42歳の転職成功は厳しい?成功のポイントと注意点・おすすめ転職エージェント
[最終更新日]2023/11/20

現在42歳、もしくはもうすぐ42歳で、「転職しようか迷っている」という人は多いのではないでしょうか。
42歳は、大卒なら社会人20年目を迎え、40代半ばを迎えようとしている年代です。一般的な企業であれば、ミドル層からベテランへと周囲の認識も変化していき、管理職など責任の重いポジションで猛然と働く人が多くなっていきます。
目次
参考:42歳の転職におすすめの転職エージェント
サービス名 | doda![]() |
リクルートエージェント![]() |
パソナキャリア![]() |
JACリクルートメント![]() |
リクルートダイレクトスカウト![]() |
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メリット |
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デメリット |
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公開求人数 | 約22万件 | 約37万件 | 約3.3万件 | 約1.2万件 | 約56万件 |
得意業界/職種 | ◎全業界 | ◎全業界 | ◎全業界 | ◎全業界 | ◎全業界 |
対象年代 | ◎全年代 | ◎全年代 | ◎全年代 | ◎全年代 | ◎全年代 |
対象地域 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 |
おすすめの人 |
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公式サイト |
表内の求人数は2023年12月時点のものです。
1)42歳の転職では、なによりも「ミスマッチ」採用に注意を

42歳のビジネスパーソンが転職という選択肢に思い至ったとき、まず気をつけておくべきポイントがあります。それはミスマッチ転職です。
40代に入ると、企業側は中途社員に対して求めるものが明確になりがちです。
「できるだけマネジメント寄りの仕事を任せたい」というケースもあれば、「実務面(現場)での即戦力となる人材が欲しい」というケースもあります。
つまり、20代・30代での転職以上に、企業はどのような人材を求めているのかを見据えて、応募先を判断する必要があるのです。
42歳の転職体験談① 40代の厳しい転職活動を制しましたが、その先に待っていたのは……。 とりい さん 静岡県

転職前 | 転職後 | |
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職業 | ソフトウェアエンジニア | ソフトウェアエンジニア |
職種 | IT・通信・インターネット | IT・通信・インターネット |
従業員規模 | 1,000人以上 | 240名 |
年収 | 720万円 | 800万円 |
-
前職と同じソフトウェアエンジニアとして転職しましたが、業務内容は想像していたものとは異なりました。
研究職での採用だったはずが、実際に入社してみると管理系の職務がほとんどだったのです。
そちらの分野への知識は乏しかったため、周りの期待にも応えられず、あまり職場に馴染めませんでした。入社して1週間後に、上司から要領の悪さを叱責されたこともありました。
「そうは言われましても、採用時とは違う仕事内容ですし、何らかの説明をいただけませんと……」と私が言っても、上司からは「慣れるしかない」という無責任な一言だけ。
仕事の成果を全然上げられませんでした。
研究にあたっての「計画立案」が私に課せられた業務だったのですが、研究自体を主に行ってきた私には、計画を立てる能力が備わっていなかったようです。
技術が優れていれば待遇も良くなっていくだろう、と考え、管理職への道を積極的に目指さなかったというとりいさん。結局、前職では年下の社員が上司になったことで、複雑な思いを抱えることになります。
ここで重要なのが、「管理職になぜなりたくないのか」という点です。
技術一辺倒で行くのであれば、とことんその道を突き進む方法もあるからです。
しかし、この事例のように「誰が管理職になるのか」が気になるのであれば、本当の意味で技術「だけ」を追い求めていたわけではないのかもしれません。
転職前後で仕事内容や仕事の進め方が大きく変わるのは、実はよくあることです。
企業は1社1社独自のローカルルールや文化を持っていますので、同じ職種だったとしても「前の職場と全然違う」と感じる仕事の仕方をしていることも当然あり得るからです。
この点は求人票を見ただけで判断するのは不可能に近いため、企業の内情に通じている転職エージェントを活用し、より精度の高い情報を得ることが重要です。
事前にできる限りの情報を得ておくことで、ミスマッチが生じる確率を最小限に抑えられるのです。
2)42歳の転職で「未経験」・「新分野」への転職成功者も

