電気工事士は未経験でも転職できる?やりがいや大変な点・年代別の転職活動法
[最終更新日]2024/11/05
手に職をつけたいと考えている人に人気のある仕事の1つに「電気工事士」があります。
皆さんの中には、電気工事士への転職を真剣に検討している人もいることでしょう。
一方で、電気工事士を目指すにあたって次のような疑問を感じることもあるはずです。
- 電気工事士の仕事内容を知りたい
- 資格の取得は必須なのか確認しておきたい
- 未経験でも電気工事士になれるのか知りたい
目次
1)電気工事士ってどんな仕事?
はじめに、電気工事士とはどんな仕事なのかを確認しておきましょう。
電気工事士の仕事内容について断片的な情報を得ているものの、詳細については分からない点が多いと感じている人も多いのではないでしょうか。
取得する資格と携わることのできる仕事との関連も踏まえつつ、電気工事士の仕事内容について整理しておきます。
電気工事士とは
電気工事士は、建物や設備の電気配線や機器の設置、メンテナンスを行う専門職です。
安全に電力を供給するための知識と技術が求められ、住宅、工場、オフィスビルなどさまざまな現場で活躍します。
電気工事士の代表的な仕事内容
仕事内容 | 説明 |
---|---|
電気配線の設置 | 建物内の電気配線を設置し、電力が各部屋や設備に供給されるようにします。設計図に基づき、配線や配管の位置を正確に取り付けます。 |
配電盤・分電盤の取り付け | 配電盤や分電盤を設置し、電気の分配を行う設備を整えます。電気の流れを制御するため、安全に稼働するように接続と確認を行います。 |
機器の設置・配線接続 | 照明器具やコンセント、スイッチなどの電気機器を取り付け、配線を接続します。機器の設置位置や配線の取り回しを考慮し、見栄えも意識して作業を行います。 |
メンテナンス・点検 | 設置した電気設備のメンテナンスや定期点検を行い、故障や不具合が発生しないようにします。異常が見つかった場合は、迅速に修理や交換を行います。 |
安全管理 | 電気工事には危険が伴うため、安全対策を徹底します。作業前の確認、絶縁処理、地絡や漏電のチェックなど、安全な作業環境を確保します。 |
現代における私たちの暮らしは、もはや電気とは切り離せないものとなっています。
家庭はもちろんのこと、商業施設や工場などあらゆるところで電気が使われているからです。
電気を利用するには、コンセントや配線、ブレーカーといった設備を必要とします。
電気は私たちの暮らしを快適に保つ上で必須のものである反面、使い方を誤ると感電や火災といった重大な事故を引き起こしかねません。
そのため、電気に関する専門家として「電気工事士」が必要とされているのです。
電気工事に必要な資格は「電気工事法」で定められており、一部の軽微な作業を除いて電気工事に携わるには電気工事士の資格が必須とされています。
電気工事士の資格を持たない人が電気工事に該当する作業をすることは法律違反となり罰せられます。
別の見方をすると、建設現場などではほぼ確実に電気工事が発生しますので、今後も電気工事士は必要とされていくでしょう。
長く活躍し続けられる仕事であることから、電気工事士は人気職種の1つとなっています。
資格内容によって仕事も変わる
第二種電気工事士
第二種電気工事士は、600V以下の電気設備に限り、電気工事に従事できます。
一般住宅でのエアコンなどの取り付けや、店舗での電話線・無線LANなどの配線工事が該当します。
大規模なビルや工場などの電気工事をすることはできませんが、住宅の建造や店舗の改装に伴う電気工事は件数が多いことから、従事できる仕事の範囲は幅広くあります。
そのため、第二種電気工事士の有資格者として長年実務に携わっている人も数多くいます。
第一種と同様、筆記試験と技能試験がありますが、試験範囲は第一種ほど広くありません。
合格率は筆記試験が約60%、技能試験が約70%と、第一種よりもやや高くなっています。
第一種電気工事士
「第一種電気工事士」は、一般用電気設備と500kW未満の自家用電気設備のどちらも扱うことができます。
一般住宅や小型店舗などの小規模な電気工事だけでなく、大型商業施設や工場といった大規模な電気工事まで従事できるのが特徴です。
第一種電気工事士の資格を取得することで、第二種電気工事士の作業範囲もカバーできます。
第一種電気工事士の資格を持っていれば、特殊なケースを除いて大半の電気工事ができると考えていいでしょう。
試験内容に関しても、第二種と比べて第一種のほうが出題範囲は広く、難易度も高くなっています。
試験には筆記試験と技能試験があり、合格率は筆記試験が約50%、技能試験が約60%です。
2)電気工事士は、資格を取得していれば未経験でも転職は可能
