アルバイトから正社員、そして管理職に。社会人として成長し続けるために。|私の転職体験談
転職前
- 職業
- 健康食品販売会社
- 職種
- ライター
- 従業員規模
- 12人
- 年収
- 180万円
転職後
- 職業
- 電器計量機械メーカー
- 職種
- 総務事務
- 従業員規模
- 50人
- 年収
- 400万円
目次
きょうこさんの転職ストーリー
1これまでの私
「日本で仕事がしたい!」在宅ライターに。
私はもともとイギリスで翻訳の仕事をしていました。
けれど、日本で仕事がしたいと思って、健康食品の会社のライター職(アルバイト)に応募しました。
ものを書くのがやっぱり好きで、在宅でできる仕事でしたし、食品や化粧品にも興味があったので魅力的な仕事だと思ったからです。
在宅ライター(アルバイト)とは
在宅ライター(アルバイト)は、自宅などで働きながら記事やコンテンツを作成する職種です。
多様なテーマに基づいて文章を書く仕事であり、Webメディアやブログ、企業のオウンドメディアなどのコンテンツ制作を担当します。
在宅ライター(アルバイト)の主な仕事内容
仕事内容 | 説明 |
---|---|
記事の企画・リサーチ | 指定されたテーマに基づいて記事の企画を立て、情報収集やリサーチを行います。信頼性の高い情報を基に、読者に価値を提供できるコンテンツを目指します。 |
記事執筆 | 記事の執筆を行い、Webメディアやブログ用のコンテンツを作成します。SEOを意識した文章構成やキーワードの選定を行い、検索エンジンでの上位表示を狙います。 |
校正・編集 | 書き上げた記事を見直し、誤字脱字や文法のチェックを行います。必要に応じて内容の修正や加筆を行い、読みやすく分かりやすい記事に仕上げます。 |
納品・フィードバック対応 | 指定のフォーマットや締切に従って、完成した記事を納品します。クライアントからのフィードバックを受けて、必要な修正や改善を行います。 |
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ライターの仕事をしばらくしていたところ、
- 上司
-
「いつもしっかり働いてくれてるね。この調子ならすぐに社員になれるよ」
っていう言葉もかけてもらえて、やりがいを持って仕事ができていました。
日本での仕事も、主な内容は文章を翻訳するものでした。
2転職のきっかけ
この会社は信用できない
働いていくうちに「あれ? 最初に聞いてた話と違うなぁ」と思うことが増えてきました。
一番は、私の仕事を管理してくれる方がいなかったことです。
期日ギリギリの状態で仕事を振られたり、同時にいくつもの仕事をこなさなければいけない時もありました。
それから、「社員になれる」と聞いていたのに、その話もいつの間にかうやむやになっていて。
時給は1,000円。これが1年半も続きました。
- 私
-
(この会社のことは、信用できない…)
いつしかそんな不信感を持つようになりました。
あるとき、思いのたけを上司にメールしたら、 解雇通知を渡されたんです。
急に冷たくなった会社の態度にショックを受けた私は、体調を崩すようになってしまいました。
病院でされた診断は「パニック障害」。
私は会社に損害賠償を訴えました。
- 会社
-
「そのような理由でお支払いはできません。契約を継続させていただくことは可能ですが」
そう言われた私は、渋々仕事を続けることにしたのですが、その半年後、「解雇通知」が再び届きました。
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3転職活動中
もっと待遇のいい会社で、正社員として働きたい。
過去のことを考えても始まらない。とにかく、もっといい会社で働きたい。
その一心で転職活動を始めました。
主にリクルートエージェントのサービスを利用して、求人を紹介してもらいました。
ハローワークにも行ったんですが、年齢的に難しい求人ばかりでした。
前の経験から、正社員を目指すつもりでいました。
不当な解雇は、やっぱり私がアルバイトだったからだと思ったからです。
