音沙汰がない」といった感想を見かけることがあります。なぜこのようなことが起きるのでしょうか?
今回は、転職エージェントから連絡が来なくなる原因と対処法について解説していきます。連絡が来なくなる状況としては、次のようなタイミングがあり得るでしょう。
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目次
1)サービス登録後に連絡が来ない場合の原因と対策
サービス登録後、エージェントからコンタクトして来ないのはなぜでしょうか。考えられる主な原因として、次の2つが挙げられます。
原因A その時点で紹介できる求人がない
転職エージェントには、サービスごとにターゲットとする転職者の層があります。
20代の転職サポートを得意とする転職エージェントに40代の転職希望者が登録していたり、金融業界への転職支援に強い転職エージェントにメーカー志望の人が登録していたりすると、紹介可能な求人は現実的に限られてしまうでしょう。
仮に転職エージェント選びが適切だったとしても、登録した時点での希望条件しだいでは今すぐに紹介できる求人がない場合があります。
転職エージェントには日々多数の転職希望者が登録していますので、エージェントとしてもすぐに紹介可能な求人が見つかる可能性の高い人へ優先的に連絡を入れようとするでしょう。
あまり多くの条件をつけすぎていたり、希望する業種や職種を限定していたりすると、紹介可能な求人がないと判断されて連絡が後回しになっていることも考えられます。
対策A-① 登録時の条件を緩める
転職エージェントに登録した際、希望条件を設定しているはずです。
複数の希望条件を登録した人は、優先度の高い条件だけを残して他は条件から外したり、妥協できる条件であれば問わない判断をしたりすることも必要な場合があります。
どうしてもこだわりたい条件があったときは、他の条件は少々緩めることも検討しておくとよいでしょう。複数の条件が重なることで紹介可能な求人は確実に狭まりますので、条件を緩めれば求人紹介の連絡が入る可能性があります。
「条件を緩めてしまうと、本来は希望していない求人も紹介されるのでは?」と思うかもしれません。
しかし、詳しく話を聞いてみると思いのほか興味を惹かれる仕事だった、といったこともないとは言い切れません。詳細を聞いた結果、やはり興味を持てないと思ったら断ればいいのです。
はじめから入口を狭めすぎてしまわないようにすることが重要です。
条件を緩める際に、とくに効果が高いのは「希望年収」です。年収が最優先事項でない場合は、「この程度なら許容できる」という年収まで下げてみるのもよいでしょう。
対策A-② 他の転職エージェントに登録する
現在登録している転職エージェントで、あなたの希望する求人を保有していない可能性(、または担当者がそのように判断してしまった可能性)もあります。
この可能性を確認するためにも、他の転職エージェントにも登録して、どのような対応があるかを確認することをおすすめします。
転職に成功する人が利用する転職エージェント数は平均4社ほどといいます。
複数のサービスを併用していれば、対応品質の高いサービスやあなたに合った担当にも出会いやすくなるでしょう。
「レスポンスが早いかどうか」もエージェント品質を見極める重要な観点です。
原因B レジュメの登録不足、または必要事項の記入漏れがある
初歩的なことですが意外とありがちなミスとして、サービス登録が完了していなかったり、必要事項の記入が漏れたままになっていたりすることがあります。
メールアドレスを登録した場合、正常に登録が完了していれば確認のメールが届いているはずです。登録完了を知らせるメールが届いていないようなら、まだ登録が完了していないか、入力したメールアドレスが間違っていた可能性があります。
他にも、希望条件や現在の就業状況、経歴といった情報が不十分だと、転職エージェント側でもどのような求人をピックアップして紹介すればいいのか決めかねてしまいます。
経歴のように重要な情報が空欄になっていれば、転職活動への熱意そのものを疑われてしまうこともあり得ます。「今すぐ転職したいわけではないようだ」と判断されると、エージェントから連絡する際の優先度が下がることは十分に考えられるでしょう。
このように、登録時のちょっとしたミスや確認不足で漏れが生じてしまうことは、絶対にないとは言い切れないのです。
また、サービス登録時の職務経歴(レジュメ)を1行で済ませていたという場合、転職エージェントの方では高い確率で「転職意欲の低い人物」と判断するでしょう。
こうした場合も、転職エージェントからの連絡が遅れたり頻度が低まる要因になります。
