未経験からバイヤーになるには?必要なスキル・仕事内容・転職成功するポイント紹介
[最終更新日]2024/08/23
私たちがセレクトショップなどの店頭で手に取る商品は、その多くがバイヤーによって生産元から買い付けられています。
生産元と消費者を結びつける仕事として、バイヤーの仕事は商業の歴史とともに古くから営まれてきました。
多くの人に喜ばれる商品を探し出し、ときにブームの火付け役として流行の一翼を担うこともあるバイヤー。
目次
1)バイヤーの仕事内容・やりがい・平均年収
一般消費者にとって、バイヤーの仕事は日常でほとんど目にする機会がありません。
そのため、具体的にどのような仕事をしているのかイメージしにくい面もあります。バイヤーへの転職を目指す以上、最低限の仕事内容について知っておくことは不可欠です。
そこで、まずはバイヤーとはどのような仕事なのか、業務内容や仕事のやりがい、大変な点について解説していきます。
バイヤーの主な仕事内容
バイヤーにはさまざまなジャンルの商品を買いつける人がいます。
洋服や靴といったアパレル関係だけでなく、宝飾品や雑貨、家具、家電、食品に至るまで、あらゆるジャンルの商材を仕入れるバイヤーが存在しています。
バイヤーの業務内容を端的に表現すると、生産元から商品を仕入れる仕事です。
ただし、仕入れるからには商品が売れなくては意味がありません。
そのため、バイヤーはどのような商品が求められているのか、消費者の購買行動や世の中のトレンドを把握し、仕入れる商品を見定めていきます。
また、仕入れ値や流通についても理解を深め、適切な販売価格を決定することで着実に利益をあげる必要があります。
さらに、仕入れた商品の魅力を消費者に伝え、売り切るための戦略を考えるのもバイヤーにとって重要な役割です。
売場でどのように商品の魅力を伝えてもらい、消費者の目に留まるよう陳列してもらうかを考え、場合によってはイベント企画を打つこともあります。
最近では実店舗だけでなく、ECで物品を販売する企業も増えていますので、オンラインショップで販売する商品の仕入れから販売管理までを一手に引き受ける場合もあります。
このように、バイヤーはトレンドの分析や買いつけに際しての交渉、販売管理など、多岐にわたる業務を担っています。
バイヤーのやりがい・大変な点
バイヤーの仕事のやりがい
バイヤーは今まさにトレンドの商品を仕入れるだけでなく、これからブームになることも予想しながら商品を選定しています。
まだ世の中でほとんど知られていない商品を見つけ、自分が第一人者となって消費者に知ってもらうことで、ブームの火付け役になることもめずらしくありません。
自分の目利きが狙い通りに売上に反映されたときには、格別な思いがあるでしょう。
また、バイヤーは情報収集や消費者の購買分析、値段交渉、買いつけ、販売管理、イベント企画と、非常に幅広い業務を担います。
企業にとってバイヤーの目利きが売上を大きく左右することになるため、バイヤーの責任は重大です。しかし、それだけビジネスセンスを磨くチャンスに溢れており、大きな裁量を持って仕事を進られるとも言えます。
バイヤーの仕事の大変な点
バイヤーにとって、商品の買いつけは毎回が真剣勝負です。売れると見込んで買いつけた商品が全く売れないようなことが続けば、バイヤーとしての信頼は失墜しかねません。
また、商品コンセプトや販売価格など「売る」ための仕組みづくりを担うことから、判断を誤れば勤務先に損失を与えてしまうことにもつながります。こうした強いプレッシャーを乗り越えて結果を出すことが求められる仕事と言えます。
また、買いつけのために日本全国、ときには海外へと出張する機会が多く、体力が必要な面もある仕事です。
生産元とのタフな交渉が必要になることも少なくないため、あきらめず熱意を持って交渉にのぞむ粘り強さが求められます。
バイヤーの平均年収イメージ
一般的に、バイヤーは百貨店などに総合職として入社後、販売員として経験を積んだのちにバイヤーへとステップアップしていきます。そのため、バイヤーのみの年収を知ることは容易ではありません。