一般的に、40代に入って未経験の業種や新たな職種に挑戦するのは難しいと言われています。
経験したことのない仕事に適応し、実務に耐えるレベルのスキルを身につけるには、それなりの年月が必要と考えられるからです。
40代の人材となると、これまでの経験値がかえって邪魔をしてしまい、新たな知識やスキルを取り入れづらくなる可能性があります。
また、経験を積む期間を経てから活躍できるとすれば、ビジネスパーソンとしての残り期間は若手と比べてどうしても少なくなってしまいます。
では、42歳で未経験業種や新分野の職種へ挑戦することは「絶対に」無理かと言うと、そうではありません。
同じ職種であれば、異業種で力を発揮することも不可能ではないのです。また、あえて異業種の人材を採用することで、組織に新たな風を吹き込ませたいと考える企業も存在します。
42歳で未経験業種や新分野の職種への転職に成功する人は、どういったことに重きを置いて転職活動をしているのでしょうか。事例を検証してみましょう。
42歳の転職体験談② 「心からの接客がしたい」そんな私が転職したのは、ケーブルテレビ局でした。山本 さん 神奈川県

転職前 | 転職後 | |
---|---|---|
職業 | レストラン店長 | ケーブルテレビ局 |
職種 | 飲食・サービス | 営業 |
従業員規模 | 30人 | 120人 |
年収 | 420万円 | 450万円 |
-
私が30代に差し掛かったころ、店長に昇進することになりました。
それからは従業員のシフト表を作成したり、仕入れ売り上げ管理も一手に引き受けていました。仕事をこなせばこなす分だけ肩書も上がっていくのですが(最終的にはエリアマネージャーにまで昇進しました)、一方で仕事はお客様から離れた経営にまつわるものばかり。
(こういう仕事をしたかったわけじゃないんだけどなあ……)そんな気持ちを抱えるようになっていきました。
ファミレスで18年間の勤務する中で、接客に関する独自の提案を行い、結果も出していた山本さん。エリアマネージャーまで昇進しますが、管理中心でお客様と接する機会のない仕事に違和感を覚え、転職を決意します。
ケーブルテレビの営業職として再出発することで、仕事の原点となっていた「人との接点」を取り戻し、転職は大成功!を実感しているとのこと。仕事に求めるものやビジョンがしっかりしていれば、異業種でも通用するという好例と言えるでしょう。
この成功ストーリーの大きなポイントは、前職のファミレスで実績を残し、評価されてエリアマネージャーまで昇進していたことにあります。仮に前職で結果を残していなかったとしたら、異業種で営業として再スタートを切ることは難しかったでしょう。
どの分野においても、「結果を残せる人」は高く評価されます。
異業種・職種への転職を成功させたいのであれば、まずは現職でしっかりと結果を出すことが重要ということを教えてくれる事例です。
42歳の転職体験談③ 化粧品販売から、40代で保険セールスレディに転職! 河村 さん 東京都

転職前 | 転職後 | |
---|---|---|
職業 | 小売業 | 保険会社 |
職種 | 化粧品販売 | ルートセールス(営業) |
従業員規模 | 300名程度 | 400名程度 |
年収 | 300万円 | 350万円 |
-
私はもっと若い時にも一度転職を経験しています。
ただ、そのときは同じ業界内でした。
未経験の新しい職種についた経験は、今回が本当に初めてでした。
そして、非常に多くのことを学びました。例えば、これまでは自分の職場にいらしたお客様の相手をしていた訳ですが、現職では逆にこちらからお客様の所へ伺います。
デパートで化粧品を販売していた時には「親しみを持ちやすく、フランクなノリで」を常に心掛けていましたが、今度はいきなりお客様の所へ現れる立場です。
以前以上に礼儀や丁寧な言葉遣いを徹底するようになりました。四十を過ぎておかしな話ではありますが、今の職場に移ってから礼儀正しい振る舞いや言葉遣いはかなり学べたかなと思います。
化粧品販売職から保険セールスへと転身を遂げた河村さん。一見すると関わりの薄い業種のようにも思えますが、子育てが落ち着いた女性の仕事として、保険セールスの仕事は実は適しています。
保険への加入や見直しを考える方々の多くは30代から40代にかけての働き盛り・責任世代のケースが多いため、子育てを経て人生経験を積んだ女性から勧められたほうが説得力があると感じる人は少なくありません。
商品そのものに魅力を感じて加入する人もいるかもしれませんが、保険に詳しくない人であれば「この人が勧めるなら加入しておこう」といった信頼関係で契約が決まることもめずらしくないのです。
このように、転職先が未経験業種・職種だったとしても、自分の年齢や経験がそのポジションに見合ったものであれば、採用され成功できる可能性があります。
こうしたことは異業種ほど情報を得にくいはずですので、転職エージェントに相談するなどして、客観的な意見に耳を傾けてみるといいでしょう。
3)「ワークライフバランスを大切にしたい」という42歳での転職は

