ワークライフバランスを保ちたい女性が転職を成功させるための3つの方法
[最終更新日]2024/07/12
仕事をバリバリこなすことを良しとする人がいる一方、自分のプライベートやライフワークを充実させながら働きたいという人は多いです。
まして女性であれば、家庭や子育てなどは男女平等の世の中といえども大事にしたい人も多いでしょう。現代は働き方改革などにも見られるように、ワークライフバランスを意識した働き方が推奨される世の中になってきました。
目次
1)多くの女性が求める「ワークライフバランス」って、どういうもの?
女性のためのワークライフバランスは、一般的な広い意味でのワークライフバランスとすこし異なる部分がある、もしくは「さらなる発展が必要である」ように思えます。
たとえば、ワークライフバランスが重視される昨今においても、子育てなど家庭の事情から休職期間が長くなってしまうと、職場復帰が難しくなる現状があります。
このように家族形成を求める方であれば、誰しもが通りうるライフステージを踏まえると、女性のための「真のワークライフバランス」が充足しているとは言いがたいでしょう。
それでは女性にとってのワークライフバランスとはどういうものなのか、一緒に考えてみましょう。
ワークライフバランス=仕事と実生活の均衡がとれた安全な状態
ワークライフバランスは「私生活がしっかりと充実していることで仕事の効率が上がり、仕事がうまくいっているから、プライベートも楽しめる」という相乗効果が出ている状態をいいます。
仕事と実生活の均衡がとれやすい状態の例
例 | 説明 |
---|---|
定時退社の習慣 | 毎日定時に退社し、家族との夕食や子供の宿題を手伝う時間を持つことで、家庭生活が充実します。家族との絆が深まり、仕事のストレスも軽減されることで、仕事の効率が上がり、プライベートも楽しめるようになります。 |
定期的な有給休暇の取得 | 定期的に有給休暇を取得し、旅行やリラックスする時間を持つことで、リフレッシュして仕事に対する意欲が高まります。 |
在宅勤務 | 在宅勤務を取り入れることで、通勤時間を省き、その分家事や自己啓発に時間を充てることができます。仕事と生活のバランスが取りやすくなります。 |
週末の完全休養 | 週末は仕事のことを忘れて完全にリフレッシュする時間を持つことで、心身の健康を維持し、週明けからの仕事に集中力を持って臨むことができます。 |
現在、ワークライフバランスの改善について、多くの企業が追求しています。
働き方改革などによって労働時間の短縮が図られており、それはそれで成果を上げているように見えます。
しかし女性にとってのワークライフバランスの充足は、単なる労働時間の削減だけでは不十分です。女性においては、いくら男女平等の社会とは言っても、出産・子育ての時期は少なからず仕事を休まざるを得ないでしょう。
【20~40代女性へのアンケート】現在(離職中の方は前職時)のワークライフバランスはいかがですか?
引用元:ハフポスト「女性のワークライフバランス、年齢が上がるほど満足度が下がるのはなぜ?(調査結果)」
上に紹介したグラフは、働く女性に職場のワークライフバランスを質問したものですす。
「ワークライフバランスが取れていない」と答えた女性はおおよそ35%。とくに20代の女性で「ワークライフバランスが悪い」と答えるケースが多いようです。
一方で、「ワークライフバランスが整っている」と回答した女性も約35%です。
現在、「ワークライフバランスの良い/悪い職場」はどちらのケースも同じくらいの割合である、と見ておいた方が良いかもしれません。
「ワークライフバランスが取れてない…」と感じるのはどんな時?