私自身、経験も浅かったので会社の良し悪しを見抜けなかったのもよくなかったと思い、企業選びは本当に慎重に行いました。──それゆえに、なかなか希望する求人が見つからず、苦労しました。
リクルートエージェントの担当は女性の方で、親身に相談に乗ってくれました。
企業選びの仕方から面接に関するアドバイスもたくさんしてくれて、とても感謝しています。
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4転職後
新しい職場で、待ち受けていた状況は。
新しく入ったのは外資系の機械メーカー。待遇は正社員、私の役割は総務事務でした。
総務事務とは
総務事務は、企業や組織の運営を円滑にするための幅広い業務を担当する職種です。
人事や経理、庶務など、さまざまな部門と連携しながら、職場環境の整備や社員サポートを行います。
総務事務の一般的な仕事内容
仕事内容 | 説明 |
---|---|
備品管理 | オフィス内で使用される文房具や備品の発注・在庫管理を行います。必要な物品が常に適切に供給されるように管理し、社員が快適に働ける環境を整えます。 |
来客・電話対応 | 来客時の受付対応や、電話の取次ぎを行います。企業の「顔」として、丁寧で明るい対応が求められます。 |
社内イベントの運営サポート | 社内イベントや会議、研修の準備・運営をサポートします。会場手配や資料作成、参加者への連絡など、イベントがスムーズに進行するよう支援します。 |
人事・労務管理のサポート | 社員の入退社手続きや勤怠管理、福利厚生の手続きなどを行います。人事部門と連携し、必要な書類作成や情報の更新をサポートします。 |
社内文書の管理 | 社内で使用される各種文書の作成・管理を行います。契約書や報告書などの重要文書を適切に保管し、必要に応じて更新や配布を行います。 |
外資系の会社に就職したことは初めてだったので、驚くことばかりでした。
職場はドライな雰囲気というか、実力主義の年俸制ということもあり、みんなで競っている印象を受けました。
特別に研修みたいなものもなくて、「できて当たり前」「自分から学びに行く」という自立性が重んじられていました。
最初は戸惑いました。
一番驚いたのは、入社1ヵ月目にしていきなりアルバイトの管理を任されたことです。
実力を認めてもらえたことは嬉しいのですが、いきなりの管理職は荷が重かったですね。
それでも
- 上司
-
「あなたならできるよ」
という言葉に背中を押されました。
5その後、どうなったか。
転職を振り返って、今思うこと。これから、目指したいこと。
アルバイトのライターから正社員で管理職という、真逆の仕事に移ったわけですが、不思議と今の仕事は私の性格に合っています。
実力がすべてなので、上司も部下も関係なく、上を目指すことができます。
自分が学びたいこと・やりたいことは、自分の頑張り次第で実現できます。
ただその分、人間関係もドライで、それは寂しいですね。
人の入れ替わりもかなり早いです。
去っていく人の多くは、引き抜きがあり別の会社に転職していく人が多いです。
私も同じ立場になった時に、どういう選択をすればいいのか、結構悩みます。
残るべきか、留まるべきか。──私はなんだかんだ言って、一つの企業に長く留まることを求めるタイプなのでしょう。
◇ ◇ ◇
転職活動自体にはとても満足しています。
給与はアルバイトに比べてぐんと上がりましたし、正社員は何かと安心します。
良い環境で働けていると思います。
次に取り組んでみたいのは、管理職としてもっとマネジメント力を磨いていくことです。
そのために身につけなければいけないスキル・知識はたくさんあると思います。
万が一、私も次また転職しようと思ったときも、管理職としての能力があれば有利に働くと思います。
まずは今の会社で経験を積んで、上のポジションを目指していきたいです。
そして、会社を背負って立つような人材になれればと思います。
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より確実なサポートを受けたい人は、初回面談前までに「キャリアの棚卸し」と「キャリアプラン立て」を行い、担当アドバイザーに希望条件をしっかり伝えられるように準備しておきましょう。