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デスマーチばかりのプログラマーから一転、未経験で学校事務に転職!|私の転職体験談

転職前

BEFORE
職業
情報サービス
職種
プログラマー、テスター
従業員規模
約170人
年収
300万円

転職後

AFTER
職業
教育機関
職種
事務局・秘書
従業員規模
約30人
年収
250万円

目次

ししゃもさんの転職ストーリー

1これまでの私

小さいころから興味のあった、「プログラミング」関連の業界で。

イメージ図:小さいころから興味のあった、「プログラミング」関連の業界で。

今年の4月までプログラミンング、およびテスター業務をしていました。

テスト対象のアプリはWebアプリが大半で、たまにVBを使用した社内ツールのこともありました。

私は幼稚園の頃から自宅にパソコンがあり、兄の影響もあってゲームをしたりプログラムを書いたりして遊んでいました。

中学、高校になってもパソコンから離れることはなく、大学でもプログラミングを選考しJavaの勉強を熱心にしていました。

両親はITに疎かったので、我々兄妹が何をそんなに熱心に取り組んでいるのかさっぱりわからなかったそうです。

自分が考えたプログラムが動いた瞬間は非常にやりがいを感じ、別なプログラムと連動させて動かせたときにはとても感動したものです。──きっと、同じような体験をしている人も多いでしょう。

転職前の会社ではテスターとして勤めていましたが、設計を根底からやり直さなければならないようなレベルのバグを見つけたときは、プログラマーの人たちには申し訳なかったですが、嬉しかったですね。

自分たちの存在があって、そのリスクを回避できたことになるのですから。

欲を言えば自分でプログラミングができれば、という気持ちはありましたが、それでもテスターの仕事に非常にやりがいを感じていました。

2転職のきっかけ

業績の悪化とともに、「デスマーチ」の嵐に吹かれて。

イメージ図:業績の悪化とともに、「デスマーチ」の嵐に吹かれて。

私が入社して3年後ぐらいから、会社の業績が徐々に悪化してきて、営業が取ってくる案件が減ってきました。

そのため、利益を上げようとして常務と営業が変な連係プレイをし始め、無理な開発スケジュールを組んで契約を取ってくることが増えてきたのです。

よくある「デスマーチ」に巻き込まれたこともあります。

開発スピードを無理に上げるということは、よく設計できていないうちに強引にプログラミングしてしまう傾向になりますから、当然ながらバグは増えてきます。

しかも無理をすればするほど、致命的なバグの件数も増え、設計のやり直し、コーディングのやり直しが多発し、テストのやり直しが膨大に膨れ上がっていきます。

でも納期を後ろにずらすことは常務と営業が許可しませんでしたので、だんだんメンバーのストレスと健康状態が悪化し、それは私達テスターも同様でした。

ある日、スケジュールを確認したときに到底終わりそうもないプロジェクトがここ数ヵ月間延々と続くのを確認して、

もう、これは耐えられない…

と思い、私は転職を決意しました。

3転職活動中

転職活動は、ハローワークの担当の方に助けられて。

イメージ図:転職活動は、ハローワークの担当の方に助けられて。

職場の人には、辞めようと思っていることや転職活動を始めたことは一切口に出しませんでした。

なぜかというと、その前にも一度辞めようと思ったことがあり、仲間に相談したところ、常務と社長の耳に届いてしまい、面談が開かれ、直に引き留められてしまったためです。
今回は引き止められたくなかったので、ひたすら隠し続けて活動しました。

デスマーチ経験でIT企業への転職は止めようと思っていましたので、まずは王道のハローワークへと足を運びました。

活動を始めてまず思ったことは、

これは予想以上に大変そうだ…

ということです。

「今は転職活動しやすい時期」とはテレビや新聞でよく言われていましたが、それは新卒の人であったり、一部の人だけに対してのもののような気がしました。

私の年齢で女性となるとなかなか厳しく、希望していた職種の求人はことごとく書類で落とされました。

あるとき、ハローワークの人が

ハローワーク担当

あなたは学校事務が向いているかもしれませんよ

と言ってきて。

私が、学校事務?

──と、やや半信半疑ではあったのですが、応募したところ今までの苦労が嘘であったかのように、すぐに受かりました。

4転職後

新しい職場で、待ち受けていた状況は。

イメージ図:新しい職場で、待ち受けていた状況は。

「納期に追い掛け回されない世界」というのは私の人生で初の体験だったので、最初は逆に落ち着かなかったです。

残業も少ないですし、きわめて健康的な体になりました。

ただ、事務員の世界というのは結構堅苦しいものだなと感じることも多いです。

IT企業では髪型も比較的自由でしたし、おやつやご飯を食べながら仕事をしても白い目で見られることはまずありませんでしたし、むしろお互いに分け合って楽しんだりしたものでした。

ですが今の職場環境ではそういった緩さは一切ないので、息苦しさを感じることはままあります。

あと、女性陣の身だしなみの美しさには驚きました。

私は男性と間違われるぐらいの身なりでしたが、さすがに浮いてしまっていたので、

(この職場に合った服装とメイクは揃えたほうが良さそうだ…!)

と、最初のうちは想定外の出費が多かったです。

5その後、どうなったか。

転職を振り返って、今思うこと。これから、目指したいこと。

イメージ図:転職を振り返って、今思うこと。これから、目指したいこと。

前職で社長と常務から以前引き止められたときに、

社長

今転職しても引き取り手はなかなかいないだろう。リスクが高すぎるよ。

専務

そうそう。うちの会社でもっと勉強してたくさんのスキルを身に着けてから出ていったほうが絶対に君のためにもなるし、そのころには自分ができる仕事量も増えてやりがいも増えてくるだろうから、今は正念場だと思って頑張ってみなさい。

と言われたのが非常に強烈で、思いとどまってしまったことを後悔しています。

だって、あの一言を言われなければ、私はもっと転職していたでしょうから。

自分を引き取ってくれるところはどこにもないんじゃないかと、たしかに転職活動中は不安にもなりますが、案外どうにかなるものです。

会社の脅しに屈せず、あきらめずにまずは探して行動することが重要だなと感じました。
あと、ハローワークの方に相談するのはかなり有効でした。
自分とは違った視点からアドバイスをくれるので、ありがたかったです。


年齢が高まるとともに転職は厳しくなっていくだろうなというのと、AIが今後どれだけ人間社会から仕事を奪っていくのだろうという恐怖はあります。

正社員になったとしても、その企業が潰れたらアウトですし、業績悪化でいつクビを切られるかわからない世の中です。

AIにとってかわられることのないスキルを身に着けていくことが重要だと感じました。

今後は介護業界にも目を向け、働きながら「介護初任者研修」のコースに通おうかと計画しています。

あとは、会社以外での人とのつながりを持ちたいなと考えており、昔からの夢だったサックスかピアノを習ってみようかと思っています。

グループレッスンをしたり、どこかの音楽サークルに加われたら、友人の輪も広がっていくのではと楽しみにしています。

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