『みんなの転職「体験談」。』
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49歳、更年期と介護のはざまで決めた転職 年収290万円減でも「成功」と言える理由|私の転職体験談

転職前

BEFORE
職業
生命保険会社
職種
営業職
従業員規模
約1,000名
年収
約400万円

転職後

AFTER
職業
小売店(スーパーマーケット)
職種
販売スタッフ
従業員規模
約30名
年収
約110万円

目次

みどりさんの転職ストーリー

1これまでの私

営業のノルマと更年期の疲れ

窓枠の外でカラフルなチャートを見ながら分析する女性ビジネスパーソン

転職前は日本生命で外交員として働いていました。外回りが中心で、朝から夕方まで、お客様のお宅を訪問して保険の説明をする日々でした。

営業である以上、ノルマからは逃げられません。締め切りに追われ、数字を意識しながら働く毎日。責任感が強い性格も災いして、体調が優れなくても無理をして仕事を優先してしまう癖がありました。

体が変わり始めたのは、40代後半のことです。更年期の症状が出始め、以前のような体力が続かなくなりました。
特に辛かったのは夕方です。急に疲れが押し寄せ、足取りが重くなる。外回りの移動はもちろん、マンションの階段を上るだけで息が切れるようになりました。

体だけではありません。気持ちの面でも波があり、ふとした瞬間に「この働き方、いつまで続けられるんだろう」と不安がよぎるようになって。

家庭でも転機を迎えていました。子どもは成長して手がかからなくなった一方で、今度は親の介護が現実味を帯びてきました。いざという時にすぐ動けるようにしておきたい。でも仕事が忙しすぎて、家のことまで気が回らない日が増えていきました。

気づけば、家族との時間も、自分の体調も、すべて後回し。そんな生活に、少しずつ違和感を覚え始めていました。

それでも当時の私には、「正社員で働くのが当たり前」「収入を落とすなんてありえない」という固定観念がありました。正社員からの働き方を変えるなんて、考えたこともありませんでした。




2転職のきっかけ

「このままでは続けられない」

バッグを持って前を向いて歩く女性の後ろ姿

転職を考え始めた一番の理由は、更年期による体力の低下でした。

40代後半に入った頃から、以前のように体が動かなくなってきたのです。特に夕方になると、急に力が抜けるような感覚がありました。外回りが中心の仕事ですから、階段の上り下りや移動が多く、体力が落ちてくると一気に負担が増します。

お客様の前では明るく振る舞っていました。でも帰り道、一人になった途端にぐったりしてしまう。そんな日が増えていきました。「この働き方を続けるのは、もう難しいかもしれない」——そう感じるようになったのです。

追い打ちをかけたのが、親の介護問題でした。

親の年齢も上がり、介護のことを現実的に考えなければいけない状況になってきました。いざという時、後悔しないように動けるようにしておきたい。けれど今の働き方では、家のことにまで気持ちが回りません。心の余裕も、まったくありませんでした。




3転職活動中

50代の転職活動、人に頼る勇気

スーパーマーケットの新鮮な野菜売り場

転職活動の期間は、大体1〜2ヶ月でした。

最初は何から手をつけていいのか分かりませんでした。正社員からパートへの転換は、気持ちの面でも複雑です。「本当にこれでいいのかな」と迷いがありました。

事務職や座り仕事を中心に探し始めましたが、年齢や勤務時間の条件が合わず、なかなか応募まで進めませんでした。求人サイトを見ても自分に合いそうな仕事が少ない。ハローワークでも「体力に不安がある」と伝えると、紹介できる仕事が限られてしまいました。

転機は、ある日のママ友からの一言でした。
うちのスーパー、パート募集してるよ。時間も結構融通きくし、体力的にも今より楽だと思うよ
その一言が、ずっと迷っていた気持ちを後押ししてくれました。

正社員からパートになることへの不安は、もちろんありました。でも体力のこと、親のこと、そして自分のこれからの生活を考えたとき、「今が働き方を変えるタイミングなんだ」と、私は転職を決断しました。

面接では、正直に話すことにしました。体力に不安があること、家庭の事情で急な休みが出る可能性があること。落とされるかもしれないと覚悟していましたが、店長は優しく言ってくださいました。