対策B-① 登録内容に漏れがないか確認する
まず、レジュメ登録は「しっかり書く」ことを意識しましょう。レジュメをしっかり書く転職者に対しては、担当エージェントも真摯に対応しやすくなるものです。
また、登録時の不備に関しては、誰しもが「まさかそんな基本的なミスはしないだろう」と考えがちですが、登録してから一向に連絡が来ないようなら一度見直しておく価値はあります。
転職エージェントへの登録自体、それほど頻繁に行うことではありませんので、慣れない作業をする中で不備が発生するのは十分に想定できることだからです。
記載内容に不足や漏れがあったようなら、追記して更新しておきましょう。
もし登録そのものが完了していないようであれば、再度情報を入力して登録を完了させておく必要があります。登録が完了しているかどうか不明な場合は、転職エージェントの問い合わせフォームなどを通じて登録が完了しているかどうかの確認を入れておきましょう。
レジュメを適宜更新することは、エージェントだけでなく提携企業からも目に留まりやすくなります。また、しっかりした内容で更新すればスカウトメールも届きやすくなるでしょう。
対策B-② レジュメの品質を上げる
とくにビズリーチやリクルートダイレクトスカウトなどのハイクラス向け転職サイトを利用している場合は、レジュメ品質を上げることでエージェントやヘッドハンターからの連絡は格段に届きやすくなります。
転職エージェントへの登録時に作成するレジュメは企業が直接見るものではありませんが、担当者が見たときに「この転職者は、企業が欲しがる人物像が分かっている」と思ってもらえば、より積極的な支援を受けやすくなるでしょう。
ポイントは、「採用担当が興味を持つ人物像」を想定してあなた自身のペルソナを作っていくこと、つまり、「顧客視点」を持ってレジュメを書いていくことです。
2)初回面談後に連絡が来ない場合の原因と対策
エージェントから連絡が入り、面談でキャリア相談に乗ってもらって以来、ぱったりと連絡が来なくなるケースは少なくありません。
面談そのものは決して悪い雰囲気ではなかったにも関わらず、エージェントからの連絡が途絶えてしまったことにショックを受ける人もいるでしょう。
では、初回の面談を終えて連絡が入らなくなる原因として、どのようなことが考えられるのでしょうか。あり得る主な原因には、次の2点が挙げられます。
原因C その時点で紹介できる求人がない
転職エージェントは、面談を通じて転職者のこれまでの経歴や実務経験、実績、今後のキャリアプランなどを把握し、総合的に判断した上でマッチ度の高い求人を紹介したいと考えています。
ところが、面談でヒアリングした内容を総合した結果、その時点で紹介できる求人がほとんどないに等しいか、あったとしても非常に少なくなってしまうことがあります。
とくにこの傾向が顕著に表れやすいのが「希望年収」です。現状の年収や経験と転職を希望する業界の給与水準を考えあわせたとき、希望条件が不釣り合いだと必然的に紹介可能な求人は限られてしまいます。
転職直後から年収アップを望む人は少なくありませんが、人材を募集する企業側でも賃金テーブルを定めている可能性は十分に考えられます。
よほど優れた実績がある場合を除いて、高望みが過ぎるとエージェント側も連絡しにくくなってしまうことがあるのです。
対策C-① 転職で求める条件に優先順位をつける
転職先に求める条件に年収アップを挙げている場合でも、年収アップ「だけ」が条件というケースは稀でしょう。
業種・職種や仕事内容、勤務地、企業規模といった複数の条件が重なるごとに、完全にマッチする求人は段違いに減っていきます。
「勤務地が多少遠くても良ければ」「企業規模にこだわりがないなら」といった条件付きで、実は紹介可能な企業が複数存在していることもあるのです。
仮に年収を希望条件に挙げる場合であっても、「年収〇〇以上」と限定してしまわず、「〇〇万円〜〇〇万円」と幅を持たせることで選択肢が広がることも考えられます。
また、入社時に提示される想定年収が思ったほど高くなくても、入社後の活躍しだいで前職を超える収入が期待できる職場もあるはずです。
転職で求める条件を並列して複数挙げる場合は、必須条件・できれば叶えたい条件に分けて優先順位を伝えましょう。
希望条件を変更した際は、なるべく早く担当エージェントと共有しておくとよいです。
対策C-② 他の転職エージェントに登録する
現在登録している転職エージェントで、あなたの希望する求人を保有していない可能性(、または担当者がそのように判断してしまった可能性)もあります。
この可能性を確認するためにも、他の転職エージェントにも登録して、どのような対応があるかを確認することをおすすめします。