バイヤーを募集している求人では、年収の相場は270万円〜350万円前後に設定されているケースがよく見られます。
4百貨店店員の平均年収がおよそ320万円ですので、人によってはそれよりもやや高い年収を得ているとイメージしておくといいでしょう。
実際、バイヤーは出張が多いなどの事情から手当が加算されていたり、売れる商品を扱うバイヤーには報奨金が出たりするケースもあります。
ヒット商品を多数手がけた実績のあるバイヤーや、マネジメントスキルや語学力に長けたバイヤーであれば、600〜800万円といった年収を得ることも可能です。
このように、バイヤーの年収はスキルレベルや実績に応じて幅があり、中には高い水準の年収を得ているバイヤーもいます。
2)バイヤーに求められる知識・スキル
「売れる商品」を見抜く視点(鑑別眼と審美眼)
バイヤーには「センスが必要」とよく言われます。扱うジャンルの商材について平均以上のセンスを持っていることはもちろん重要ですが、商品の買いつけにおいて求められる「目利き」という点で言えば、単にセンスが良いだけでは通用しない面があります。
商品として本当に良いものであるかどうか、一時の流行を追いかけるのではなく、今後多くの人が関心を寄せると思われる魅力のある商品かどうかを自分で見抜く視点が求められます。
そのため、自分自身が良いと感じるものと、世の中の多くの人が良いと感じるものが一致している必要があります。
自分なりのこだわりや独自の感覚を持っていても、それが世の中で広く受け入れられるものでなければ、買いつけた商品は売れない可能性が高いでしょう。こうした鑑別眼・審美眼・バランス感覚を持っていることがバイヤーには求められます。
分析・計算力
バイヤーの仕事は、売れ残りや余剰在庫と常に隣り合わせです。
自分の感覚だけに頼って仕入れていたのでは、消費者のニーズや世の中のトレンドを見誤ってしまう恐れがあります。
そのため、市場の動向を客観的に分析し、商品がどんな層の顧客に受け入れられるかを見抜く能力がバイヤーには求められます。
また、商品を買いつける際には流通まで含めたおおよそのコストを概算した上で価格交渉にのぞむ能力が必要になります。
価格設定を間違えれば商品の売れ行きが伸びない結果となってダイレクトに跳ね返ってきますので、数字に強く計算力に優れた人がバイヤーに向いていると言えるでしょう。
端的に言えば、ビジネス感覚に長けた人でなければバイヤーの仕事は務まらないのです。
交渉能力
ビジネスの規模が大きくなればなるほど、バイヤーが一度に仕入れる商品点数も多くなります。
生産元との仕入れ値を少しでも低く抑えることは、販売後に利益がどれだけ残るかを大きく左右する重要な事柄です。そのため、バイヤーには生産元の理解を得ながらできるだけ安く仕入れる交渉力が求められます。
一方で、仕入れ価格を抑えたいがために生産元の心証を悪くしてしまうような強引な交渉をすることは、長い目で見ると重要な仕入れ先を失ってしまうことにつながりかねません。
要望を伝えつつ、相手の利害関係にも想像力を働かせるコミュニケーション能力が必要です。可能な限りWin-Winの関係となる落とし所が見つかるように交渉を進められるバイヤーであれば、仕入れ先との信頼関係を築いていけるでしょう。
体力・忍耐力
国内外の生産元へ足を運び、交渉の末に買いつけをするバイヤーは、年間を通じて出張の多い職種です。
ときには海外で複数の都市や国を転々としながら、数週間かけて買いつけることもめずらしくありません。
イベント企画を打った場合、準備が深夜にまで及ぶことも想定されます。重要な局面で体調を崩してしまうようなことがあれば仕事に支障をきたすため、健康・体力に自信がないと難しい面があります。
また、交渉はスムーズにまとまることばかりではありません。場合によっては生産元が条件に難色を示し、商談そのものが白紙に戻りかねないこともあります。
そのような場面に遭遇しても諦めることなく交渉を続け、商談をまとめ上げる忍耐力が必要になります。