「無理のない範囲で働いてくれたらいいですよ」

その言葉に、心から救われました。収入が下がることへの不安はあったものの、心の余裕を取り戻すためには必要な選択だと感じました。



振り返ってみて、良かったと思うのは、無理に正社員にこだわらなかったこと。自分の体力や家庭の状況に合った働き方を優先したことです。

反省点としては、もっと早く周囲に相談していれば、悩む時間が短くて済んだかもしれないということ。一人で抱え込まず、信頼できる人に話すことの大切さを実感しました。




4転職後

数字ではなく、人に評価される喜び

カフェで働くバリスタの作業風景

転職後の職場は、スーパーのレジと品出しのパートです。

仕事内容はレジ対応、商品の補充、売り場の整理など。覚えることは多かったものの、仕事自体はシンプルで分かりやすいものでした。最初の頃は立ち仕事が続くため足が痛くなり、体力的に慣れるまで少し時間がかかりました。

人間関係は、思っていたよりもずっと良好でした。同年代のパートさんが多く、それだけで安心できました。分からないことがあるとすぐに声をかけてくれたり、忙しい時には自然と助け合う雰囲気があったり。保険営業時代のような数字のプレッシャーもありません。

お客様対応は最初こそ緊張しましたが、慣れてくると「ありがとう」と言っていただける機会が増えていきました。そのたびに、小さなやりがいを感じられるようになったのです。

印象に残っているのは、転職して間もない頃のことです。
レジの操作に慣れず、長蛇の列ができてしまいました。後ろのお客様に申し訳なくて、手が震えました。そんな時、先輩パートさんが横からフォローしてくれて、こう声をかけてくれたのです。

「最初はみんなそうだから大丈夫」
その言葉が、とても心強く感じました。

ある日、年配のお客様が「あなたは丁寧で気持ちがいいね」と言ってくださいました。その一言で、一日の疲れが吹き飛びました。

営業時代とは違います。数字ではなく、人とのやり取りがダイレクトに評価につながる。そこに温かさを感じました。

職場の雰囲気にも、1〜2ヶ月ほどで馴染むことができました。店長もシフトの相談に柔軟に応じてくださり、親の通院がある日は早めに上がらせてもらえるなど、家庭との両立がしやすい環境です。

体力的には大変な日もあります。でも精神的な負担は、以前よりずっと軽くなりました。




5その後、どうなったか。

働き方は一つじゃない

窓辺の木製テーブルに置かれたカプチーノ

今回の転職を通して、働き方は一つではないということに気付きました。

正社員で働くことにこだわりすぎて、自分の体調や家族の状況を後回しにしていた。そのことに気付いて、もっと早く見直すべきだったと感じています。

収入はかなり減りました。でもその分、心の余裕や家族との時間が増えました。生活のバランスが整ったと思えています。

また、人に頼ることの大切さも改めて学びました。
ママ友の紹介がなければ、今の職場に出会えていなかったと思います。自分一人で抱え込まずに、思い切って周囲に相談することで道が開ける。それを実感しました。

無理を続けるよりも、自分の体と生活に合った働き方を選ぶこと。それが結果的に、長く働き続けるためには大切なのだと感じています。

◇ ◇ ◇

今回の転職を経て、これからの働き方について考える時間が増えました。

まず一番に大切にしたいのは、親の介護と自分の体調に無理のない働き方を続けることです。更年期の症状は日によって波があります。以前のように気力だけで乗り切るという働き方は、もうできないと感じています。

だからこそ、今のようにシフトの融通がきいて、体調に合わせて働ける環境を、これからも大切にしていきたいと思っています。

スーパーでの仕事にも慣れてきました。接客スキルをもっと磨いたり、売り場づくりや発注など、今より一歩踏み込んだ業務にも挑戦してみたいという思いがあります。以前のように数字に追われる働き方ではなく、目の前のお客様に喜んでもらえるような仕事の仕方を身につけていきたいです。

将来的には、在宅でできる仕事にも興味があります。
親の介護が本格的に必要になったとき、外で働く時間を減らさざるを得ない可能性もあります。そのために、家でできる仕事を少しずつ準備しておきたいと考えています。パソコン作業や文章を書くことは嫌いではないので、空いた時間に少しずつ勉強したり、資格取得にも挑戦してみたい気持ちもあります。

何よりもこれからは、「無理をしない」「自分のペースを大切にする」という軸を持って働いていきたいと思っています。

正社員としてバリバリ働いていた頃とは違います。今は家族や自分の体調を優先しながら、長く続けられる働き方を選ぶことが、自分にとっての成功だと感じています。

さんの体験談のポイント

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