連絡が来ない理由に、「担当エージェントの能力や性格」によるものが含まれることもあります。この場合、その担当エージェントとのやりとりを継続するメリットはあまりありません。
原因D 面談時に「転職への意欲がない」と感じられた
エージェントが面談した結果、転職への意欲がない・低いと判断されてしまうことがあります。
転職可能な時期を訊ねられた際に明確な回答をできなかったり、「半年後」「良い話があれば」といった回答をしたときに、起きやすいケースです。
もちろん転職者側では「いま担当している仕事のきりがつくまで」など、さまざまな事情があるはずですが、エージェントからは「今すぐ転職する意思がないようだ」と思われてしまうこともあるでしょう。
転職市場は常に動き続けており、良い求人に出会うためにはタイミングも重要です。エージェントとしても、ぜひ勧めたい企業は転職意欲の高い人へ優先的に紹介したいと考えるからです。
対策D-① 担当エージェントとこまめに連絡を取るようにする
今すぐには転職しないと伝えてしまった人や、面談で受け身と思われかねない対応をしていた可能性のある人は、担当エージェントに自分のほうから連絡を取ってみましょう。
エージェント側も転職希望者の近況が常に変化していることは理解しているはずですので、こまめに連絡を取り合うことで「転職に前向きになっているようだ」と感じてもらえます。
担当エージェントから連絡があれば、できるだけ迅速に返信するように心がけます。こうすることで、転職への意欲が高まっていると印象づけられ、優先的に転職サポートを行ってもらえる可能性があります。
エージェントも一人の人間ですので、頻繁に連絡を取り合っている相手のことは全く連絡していない人よりも印象に残りやすくなります。
こまめに連絡を取り合うことは、転職エージェントを活用する上で重要なポイントとなるのです。
転職者からエージェントから連絡を取る際は、「最近新しい求人はどうですか?」「こういう分野で、なにか求人はないですか?」といった質問事項を持っておくとよいでしょう。
対策D-② こちらからの連絡にも反応がない場合は、担当者の変更を依頼
もし本当にエージェント側で「転職の意欲がない」と判断したことで連絡が滞っていたとすれば、あなたからの能動的なコミュニケーションによって何らかの動きがあるでしょう。
ただし、それでも状況が変わらない場合は、担当エージェントの性質的な問題も考えられます。
その場合は担当者の変更についても検討することをおすすめします。
転職エージェントでの担当変更依頼はよくあることですので、きちんと理由を伝えれば問題なく変更を受け入れてくれるはずです。
「担当変更をお願いしづらい」という方は、「●●の分野で支援実績が豊富な方に一度お話をうかがいたい」、「最近、●●系の求人企業への転職支援をしていた方がいたら、その人の話を聞きたい」といった風に伝えると、角を立てずに担当変更をしてもらいやすいでしょう。
対策D-3③ 他の転職エージェントに登録する
担当エージェントとの関係構築に難しさを感じ、かつ担当変更もしにくいという場合は、早めに他の転職エージェントに切り替えるほうが良いかもしれません。
今のサービスをすぐに解約せずとも、いくつかの転職エージェントを併用して、対応品質について確認すして徐々にメインで利用するサービスをシフトしていくことをおすすめします。
3)企業への応募・選考後に連絡が来ない場合の原因と対策
転職エージェント経由で企業を紹介してもらい、応募や選考を終えてから連絡が来なくなることがあります。
転職者側としては結果を待っている状態なので、気になって落ち着かない心理状態になりやすいのがこのケースです。
転職者としては「とにかく待ち続けるしかないだろうか?」と考えがちですが、必ずしもそうとは限りません。
応募・選考後に転職エージェントから連絡が来なくなった場合の原因と対策について、想定されるパターン別に見ていきましょう。
原因E 応募先企業からの連絡待ち
選考結果の返答が届かないのは、転職エージェントが転職者に連絡していないからではなく、そもそも応募先企業から選考結果が届いていないことに原因があるケースが考えられます。
企業によって選考に要する期間には差があり、必ずしもすぐに選考結果を伝えられるとは限らないからです。
書類選考や面接を担当した人物が意思決定権を持たないケースはめずらしくなく、上長や経営層の判断を仰いでから選考結果を伝えることになるため、選考に時間がかかってしまうことも多いのです。
他にも、ちょうど新卒採用の時期と重なっていたり、他の部門・職種の採用と並行して採用活動を進めていたりする場合、採用担当者が多忙を極めていることも考えられます。
