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転職体験談:保育士の正社員から派遣社員に。ライフスタイルにあった働き方を

転職前

BEFORE
職業
保育施設
職種
保育士
従業員規模
約30名
年収
350万円

転職後

AFTER
職業
保育施設
職種
保育士
従業員規模
約15名
年収
350万円

目次

すずさんの転職ストーリー

1これまでの私

「子供に関わる仕事をしたい」という想い

保育士として働く女性イメージ

学生の頃から、「保育士になりたい」と思っていました。

資格を取って晴れて保育士で働けるようになってからは、ずっとこの道一本です。

業務は忙しく、サービス残業の日も多かったですが、やりがいもあって。

たまに疲れが溜まったりやるせない気持ちが膨らんでしまった時は、(私は自分が望んだ仕事に就けたんだから、幸せじゃないか)と自分に言い聞かせて気持ちを鼓舞していました。

そして、20代後半に結婚して、30代の手前で第一子を出産しました。
育児休暇を終えたらすぐに復職して、そしてしばらくして2人目を妊娠、2回目の産休に入って。

それからまた復職をして1ヵ月が経ったとき、「このまま仕事を続けられるだろうか?」という不安が無視できないほど大きくなっていることに気づきました。

2転職のきっかけ

このまま、仕事を続けられるだろうか?

これからの働き方に悩む保育士女性イメージ

復職後も正社員として働いていたこともあり、フル出勤です。
子どもたちと過ごす時間はどうしても限られていました。

加えて、旦那は帰りの遅い仕事でしたので基本私のワンオペ育児でした。

それでも何とか続けようと思ってはいたのですが、あるとき母親から「〇〇ちゃんと〇〇ちゃん、最近体調不良が多いわね、大丈夫かしら」と言われて。

つまり、私の忙しさの影響は私よりも先に、子どもたちに来てしまったのです。
そして、そのことに私は母に言われるまで無自覚でした。

思い返せば、いつもイライラしている自分がいました。
時間の余裕がないと気持ちにまで余裕がなくなるものです。子どものワガママにもピリピリしてしまい気持ちをコントロールすること自体にも気力を消費して、とにかく私自身も今の生活に疲れ果てていました。

残業ばかりでなく、家に持ち帰っての仕事もあって、そしてときどきの休日出勤(運動会や生活発表会などの催し物の際)。

このまま育児と家事、そして仕事をすべてやっていくのは無理だろうと思い、私は転職することを決めました。

3転職活動中

「派遣社員の保育士」という選択

転職活動をする30代女性イメージ

「転職しよう」と思っても、私はこれまで保育士しかやってきていません。
やれる仕事も保育士しかないだろうと思い、派遣社員の保育士として仕事を探しました。

利用した転職サービスは「保育ひろば」。
人材派遣会社を通して、なるべく家から近く、かつ拘束時間が短くて済む職場を探してもらいました。

派遣のコーディネーターの方に取り計らってもらう点でとてもやりやすかったですが、その間も働きながらの転職活動でしたので、生活自体はとても大変でした。

しかし、今の状況から抜け出す方法は転職しかないと感じていたので、気持ちは比較的前向きでした。

スケジュール調整に苦心しましたが、面接のある日は仕事を休み子どもを保育園に預けて対応しました。

幸いだったのは、当時の職場は有給を取りやすい環境だったこと。あとは、休日には旦那にも家事・育児を手伝ってもらったことです。
それらがなければ、転職活動はとても難航していたと思います。

転職活動をはじめて1ヵ月後に、私は次の職場を決めることができました。
同じく保育士の、今度は派遣社員としての仕事でした。

4転職後

派遣社員と正社員の、働き方の違い

保育士の職場イメージ

転職後も同じ保育士の仕事でしたが、雇用形態が派遣社員になったので業務負担が格段に少なくなりました。

大な変化は、家に仕事を持ち帰らなくても良くなったこと。
あとは、残業もほぼゼロ時間となりました。

それ以外は、前職の仕事内容とほぼ変わりません。
担任としてクラスも任せていただいたので、変わらずやりがいを持って働けています。

気になった点は、正社員のスタッフの方の距離感でしょうか。

何をするにも正社員の方の許可が必要なので、気を遣うことも多いです。
あとは、私が業務時間ピッタリで上がる際も他の方はまだ職場に残って仕事を続けているのに申し訳なさも感じました。

5その後、どうなったか。

自分のライフスタイルに合わせて、無理のない働き方をすること

保育士の作業デスクイメージ

新しい職場に入って、2年が経ちました。

今では正社員の方々とも馴染めて、仲良くやらせていただいています。

派遣社員としての働き方は、私の性に合っていたのかもしれません。
今では定時に上がるのも気にせず、また無理な仕事を依頼された際は「できない」とはっきり伝えられるようになりました。

このことを私なりに解説すると、自分のライフスタイルに合わせて、無理のない働き方をするのが大切なんだと思います。

たとえば、自分が何をいちばん優先にしたいのか。
忙しくしていると、それすら判らなくなります。

私は、お金や自分のキャリアよりも、子どもとの時間を大切にしたいと思ったので、今回派遣社員という道を選びました。

その選択は間違っていないと、今でも思います。
ですが、時が経って子どもたちが大きくなれば、また新たな選択肢も出てくるでしょう。

今は、派遣社員になって得られた時間と心のゆとりを大切に、子どもたちと関わっていきたいと思っています。


これからも、保育士として子供に関わる仕事は続けていくと思います。

子どもたちが大きくなったら、また正社員としてバリバリ働くことになるかもしれません。

また、保育園だけではなく、施設での仕事にも興味があります。
そのために必要な知識を身につけたり、保育関係の資格も取得したいと考えています。

結婚して出産して印象的だったことは、ライフスタイル自体が目まぐるしく変わっていったことです。
そのような変化の時期は、これからもきっと訪れるでしょう。

そうした人生の岐路に立ったときはまた、自分が何をいちばん優先にしたいのかについて立ち戻って考え、悔いのない選択をしていければなと思います。

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