3)未経験からバイヤーを目指す際に意識したいポイント4つ
ここまで見てきたように、バイヤーが携わる業務は多岐にわたり、幅広い知識・スキルが必要とされます。
とくに未経験者からバイヤーに転職する場合、求められる知識・スキルが不足してしまうのは致し方ありません。
すでにバイヤー経験者として転職にのぞむ人と比べると、どうしても経験や実績の面で不利になりがちです。
しかし、次のポイントを押さえて転職活動を進めることで転職成功率を高めることは可能です。バイヤーへの転職を成功させるためのポイントを整理しておきましょう。
バイヤーにつながりそうな経験・スキルを自己分析する
未経験者がバイヤーに転職する場合、まずは店舗で販売員として配属され、店頭での接客を通じて商品知識やトレンドの読み方を学ぶことからスタートとなるケースが少なくありません。
ただし、前職が異業種だとしてもバイヤーの仕事に転用可能な経験・スキルがあれば、より短期間でバイヤー業務に携わることが可能になります。
バイヤーの仕事にも通じる業務経験や保有スキルを見つけるという観点で自己分析を進め、完全なゼロからのスタートではないことをアピールできるようにするのです。
たとえば前職で営業や販売の経験があれば、商品を売るための基礎的なスキルを持っていることをアピールできます。
雑誌やWebの編集を担当してきた人なら、読者の興味関心をリサーチした経験があるはずですので、トレンドの読み方について基本は理解できていることを伝えられるでしょう。
バイヤーの仕事に役立つスキル・経験の例
スキル・経験 | 説明 |
---|---|
交渉力 | 取引先やサプライヤーと価格や条件の交渉を行うためのスキルです。優れた交渉力は、コスト削減や有利な条件での契約締結に直結します。 |
市場分析力 | 市場のトレンドや消費者ニーズを把握し、適切な商品を選定する能力です。商品の売れ筋や競合状況を分析し、購入判断に活かします。 |
商品知識 | 担当する商品の特性や仕様、品質についての深い知識が求められます。これにより、商品の選定や品質管理が効果的に行えます。 |
コスト管理能力 | 予算内で最適な商品を仕入れるためのコスト管理能力が重要です。経費を抑えつつ、品質を確保するバランス感覚が求められます。 |
サプライチェーンの理解 | 商品の流通過程や供給チェーン全体を理解し、効率的な調達を行うスキルです。納期管理や供給リスクの管理にも役立ちます。 |
コミュニケーション能力 | サプライヤーや社内の関連部署との円滑なやり取りを行うためのスキルです。取引先との関係構築や、社内での調整に不可欠です。 |
データ分析能力 | 過去の販売実績や仕入れデータを分析し、今後の調達計画に反映させるスキルです。データに基づいた判断が求められます。 |
語学力 | 特に海外取引がある場合、英語などの語学力が役立ちます。取引条件の交渉や、契約書の内容確認に必要です。 |
リサーチ能力 | 新しい商品やサプライヤーを見つけるための調査能力です。インターネットや業界ネットワークを活用して情報収集を行います。 |
参考:ビジネス英会話学習おすすめアプリ
ポリグロッツ「レシピー」
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必須の資格はないが、「販売士」資格は定番
バイヤーになるために必須の資格はないため、新たに資格を取得しなくても求人に応募することはできます。
ただ、未経験者がバイヤーとして採用してもらうためには、有利になる可能性のある知識・スキルをできるだけ多く持っておくことが重要です。実務に直接役立つとは限りませんが、関連する資格を取得しておくことによって転職成功率をより高めることに寄与する場合もあります。
定番の資格に「販売士」があります。販売士検定試験に合格することで取得可能な資格で、販売員としての接客マナーや売場づくりの基礎的な知識を学べます。
販売士の資格概要
項目 | 説明 |
---|---|
