医療事務から派遣の事務職へ転職。その後念願の正社員に|私の転職体験談
転職前
- 職業
- 医療事務
- 職種
- 事務
- 従業員規模
- 300人
- 年収
- 280万円
転職後
- 職業
- メーカー
- 職種
- 事務
- 従業員規模
- 400人
- 年収
- 360万円
目次
hanaさんの転職ストーリー
1これまでの私
30代から15年間、医療事務で患者様に寄り添い続けた

30代の頃に医療事務の仕事に就きまして、それから約15年間、キャリアを積んでいきました。
はじめは個人のクリニックに勤めていたのですが、キャリアを重ねていくごとに徐々にいろんな診療科を経験してみたいと思うようになって。
医療事務の仕事は一般的な事務仕事とは違って、患者様と接する機会の多い仕事です。
病院には不安を抱えた顔の方、または晴れやかな顔で病院を後にされる方など、様々な方がいます。
私とのやりとりだけでもせめて、心穏やかに笑顔になっていただきたい。
それが私の仕事への信条であり、やりがいでもありました。
医療事務とは
医療事務は、病院やクリニックなどの医療機関で、受付業務や会計業務、診療報酬請求(レセプト業務)などを担当する職種です。
医師や看護師をサポートし、患者様がスムーズに診療を受けられるようにする重要な役割を担います。
医療事務の仕事内容
| 仕事内容 | 説明 |
|---|---|
| 受付業務 | 患者様の来院受付や診察券の発行、診療科への案内など、最初の窓口対応を行います。 |
| 会計業務 | 診療費の計算や会計処理を担当し、患者様への支払い対応を行います。 |
| レセプト業務 | 診療報酬明細書(レセプト)の作成や点検を行い、保険機関への請求手続きを行います。 |
| 患者対応 | 診療や検査の予約、医療機関や薬局への案内、問い合わせ対応など、患者様のサポートを行います。 |
| 医師・看護師の補助 | 診療に必要な書類の準備や管理、診療スケジュールの調整などを通じて、医療従事者を支援します。 |
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2転職のきっかけ
人事評価への疑問が積み重なった。離職率の高い職場の内側

総合病院はとにかく、人の出入りが激しい職場でした。
単に人事異動が頻繁に行われるということもありますが、個人的に辞めていってしまう方もたくさんいました。
勤め始めの頃はそこまで気に留めていなかったのですが、やはり人の出入りが激しいというのは、その環境に原因があるということです。
勤めてから半年がたった頃。
よく面倒を見てもらっていた事務長さんが解雇されました。
驚きました。仕事に対しても人に対しても、とにかく誠実で優しい方でしたから。
しばらくして、その理由が分かりました。
それは、「仕事への考え方で院長と衝突してしまったから」ということでした。
つまり、私が当時勤めていた病院はそういう職場だったのです。
病院の経営者の方で、「組織方針に合わない人は、ここで働き続けるべきではない」という考えがあることを、この時はじめて知りました。
他の同僚たちは、以前から病院のそういう気質に気付いていたようでした。
その事務長さんが辞めて数ヵ月の間に、数人の同僚たちが同じように職場を去っていきました。
彼らの気持ちはじゅうぶんに理解できましたが、私には家庭もあり、そう簡単に辞めることはできませんでした。
そして人手が抜けた職場は、その穴を埋めるために一層忙しくなって。
私はただただ、(今よりももっと良い環境になるように)と、あてのない期待を持ちながら、働き続けていました。
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3転職活動中
45歳で初めての転職活動。派遣スタートで正社員の道を探した