電気工事士に転職する際、最も有利になるのは「有資格者で、かつ実務経験者」に該当する人です。
こうした人材は即戦力として活躍できることから、多くの企業で需要があるでしょう。
では、未経験者の場合は電気工事士として転職するのは難しいのでしょうか。
結論から言うと、電気工事士の有資格者であれば実務未経験でも転職することは可能です。
電気工事士は国家資格であり、取得に向けた勉強には一定の期間を要します。
すでに資格を取得済みの人は基礎的な知識が身についているわけですから、現場で実務を覚えていけば電気工事士として通用する人材を目指すことは決して不可能ではないでしょう。
資格を未取得であっても入社後に取得可能といわれることがありますが、全くの異業種から未経験で転職する場合、応募できる求人は限られます。
企業側としても採用後に必ず資格試験に合格するという確証が持てないことから、有資格者を優先的に採用することは容易に想像できます。
よって、「実務未経験でも転職は可能」「ただし、電気工事士の資格は取得しておいたほうが望ましい」といえるでしょう。
「第二種電気工事士」は未経験からでも取得できる資格
未経験から電気工事士を目指す際は、「第二種電気工事士」の資格取得をチャレンジするとよいでしょう。同資格は、未経験からも取得可能です。
第二種電気工事士は、毎年受験者の半数以上は合格しており、国家資格の中では難易度は低い方といえます。事前にしっかりと学習を進めていれば、合格は十分見込めるでしょう。
さらに、電気工事士の資格は一度取得すれば失効することがありません。
この国家資格を活かして、活動の幅を広げるキャリアプランを描くことも可能です。
参考:建築関係専門の求人サイト「トントン」|「電気工事士はやめとけ」といわれる7つの理由!キツいという経験者の口コミも紹介
年代別 未経験から電気工事士へ転職する際の注意点
年代 | 未経験から目指す際のポイント・注意点 |
---|---|
20代 |
20代から未経験での電気工事士への転職は、実現しやすいでしょう。 理由は、電気工事士の人手不足があること、また企業も若手人材を優先して採用したいという意思があるからです。 無資格でも応募可能な求人も少なくありませんが、より良い条件での転職を目指すのなら第二種電気工事士の資格を先に取得しておくとよいでしょう。 |
30代 |
30代においても未経験可とする電気工事士への求人は比較的多く見つけられます。 実際に30代後半から未経験で電気工事士になり、その後「40歳までに1級電気工事施工管理士を取得した」という人もいます。 ただし、20代と比べると未経験者のハードルはやや高まります。転職活動と並行して資格取得も目指すことをおすすめいます。 |
40代以降 |
40代も未経験可の電気工事士求人は一定数あります。ただし、20~30代と比べるとその数はかなり少なくなります。 その理由は、体力仕事が多いこともあって企業は若手人員を優先して採用しがちだからです。 そのため、40代から電気工事士を目指す際はある程度長期の活動になることが見込まれます。 施工管理士までの最短ルートを描きつつの資格取得と並行で進めるべきでしょう。 |
3)電気工事士のやりがい・大変なこと
電気工事士の仕事内容や資格の種類について理解が深まったでしょうか。
ここからは、電気工事士として働く上でのやりがいや大変なことについて詳しく見ていきます。
電気工事士という仕事は多くのやりがいがある反面、想像以上に大変な思いをすることもあります。
仕事の良い面だけでなく、大変な面もよく理解した上で目指すことが大切です。
電気工事士の仕事のやりがい
- 人々の生活を支えている実感を得やすい
- 資格があればすぐに実務経験を積める
- 今後も需要が高い仕事である
人々の生活を支えている実感を得やすい
電気設備は私たちの暮らしになくてはならない重要なインフラです。
人々の生活を支え、社会生活に不可欠な仕事を担っているという事実は、働く上での大きなやりがいとなるでしょう。
電気設備といっても、建物によって種類や用途、規模はさまざまです。使いやすさや安全面に配慮した電気設備を整えていくことで、お客様から感謝してもらえることもあるでしょう。
また、建築に携わる他業種の関係者にとっても、電気工事士は頼りになる存在です。電気設備を施工するプロとして作業の一翼を担えることは、電気工事士という仕事の醍醐味といえます。
資格があればすぐに実務経験を積める
電気工事士は実務を担うために資格を取得する必要がありますが、裏を返せば有資格者であればすぐに実務に携わることができる仕事ともいえます。
資格を取得するにあたって受験資格はとくにないため、異業種から未経験で転職した人でも、有資格者であればすぐに実務経験を積むことができるのです。
