地元では希望する求人が見つからない…!地方ヘルプデスクから、上京してIT企画開発へ|転職体験談
転職前
- 職業
- IT・通信・インターネット
- 職種
- ヘルプデスク
- 従業員規模
- 10人
- 年収
- 210万円
転職後
- 職業
- IT・通信・インターネット
- 職種
- 企画開発
- 従業員規模
- 70人
- 年収
- 310万円
目次
もちうどんさんの転職ストーリー
1これまでの私
ヘルプデスクなのに、外回りの仕事ばかり。
ITサービス関係の会社で、ヘルプデスクとして勤務していました。
元々PCやガジェット系が好きだったのもあり、その知識を活かせるような仕事に就きたいと思っていたので、ヘルプデスクの仕事は適職だと思い就職しました。
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体力には自身が無かったのでデスクワークを希望していたのですが、実際に配属されたのはヘルプデスクというよりも「フィールドエンジニア」寄りの業務を担う部署で、毎日外回りがあったり緊急時には呼び出されたりと、思っていたことと違う仕事をすることになってしまいました。
フィールドエンジニアとは
フィールドエンジニアとは、自社製品のトラブル対応や定期メンテナンス、そのほかクライアントに納入サポートや製品説明などをする職種です。
業務の多くが現地(=フィールド)で行われることから、フィールドエンジニアと呼ばれています。
当時は実家暮らしだったのでお金に困るようなことはありませんでしたが、給与は少なかったです。
人の役に立てる仕事ではありますので、それなりにやりがいも感じていましたが、本来希望していた仕事ではないうえに大きな昇給も見込めなかったため、不満もありました。
将来に備えて少しでも貯金をすることが趣味みたいなものでした。
2転職のきっかけ
転職を決意した3つの理由。
具体的に転職を思い立った理由は3つあります。
1つはやはり給与の低さ。
地方の会社ですので最低賃金も低く、残業代もボーナスも支給されませんでした。
業務用の携帯も用意されておらず、自分の携帯を使っていたため保険代・通信費も全て自分持ちでした。
2つ目は経営の杜撰さ。
家族経営の会社だからか金銭管理が甘く、給与が指定日に支払われないこともままあり、また事前に連絡等も一切ありませんでした。
こちらから言わなければ給与未払いで誤魔化されてしまうんじゃないかという不安がありました。
3つ目は職場の人間関係です。
仕事の出来不出来に関わらず勤続年数によって役職が与えられるため、仕事もせずに威張り散らしているお局様のような人が居ました。
仕事は非効率的で無駄な残業ばかり発生しました。
しかも改善を要求しようものなら、ほとんどイジメまがいの仕打ちをされたりと、とことん程度の低い職場だったのです。
それらの要素が日々積み重なって、やがて体調を悪くしてしまった私は退職を決意しました。
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3転職活動中
地元の求人では、希望する職種が見つからない…!
体調を崩しての退職だったため、無職の状態で転職活動に臨みました。
貯金はしていましたので、しばらくは体調を回復させることから始めました。
焦らずゆっくり、自分に見合った職場がないか求人を探していました。
これまでの職場での不満や、次はどんな仕事がしたいか、休んでいる期間に家族や友人に相談できたことは大変心強かったです。
転職にあたって苦労したのは、IT系の職種がそもそも地元にあまり用意されていなかったことです。
ハローワークにも通いましたが、意に沿うような仕事は見つかりませんでした。
- 私
-
(地元じゃ、望んでいる職種には就けない)
そう思った私は一念発起、東京に出て就職することにしたのです。
都内に住んでいる友人の協力も得て、それから2ヵ月後、ようやく希望のIT系の会社に、「企画開発職」として就職できました。
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4転職後
新しい職場で、待ち受けていた状況は。
前職とは違い、同世代の人が多い職場で快適に仕事をすることができています。
皆IT関連に詳しいので、知識や意見を交換し合い、よりよい仕事をしていこうという活気が感じられました。
必要以上に社内の人間関係に縛られず、皆が自由に交流し合う環境は私にも合っていました。
さらに職場の管理体制もしっかりしており、研修期間を貰えたのはもちろんのこと、福利厚生も充実していました。
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前職では上司の言うことは絶対という空気が蔓延していましたが、今の職場では活発な意見交換が重視されており、新人の私でもプロジェクトにどんどん参加させてもらえました。
人が多い職場ですので始めは馴染めるか心配でしたが、その不安もすぐに無くなっていきました。
5その後、どうなったか。
転職を振り返って、今思うこと。これから、目指したいこと。
前職で働いていた頃や転職活動を始めたばかりの頃は、
- 私
-
(自分にできる仕事なんてどこにも無いんじゃないか)
と弱気になっていました。
自分の可能性を封じ込めて、狭い世界の中でしか生きられないと、勝手に思い込んでいたのです。
その理由はきっと、前職でぬるま湯のような働き方をしていたから。スキルアップの実感がなく、ただただ月日を費やしてしまっていたことが原因だと思います。
しかし、退職して休んでいる期間に改めて自分自身と向き合う時間もでき、世の中は広く自分の可能性はまだまだたくさんあることに思い至ったのです。
上京したことで家族と離れてしまったことは気がかりでしたが、自分の人生を悔いのないように生きたいと決断したことは良かったと思っています。
◇ ◇ ◇
今の職場で、新規プロジェクトをどんどん立ち上げ、世の中の役に立つものを創り続けたいです。
また、部下や若い世代を育て、彼らが伸び伸びと力を発揮できる会社にしていければと思います。
多くの知識とスキルを身につけ、ステップアップしていってほしいです。
私自身も充分な力を蓄えられたと思えた暁には、自分の会社を持ちたいとも思っています。
場所に縛られない働き方や、海外も視野に入れた新しいプロジェクトができたら楽しそうです。
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