『みんなの転職「体験談」。』
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【転職体験談】営業から人事コンサルの会社へ。「会社のお荷物」的存在からの脱却

転職前

BEFORE
職業
証券会社
職種
営業
従業員規模
80人
年収
400万円

転職後

AFTER
職業
コンサルティングファーム
職種
コンサルタント(アシスタント)
従業員規模
6人
年収
220万円

目次

しずねさんの転職ストーリー

1これまでの私

もともと、営業という仕事に抵抗感があった。

イメージ図:証券会社営業として働く女性

転職前は、証券会社の営業職として働いていました。

対象顧客は一般家庭から企業まで。
電話営業はもちろん、飛び込み営業をすることも度々ありました。

営業の手法はいくつかのパターンがあれど、どの手法がどの顧客にハマるかは手探りです。
「どういうアプローチをしていけばこちらの話を聞いてもらえるか」について、いつも考えていました。

うまくいかない時もありましたが、それでも入念に練った戦略がハマってお客様から信頼を勝ち取り、そして商品を購入してもらえた時は、何とも言えない達成感がありました。

もともと、私は当初「営業」という仕事になんとなく後ろめたさというか、好きになれない感覚がありました。

自分だったら、人から色々強要されるのはしんどいだろう、と思っていたからです。

ですが、1年経ったあたりからでしょうか、話す機会を創ってどうやったら仲良くなれるのかなどを考えることが楽しく感じるようになって、それからは仕事にやりがいを持てるようになりました。

参考:証券会社の営業職の主な仕事内容

仕事内容 詳細説明
顧客開拓 新規顧客の開拓、訪問営業、電話営業を通じて顧客基盤を拡大します。
投資商品の提案 株式、債券、投資信託などの金融商品の紹介と提案を行い、顧客の投資ポートフォリオを構築します。
市場調査・分析 金融市場の動向や経済指標の分析を行い、顧客に最新の情報を提供します。
セミナー・勉強会の開催 投資セミナーや勉強会を企画・開催し、顧客の投資知識を向上させます。
取引の手続き 顧客からの注文を受け付け、取引の実行や手続きのサポートを行います。
書類作成・管理 契約書や報告書など、必要な書類を作成・管理し、法令遵守を徹底します。

2転職のきっかけ

「いつまで、この仕事を続けるのだろう」という想い。

イメージ図:転職について悩む女性

20代まではよかったんです。

ですが、30代の半ばになってくると、段々とこの仕事に疲れを感じるようになりました。

うまく行くときは、たしかに楽しい。やりがいもある。
でも、そうでない時もありました。

「お客様が話を聞いてくれない」──これだけならまだ良いんですが、ときに暴言・罵声を浴びせられることもありました。

もっとも、若いときもこういうことは時々ありましたが、年齢が行ってからは、なんていうんでしょう、違うストレスというかダメージがあるんです。

(30半ばにもなって、いまだに私はこんなに暴言を受ける目に遭ってしまうのか…)

──いえ、30半ばになったからこそ、と言った方が良いのかもしれません。
営業は経験によってどんどんそのスキルは培われますが、一方で「若いからこそうまくいくケース」もあります。