世の中には転職した直後の時期には希望する仕事を担当させてもらえない仕事も多く、転職後のミスマッチが生じる原因の1つとなっています。
その点、電気工事士の場合は「電気工事に従事する」という明確な役割が与えられているため、着実に実務経験を積んでいくには適した仕事といえるのです。
今後も需要が高い仕事である
建築物の建造や改装、移転といった工事は常に行われています。
今後も、建物があり電気が必要とされる以上、電気工事士の仕事はなくなることはないでしょう。
社会情勢や景気の動向によって需要が大きく増減する業界・職種もある中で、安定的な需要が見込める希少な仕事の1つです。
今後もIoTや5Gの普及によってますます電気設備の重要性は高まっていくことが予想されます。電気工事士の活躍の場はさらに広がっていくでしょう。
電気工事士の資格を保有し、技術と経験を兼ね備えた人であれば、長い目で見て仕事に困ることはないでしょう。需要が高く、今後も安定的に活躍の場があるのは、電気工事士の大きなメリットといえます。
電気工事士の仕事の大変なこと
- 労働時間が長い
- 体力面での負担が大きい
労働時間が長い
電気工事の仕事は単独で行うわけではなく、建設工事の一環として行われます。
そのため、建物全体の建設工程に合わせてスケジュールを組み、かつ工期に間に合うように作業を進めなくてはなりません。
現場によっては内装工事の着工から建物の引き渡しまでの日程がタイトなこともあるため、電気工事が深夜に及ぶことも考えられます。
商業施設やオフィスビルなどの工事では、建物の利用者が不在となる夜間に工事をすることもめずらしくありません。
こうした事情から、電気工事士の仕事は労働時間が長くなりやすく、休日も比較的少なめの傾向があります。
体力面での負担が大きい
現場での作業は基本的に立ち仕事です。
デスクワークではないので、1日中立ちっぱなしで仕事を続けることが苦痛に感じるようでは務まりません。
また、電気設備そのものを工事するわけですから、照明や空調、エレベーターなどは使えない環境で作業を進めることになります。
夏場や冬場は冷暖房のきかない環境で長時間働くため、体力を消耗しやすい仕事といえます。
電気設備には重量のある資材も多く、階段の上り下りや高所への設置には思いのほか体力を要します。
年齢とともにこうした作業への負担感が増していく傾向があるので、体力面で自信がないと仕事を続けることが難しくなることも考えられます。
4)未経験から電気工事士へ転職する際に意識しておきたい3つのポイント
未経験であっても電気工事士に転職することは可能と述べてきました。
では、実際に電気工事士へ転職する場合、どのようなことを意識したらいいのでしょうか。
前述のように、有資格者で実務経験のある人が優遇されやすい傾向がありますので、未経験者が転職を成功させるには相応の工夫が求められます。
とくに次に挙げる3点については、転職活動を始める前にじっくりと検討しておくことをおすすめします。
- 電気工事士の主な転職先について知っておく
- 資格取得は「入社前」か「入社後」か。それぞれのメリット・デメリットを把握する
- 電気工事士への支援実績のある転職エージェントを活用する
電気工事士の主な転職先について知っておく
電気工事士の主な勤務先(働き方)としては、以下の4点が挙げられます。
- 電気工事作業会社
- 施工管理
- ビルメンテナンス
- サービスエンジニア
電気工事作業会社
電気工事作業会社は、一般住宅や店舗などの電気工事を請け負います。
電気工事士の資格を取得済みであれば比較的採用されやすいため、未経験者にとっては狙い目となるでしょう。
請け負う仕事の内容は幅広く、配線やスイッチの設置、空調設備の設置などが挙げられます。
電気工事作業会社で実務経験を積み、電気工事士としてさらにステップアップを目指す人もいます。
施工管理
電気工事以外にも、土木工事や管工事といった施工全般の管理をする事業者です。
施工の実務を外注し、委託先の指揮・管理をするのが一般的です。工程管理のほか、原価管理や品質管理、調達管理といった幅広い仕事を担当します。
電気工事作業会社と比べると給与条件が良いケースが多いものの、実務経験者が優遇される傾向があります。
ビルメンテナンス
商業施設やオフィスビルなどのメンテナンスを担当する事業者です。
ビル設備の修理や点検をする際、電気設備に関わる作業に関しては電気工事士の有資格者が在籍している必要があります。
ビルメンテナンスで優遇される資格には、他に2級ボイラー技士や危険物取扱者乙種4種、第三種冷凍機械責任者などがありますが、第二種電気工事士の資格は必須条件となっているケースが多く見られます。