一般的には、選考期間として5〜10営業日は選考のために時間を要すると考えておいたほうがいいでしょう。
対策E-① 待ちの時間を作らず、他の企業への応募を続ける
選考から5〜10営業日が過ぎても返答がない場合、担当エージェントに連絡を取って状況を確認してみるのも1つの方法です。
もし企業からの返答待ちの状態が続いているようなら、エージェントから応募先企業へ催促の連絡を入れてもらえることもあります。
ただし、エージェントができることとしてはこの範囲までです。
企業側が選考結果を通知しない限り、エージェントは次の動きを取れません。また一般論として、企業が「どうしても採用したい」「他社に取られたくない」と感じる人材には急いで結果を通知することが多いものです。
返答を引き延ばしている時点で、残念ながら選考結果が思わしいものではない可能性もあります。
エージェントからの結果連絡を待つ状態をずるずると続けるのではなく、他企業への応募も積極的に検討し、良い求人が見つかれば応募を続けるようにしましょう。
原因F 担当エージェントが複数の転職者をさばききれていない
転職エージェントの各担当者は複数名の転職者を同時に担当しています。タイミングによっては1人のエージェントに仕事が集中してしまい、極めて多忙な状態になることも考えられるでしょう。
エージェントとしては内定獲得に近づいている案件を優先的に進めていこうとするため、一次選考や応募段階の転職者は後回しになってしまうこともあり得ます。要するに、担当している複数の転職者をさばききれていないのです。
このような状況では、連絡が滞っている原因は明らかに担当エージェント側にあります。
必ずしも転職者側のスキルレベルや経歴が原因ではないこともありますので、エージェントからの連絡が来ないからと言って悲観しすぎないようにすることが大切です。
対策F-① 催促の連絡を入れる・もしくは担当者の変更を依頼
基本的な対策としては、担当エージェントへ催促の連絡を入れましょう。
もし本当にエージェント側の事情で連絡が滞っていたとすれば、催促の連絡を入れた途端に返答があるなど、何らかの動きがあるはずです。
担当者が多忙な状態が一過性のものであれば、一度このようなことがあったら次からは連絡が滞ることのないように注意を払ってもらえるはずです。
ただし、担当エージェントが仕事をさばききれない状況が慢性的に続いていたり、そもそも担当エージェントの力量が不足していたりするケースでは、その後も「催促しないと連絡が来ない」といった状況になりがちです。
もし状況が改善される様子が見られないようなら、担当者の変更を依頼しておくのも1つの方法です。担当者が変わった途端、スムーズにやりとりできるようになることもあるのです。
対策② 他の転職エージェントに登録する
担当エージェントとの関係構築に難しさを感じ、かつ担当変更もしにくいという場合は、早めに他の転職エージェントに切り替えるほうが良いかもしれません。
今のサービスをすぐに解約せずとも、いくつかの転職エージェントを併用して、対応品質について確認すして徐々にメインで利用するサービスをシフトしていくことをおすすめします。
4)「担当としっかり連絡を取り合いたい」人に。タイプ別おすすめ転職エージェント
転職エージェントは一度に一箇所しか登録してはならないというルールはありません。
複数の転職エージェントを併用することで、担当エージェントのサービス品質を比較でき、自分に合ったエージェントを判断しやすくなります。
また、仮にどこかの段階でエージェントから連絡が来なくなったとしても、別の転職エージェントからサポートを受けられる状況になっていれば、転職活動がストップしてしまうこともありません。
転職活動を効率的かつ確実に前へと進めていくためにも、転職エージェントには当初から2〜3つ登録しておくことをおすすめします。
現在、国内に転職エージェントは17,000以上もあります。当然ながら、それら転職エージェントにはそれぞれ特徴があり、「どの転職エージェントも一緒」ということはありません。
そこで、あなたに合ったサービスを見つけやすくするためにおすすめの転職エージェントをパターン別にピックアップしました。
「このパターンが自分に合いそう」というところからチェックしてみてください。
パターン別のおすすめ転職エージェント
なるべく早く転職したい、積極的に求人提案を受けたい人はdoda・リクルートエージェント・ワークポート
「なるべく早く転職したい」、「積極的に求人提案を受けたい」という人はdoda、リクルートエージェント、そしてワークポートのサービス利用がおすすめです。