あるお客様から随分な態度を取られたとき、これは自分の営業力の問題なのか、それとも若さが失われたが故なのかをよく考えました。

そして、若い頃よりも営業がうまく行かなかったときの嫌な気持ちを長い期間引きずるようになりました。

そしてあるとき、(この感情をずっと持ち続けたまま、仕事をすることはできない)と思い立ち、私は転職を決意しました。

3転職活動中

働きながらの、転職活動。かけた期間は半年間。

イメージ図:転職活動中の30代女性

転職活動は、会社を辞めずに働きながら並行して転職活動をしていました。

当時は家族に頼る事もできない状況でした。生活のためにお金を稼ぐ必要があったからです。

仕事と転職活動の両立は、頭の切り替えが難しく苦労しました。
そこで、平日は仕事に集中して、休みの日に転職活動をする、というスタイルで進めました。

求人は主に転職エージェントからの紹介を受けて、そのなかで「ここだったら良さそう」というところを選んで応募しました。

仕事をしながらでしたので進みは大変遅かったですが、担当エージェントさんも私の都合を理解してペースを合わせるように提案とサポートをしてくれました。

次の職場が決まったのは、活動を始めて半年後のことでした。

もし先に仕事を辞めていてその間が無給だったらと思うと、ぞっとしますね。
忙しくはありましたが、精神的には余裕を持って活動に取り組めていたと思います。

4転職後

次に選んだ会社は人事コンサルタント。そして私は会社のお荷物的存在だった。

イメージ図:コンサルティングファームの仕事風景

私が次に選んだ仕事は、コンサル業。
組織・人事コンサルティングを主事業とする小規模のコンサルティングファームでした。

参考:人事コンサルタント(アシスタント)の主な仕事内容

仕事内容 詳細説明
データ収集・分析 クライアント企業の人事データを収集し、分析を行います。
レポート作成 分析結果を基に、レポートやプレゼンテーション資料を作成します。
顧客対応 クライアントとの連絡調整や会議の設定を行い、サポートを提供します。
調査・リサーチ 市場調査や業界リサーチを行い、最新の人事トレンドやベストプラクティスを把握します。
プロジェクト管理 プロジェクトの進行状況をモニタリングし、スケジュール管理をサポートします。
アドミニストレーション業務 各種アドミ業務(スケジュール管理、会議準備など)を担当します。

入社してまず感じたことは、「とにかく、右も左もわからない」でした。

それまで私がやってきた仕事とはまったくの別領域でしたので、まあ無理はありません。
最初のうちは迷惑をかけてばかりで、間違いなく「お荷物」的な存在でした。

また、入社したての頃に顧客との商談で「(私は)コンサル経験はまだない」と伝えると、かなり嫌な顔をされたこともありました。

社内でも、私の仕事のできなさに苛立ちを見せてくる社員が数名いました。忙しい職場でしたので、仕事ができない人のフォローをする余裕は皆なかったのです。

先輩社員

「ごめん、これは私がやった方が早いから」

と言われ、皆が忙しくしているときに私だけ仕事が与えられないこともありました。

5その後、どうなったか。

「会社のお荷物」からの脱却。

イメージ図:コーヒーブレイク カフェラテ

コンサルファームに転職をして、4年が経過しました。

今では仕事にも慣れ、会社の一員として価値提供できるくらいまでには成長しました。

──ですが、それまでが長かったですね。よくここまで辞めなかったと、自分を褒めてあげたいです。

今回の転職を通じて、「自分の適性を踏まえて、職場を選ぶこと」の重要性を知りました。

新卒と違って、中途入社は即戦力が求められます。 自分に自信がないまま(なんとかなるだろう)精神で職場を決めてしまうのはあまりにもリスクが高いです。

もっとしっかり自己分析と企業研究を行って、転職とキャリアを考えるべきだったと反省しました。

一方で、苦手と感じる環境に身を置かれると、人って成長しやすいものだとも思います。
転職前の私と今の私では、仕事のスキルは大きく変化しましたから。

とはいっても、まだまだベテランの方々には遠く及びません。まだまだ勉強していく必要があります。

参考:コンサルティングファームでスキルアップする主な方法

スキルアップ方法 説明
内部トレーニングプログラム 会社が提供するトレーニングプログラムやワークショップに参加し、スキルを磨くこと。
メンタリング 経験豊富なコンサルタントからのアドバイスや指導を受けること。
プロジェクト経験の積み重ね 多様なプロジェクトに参加し、実践的な経験を積むこと。
ネットワーキング 同僚や業界のプロフェッショナルとの関係を築き、情報交換や支援を受けること。
資格取得 PMPやCFAなど、業界関連の資格を取得し、専門性を高めること。
フィードバックの活用 定期的にパフォーマンスレビューを受け、改善点を把握し、スキルアップに繋げること。
テクノロジースキルの向上 デジタルツールやソフトウェアのスキルを習得し、業務効率を上げること。
異業種交流 他の業界の専門家との交流を通じて、新しい視点やアイデアを得ること。
自己啓発書の読書 リーダーシップやマネジメントに関する書籍を読み、知識を深めること。
継続的な学習 専門知識の向上のため、業界の最新情報やトレンドを常に学び続けること。

◇ ◇ ◇

コンサルの仕事は、今後も続けていくことになりそうです。

将来取り組んでみたいことは、もっと幅広い範囲でコンサルを提供できる環境を見つけていくこと。

こういうと同業の人に申し訳ないですが、企業コンサルは結局いつも同じようなアドバイスになりがちです。

また、社長さんを相手に核心を言いづらいときもあります。

たとえば、企業ではなく個人に対して。
業績ではなく、その人の幸せに対して。

──そんな風に、相手に寄り添ってコンサルができるといいなと、最近考えるようになりました。

ご存じの人も多いと思いますが、コンサルタントの語源はラテン語の “consiliarius” (コンシリアーリウス)「共に座る」から来ています。

身体だけでなく心も相手のそばにいて、一緒に考える。そんなコンサルの仕事ができるようになるといいな、と思っています。

参考:未経験からコンサルへの転職におすすめの転職エージェント[PR]

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