20代、30代をがむしゃらに働いてきた人の中にも、40代に入ってライフワークバランスを考えるようになった、という人がいるのではないでしょうか。
以前ほど体に無理が利かなくなったり、子どもの誕生などライフステージが変化したりといったことを経験するうち、暮らしの中で何を優先すべきなのかを再考し始めるのは自然なことです。
もし、現在ある程度の蓄えがあって、かつ転職後の収入も一定を見込めるのなら「ライフワークバランス重視」の転職の選択肢はありでしょう。
実際、人の生活に対する満足度は、とくに「生活の楽しさ・面白さ」、「家計・資産の安定」、そして「ワークライフバランスの改善」からの影響で高まりやすいといいます(※1)。

また、2021年の内閣府による満足度・生活の質に関する調査では、仕事時間や通勤時間が減少した人、新たに運動を開始した人、新しく趣味や生きがいができた人に特に満足度が高まる傾向があるとまとめています(※2)。
※1・2 ともに2021年 内閣府「満足度・生活の質に関する調査報告書2021」の内容を参考
「生活の楽しさ・面白さ」のなかに仕事も含まれる人もいるでしょうが、「プライベートでこそ楽しさや幸せを感じていたい」と考える人も多いでしょう。
その際に「今後の人生の満足度を高めるために、転職活動を行う」という選択を考えることは、充分に意義があるはずです。
42歳の転職体験談④ きっかけは妻の家出。ネットワークエンジニアの世界へ。 タッカー さん 埼玉県

転職前 | 転職後 | |
---|---|---|
職業 | IT・コンピューター | IT・コンピューター |
職種 | サーバーエンジニア | ネットワークエンジニア |
従業員規模 | 101~200名 | 50名 |
年収 | 500万円 | 510万円 |
-
ある時、同僚が3日間病欠したために、空いたシフトで代わりに働くことになりました。
仕事を終え帰宅すると、妻が実家に帰っていることに気が付いたのです。妻がいないことに気づくまで2日かかったことにショックを感じました。
帰宅後すぐに寝てしまう生活がずっと続いていました。旅行すら行けない生活に、妻が不満を抱いていたとしても仕方ありません。
一度、妻としっかり話をする必要があると思ったので、当時の上司に、「半休をいただけますか?」と申し出たところ、見事に却下されたのです。
その時たしかに、(このままでは家庭が壊れて、生涯独り身になってしまう……!)と思ったのを覚えています。
いよいよ転職するしかないと、覚悟を決めたわけです。
プログラマーからネットワークエンジニアに転身したタッカーさん。結果的に賛同できる考えの経営者と巡り合うて、いきいきと働いているようです。
タッカーさんの転職成功の秘訣は、エンジニアを専門とする転職サービスを利用したこと、譲歩できる条件と優先したい条件を明確に伝えたことが挙げられます。
ライフワークバランスを理由に転職を検討するタイプの人にありがちなのが、希望条件を「あれもこれも」と並べ立ててしまい、何を優先して求人を探してもらいたいのかいまいち伝わらないというパターンです。
叶えたい条件と同時に、「この点は譲歩してもいい」という条件を伝えることで、より希望条件に近い求人を紹介してもらいやすくなります。
転職先がワークライフバランスを実現できているのは、無理が生じない仕組みを経営者自ら整えているからであり、中小企業とはいえ長く働けそうな感触をタッカーさんは持っているようです。
「会社規模は今より小さくてもいい」という条件を明確にしていたことが、見事に功を奏したと言えるでしょう。
42歳の転職体験談⑤ 都会での多忙な日々と、精神的な負担と、そして上司との確執に疲れ果てて、その結末は── やるやるくん さん 静岡県