doda、リクルートエージェントは共に国内最大手の人材紹介会社として、豊富な求人と充実したサービス体制があり、「的確かつスピーディな対応」への評判が高く、職務経歴書などの書類添削や応募企業の情報収集、面接対策についても、これまでの実績に基づいた適切なサポートを行ってくれます。
ワークポートはIT・Web業界への転職支援に強い転職エージェントで、かつ担当者からの積極的な求人提案をしてもらえると評判です。ITエンジニアやWebディレクター・プロデューサーといった職種への転職を希望される方にマッチしやすいでしょう。
ただし、これら大手転職エージェントは若手の担当者も多く、当然その品質は一定ではありません。
相性の良くないエージェントや経験の浅いアドバイザ―が担当になったときにうまくリスクヘッジできるように、複数の転職エージェントに登録しておきサポート品質を比較確認できるようにしておいた方が良いでしょう。
サービス名 | 特徴 |
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doda | 「本気でいい求人を探したい」人は、ぜひ登録しておきたい転職サイト。
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リクルートエージェント | 「求人はない」と断れることは稀。ただし、スピーディな活動も求められがち。
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ワークポート | 積極的な提案が特徴。ポイントははじめにしっかり希望条件を伝えること。
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担当エージェントにじっくり相談してもらいたい人はマイナビエージェント・パソナキャリア・JACリクルートメント
転職エージェントでキャリア相談をしたい方、また今回の転職活動に不安を感じている方は、じっくり相談を聴いてもらえる転職エージェントがおすすめになるでしょう。
相談をどれだけ聞いてもらえるかは担当となるエージェントによっても変わってきますが、以下の転職エージェントは「話をよく聞いてもらえた」という評判が多いです。
マイナビエージェントは20代~30代前半の若手社会人向けの転職支援に強く、JACリクルートメントは年収600万円以上のリーダー・管理職層の転職支援に強いです。パソナキャリアは全年齢に満遍なく対応している転職エージェントです。
サービス名 | 特徴 |
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マイナビエージェント | 登録時の「希望条件」の内容によっては断れることも。いったんは広めの条件で登録がおすすめ(転職希望時期は「未定」以外にしておくのがよい)。
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パソナキャリア | 初回面談を断られるケースは少ない。面談前にしっかり準備しておくことが大事。
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JACリクルートメント | 求人はやや少なめ。登録前に公式サイトで目当ての求人があるかチェックを。
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キャリアアップ転職を目指す人は、JACリクルートメント、ビズリーチ、パソナキャリアハイクラス
今回の転職で、「キャリアアップや年収アップを果たしたい」という方は、ハイクラス向けの転職エージェントを利用すべきでしょう。
好待遇の求人はピンポイントのタイミングで募集されることが多く、その殆どが「非公開求人(転職サイト等一般の求人媒体には紹介されない求人)」か、それぞれの転職エージェントのみが持つ「独占求人」です。
よって、ハイクラス向けの転職エージェントは「中長期的に利用する」イメージで、かつ複数登録しておくのがおすすめです。
以下に紹介するのは、特にミドル世代向けの転職支援実績の豊富な、ハイクラス向けの転職エージェント(一部ヘッドハンターサービス)です。
サービスの特徴を見て、自分に合いそうと感じたものから登録を検討してみてください。
サービス名 | 特徴 |
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リクルートダイレクトスカウト | ヘッドハンターに転職者からアプローチできる。どんどん相談してみよう!