当時、私は45歳。
転職市場では、引く手数多とは決して言えない年齢です。
ですが、事務長と同僚が退職してからは、私も転職サイトで(同じ事務職で、かつ安定的に仕事ができる求人はないだろうか)と探すようになりました。
大抵は興味のある求人を見つけられずそのままにしていたのですが、ある日とあるメーカーのOA事務の求人を見つけました。
OA事務とは
OA事務(オフィスオートメーション事務)とは、パソコンや専用ソフトを活用して、データ入力や書類作成、情報管理などを行う職種です。企業のオフィスワークを効率化し、業務を円滑に進めるためのサポートを担います。
OA事務の仕事内容
| 仕事内容 | 説明 |
|---|---|
| データ入力・管理 | パソコンを使用して、顧客情報や売上データ、在庫情報などの入力・管理を行います。 |
| 資料作成 | ExcelやWord、PowerPointなどを用いて、各種報告書や提案資料の作成をサポートします。 |
| メール・電話対応 | 社内外からのメールや電話の問い合わせ対応を行い、必要に応じて関係部署へ連携します。 |
| スケジュール管理 | 会議やプロジェクトのスケジュール調整、関係者への連絡など、業務がスムーズに進むよう管理します。 |
| その他事務サポート | ファイリングや書類整理、備品管理など、オフィス内で必要なサポート業務全般を担当します。 |
必要なスキルに「PCスキル」とありましたが、これまでの経験から申し分ないレベルだと推測しました。
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一つ懸念したのが、その求人が正社員ではなく派遣社員の契約だったことです。
しかし、(今の年齢で雇ってもらえるのなら、これはチャンスかもしれない)という気持ちの方が大きかったです。
また、契約後半年での正社員登用の実績もあるとのことでした。
その求人を日を置いて何度か見ているうちに、「私のスキルや経験とマッチした職場はここだ」と思うようになりました。
いつもより業務を早く終えられた日の夕方、求人ページからエントリーをしたところ、その1時間後に派遣会社から連絡を受けました。
そしてその後はトントン拍子に、私の新しい職場が決まりました。
4転職後
半年で正社員登用。引継ぎゼロから始めて年収80万円アップした

転職後の新しい職場がどうだったのかというと、ひとことで「わからないこと尽くしの、不安いっぱいの日々」でした。
職場で退職者が出てしまったために、その欠員の補充に私が充てられた、というかたちになるのでしょうか。
以前に仕事をされていた方が唐突に辞めてしまったらしく、正式な引継ぎ作業はほとんどない中での仕事でした。
いくらPCを使いこなせるからといっても、初めての会社のやり方に順応していくのは、なかなか至難の業でした。
マニュアルを必死に見漁ったり、おそるおそる会社の人に尋ねたり、最初の1~2ヵ月はてんやわんやの状態でした。
そうして必死に食らいついた甲斐もあってか、3ヵ月目頃から、ようやく馴染んでいきました。
そして勤めて半年後、私は晴れて正社員となりました。
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5その後、どうなったか。
年収360万円で正社員に。笑顔で働ける職場を45歳で手に入れた

40代女性の転職は、想像以上に求人の少なさが感じられました。
私は早くに「派遣社員でもよいか」と見切りをつけ、結果として正社員になる幸運に恵まれましたが、「正社員一本」で転職活動をしていたら、結構な期間を要していたと思います。
大切なことはきっと、「環境を変えよう」と行動に移すことだと思います。
そして、希望条件をしっかり持つことと、それ以外について固執しないこと。
私の場合は、譲れない希望条件が「事務職として、よりよい職場環境で働けること」でした。
そして雇用形態や年収については、そこまでこだわらずに求人を選びました。──きっと、それがよかったのだと思います。
最近チャレンジしたいと考えていることは、英語の勉強です。
今の職場では、何人か外国人の方も働いています。
海外の取引先も多数あり、この間は海外企業とのテレビ会議の場に同席しました。
正直、そこでの会話のほとんどは聞き取れませんでしたので、英語をこの機会に学び直してみるのもよいのではないか、と思っています。
定年までしっかり勤め上げたいと思っているので、自分のスキルを高めていくために時間を惜しまないようにしたいです。
環境が変われば、自然と新たな考え・行動が生まれます。
それは、今回の転職で得られた大きな気づきでした。
私と同じ40代女性で、もし今転職を考えているとしたら、きっとその道は険しいかもしれません。──ですが、諦めずに行動して、後悔のない人生を歩んでほしい。おこがましいかもしれませんが、そんなことを考えます。
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とくに書類添削・面接対策のサポートに強みがあり、はじめての転職になる人にも丁寧かつ親身に支援します。
女性キャリアアドバイザーも多く在籍しており、女性ならではのキャリアや転職の悩みも受けとめたうえで、適切な支援・アドバイスをしてくれるでしょう。
応募者の転職への意気込みに合わせて、サポートが充実する傾向があります。登録前にいちど「キャリアの棚卸し」「転職理由の整理」を行い、エントリーの際にしっかり想いを伝えられるようにすることをおすすめします。


