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医療事務から派遣の事務職へ転職。その後念願の正社員に|私の転職体験談

転職前

BEFORE
職業
医療事務
職種
事務
従業員規模
300人
年収
280万円

転職後

AFTER
職業
メーカー
職種
事務
従業員規模
400人
年収
360万円

目次

hanaさんの転職ストーリー

1これまでの私

患者様を笑顔にする。それが私の信条でした。

病院の階段イメージ

30代の頃に医療事務の仕事に就きまして、それから約15年間、キャリアを積んでいきました。

はじめは個人のクリニックに勤めていたのですが、キャリアを重ねていくごとに徐々にいろんな診療科を経験してみたいと思うようになって。

医療事務の仕事は一般的な事務仕事とは違って、患者様と接する機会の多い仕事です。

病院には不安を抱えた顔の方、または晴れやかな顔で病院を後にされる方など、様々な方がいます。

私とのやりとりだけでもせめて、心穏やかに笑顔になっていただきたい。

それが私の仕事への信条であり、やりがいでもありました。

2転職のきっかけ

なぜ、私たちの職場は「人の出入り」が激しかったのか。

イメージ図:キャリアに悩む女性

総合病院はとにかく、人の出入りが激しい職場でした。

単に人事異動が頻繁に行われるということもありますが、個人的に辞めていってしまう方もたくさんいました。

勤め始めの頃はそこまで気に留めていなかったのですが、やはり人の出入りが激しいというのは、その環境に原因があるということです

勤めてから半年がたった頃。

よく面倒を見てもらっていた事務長さんが解雇されました。

驚きました。仕事に対しても人に対しても、とにかく誠実で優しい方でしたから。

しばらくして、その理由が分かりました。
それは、「仕事への考え方で院長と衝突してしまったから」ということでした。

つまり、私が当時勤めていた病院はそういう職場だったのです。
病院の経営者の方で、「組織方針に合わない人は、ここで働き続けるべきではない」という考えがあることを、この時はじめて知りました。

他の同僚たちは、以前から病院のそういう気質に気付いていたようでした。

その事務長さんが辞めて数ヵ月の間に、数人の同僚たちが同じように職場を去っていきました。

彼らの気持ちはじゅうぶんに理解できましたが、私には家庭もあり、そう簡単に辞めることはできませんでした。

そして人手が抜けた職場は、その穴を埋めるために一層忙しくなって。

私はただただ、(今よりももっと良い環境になるように)と、あてのない期待を持ちながら、働き続けていました。

3転職活動中

45歳、転職活動開始。

転職活動中の40代女性イメージ

当時、私は45歳。

転職市場では、引く手数多とは決して言えない年齢です。

ですが、事務長と同僚が退職してからは、私も転職サイトで(同じ事務職で、かつ安定的に仕事ができる求人はないだろうか)と探すようになりました。

大抵は興味のある求人を見つけられずそのままにしていたのですが、ある日とあるメーカーのOA事務の求人を見つけました。

OA事務とは

Office Automationの略。
主にWordやExcelを駆使したデータ入力、文書・資料作成などの事務を担う。

必要なスキルに「PCスキル」とありましたが、これまでの経験から申し分ないレベルだと推測しました。

一つ懸念したのが、その求人が正社員ではなく派遣社員の契約だったことです。

しかし、(今の年齢で雇ってもらえるのなら、これはチャンスかもしれない)という気持ちの方が大きかったです。

また、契約後半年での正社員登用の実績もあるとのことでした。

その求人を日を置いて何度か見ているうちに、「私のスキルや経験とマッチした職場はここだ」と思うようになりました。

いつもより業務を早く終えられた日の夕方、求人ページからエントリーをしたところ、その1時間後に派遣会社から連絡を受けました。

そしてその後はトントン拍子に、私の新しい職場が決まりました。

4転職後

新しい職場で、待ち受けていた状況は。

OA事務の作業場イメージ

転職後の新しい職場がどうだったのかというと、ひとことで「わからないこと尽くしの、不安いっぱいの日々」でした。

職場で退職者が出てしまったために、その欠員の補充に私が充てられた、というかたちになるのでしょうか。

以前に仕事をされていた方が唐突に辞めてしまったらしく、正式な引継ぎ作業はほとんどない中での仕事でした。

いくらPCを使いこなせるからといっても、初めての会社のやり方に順応していくのは、なかなか至難の業でした。

マニュアルを必死に見漁ったり、おそるおそる会社の人に尋ねたり、最初の1~2ヵ月はてんやわんやの状態でした。

そうして必死に食らいついた甲斐もあってか、3ヵ月目頃から、ようやく馴染んでいきました。

そして勤めて半年後、私は晴れて正社員となりました。

5その後、どうなったか。

転職を振り返って、今思うこと。これから、目指したいこと。

事務職の女性イメージ

40代女性の転職は、想像以上に求人の少なさが感じられました。

私は早くに「派遣社員でもよいか」と見切りをつけ、結果として正社員になる幸運に恵まれましたが、「正社員一本」で転職活動をしていたら、結構な期間を要していたと思います

大切なことはきっと、「環境を変えよう」と行動に移すことだと思います。
そして、希望条件をしっかり持つことと、それ以外について固執しないこと。

私の場合は、譲れない希望条件が「事務職として、よりよい職場環境で働けること」でした。
そして雇用形態や年収については、そこまでこだわらずに求人を選びました。──きっと、それがよかったのだと思います。

◇ ◇ ◇

最近チャレンジしたいと考えていることは、英語の勉強です。

今の職場では、何人か外国人の方も働いています。

海外の取引先も多数あり、この間は海外企業とのテレビ会議の場に同席しました。

正直、そこでの会話のほとんどは聞き取れませんでしたので、英語をこの機会に学び直してみるのもよいのではないか、と思っています。

定年までしっかり勤め上げたいと思っているので、自分のスキルを高めていくために時間を惜しまないようにしたいです。

環境が変われば、自然と新たな考え・行動が生まれます。
それは、今回の転職で得られた大きな気づきでした。

私と同じ40代女性で、もし今転職を考えているとしたら、きっとその道は険しいかもしれません。──ですが、諦めずに行動して、後悔のない人生を歩んでほしい。おこがましいかもしれませんが、そんなことを考えます。

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