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JACリクルートメント | 求人はやや少なめ。登録前に公式サイトで目当ての求人があるかチェックを。
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ビズリーチ | スカウトや連絡が多く貰えるかはレジュメ品質にもかかっている。丁寧なレジュメ登録を。
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パソナキャリア ハイクラス | 初回面談を断られるケースは少ない。面談前にしっかり準備しておくことが大事。
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doda X | 規模拡大中のサービスのため、狙い目。登録時のレジュメの品質を高めれば優秀なヘッドハンターが付きやすい。
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専門スキルを活かしたい人は、「特化型」の転職エージェント
ITエンジニアや管理業務、マスコミや介護など、これまで培った専門スキルを活かしての転職を検討している人は、「特化型」の転職エージェントがおすすめです。
特化型の転職エージェント利用いちばんのメリットは、担当となるエージェントがその分野の業界情報やトレンドに詳しいということです。
20代で一定の知識・経験を培いつつ今後もキャリアを積み上げる為にどのような知識やスキルの開発が必要かであったり、応募する企業でどのような知識・スキルが求められるかについて、具体的なアドバイスを貰いやすいでしょう。
各分野別のおすすめ特化型転職エージェント
タイプ | ITエンジニア | ITエンジニア | IT・Web業界 | リーダー・マネージャー | リーダー・マネージャー | リーダー・マネージャー | リーダー・マネージャー | 会計・経理・税務・財務 | マスコミ・メディア | アパレル・ファッション | 管理部門 | 外資・グローバル | 外資・グローバル | 製造系エンジニア | 介護・福祉 | 介護・福祉 |
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サービス名 | マイナビIT AGENT | レバテックキャリア | ワークポート | doda X | JACリクルートメント | リクルートダイレクトスカウト | ビズリーチ | ジャスネットキャリア | マスメディアン | クリーデンス | MS Agent | エンワールド | ロバート・ウォルターズ | メイテックネクスト | レバウェル介護 | かいご畑 |
メリット |
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公開求人数 | 約2.1万件 | 約2.5万件 | 約11万件 | 約6.0万件 | 約2.1万件 | 約40万件 | 約14万件 | 約4,000件 | 約4,900件 | 約1,400件 | 約1.0万件 | 約900件 | 約1,900件 | 約1.6万件 | 約23万件 | 約9,000件 |
得意業界/職種 | IT・Web | IT・Web | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | 会計・経理・税務・財務 | マスコミ・メディア | アパレル・ファッション | 管理部門・士業 | 外資系 | 外資系 | 製造系エンジニア | 介護・福祉 | 介護・福祉 |
対象地域 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | 関東・関西・中部(東海) | 東京・大阪 | 関東・関西・東海 | ◎全都道府県 | 東京・愛知・大阪+海外 | 東京・愛知・大阪+海外 | 東京・名古屋・大阪・福岡 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | |
おすすめの人 |
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公式サイト |
表内の求人数は2024年11月時点のものです。
特化型のエージェントは、実務経験ありの転職者を対象としていることが多いです。登録時にこれまでの経歴をしっかりPRしておくことをおすすめします。
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まとめ)転職エージェントからの連絡が来ない原因を探ることから始めよう
転職エージェントに登録したとき、多くの人は「良い企業を紹介してもらえそうだ」と期待を寄せていたはずです。期待が大きければ大きいほど、エージェントからの連絡が入らない状況に困惑し、不安を感じるでしょう。
しかし、こうした状況のときこそ冷静な判断をすることが大切です。なぜ連絡が来ないのか、考えられる原因を探って具体的な解決策を講じていきましょう。
原因が解消されれば、正常に求人紹介を受けられるようになることも十分に考えられます。疑心暗鬼になるのではなく、必ず原因があるという思いで対応することで、転職活動を着実に前進できるでしょう。今回解説してきた対策を参考に、ぜひ転職エージェントとの信頼関係を深めてください。