上のグラフは、みんなの転職「体験談」。に寄せられたエピソード(2018年1月~2024年12月現在)での、50代の転職成功─失敗の内訳を示したものです。
「成功」「まあまあ成功」と答えた人は全体の79%。50代という年齢を踏まえると、一定の成果を得ている方が多いと言えます。
一方、「失敗・やや失敗」と答えている人は21%。約5人に1人が「転職は失敗だった」と答えています。
また、当サイトに体験談を寄稿いただいた50代以降の方々のお話をうかがっていると、ミドル・シニア世代で転職に成功している人は、新しい職場の価値観ややり方に合わせて、自らの考え方や働き方を柔軟に変化させているケースが多く見られます。
協調性や柔軟性は、どの年代にとっても重要です。しかし50代以降は、その変化を受け入れ実践することが特に難しくなる傾向があり、それが転職の難易度を上げている要因のひとつとも言えるでしょう。
自己変革で最も重要なのは、「他者や社会の変化を知り、自分をアップデートする意識を持つこと」です。
そして、50代以降の転職では「自分がどれだけ社会に通用するか」の観点も大事ですが、それ以上に「新しい環境に馴染めて、そこにいる人たちに価値貢献していけるか」が求められます。
50代の転職は、スキルや経験以上に「変化を恐れず学び続けられるか」が問われる時代です。今の自分にできること、変えられることを見つめ直すところから、第一歩を踏み出してみてください。
人は年齢に関係なく成長できる。コールセンター業務から管理部門のマネージャーへ|転職体験談
うえ さん(女性 63歳 福岡県)