先に挙げたように、女性においては一定数ワークライフバランスが取れていないと感じている方がいるようです。
例えば次のように感じることが多い方は、ワークライフバランスを見直したほうがよいでしょう。
第一に、単純に忙しいと感じ、仕事に強い疲れを感じている場合です。
適正な、もしくは許容できる労働時間や労働のプレッシャーの高さは人によります。画一的な労働時間の多寡で判断するのではなく、あくまで、人それぞれが「強い疲労を感じるかどうか」がポイントです。
働きすぎで労働以外の時間は「極力休みたい・寝ていたい」と感じてしまうようでは、プライベートを充実させられるとは言えず、ワークライフバランスは取れていないといえます。
また、女性の場合は家庭・プライベートについて自分が思うように過ごせているかも重要なファクターです。こちらも画一的に判断するのではなく、人それぞれが望ましい形で子育てや家族との時間を取ったり、自分の時間を充実させられているかが大切です。
「自分が求めるよりも時間ない、もしくは仕事以外のことをする気力がない」という場合はやはり見直しが必要です。
2)ワークライフバランスを保ちつつ転職を成功させる3つの方法
さて、現在ワークライフバランスが保たれていないと感じている場合の対策として、社内でワークライフバランスの取れる部署を探したり、あるいは現職のまま自ら働き方を変えていくという方法もありますが、いずれも実現はそう簡単ではありません。
そのほかの対策としては、ワークライフバランスの取れる仕事に転職する方法があります。今回は、ワークライフバランスを保ちつつ転職するポイントを紹介します。
福利厚生の充実した企業を探そう
まずは企業としてワークライフバランスを推進しているところを選別していくことが重要です。ただ、入社する前からワークライフバランスを意識しているかどうかは、なかなか外からはわかりにくい部分もあります。
その際にチェックすると良いのは「福利厚生」の部分です。ワークライフバランスを重視している企業は基本的に社員を大事にしておりますので、福利厚生は充実しているのが一般的です。
そもそもワークライフバランスを重視しようとすると、必然的に産休・育休を始めとした休暇や、休暇期間の給与の支給など、福利厚生をある程度充実させることが必須となります。
企業を選別する上では、まず福利厚生の部分に注目して、より充実した制度がある企業を選ぶことでワークライフバランスの取れた転職を実現しやすくなるはずです。
子育て・プライベートの充実・労働時間の削減など、自身の求めるポイントの福利厚生が充実している企業を優先できればよりよいでしょう。
女性のワークライフバランスを適える職場選びで、チェックしておきたいポイント
- 管理職・役員の女性比率(女性が管理職に登用された実績があるか)
- 産休・育休制度が用意されているか、制度が活用された実績があるか
- 社員の男女比が男性に偏っていないか
- 時短勤務やフレックス制など、柔軟な働き方に対応しているか
- 服装や髪型の自由度が高いなど、従業員の意思を尊重しているか
求人票などに記載されている情報だけでなく、「実際に(産休・育休などの)制度が活用されているか」、および「職場内で活躍している女性が一定の割合でいるか」についても、企業HPや口コミサイト等で確認しておくと良いでしょう。
ワークライフバランスを充足するための、タイムスケジュールを組んでみよう
転職をする際、企業選びはもちろん大事ですが、そもそも自分のワークライフバランスを実現する働き方がどのようなものか理解していない人も多いです。
ワークライフバランスが取れるだろうと思って働いてみたら、実はまだまだ労働過多で自分の時間が取れない、となってしまっては困ります。
そこで実践してみて欲しいのは、あらかじめ自分がワークライフバランスを充足するにはどのような働き方が望ましいのか、自分なりのタイムスケジュールを組んでみることです。
何時間くらい最大で働けるのか、残業はできるか、まったくしない企業を選ぶか、など、自分なりにスケジュール組みをしてみるのです。
自分が求めるタイムスケジュールを達成できるか確認しながら転職活動をすすめましょう。もし応募企業から無理だと言われた場合は、その企業は少なくとも転職者のワークライフバランスを達成させることができない企業なので、潔く忘れましょう。
ワークライフバランスの実現がしやすい業界・職種を検討しよう
ワークライフバランスを重視する場合、業界・職種も大事なポイントです。やはり残念ながら業界の体質上、どうしてもワークライフバランスを実現しすやすいところとそうでないところがあります。
人材紹介会社dodaでは毎年「仕事満足度ランキング」の集計を行っており、「労働時間」に関する満足度では以下業界・職種の仕事が上位にランクインしました。
doda調査|仕事満足度ランキング2021【労働時間】
満足度 | 職種・業種 | 満足度コメント |
