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転職体験談|専業主婦になりたくなかった私が、理不尽な職場を離れ、自分らしい働き方を見つけるまで

転職前

BEFORE
職業
宿泊業
職種
事務職(労務関連)
従業員規模
約600名
年収
400万円

転職後

AFTER
職業
児童福祉施設
職種
事務職(労務関連)
従業員規模
約90名
年収
200万円

目次

KBさんの転職ストーリー

1これまでの私

元々、専業主婦になるつもりはなかった

イメージ図:事務職の仕事をする女性

転職を決意したのは、今から2年前の2022年のことです。

当時、私は宿泊業の事務職として、労務関連の仕事をしていました。

参考:事務職(労務関連)の主な仕事内容

仕事内容 説明
勤怠管理 社員の出勤・退勤時間や休暇情報を管理し、正確な勤怠データを維持します。
給与計算 社員の労働時間や残業時間に基づいて給与を計算し、支給手続きを行います。
社会保険手続き 社員の社会保険加入や喪失手続きを行います。具体的には、書類の手配、作成、役所への届け出などの業務があります。
労働契約管理 社員の労働契約書の作成および管理を行います。
社員データ管理 社員の個人情報や履歴をシステムに入力し、データベースを最新の状態に保ちます。

家族構成は私、主人、子どもの三人家族です。
子どもは発達障害があり、育児はとても大変でした。

私は元々専業主婦になるつもりはなく、それもあって育児期間は「社会から絶縁された」という孤独感が強かったです。子どもが三歳になったタイミングで仕事を探して、見つけたのが当時の会社でした。

独身時代もバックオフィスの仕事をしており、業務には問題なく順応できました。最初はパート勤務でしたが、久しぶりに感じられた「会社に必要とされている」感覚に、大きな充足を感じたのを覚えています。

2転職のきっかけ

反抗的な部下「A」との衝突

イメージ図:反抗的な部下「A」と衝突する女性

前職では7年ほど勤めました。上司からも評価されて任せてもらえる仕事が増えて、そして年収も増えて、やりがいと充実を感じられる毎日を過ごしていました。

会社の規模が大きくなって事務方の人員を増やすことになり、この時に入ってきた女性Aとのトラブルが、転職のきっかけです。

Aの教育担当は、私でした。でも、Aはとにかく言うことを聞かなかった。
ときに反抗的な態度まで取るのでそれを注意すると、他の社員や役員、取引先にまであることないことを陰口で言い続けるのです。

あるとき、Aが誤って会社の駐車場ではない他人の月極駐車場に車を停めていたので急いで注意したところ、逆に怒鳴られました。

周りの人たちに、Aはよくこう話していました。

私ってどこに行っても、敵が多いんですよねー

上司として正そうとする私と、世間一般の常識よりも自分の感覚を重視するA。折り合うはずもなく、衝突ばかりしていました。

とうとう会社にAの素行を申出たのですが、(はじめは上司が本人に何度か注意をしていたものの)ほとんど改善されないままでした。そのうち、私以外の誰も、本人に注意することをしなくなりました。

後になってわかったのですが、会社の会長の行きつけのキャバクラにAの娘さんがいて、その子が会長のお気に入りだったようなのです。
それを知った社員たちが会長に忖度して、Aへの注意をしなくなったというわけです。

3転職活動中

事務職の仕事がなかなか決まらない

イメージ図:転職活動中の女性

Aだけでなく、Aを放任する会社にも見限っての転職活動でしたが、状況は非常に厳しかったです。

年齢的に難しいだろうという覚悟はあったのですが、コロナ禍で事務職へ流れてくる方が多く、どの求人に応募しても競争率の高さを感じました。

また、私の希望する条件も転職活動を厳しくしていました。

子どもの送迎があるため車通勤可で、なるべく通勤時間が短く済む自宅周辺であること。雇用形態は正社員、仕事内容は労務に限る。──これらをすべて適えた求人はとても少なく、想定していた転職期間を大幅に超えることとなりました。