資格名 | 販売士(リテールマーケティング検定) |
概要 | 販売士は、小売業やサービス業における販売やマーケティングに関する知識とスキルを証明する資格です。日本商工会議所が主催し、3級から1級までの3つのレベルがあり、試験を通じて販売や経営に関する実務知識を習得します。 |
身につくスキル | 接客販売のスキル、マーケティング戦略、商品管理、店舗運営管理、顧客対応スキルなど、小売業に必要な幅広い実務能力を習得できます。特に、顧客満足を高めるためのコミュニケーション力や経営分析力が身につきます。 |
資格取得の流れ | 1. 日本商工会議所が指定する試験日に申し込み 2. 学習教材を使用して試験対策を行う 3. 試験(筆記試験)を受験 4. 合格発表後、資格取得(3級から1級まで順次取得可能) |
平均学習期間 | 3級:約2~3ヶ月 B級:約4~6ヶ月 A級:約6ヶ月~1年 |
参考サイト | 販売士検定公式サイト |
このほか、アパレル系のバイヤーを目指すのであれば「ファッションビジネス能力検定」などの試験に合格することで、土台となる知識を持っていることをアピールできるでしょう。
さらに、TOEICや実用英語技能検定といった語学系の検定を受けておくことで、海外の生産元と取引する際に英語力を生かせるはずです。
まずは販売員として実地経験を積むのもアリ
最初からバイヤーの求人を狙うのではなく、まずは販売員として働き、実地経験を積むことから始める方法もあります。
ショップスタッフの求人の中には業界未経験者が応募可能なものもありますので、完全な未経験者がバイヤーを目指すには現実的な選択肢の1つです。
販売員として店頭で学べることはたくさんあります。
接客でお客様の声に耳を傾け、対話することによって消費者のニーズやトレンドを把握する感覚を養えます。売場づくりが売上の結果となって表れることや、商品コンセプトを打ち出して付加価値を付けることの重要性を肌で感じられるのです。
ショップスタッフから店長、エリアマネージャーへと昇進した先にバイヤーへとステップアップできる職場もあります。未経験者が知識を身につけながらバイヤーを目指すには最適なキャリアプランと言えるでしょう。
業界知識や転職活動のノウハウがある、転職エージェントを活用しよう
未経験者の場合はとくに、業界知識や転職ノウハウを熟知した転職エージェントを活用することをおすすめします。
バイヤーの仕事内容について自分で調べることは重要ですが、得られる情報には限度があります。
今まさに業界内で何が起こっているのかを知るには、企業や業界の動向について生の情報を得ているプロの力を借りるほうがより確実です。
バイヤーはあらゆる業界で活躍していますので、過去の転職者の事例なども踏まえて的確なアドバイスをしてもらえることも期待できます。
また、転職エージェントに登録すると担当キャリアアドバイザーがつきますので、キャリアの棚卸しや自己分析を客観的な視点からサポートしてもらえるというメリットもあります。
前職までの経験の中で、自分では気づかなかったバイヤーとの接点が見つかる可能性も十分にあるでしょう。
4)未経験からバイヤーを目指す際におすすめの転職エージェント
バイヤーへの転職を目指すには、業界特化型の転職エージェントと幅広い業種を扱う網羅型エージェントを併用するのが効果的です。
業界を絞ることで効率的に転職活動を進められる一方で、一定以上の求人数を確保しているエージェントを活用することで希望条件に合った求人に出会える確率を高められるからです。
以下に挙げる5つの転職エージェントは、いずれもバイヤーへの転職を目指す人が活用しやすいサービスです。
各エージェントの特徴や長所を紹介しますので、自分に合った転職エージェントに複数登録しておくといいでしょう。
iDA
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アパレル・ファッション系でほぼ全ての職種を扱う転職エージェント。バイヤーの求人も豊富です!