転職前 | 転職後 | |
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職業 | ITシステム開発会社 | 管理会社 |
職種 | 管理職(主任) | マンション管理人 |
従業員規模 | 200名 | 10人 |
年収 | 700万円 | 200万円 |
-
転職後の新しい職場でまず思ったのは、これまでの都会での仕事と違って、「忙しくない!」ということでした。
むしろ、やることが殆どなくて、それにびっくりしました。転職先がマンションの管理人ということもあって、また前職がかなり多忙でもあって、そのギャップが大きかったこともあったと思います。
そしてもう一つ驚いたのが、「収入の少なさ」でした。
のんびり仕事ができるという意味ではとても良い環境でしたが、今後の収入に対する不安もありましたので「もっと働かないと」というジレンマは常に感じていました。
とは言うものの、現状の仕事で昇給やベースアップが控えている、という訳でもなく。
仕事自体も早くやっても意味がないので、今はひとつずつ丁寧に、時間を掛けてやっています。
ITシステム開発会社に勤務時代、ストレスから辞めたいと感じることが増えていき、ついに鬱を発症してしまったという事例です。
こうした事例では、病状を快方へと向かわせることが最優先となりますが、「ストレスがない状態」をどう作り出すか?というのは非常に難しい問題です。
この体験談では、マンション管理人に転身し、前職とは比べようがないほど時間に余裕のある働き方ができるようになりました。
ただし、そのぶん収入は激減し、地方在住とはいえ老後の暮らしを今から不安に感じながら働いているという現実があります。
この状態を「ストレスから解放された」と見るか、「別の新たなストレスが生じた」と見るかは、人によりけりといったところでしょう。
なお、この方の場合は田舎のスローライフ自体は合っていたようで良かったのですが、人によっては「田舎暮らしは思いのほか肌に合わなかった」という感想を持つこともあります。
地元の人づきあいなど、地方には地方の難しさがありますので、「都会から出れば全てから解放される」と安直に考えないように注意しましょう。
4)42歳の転職活動におすすめの転職エージェント

ここまで見てきた体験談から見ても、転職サービスを活用することで転職成功へと躍進できる場合があることが分かります。個人の力では不可能な情報収集も、転職サービスを上手に活用することで可能になるのです。
ただし、転職エージェントは各社が特徴を打ち出しており、得意とする分野やターゲット層が異なります。特徴の異なる複数の転職エージェントに登録しておくことで、それぞれの強みを上手に活用できる可能性が高まります。
ここでは、42歳の人におすすめの転職エージェントを5点ご紹介します。
サービス名 | doda![]() |
リクルートエージェント![]() |
パソナキャリア![]() |
JACリクルートメント![]() |
リクルートダイレクトスカウト![]() |
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メリット |
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デメリット |
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公開求人数 | 約22万件 | 約37万件 | 約3.3万件 | 約1.2万件 | 約56万件 |
得意業界/職種 | ◎全業界 | ◎全業界 | ◎全業界 | ◎全業界 | ◎全業界 |
対象年代 | ◎全年代 | ◎全年代 | ◎全年代 | ◎全年代 | ◎全年代 |
対象地域 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 |
おすすめの人 |
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公式サイト |
表内の求人数は2023年12月時点のものです。
doda(デューダ)
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豊富な求人と、担当からの積極的な提案が特徴。「本気でいい求人を探したい!」ならぜひ登録しておきたい転職サイトです。
dodaは国内トップレベルの求人数と、担当アドバイザーから積極的な提案が評判の転職エージェントです。
保有求人は20万件以上(※2023年11月時点)、都市部だけでなく地方での転職支援にも強いです。
また、dodaは求人を自分で探して応募する「転職サイト」と、求人紹介から企業への応募、日程調整までアドバイスしてもらえる「転職エージェント」両方のサービスを利用できます。
「まずは自分でじっくり求人チェックしたい」という場合は、転職サイトのサービスを利用するとよいでしょう。
その後「応募や企業への交渉についてサポートしてほしい」となったときに、エージェントサービスに切り替えることもできます。
そのほか、dodaでは「ダイレクト・リクルーティングサービス」という仕組みを取っており、そのため企業から熱意あるスカウトメールが届きやすいです。