サービスエンジニア
メーカーやリース会社でユーザーが使用する機器に不具合や故障が発生した際、現場に出向いて修理やメンテナンスをする仕事です。
サービスエンジニアを目指すにあたって必須の資格はありませんが、扱う機器によっては電源系統の工事が必要になるため、電気工事士の有資格者が優遇されることがあります。
顧客と直接対話する機会の多い仕事のため、コミュニケーション力も問われるでしょう。
資格取得は「入社前」か「入社後」か。それぞれのメリット・デメリットを把握する
電気工事士への転職を目指すにあたって重要になるのが「資格」です。
入社前に資格を取得しておくのがベターですが、入社後に取得を目指そうと考えている人もいるでしょう。
資格を「入社前」「入社後」に取得した場合の、それぞれのメリット・デメリットを知っておくことが大切です。
入社前に資格を取得しておくメリット・デメリット
資格を取得しておけば、応募できる求人の幅が広がります。
実務未経験であっても有資格者なら選考時に優遇してもらえることがあります。
また、入社後はすぐに現場で実務経験を積むことができますので、先々のキャリアを考えるとメリットは大きいでしょう。
ただし、資格を取得するには一定期間を勉強に費やす必要があります。
現在の仕事と両立しながら時間を捻出し、計画的に勉強を進めなくてはならないのはデメリットといえます。
また、不合格になると転職する時期が先延ばしになってしまうリスクもあります。
入社後に資格の取得を目指すメリット・デメリット
資格を未取得の状態で採用してもらうことができれば、入社後に資格取得に向けた支援制度を活用できる場合があります。
また、有資格者でなくても従事できる軽微な作業には携われるため、実際の現場を見て理解を深めながら勉強を進められるというメリットもあります。
一方、資格が未取得だと応募できる求人が限られてしまいます。
仮に資格未取得の状態で入社できたとしても、新しい環境で仕事を覚えながら資格の勉強も進めるのは大変なことです。
資格取得までの期間は、プライベートの時間を削って勉強を進める覚悟が必要でしょう。
電気工事士への支援実績のある転職エージェントを活用する
未経験から電気工事士への転職を目指すのであれば、過去に電気工事士への転職を支援した実績のある転職エージェントを活用することをおすすめします。
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また、実務未経験であっても前職までの経験で生かせるものがあれば、アピールする方法も含めてアドバイスをしてもらえるでしょう。
自力で転職活動を進める場合と比べると、転職先をスムーズに見つけられる確率が高まるはずです。
また、一般的な転職サイトには掲載されない「非公開求人」を紹介してもらうことも可能です。
非公開求人は担当アドバイザーを通じてのみ応募可能な求人のため、競争率が低く採用に至る可能性も高いのが特徴です。
未経験者の場合はとくに、競争率をできるだけ下げておくためにも転職エージェントを活用するのが望ましいでしょう。
5)未経験からの電気工事士転職におすすめの転職エージェント
ここからは、未経験から電気工事士として活躍できる職場への転職を検討している方向けに、おすすめの転職エージェントを紹介します。
紹介するサービスはどれも電気工事士への転職支援実績のあるエージェントです。
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電気工事士求人数 | 約3,500件(2024年11月現在) |
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電気工事士求人数 | 約500件(2024年11月現在) |
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まとめ)電気工事士への転職は未経験からでも可能!
電気工事士への転職は、実務未経験や異業種からの転職であっても可能です。実際、未経験から電気工事士に転職し、現場で経験を積んでキャリアを形成していく人は大勢います。
ただし、経験者のほうが有利になりやすい傾向があることは十分に理解しておく必要があります。
未経験からチャレンジするのであれば、電気工事士の資格をあらかじめ取得しておくなど、相応の対策を講じておく必要があるでしょう。
電気工事士は、今後も必要とされ続ける可能性の高い仕事といえます。身につけるべき知識やスキルは決して少なくありませんが、一度習得すれば将来にわたって長く活用することができるはずです。
必要な対策をできる限り講じて、ぜひ電気工事士への転職を成功させてください。