一向に決まらない転職活動に不安と焦りが募り、少しずつ条件を緩めることにしました。

「テレワークの仕事はどうだろう」と思って応募したところ、仲介したエージェントの担当から「他の人からの応募が千件以上あります」と言われて愕然としました。

それならと思い正社員登用制度があるパートの求人を探したのですが、今度は近所の職場ですんなりと採用が決まりました。

転職活動の期間 2022年8月~2023年4月(8ヶ月)
目指した業種・職種 事務職(労務関係)
最終的に決めた会社の業種・職種 児童福祉施設|事務職(労務関係)
利用した転職サービス リクルートエージェント、エン転職、マイナビ転職、doda、エンゲージ、リクナビNEXT、REX、Indeed、MS-Japan、バイトルプロ、ママワークス、スタッフサービス …など
進め方の良かった点 とにかく色々な求人媒体に登録して、毎日仕事検索をしました。この媒体でしか掲載がないという会社もたくさんありますので、たくさん登録しておいてよかったです。
派遣やアルバイトの求人媒体でも、紹介予定派遣や正社員登用の求人があるため、登録して損はなかったです。
反省点 キャリアもあるし、ある程度したら決まるだろうと高をくくっていたのが反省点です。

4転職後

新たにパートからの事務職の仕事を始めて

イメージ図:児童福祉施設の事務職業務をする女性

転職後の新しい職場は、児童福祉施設です。

仕事内容は労務関連の仕事にプラスして、求人広告やSNS投稿、名刺デザインなどです。

人間関係は今までのどの会社よりも円満です。福祉業界なのできつい人が多いかなと思っていましたが、事務を行う場所は現場と離れているため交流はありません。

日中は事務所で事務職の方とふたりきりになることが多いのですが、仕事内容が全く異なるため衝突もなく円満に仕事ができています。

ただし、現場の職員の方々のなかには性格のきつい方が数名います。私!私!の個を主張する方が多くて、例えば福利厚生など会社として決まっていることにも不満をはっきり言われて、その都度社長が対応して改正されています。社長も動かすパワーに圧倒されます。

5その後、どうなったか。

今回の転職を振り返って、今思うこと

イメージ図:これから先の人生を想う女性

今回の転職活動で後悔していることは、面接で全く上手くアピールができなかったことです。いくつかの求人では、最終面接で落とされました。

面接官はだいたい年下の方が多くて、カジュアルな口調で話すべきか丁寧に話すべきか悩んだ末、自分でもよくわからない口調になって、話したいことを上手く伝えられないこともありました。

今まで何度も転職活動をして何度も面接を受け、なんなら面接官としての業務を行ってきた経験もあり、質問の意図も理解してあるはずなのに、今回は本当にうまく行きませんでした。

面接の機会を得るということは、前段の書類審査では「年齢にこだわらずキャリアを評価してくれた」ということですよね。
面接の場では肩書きではないありのままの私が見られる──実際はそう言い切れるわけではないのですが、そう思ってしまっていました。

だから、面接で落とされることが続くと、私自身が社会から不要な人間として扱われてしまっていると感じてしまい、とにかく落ち込みました。

◇ ◇ ◇

転職して、もうすぐ一年が経とうとしています。
半年が経過した時に社長に正社員の希望を出しましたが、業務量がそこまでないということで一旦却下されました。

今は正社員になるべく、自分で仕事を見つけ増やしている段階です。

収入が半減しましたので、減った収入を補うために副業をいくつかしています。自身で以前から行っていたハンドメイド制作販売と、最近では業務委託で給与計算や経理の仕事を請け負うようになりました。

目標は自身の最高年収を超えることです。そのために日々アンテナを張り巡らせ情報収集はしています。

物価高騰、子どもの教育資金、老後の足し、生活のためにまだまだ頑張らなければなりませんが、自分がやりがいや充実感を持てる仕事で、収入が得られるのは幸せだと思っています。

参考:事務職への転職におすすめの転職エージェント[PR]

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常時1万件以上の事務職求人を抱えているため、複数の候補から応募する求人を選べるでしょう。
また、担当アドバイザーは積極的に企業への交渉を働きかけてくれます。

より確実なサポートを受けたい人は、初回面談前までに「キャリアの棚卸し」を行い、担当アドバイザーにご自身の強みや適性をしっかり伝えられるように準備しておきましょう。

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