企業からのスカウト・オファー狙いの転職活動を予定している人、「自分が今どんな企業から関心を持たれているか」について知りたい42歳の人は、dodaがよりおすすめでしょう。
dodaの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約22万件(2023年11月現在) |
とくに多い職種 | 営業職|企画・管理|技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)|技術職(組み込みソフトウェア)|技術職(機械・電気)|専門職(コンサルティングファーム・専門事務所・監査法人)|クリエイター・クリエイティブ職|販売・サービス職|公務員・教員・農林水産関連職|事務・アシスタント|医療系専門職|金融系専門職など |
担当エージェント経由でのみ応募可能な求人も多いです。初回面談で担当エージェントとしっかりコミュニケーションをとっておくことで、希望条件に合った求人を紹介してもらいやすくなります。
JACリクルートメント
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ミドルクラス・ハイクラスの転職 満足度で5年連続No.1!キャリア相談の手厚さに定評があり、キャリアアップ転職におすすめです。
JACリクルートメントは「年収600万円以上」のミドル・ハイクラス向け転職エージェントです。一定以上の経験や実績のある人材を求める企業の紹介に優れており、ミドル層以上の転職活動におすすめです。
JACリクルートメントでは求人紹介だけでなく、キャリア面談やキャリアの棚卸し、キャリアプラン相談といった総合的なキャリアコンサルティングを行ってくれます。
在籍コンサルタントは人材業界の中でもベテラン勢が多く、これまでの豊富な転職支援実績をもとにキャリアコンサルティングを実施してもらえます。
42歳の転職希望者はJACリクルートメントのターゲットそのものですので、多数の求人を紹介してもらえる可能性もあります。年収アップが希望条件の1つという人は、JACリクルートメントの活用を検討してみるといいでしょう。
JACリクルートメントの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約1.2万件(2023年11月現在) |
とくに多い職種 | サービス|商社|流通|消費財|マスコミ|建設・不動産|金融|IT・通信|WEB|EMC|コンサルティング・シンクタンク・事務所|メディカル・バイオ|医療・介護・福祉など |
サポートの充実がウリのJACリクルートメントですが、求人数は少なめです。登録の際は希望条件をやや広めに&他の転職サービスにも登録しておくのがおすすめです。
リクルートエージェント
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国内No1の求人数の豊富さ!転職支援ツールも豊富で、「正しい転職活動を知りたい」人にもおすすめのエージェントです。
リクルートエージェントは国内No1の求人数と転職支援実績を誇る転職エージェントです。
リクルートエージェントの強みは全業種・職種に対して豊富な求人数を持つこと、そして長年の実績で培われたノウハウ・転職支援ツールの充実さにあります。
とくに活用したい支援ツールは、企業の特徴から選考のポイントまでをまとめた「エージェントレポート」です。
ここまでお伝えした通り、企業研究は42歳の転職成功に向けてとても大切なアクションです。その際に、レポート情報はあなたの活動に大いに役立つはずです。
リクルートエージェント登録後に無料で活用できる、職務経歴書を自動で作成できる「職務経歴書エディタ」や無料の「面接力向上セミナー」のサービスもおすすめです。
また、担当アドバイザーもこれまでの実績をもとに42歳の転職に関する有益なアドバイスを提供してくれるでしょう。
リクルートエージェントの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約39万件(2023年11月現在) |
とくに多い職種 | 営業・販売・カスタマーサービス|企画・マーケティング・経営|管理・事務|物流・購買・貿易・店舗開発|コンサルタント|金融専門職|不動産専門職|クリエイティブ|SE・ITエンジニア|エンジニア(設計・生産技術・品質管理)|建築・土木|医療・医薬・化粧品など |
リクルートエージェントのサポートは効率的かつスピーディに進みます。日頃の活動にかけられる時間を確保しておくと、より有意義にサービスを受けられるでしょう。
パソナキャリア
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ひとりの転職者に平均20時間のサポート。「じっくり丁寧なサポート」を求める人におすすめです。
パソナキャリアは、人材派遣の大手パソナグループが運営する転職エージェントです。
担当エージェントによる丁寧なサポートを特徴としており、「こちらの相談に対して、じっくり聞いてくれた」という評価をする転職者は多いです。
サポート対応地域は全国、かつ全都道府県に支店があります。対面での相談もしやすいエージェントです。
企業とのリレーションも強く、条件交渉にも強力にバックアップしてくれます。
実際、パソナキャリア利用者の67.1%が内定後の年収アップに成功しているといいます(※公式サイトより)。
パソナキャリアの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約3.3万件(2023年11月現在) |
公開求人数とくに多い職種 | 営業職|管理・事務|IT・Webエンジニア|技術職(電気・電子・機械・化学)|クリエイティブ|マーケティング・企画|コンサルタント・士業|販売員・サービススタッフ|研究・開発(メディカル)|専門職(Web・IT・ゲーム|金融|不動産・建設)など |
転職するにあたって「これだけは譲れない」という希望条件を整理しておくと、担当エージェントも求人紹介がしやすくなります。
リクルートダイレクトスカウト
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「実績豊富なヘッドハンターに出会いたい」ならココ!企業・ヘッドハンターからのスカウトが届く転職サイトです。
リクルートダイレクトスカウトは、転職大手「リクルート」が運営するヘッドハンティング型の転職サイトです。
年収600万円以上のミドル・ハイクラス層を対象とした求人を紹介しており、企業やヘッドハンターからの直接スカウトも多いです。
リクルートダイレクトスカウトでは「転職者がヘッドハンターを選べる」ことが大きな特徴です。