---|---|---|
77.9 | 金融事務 |
|
76.5 | リサーチ/市場調査企画・管理 |
|
76.3 | 運用 金融系専門職 |
|
76.2 | 医療機器メーカー営業職 |
|
76.1 | 銀行(個人)営業職 |
|
76.0 | 研究開発/R&D(IT/通信) ITエンジニア |
|
75.9 | 分析/評価(素材・化学・食品・化粧品・その他) |
|
75.7 | 内部監査企画・管理 |
|
75.7 | 法務アシスタント |
|
75.2 | 総務アシスタント |
|
参考:【労働時間】仕事満足度ランキング2021 |転職ならdoda(デューダ).html
上記表では、金融事務や総務アシスタントなどの事務・アシスタント系の仕事、そのほか一般的に「残業が多い」とされている営業職やITエンジニア職でも医療機器メーカーや研究開発/R&D(IT/通信)といった分野では、比較的ワークライフバランスを取りやすい環境であることが確認できます。
もちろん労働時間のみでワークライフバランスが取れるかを判断することはできませんが、プライベートの時間を確保したい女性はひとつの重要な指標値になるでしょう。
このように、あらかじめ目指す業界・職種の労働時間や残業時間をはじめとする「働き方」を知っておくと、ワークライフバランスを適える職場選びが実現されやすくなります。
3)ワークライフバランス実現のために転職をした女性の体験談実例
さて、ここまでワークライフバランスを充足するための一手段として転職という方法を紹介しました。雇用市場の流動化の進捗も背景に、近年はワークライフバランスを転職によって実現する方も実際に増えてきております。
この章では、実際にワークライフバランスのために転職した事例について、2点ご紹介します。ワークライフバランスのための転職の実情を理解するとともに、ワークライフバランスのための転職実現の上でのポイントを理解する一助となればと思います。
体験談事例① 息子の体調不良時に、早退しづらかった会社
ちっちさん(女性 29歳 兵庫県)のケース
-
子供を出産後、再び復帰した職場での出来事です。
ある時、上司から呼び出され「お子さんだけど、保育園じゃなくて、他の預け先を見つけられないかな?」と言われました。その頃、息子の体調不良が続き、会社を早退しては息子の迎えに行くことが増えていました。
きっと、よく思われていなかったんだと思います。
しかし自分の子供のことを心配しない親なんていませんよね。
「それはできません」と毅然と断ったのですが、それから上司の当たりが強くなったことに失望し、転職を決めました。(中略)
新しい職場は保育園の事務職です。
職場が職場だけに、周りの方も私の状況を理解してくれて。業務中に保育園から呼び出しが来ても、快く早退を受け入れてくれます。
女性ばかりの職場ですので、いざこざが生じたりもたまにありますが、優しい方の揃った良い職場に転職ができたと思っています。
自分の状況に合った職場探しをした結果、転職に成功
ワークライフバランスを重視する企業が増えた昨今でも、女性の子育て関連の不規則な勤務、急な早退に対応しきれず、嫌な顔をしたり拒んだりする社会人は未だに多いです。
もちろん社員それぞれがワークライフバランスを達成しようとする意識が希薄であることも問題ですが、そうした自体に組織として柔軟に対応できない会社の未成熟さも原因にあります。
こうした企業においては社内でワークライフバランスを充足するのは難しいので、やはり潔く転職してしまうのが、自身のワークライフバランス充足に向けた良案と言えるでしょう。
ちっちさんのような場合はワークライフバランスの中でも子育てに理解のある職場が望まれるところです。ちっちさんが選択した保育園のように、女性が多い職場・子供を扱う職場はその筆頭です。また、子供教育関連の業種や、女性比率が高い化粧品関連の仕事なども選択肢に上るでしょう。
ちっちさんの例はワークライフバランスのなかでも「子育て」を軸として転職して成功した事例と言えます。
体験談事例② 仕事とプライベートを両立できる場所を探して
すずさん(女性 35歳 東京都)のケース
-
私が勤めていたコンサルティング会社は、新人である私にもたくさん挑戦の場を与えてくれる会社で、やりがいは感じていました。
しかし、そのためには「残業も厭わない」というようなスタンスの会社で、実際に他の社員も毎日夜遅くまで残業をしていました。それを見ていると、「私ももうちょっと残らなきゃかな…」っていう感じで。
ある時、取引先の女性社員に「休日は何をしてるんですか?」と尋ねたところ、とても充実したプライベートを過ごしている彼女の様子を聞いて、プライベートを投げうってまで仕事をする自分が、なんだかとても虚しく感じられたのです。
(中略)
「仕事もプライベートも両立できる場所」を探していたのですが、当時私は30歳になったばかりで、「年齢的に『結婚』や『出産』で辞めてしまうのではないかと懸念する面接官の方も多かったです。
