不動産営業、40代。子どもの将来の教育費を見据えた「更なる年収アップ」転職の結果は。|私の転職体験談
転職前
- 職業
- 不動産
- 職種
- 営業
- 従業員規模
- 10人
- 年収
- 420万円
転職後
- 職業
- 不動産
- 職種
- 営業
- 従業員規模
- 20人
- 年収
- 450~550万円
目次
かなたさんの転職ストーリー
1これまでの私
不動産営業。楽しみは、子どもとの時間。
転職前は40歳。家族は妻と子ども2人で、子どもは1歳と5歳です。
どんなに仕事が忙しくても、休日の子どもとの時間を楽しみにして頑張れていました。
仕事は不動産の営業マンをやっており、賃貸物件の斡旋などが主な業務でした。
その他にも会社で管理する物件のお世話をしたりと、様々な業務をこなしていました。
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仕事のさなかで人との関わりを持つことは、私にとって「悪くない体験」でもありました。
時にはトラブルや大変なこともあります。それでも、契約が上手く取れたり、顧客から感謝してもらったりすると達成感や充実感もありました。
2転職のきっかけ
「さいきん、貯金が一向に増えないんだけど」
私が転職をしようと思ったきっかけは、「子どもの教育費」を考えてのことでした。
上の子が来年小学校に進学するにあたり、それから教育費がどんどん家計を圧迫するであろうことは目に見えていたのです。
当時の収入は、子どもの将来を考えるといささか心もとないものでした。
ですが、「もっと待遇のいいところに転職できるのか?」と自問すると、やはり心もとない気分になりました。
私はすでに40代になっていて、この歳で年収アップの転職ができるかの不安もありました。
それに、未経験業界へのチャレンジは、きっと無理でしょう。
「できれば同じ業界で転職したい」という想いと、「そう都合よく仕事が見つかるだろうか?」という想い。
なかなか決断しきれなかった私でしたが、妻から「さいきん貯金が一向に増えなくなった」と相談されて、いよいよ転職しなければという思いになりました。
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3転職活動中
そういえば、あの会社が社員募集をしていた。
はじめは、転職エージェントを利用して就職活動をしようかと考えていましたが、ちょうどその頃以前お付き合いのあった会社が社員募集してるという話を思い出し、
- 私
-
「たしかあの会社は、ハローワーク経由で募集をしていると言っていたな…」
と、確認してみることにしました。
──すると、案の定まだ募集されていました。
その会社も不動産会社でした。そして、当時の私のいた会社よりも一回り規模が大きく、求人票の想定年収は当時の私の給与よりもやや高めでした。
- 私
-
「これこそ、私が求めていた条件じゃないか…!」
そう思って、いそぎハローワークを通して面接を受けさせていただくことに。
これまで何度もお付き合いのあった会社でしたので、ほとんど「即採用」でした。
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4転職後
新しい職場で、待ち受けていた状況は。
転職後の会社は、内情をすべて知っていたわけではありませんでしたが、何度も足を運んだこともありましたので不安はありませんでした。
何よりも良かったことは、同じ業界だったこともあって仕事内容も前職とあまり変わらず、スムーズに仕事に取り組めたことです。
一方で、同業界での転職は、どうしても前職の会社の人達と付き合う機会も出てきます。
- 私
-
(辞めたあとだと、やっぱり少し会いずらいな)
と最初のうちは不安な気持ちでいました。
ですが、前職の人達に会った際、彼らは普通に私に接してくれて。ホッとしました。
ビジネスでのコミュニケーションというののは、こういうものなのだな…と少し感心したりしました。
転職の当初の目的であった「年収アップ」については、基本給は若干のアップでしたので、まあ果たせたと思っています。
ですが、不動産営業は営業成績に連動しての歩合給。満足いく給料を獲得するためには、これからの頑張りにかかっています。今まで以上に成果を出せるよう、努力あるのみと自分にいい聞かせています。
5その後、どうなったか。
転職を振り返って、今思うこと。これから、目指したいこと。
転職を振り返って、今思うこと。
40代の転職は、若い時の転職と違って、プレッシャーは大きくなりがちでしょう。
私の場合は結婚して子どももいましたので、転職がなかなか決まらず収入か途切れてしまわないかというのが大きな不安でした。
今回、私は幸運にも比較的早く転職先を決めることができましたが、全く準備せずに臨んたわけではありません。
とくに、企業研究は入念に行いました。その結果、給与ベース、福利厚生、そして経営層の理念等も「問題なさそうだ」と納得したうえで、応募しました。
40代の転職は、きっとこうした慎重さが求められるのだと思います。
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◇ ◇ ◇
「これからの抱負」ですか?
そうですね、今の職場で定年まで働いて、子どもたちのために頑張っていこうと考えたいます。まあ、月並みですね。
私がなしとげたいことは、やはりしっかりと貯金をして、子どもたちに好きなことをさせてあげることです。
もちろん好きなことをさせてあげたいというのは、わがままを聞いてあげるというのではありません。
子どもたちが将来大きくなってから、為になることであればどんどんさせてあげたいと思っています。
そのために、無理をせず楽しく貯金をすることが目標です。
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