iDAは、アパレル・ファッション業界に特化した転職エージェントです。
人材紹介や人材派遣、人材育成など、ファッション業界に特化した人材ビジネスを20年以上行ってきました。
iDAの大きな特徴として、「全国22カ所の拠点を活かした、地域密着型のサポート」が挙げられます。
転職をサポートしてくれるコーディネーターは各エリア情報に詳しく、地域に密着した情報提供・サポートを受けられます。
iDAではアパレル・ファッション系で非常に豊富な職種の求人を取り揃えており、バイヤーの求人数も豊富です。
iDAの特徴
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サービス対応地域 | 全国 |
バイヤー・MD(マーチャンダイザー)公開求人数 | 約200件(2024年8月現在) |
バイヤーへのキャリアチェンジに向けて、スキル・経験の不足が不安な人はiDAのコーディネーターに相談してみましょう。
クリーデンス
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「パーソルキャリア」が運営するアパレル・ファッション業界専門の転職エージェント。業界専任のアドバイザーからサポートを受けられます。
クリーデンスは、dodaで有名なパーソルキャリアが運営するアパレル・ファッション業界専門の転職エージェントです。
求人の地域は首都圏が中心となっており、雇用形態は正社員・契約社員のほか業務委託(フリーランス)も扱っています。
もしも条件にマッチする求人が見つからない場合でも、クリーデンスは非公開求人が全体の約60%を占めていますので、サービス登録後により多くの選択肢を得られるでしょう。
大手アパレルから、セレクトショップ、有名インポート・ラグジュアリーブランド、コスメブランド、商社まで様々な業界の求人を保有していることも特徴の一つです。
また、クリーデンスのキャリアアドバイザーのほとんどはアパレル業界出身ですので、業界の実態に即したアドバイスをもらうことができます。
クリーデンスの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
バイヤー・MD(マーチャンダイザー)公開求人数 | 約100件(2024年8月現在) |
リクルートエージェントのサポートは効率的かつスピーディに進みます。日頃の活動にかけられる時間を確保しておくと、より有意義にサービスを受けられるでしょう。
リクルートエージェント
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リクルートエージェントは国内No.1の求人数と転職支援実績を誇る転職エージェントです。
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リクルートエージェントの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
バイヤー・MD(マーチャンダイザー)公開求人数 | 約2,000件(2024年8月現在) |
リクルートエージェントのサポートは効率的かつスピーディに進みます。日頃の活動にかけられる時間を確保しておくと、より有意義にサービスを受けられるでしょう。
doda(デューダ)
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都市部・地方ともに豊富な求人と、担当からの積極的な提案が特徴。企業からのスカウトも多く、たくさんの求人に接していきたい人におすすめの転職エージェントです。
dodaは国内トップレベルの求人数と、担当アドバイザーから積極的な提案が評判の転職エージェントです。
保有求人は20万件以上(※2024年8月時点)、都市部だけでなく地方での転職支援にも強いです。
dodaは求人を自分で探して応募する「転職サイト」と、求人紹介から企業への応募、日程調整までアドバイスしてもらえる「転職エージェント」両方のサービスを利用できます。
「まずは自分でバイヤーの求人をじっくりチェックしたい」という人は、転職サイトのサービスを利用するとよいでしょう。
その後「応募や企業への交渉についてサポートしてほしい」となったときに、エージェントサービスに切り替えることもできます。
そのほか、dodaは「レジュメビルダー(職務経歴書作成ツール)」や「年収査定」など、転職活動をサポートしてくれるツールも豊富です。これらを無料で利用するメリットだけでもdodaに登録する価値はあるでしょう。
dodaの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
バイヤー/MDの公開求人数 | 約250件(2024年8月現在) |
dodaは求人を自分から応募可能ですが、エージェント経由でのみ紹介される非公開求人も多いです。担当エージェントには初回面談時に希望条件をしっかり伝えておくことで、より有意義なサポートを受けられるでしょう。
まとめ)未経験者がバイヤーに転職するなら「焦らずじっくり」が基本
バイヤーは幅広い知識とスキルが求められる、奥が深い仕事です。バイヤーの仕事に興味を持っている人の中には、「これほど多岐にわたる業務に携わることになるとは…」と感じた人もいるかもしれません。
未経験からバイヤーを目指すのであれば、店舗で経験を積み、着実にステップアップしていくのが王道です。バイヤーとしてひとり立ちするまでには年単位の期間を要するかもしれませんが、経験したことは必ずバイヤーとしての仕事に生かせるはずです。
未経験者がバイヤーに転職するなら「焦らずじっくり」を基本としたほうが、長い目で見た場合に有意義なキャリアを形成することにつながります。
「最初からバイヤーを任せてくれる企業はないだろうか?」などと慌てず、長期的なキャリア形成を目指していきましょう。