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美容師からITエンジニアに転職して思ったことは、前職でのやりがい、働きがい|私の転職体験談

転職前

BEFORE
職業
美容院
職種
美容師(アシスタント)
従業員規模
5名
年収
180万

転職後

AFTER
職業
IT系企業
職種
SE
従業員規模
80名
年収
230万

目次

踊れる美容師さんの転職ストーリー

1これまでの私

美容師になるのは、小さいころからの夢

美容師になるのは、小さいころからの夢

私は埼玉県出身の、一人っ子の家庭で育ちました。

高校卒業後、大学に進学せず小さいころからの夢だった美容師になるために、東京の美容の専門学校に入学しました。

2年間通い、無事美容師免許を取得しました。

卒業した年の4月から、美容室で働き始めました。

全部で5名しか従業員のいない、小規模なアットホームな美容室です。

「美容師は小さいころからの夢」と言いましたが、専門学校に通い始めてからは、美容師が重労働、低賃金なことを知っていましたし、美容師で働くことへの不安は少なからずありました。

ですが、

先生

「せっかく学校に通い、国家資格も取得するのだから1度くらい働いてみたら」

と専門学校の先生に言われて、

(たしかに、やらないうちから諦めない方が良いだろう)

と思い、美容師で働く決心を付けたのです。

実際働き始めて、最初は大変でしたが、月日を重ねるうちにできることが増えていき、お客様にも認識してもらえうようになって。

自分の成長を感じられて、楽しく仕事ができるようになりました。

2転職のきっかけ

プライベートの時間とお金がない!

プライベートの時間とお金がない!

仕事は楽しくやれていましたが、やはり美容師は忙しかったです。

最初の頃は週1できちんと休みがあったのですが、数か月後くらいから貴重な週1の休みも、オーナーの強制で、色々な講習に行かなければいけないことになって。

また、その講習では講習費や道具代も掛かりました。それの費用を自費で払って、休日だけでなく、お金までもなくなっていきました。

また、私は中学生の頃からずっと趣味としてダンスをしていて、美容師になってからも休日はダンスレッスンなど行っていたのです。
それが、休日も講習が入るようになって、大好きなダンスレッスンにも行けなくなり、また友達が出るダンスイベントなどにも行くことが全くできなくなって、かなりストレスを感じるようになりました。

いつも遊ぶ友達も土日休みの人が多く、また大学に通っていた友達は私が社会人1年目の頃はまだ学生で自由にしていたので、それもすごくうらやましく思えました。

そして、私は「美容師」という仕事がどんどん嫌になっていって。

(とにかく、自分のプライベートな時間とお金が欲しい…)

そう思い、私は転職しようと決めました。

3転職活動中

転職活動は、ひたすらハローワークに通って。

転職活動は、ひたすらハローワークに通って。

転職活動中は、ひたすらハローワークに通いました。

始めは転職サイトなど、Web系のものも活用しようと思い、登録などしていくつか応募などしたりしてみました。

ですが、接客業以外を希望していた私は、大学卒業でもなく、特に美容師免許以外の資格を持っていなかったので、一次審査の書類選考すら通らなかったのです。

(このままでは、どこにも再就職ができないかもしれない…)

と焦り、ハローワークに行って、担当の人にサポートしてもらいながら転職活動を続けました。

また、転職活動中は生活費を稼がないとですが、長く働くつもりもなかったので、どうしようと悩んだ結果、学生時代に働いていたお店の店長さんに連絡し、相談して、バイトとして雇ってもらい、生活費はそこでまかなっていました。

4転職後

美容師からITエンジニアへの転職

転職先は美容師とはまったく違う職種の、ITエンジニアの仕事

2ヵ月ほどの転職活動期間を経て、私はようやく一社、内定を頂くことが出来ました。

転職先は美容師とはまったく違う職種の、IT系の仕事でした。

さらには、当初事務希望だったのですが、入社したら開発部に入ることになり、何も知識のないままSE(システムエンジニア)として働くことになりました。

SE(システムエンジニア)とは

SE(システムエンジニア)とは、ITに関わるシステム構築を担う人のことです。

顧客または社内の「要望」または「抱えている問題点」をヒアリングをして、解決に向けて要件定義、システム設計、開発(プログラミング)の指示、テスト運用等を行います。

(IT系で働いている人はコミュニケーション力があまりなく、無口な人が多いのかな)と思って不安でしたが、全然そんなことはなく、みんな優しく対応してくれました。

エンジニアリングについても、1から丁寧に色々と教えてくれてスキルも身につけられました。

それでも、色々前職と違う、まさにカルチャーショックな部分は沢山あって苦労しました。

例えば、ビジネスメール。美容師の頃はお客様との距離感が遠くなりすぎないようにということで、ややフランクなコミュニケーションを取るようにしていました。

ですので、転職当初は正しい敬語の使い方も分からず戸惑うことが多くて不安でした。

ですが、それも数か月して慣れてきました。相談しやすい先輩や上司ばかりだったので、その点もとてもありがたかったです。

5その後、どうなったか。

美容師とエンジニア。2つの仕事を経験して。

これからのキャリアを検討する20代女性

転職をしたことで、視野が広くなった気がします。

美容師であったり接客業という職業は、働いたことのない人でも、どんな作業内容かはだいたい見当がつくのではないでしょうか

ですが、IT企業で働いている人が普段どんな作業をしているのかなど、私は全く見当もつかなかったです。

またそこからのお客様の会社などで、金融系や、アプリ系、携帯会社などの人たちとも関わり、仕事をしていくことで、いろんな職種のことを知れて、またいろいろな業界の人とも出会いがあって、学ぶことがたくさんありました。

ただ、残念だなと思ったこともありました。

接客業は常にお客様を第一に考え仕事をしているので責任感がある人が多く、遅刻や寝坊などはありえなかったです。
ですが、今の会社では遅刻など普通にして時間にルーズな人が多くて。

きっと、目の前にある仕事の緊急度や責任感の違いなのかもしれません。

接客業と比べると、IT企業では「今目の前の仕事を必ず自分が対処しないといけない」というシチュエーションはあまりないので、しょうがないのかもしれませんが、なんだかそこは、(前職の方が良かったな…)と思える点でした。

◇ ◇ ◇

美容関係の仕事から離れ、今は休みもお金も増え、プライベートも充実するようになりました。

ですが、

(接客業のほうがやりがいも感じられ、お客さまから感謝されることも多く、仕事へのモチベーションが高くあり続けられるな…)

と改めて思い、今は休日や定時で帰れる日の空いた時間を使って、ネイルについて勉強し始め、スクールに通い始めています。

やはり美容が好きだし、美容の専門学校に行かせてくれた両親のことも考えると、いつかまた美容関係の仕事をしたいなと思っています。

まずは、ネイルスクールにきちんと通って、資格を取得すること。

そして、将来的に結婚や出産をした後は、自宅でホームサロンを開くこと──それが、私の今の夢です。

自分のペースで稼いでいきながら、ときどき友達や母親などのネイルもして、色々な人を喜ばせてあげたいなと思っています。

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