自分が希望する業種・職種に関する知識が豊富か、優れた転職支援実績があるか、といった点を見極めるために、ヘッドハンターのプロフィールを閲覧できます。
優秀なヘッドハンターを見つけたら、転職者のほうからヘッドハンターを選んで求人紹介を依頼できるのです。
また、ヘッドハンターは複数名を同時に指名することも可能です。
リクルートダイレクトスカウトの特徴
特徴 |
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サポート対象地域 | 全国 |
特に多い職種 | 経営ボード|経営企画・事業企画|管理|人事|マーケティング|広告|マスコミ・メディア・出版|クリエイティブ|営業|サービス|コンサルタント|ITコンサルタント|専門職(公認会計士、司法書士など、その他)|IT技術職|Webサービス・制作など |
公開求人数 | 約56万件(2023年11月現在) |
ヘッドハンターには並行して2人目、3人目に相談することも可能です。スカウトを待つだけでなく、自分からも積極的に求人情報や相性のいいパートナーを見つけに行きましょう。
目指す業種・職種が定まっている人は「特化型」エージェントの非公開求人もチェックしよう

ITエンジニアや管理業務、マスコミや介護など、これまで培った専門スキルを活かしての転職を検討している人は、「特化型」の転職エージェントがおすすめです。
特化型の転職エージェント利用いちばんのメリットは、担当となるキャリアアドバイザーがその分野の業界情報やトレンドに詳しいということです。
40代で一定の知識・経験を培いつつ今後もキャリアを積み上げる為にどのような知識やスキルの開発が必要かであったり、応募する企業でどのような知識・スキルが求められるかについて、具体的なアドバイスを貰いやすいでしょう。
各分野のおすすめ特化型転職エージェント
タイプ | ITエンジニア | ITエンジニア | IT・Web系職種 | 管理職・エキスパート | 管理職・エキスパート | 管理職・エキスパート | 会計・経理・税務・財務 | マスコミ・メディア | アパレル・ファッション | 管理部門 | 外資・グローバル | 外資・グローバル | 製造系エンジニア | 介護・福祉 | 介護・福祉 |
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サービス名 | マイナビITエージェント![]() |
レバテックキャリア![]() | ワークポート![]() |
JACリクルートメント![]() |
リクルートダイレクトスカウト![]() |
ビズリーチ![]() |
ジャスネットキャリア![]() |
マスメディアン![]() |
クリーデンス![]() |
MS Agent![]() |
エンワールド![]() |
ロバート・ウォルターズ![]() |
メイテックネクスト![]() |
レバウェル介護![]() |
かいご畑![]() |
メリット |
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公開求人数 | 約1.7万件 | 約2.1万件 | 約8.6万件 | 約1.2万件 | 約56万件 | 約10万件 | 約3,800件 | 約4,100件 | 約1,400件 | 約9,800件 | 約900件 | 約1,800件 | 約1.5万件 | 約17万件 | 約9,000件 |
得意業界/職種 | IT・Web | IT・Web | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | 会計・経理・税務・財務 | マスコミ・メディア | アパレル・ファッション | 管理部門・士業 | 外資系 | 外資系 | 製造系エンジニア | 介護・福祉 | 介護・福祉 |
対象地域 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | 関東・関西・中部(東海) | 東京・大阪 | 関東・関西・東海 | ◎全都道府県 | 東京・愛知・大阪+海外 | 東京・愛知・大阪+海外 | 東京・名古屋・大阪・福岡 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 |
おすすめの人 |
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公式サイト |
表内の求人数は2023年12月時点のものです。
専門特化型のエージェントは、「実務経験者向け」のものが多いです。また、初回面談前に職務経歴書を丁寧に書いて送っておくと、適切なサポートを受けやすくなります。
まとめ 42歳の転職は方向性を明確化し、ミスマッチを防ごう!

42歳の人が転職を躊躇とするとしたら、「転職に失敗するリスク」が重くのしかかっているように感じることも理由の1つではないでしょうか。たしかに、40代半ば以降のキャリアを考える上で、この年代での転職によるミスマッチは避けたいところです。
ミスマッチを防ぐには、「なぜ転職するのか」「転職先に何を求めるのか」「何をしたくないのか」といった方向性を明確化しておくことが重要です。キャリアの棚卸しやキャリアプランの策定を綿密に行い、後悔のない転職を遂げられるようにしましょう。