なかなか一筋縄ではいきませんでした。
自分一人で行動するのには限界かもしれないと思い、私は「type女性の転職エージェント」に登録しました。
こちらは担当者も女性の方で非常に話しやすく、かつ「女性向け」の求人をたくさん紹介してくれました。
そこで紹介していただいた人事の仕事に応募し、見事内定をいただけたのです。内定後も入社日の設定であったり、給与の交渉で年収アップをしてくれたりと、エージェントの方には本当にお世話になりました。
「女性のワークライフバランス実現」に強い転職エージェントとの出会いが成功のきっかけに
女性のワークライフバランスを充足しようとする場合、一人で悩んでしまわず、転職支援のプロに相談するのも大切です。
ここで紹介されているtype女性の転職エージェントは、女性の転職を専門に扱っている転職エージェントですので、女性の職場や仕事に求めるニーズをよく理解し、またそれを達成すべく全力を尽くしてくれます。
また、転職エージェントは、求人企業とも近い位置にいます。「女性が働きやすい職場か」「管理職・役員における女性比率はどうか」「産休・育休はどのくらいか」などの気になる質問も、あなたの代わりにエージェントがおこなってくれます。
4)女性におすすめの転職エージェント
type女性の転職エージェント
-
女性への転職支援で25年の実績!年間10,000名以上の女性転職者希望者へのキャリアカウンセリングを行っています。
前述のすずさんのエピソードにも登場したtype女性の転職エージェントは、その名の通り「女性の転職サポート」を専門としたエージェントサービスです。
サポート対応エリアは東京・神奈川・埼玉千葉。エンジニア、プログラマのみ関東・関西・九州・中部・北海道なども対応しています。
在籍するキャリアアドバイザーは皆女性ですので、女性が働きやすい職場を探している方、ご自身の最適な働き方を模索している方も、気兼ねなく質問できるでしょう。
また、type女性の転職エージェントでは、「転職しようか迷っている人のための転職相談会」「ワークライフバランスを整えたい人のための転職相談会」など、で無料のオンライン相談会を定期的に行っています。
まずは気になるセミナーに参加して、その後サービスを本格的に利用するのも良いでしょう。
type女性の転職エージェントの特徴
特徴 |
|
---|---|
サービス対応地域 | 東京、神奈川、千葉、埼玉 |
公開求人数 | 約1.0万件(2024年7月現在) |
とくに多い職種 | システムエンジニア(IT・通信・ソフトウェア)|営業|Webエンジニア・クリエイター(Web・インターネット・ゲーム)|管理・企画・マーケティング・経営|専門職(コンサルタント・士業・金融・不動産)など |
転職しようかの悩みのほか、結婚・出産等のライフイベントに関わる相談も受け付けています。まずはいちど相談をして、転職するかの判断をされるのもよいでしょう。
マイナビエージェント
-
書類作成、面接準備のサポートの手厚さが特徴。とくに「はじめての転職で、不安…」という人におすすめです。
マイナビエージェントは全国の幅広い業種・職種の求人を取り扱う、転職エージェントです。
「20代~30代の若手社会人への支援に強い」と紹介されることが多いですが、40代以降のミドル世代やハイクラス向けの求人も多いです。
マイナビエージェントの主な特徴は、「営業職」「ITエンジニア」「Webクリエイター」「メーカーエンジニア」「金融」など、業界・職種ごとにサポートチームが分かれている点です。
マイナビエージェントの担当領域一覧
|
|
これら領域に精通した専任のキャリアアドバイザーが、転職活動を力強く支援してくれます。
書類添削・面接対策の支援にも力を入れており、利用者からは「書類選考、面接準を丁寧に支援してくれた」という評判も多く見られます。
マイナビエージェントの特徴
特徴 |
|
---|---|
サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約6.1万件(2024年7月現在) |
とくに多い職種 | 営業職|マーケティング|広報|人事|経理|クリエイティブ(Web・編集・制作など)|ITコンサルタント|システムエンジニア|金融アナリスト|調査・分析|看護師|薬剤師|保育士|不動産専門職|建築・設計アシスタント|デザイナーなど |
業界・職種ごとの専任サポートチームが「じっくり親身になって」支援してくれるのがマイナビエージェントの強み。サービス入会時に登録する情報で担当が決まりますので、経歴・希望条件は丁寧に記入しておきましょう。
doda
-
都市部・地方ともに豊富な求人と、担当からの積極的な提案が特徴。企業からのスカウトも多く、「たくさんの求人に接していきたい」人におすすめの転職エージェントです。
dodaは求人数・実績において国内トップクラスを誇ります。
実績で培ったノウハウがあり、「積極的に求人紹介をする」タイプのアドバイザーが多いため、「スピーディ」かつ「自分にマッチする求人が見つかりやすい」特徴があります。
dodaのサービスの主な特徴は、「転職サイト・転職エージェント両方の機能を利用できる」、「企業からのスカウトが多く届く」ことです。
アドバイザーにキャリア相談をしながら求人を紹介してもらえるほか、自分でも登録後のマイページから気になった求人をチェックして応募が可能です。
求人検索では、「女性活躍」「育児・託児支援制度」「原則定時退社」「残業20時間未満」など様々な条件で求人を絞り込んで探せます。
エージェントサービスでは、「担当アドバイザーが寄り添ってくれる」「相談しやすい」という意見・感想も見られます。
dodaの特徴
特徴 |
|
---|---|
サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約25万件(2024年7月現在) |
とくに多い職種 | 営業職|企画・管理|技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)|技術職(組み込みソフトウェア)|技術職(機械・電気)|専門職(コンサルティングファーム・専門事務所・監査法人)|クリエイター・クリエイティブ職|販売・サービス職|公務員・教員・農林水産関連職|事務・アシスタント|医療系専門職|金融系専門職など |
dodaは求人を自分から応募可能ですが、エージェント経由でのみ紹介される非公開求人も多いです。担当エージェントには初回面談時に希望条件をしっかり伝えておくことで、より有意義なサポートを受けられるでしょう。
リブズ
-
女性ならではの働き方をしっかり考えてくれる企業が多く見つかる転職サイト。企業からのスカウト・オファーも活性しています。
リブズは、女性の転職に特化した転職サイトです。
「ジョブマッチング」の形式をとっており、企業からのスカウトを待つのが基本的な利用方法です(企業への直接応募も可能です)。
対象エリアは全国で、サービスの対象年齢にも制限はありません。
求人数は非公開ですが、女性の活躍推進やキャリア形成に注力している企業が厳選されています。
女性の活躍や社会進出を応援するWoman Bright Actionというプロジェクトに賛同する企業と提携しているため、ワークライフバランスを重視する大手企業や中小の有料企業の求人を紹介してもらえる可能性が高くなります。
女性のライフプランに合わせて、幅広いワークスタイルを選べるのがリブズの特徴です。一例として、次のような条件で求人を探し「興味がある」と募集企業に伝えることができます。
- 時短勤務やフレックス勤務が可能な企業
- 業務委託による在宅勤務が可能な企業
- 管理職など重要なポジションで活躍できる企業
専門スキルを活かしたい人や自由度の高い働き方を希望する人にとって、希望条件に合った仕事を探しやすいのがリブズのメリットです。
他の転職サイトで条件に合う求人が見つからないと感じていた人は、リブズを活用してみる意義があるでしょう。
リブズの特徴
特徴 |
|
---|---|
サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 非公開 |
とくに多い職種 | 経営企画・事業企画・商品企画・各種コンサル|人事・採用・広報・経理・法務・組織庶務・営業事務・秘書|法人営業・個人営業・代理店渉外・インサイドセールス・カウンターセールス|カスタマーサポート・クライアントサクセス・コールセンター・社内SE|Webディレクター・プロデューサー・コンテンツ編集・マーケティング・デザイナーなど |
リブズの求人の質は高いですが、量は少なめです。「常に応募する求人を確保したい」人は、リクルートエージェントやdodaとの併用がおすすめです。
あわせて読みたい
- 20代女性のおすすめ転職サイト・エージェント9選+αあなたにフィットするサービスはココ!
- 20代女性の方におすすめの転職エージェントと、あわせて転職エージェントをスムーズかつ有効に活用していくためのポイントを丁寧にご紹介していきます。ぜひご覧ください。...
まとめ)転職を積極検討してワークライフバランスの達成を!
各企業がワークライフバランスを意識するようになった昨今ですが、業種の特色、企業の構造的な問題などによりワークライフバランスの充足に限界がある企業がまだまだあるのが事実です。
特にいまだに女性のワークライフバランスに対する理解の進捗はまちまちといったところで、まだまだ改善が必要な企業も多いようです。
もし、今働く企業が女性のワークライフバランスを考えてくれていないのであれば、無理にその企業に留まろうとせず、「転職」という手段によりご自身の理想のワークライフバランスが達成できる職場を検討するのも一案ではないでしょうか。